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2. マクロ作成の準備 フォームの作成 1 ナビゲーションウインドウの L1-T 住所録 マクロ をクリックし 作成 タブ フォーム グループ フォーム をクリックします 2 デザイン タブ 表示 からフォームビューを選択します 下のデータを入力します 3 入力できたら ボタンをクリックして フォー

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レッスン 1 簡単なマクロを試してみるⅠ

1. マクロの作成画面 ① 「応用編素材集」→「Access」から「住所録・マクロ」ファイルをフラッシュメモリにコピーしま す。フラッシュメモリの「住所録・マクロ」ファイル上で右クリックし、「プロパティ」をクリックし、 「読み取り専用」 を外し、「OK」をクリックします。 フラッシュメモリの「住所録・マクロ」ファイルをダブルクリックで開きます。 「セキュリティの警告」の「コンテンツの有効化」をクリックします。 ナビゲーションウインドウの をクリックし、「カテゴリに移動」から「オブジェク トの種類」、「グループでフィルタ」から「すべての Access オブジェクト」を選択しま す。 ナビゲーションウインドウに用意されているテーブルやクエリを確認します。 ②「作成」タブ→「マクロとコード」グループ→「マクロ」 をクリックします。 「マクロデザイナー」が表示されました。 新しいアクションの追加やアクションカタログから、条件式などを設定、マクロを作成します ③ 「新しいアクションの追加」の右側の をクリックし、一覧から「フォ ームを開く」を選択します。 ④ 「フォームを開く」アクションの条件式で、開くフォ ームや開く状態である、ビューを選択します。 ⑤ マクロデザイナーの確認ができたら、保存せずマクロデザイナーを閉じます。

マクロデザイナー

新しいアクションの追加

アクションカタログ

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- 2 - 2. マクロ作成の準備 ■フォームの作成 ① ナビゲーションウインドウの「L1-T 住所録・マクロ」をクリックし、「作成」タブ→「フ ォーム」グループ→「フォーム」をクリックします。 ②「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューを選択します。 下のデータを入力します。 ③ 入力できたら、 ボタンをクリックして、 フォーム名を「L1-F 住所録入力・マクロ」とし て閉じます。

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- 3 - ■レポートの作成 ① ナビゲーションウインドウの「L1-T 住所録・マクロ」をクリックし、「作成」タブ→「レ ポート」グループ→「レポート」をクリックします。 ② 「印刷プレビュー」タブ→「ページレイアウト」グループ→「横」をクリックし、印刷の向きを横 に変更します。 「印刷プレビュー」タブ→「印刷プレビューを閉じる」をクリックし、「デザイン」タブ→「表示」か らデザインビューに切り替え、下記を参考にレイアウトを整えます。 「デザイン」タブ→「表示」から印刷プレビューに切 り替えて、レポートを確認します。 ② ボタンをクリックして、レポート名を「L1-R 住所録一覧・マクロ」として、レポートを閉じます。 3. ボタンを作成する ① ナビゲーションウインドウの「L1-F 住所録入力・マクロ」をダブルクリックし、「ホーム」タブ→ 「表示」からデザインビューでフォームを開きます。 ② 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「ボ タン」 (ボタン)をクリックし、フォームの右図あたり をクリックします。 ※今回はコントロールウィザードを使用しませんので、 オフにしてから作成します。 ※SHIFT キーを使用して、ボタンを 2 つとも選択し、「配置」タブ→「サイズ変更と並べ替え」グループ →「配置」の「上」をクリックし、上に揃えます。 ③ 作成されたボタンの文字列を「一覧印刷」と変更します。 ④ 同様に右のようにもう一つのボタンを作成し、「閉じる」と書き換えます。 ⑤ ボタンをクリックして、変更を保存して、フォームを閉じます。 4. マクロを作成する ① ナビゲーションウインドウの「作成」タブ→「マクロとコード」グループ→「マクロ」 をクリックします。 ② 「新しいアクションの追加」の をクリックして、一覧から「レポー トを開く」をクリックします。

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- 4 - ③ アクションに対する条件を設定します。 対象となる「レポート名」の をクリックして、 「L1-R 住所録一覧・マクロ」を選択し、そのように 印刷される確認するため、「ビュー」から「印刷プ レビュー」を選択します。 ④ ボタンをクリックして、マクロ名を「L1-M 一覧印刷」として、マクロを閉じます。 ⑤ナビゲーションウインドウの「作成」タブ→「マクロとコード」グループ→「マクロ」をクリックし ます。 ⑥ 「新しいアクションの追加」の をクリックし て、一覧から「ウインドウを閉じる」をクリックしま す。 ⑦ 「ウインドウを閉じる」アクションの条件を設定 します。 対象となる「オブジェクトの種類」から「フォーム」 を選択し、「オブジェクト名」から「L1-F 住所録入力・ マクロ」を選択します。 ⑧ ボタンをクリックし、マクロ名を「L1-M フォームを閉じる」として、マクロを閉じます。 5. マクロを連結する ① ナビゲーションウインドウの「L1-F 住所録入力・マクロ」の上で右クリックし、デザインビューを 選択します。 ② 「一覧印刷」ボタンをクリックし、「デザイン」タブ→「ツール」グループ→「プロパテ ィシート」をクリックします。 ③ 「イベント」タブ→「クリック時」の をクリック し、一覧の中から、「L1-M 一覧印刷」を選択します。 プロパティシートを閉じます。 ④ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 ⑤ 「一覧印刷」ボタンをクリックします。 「L1-R 住所録一覧・マクロ」が印刷プレビューで表示されます。 この一覧表を印刷し、閉じます。 ⑥ 「ホーム」タブ→「表示」から、デザインビューに切 り替えます。 同様に、「閉じる」ボタンに「L1-M フォームを閉じる」を 連結させます。 プロパティシートを閉じます。 ⑦ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビュー に切り替えます。 「閉じる」ボタンをクリックして、フォームを閉じま す。マクロ作成時に「オブジェクトの保存」で「確認」

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- 5 - を選択したので、変更の保存を確認するメッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。 フォームを閉じます。

レッスン 2 簡単なマクロを試してみるⅡ

1. マクロツールからの実行 ① フラッシュメモリの「住所録・マクロ」ファイルを開きます。 ② 「作成」タブ→「マクロとコード」グループ→「マクロ」 をクリックします。 ③ 「新しいアクションの追加」の をクリックして、「フォームを開く」をクリックします。 ④ アクションの条件を右記のように設定します。 この状態でマクロを実行するために、一度マクロを保存します。 (閉じないでください) ⑤ 左上の上書き保存 をクリックします。 マクロ名を「L2-M 入力フォームを開く」として、保存します。 ⑥ 「デザイン」タブ→「ツール」グループ→「実行」をクリックします。 マクロが実行され、フォーム「L1-F 住所録入力・マクロ」が開きます。 ⑦ 確認できたら、「閉じる」ボタンをクリックして、マクロとフォームを閉じます。 2. ナビゲーションウインドウからの実行 ① ナビゲーションウインドウのマクロ「L2-M 入力フォームを開く」をダブルクリックします。 ② マクロが実行され、フォーム「L1-F 住所録入力・マクロ」が開きます。 ③ 確認したら、フォームを閉じます。 3. データベースツールタブからの実行 ① 「データベースツール」タブ→「マクロ」グループ→「マクロの実行」 をクリックします。 ② 「マクロの実行」ウインドウが表示されました。 マクロ名の をクリックして、一覧から「L1-M 一覧印刷」選択し、「OK」 をクリックします。 ③ マクロが実行され、レポート「L1-R 住所録一覧・マクロ」の印刷プ レビューが表示されました。 ④ 確認できたら、レポートを閉じます。 4. イベント発生時の実行 ① 「作成」タブ→「マクロとコード」グループ→「マクロ」をクリックします。

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- 6 - ② 「新しいアクションの追加」の をクリック し、一覧の中から「クエリを開く」を選択します。 アクションの引数は右記のように設定します。 ③ 「デザイン」タブ→「実行」 をクリックし ます。 変更の保存を聞いてきますので、マクロ名を「L2-M 東京都抽出クエリを開く」とします。 クエリとマクロシートを閉じます。 ④ マクロを連結させるため、フォームをデザインビューで開きます。 ナビゲーションウインドウの「L1-F 住所録入力・マクロ」を右クリック→デザインビューで開きます。 ⑤ 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「ボタン」 をクリックし、右記のようにボ タンを配置します。ボタン名を「東京都在住」と変更します。 ⑥ 「東京都在住」ボタンをクリックし、「デザイン」タブ→「プロパティシート」 をクリック します。 ⑦ 「イベント」タブ→「クリック時」の一覧から、「L2-M 東京都抽出クエリを開く」を選択します。 プロパティシートを閉じます。 ⑧ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 「東京都在住」ボタンをクリックし、マクロを実行します。 ⑨ 確認できたら、クエリを閉じます。 フォームも「閉じる」ボタンで保存して閉じます。 5. 起動時の実行 データベースファイル「住所録・マクロ」ファイルを開いた時、自動でフォーム「L1-F 住所録入力・マ クロ」が開かれるように設定します。 ① ナビゲーションウインドウの「L2-M 入力フォームを開く」の上で、右クリックし、「名前の変更」 をクリックします。 ② マクロ名が反転しましたので、「Autoexec」と入力し、Enter キーを押 します。 ③ 確認のため、データベースファイルを閉じ、Access を終了しています。 ④ フラッシュメモリから、「住所録・マクロ」ファイルを開きます。 自動で、「L1-F 住所録入力・マクロ」が開きました。 6. 複数アクションを設定する ① 開いているフォーム「L1-F 住所録入力・マクロ」を「閉じる」ボタンで閉じます。 ② ナビゲーションウインドウの「Autoexec」を右クリック→デザインビューで開きます。 ③・④「フォームを開く」アクション一群の下にある「新しいア クションの追加」から「ウインドウの最小化」を選択します。 「ウインドウの最小化」には条件はありません。

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- 7 - 作成した「ウインドウを最小化」アクションの右にある をクリックします。(横方向のスクロール バーで表示させる必要がある場合があります) ⑤ Autoexec マクロの変更を保存して閉じます。 ⑥ 一旦、データベース「住所録・マクロ」を閉じ、再度開きます。 ナビゲーションウインドウの最小化され、フォーム「L1-F 住所録入力・マク ロ」が開きます。 ⑦ 確認できたら、フォームを閉じます。

レッスン 3 DM ラベル発行システムを作るⅠ

1. データベースの確認 ① 「応用編素材集」→「Access」から「DM ラベル発行システム」をフラッシュメモリにコピーします。 コピーしたファイルを右クリックし、「プロパティ」をクリックし、「読み取り専用」のチェックを外し て、「OK」をクリックします。 ② フラッシュメモリの「DM ラベル発行システム」を開きます。 「セキュリティの警告」の「オプション」をクリックし、「このコンテンツを有効にする」にチェック をいれ、「OK」をクリックします。 ③ ナビゲーションウインドウに右のようにテーブルが用意されていることを確認 します。 ④ ナビゲーションウインドウのテーブル「顧客名簿」を開いて内容を確認します。 確認したら、テーブルを閉じます。 ⑤ ナビゲーションウインドウのテーブル「担当者」を開いて内容を確認します。 確認したら、テーブルを閉じます。 ⑥ ナビゲーションウインドウのテーブル「職業」を開いて内容を確認します。 確認したら、テーブルを閉じます。 ⑦ ナビゲーションウインドウのテーブル「会員クラス」を開いて内容を確認します。 確認したら、テーブルを閉じます。 ⑧ ナビゲーションウインドウのテーブル「講座」を開いて内容を確認します。 確認したら、テーブルを閉じます。 ⑨ 「データベースツール」タブ→「リレーションシップ」グループ→「リレーションシップ」 を クリックします。 「顧客名簿」テーブルの各フィールドと他のテーブルの主キーであるフィールドが結合されていること を確認します。

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- 8 - ⑩ 確認できたら、「デザイン」タブ→「リレーションシップ」グループ→「閉じる」 をクリック してリレーションシップを閉じます。 2. メイン画面を作成する ① 「作成」タブ→「フォーム」グループ→「フォームデザイン」をクリックします。 基になるクエリやテーブルを選択していないので、コントロールのないフォームが作成されまし た。プロパティシートを閉じます。 ② タイトルラベルを作成します。「デザイン」 タブ→「コントロール」グループ→「ラベル」 をクリックし、右記のように配置します。 ③ 「デザイン」タブ→「ボタン」 をクリックし、 「顧客データ入力」と変更します。 ④ 同様に、「全宛名ラベル印刷」、「閉じる」ボタン を作成し、右記のように配置します。 ⑤ タイトルである「DM ラベル発行システム」に書式を設定します。 「デザイン」タブ→「プロパティシート」 をクリックし、「書式」タブから、下記の設定を行いま す。ラベルのサイズを調整します。 前景色・・・・・・アクセント 5 フォント太さ・・・中太 フォントサイズ・・16pt フォント名・・・・MS P ゴシック 立体表示・・・・・浮き出し 背景色・・・・・・緑、アクセント 6、白+基本色 80%

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- 9 - ⑥ 「データ入力」、「ラベル出力」ラベルに以下の書式を設定します。ラベルのサイズを調整します。 フォント太さ・・・中太 フォントサイズ・・12pt フォント名・・・・MS P ゴシック 立体表示・・・・・浮き出し 背景色・・・・・・オレンジ、アクセント 2、白+基本色 80% 文字配置・・・・・中央 ⑦ どのコントロールも選択していない状態で、プロパティの背景色を「ゴールド、アクセント 4、白+ 基本色 80%」に変更します。 ⑧ それぞれの配置を調整し、レイアウトを 整えます。 対象なるコントロールを選択し、「配置」タブ →「コントロールの配置」グループから行い ます。 ⑨ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替え、レイアウトを整えます。 ⑩ フォーム名を「L3-F メイン画面」とし、保存し閉じます。 3. 顧客データ入力フォームを作成する ① ナビゲーションウインドウのテー ブル「顧客名簿」をクリックし、「作成」 タブ→「フォーム」をクリックします。 「デザイン」タブ→「表示」からデザ インビューに切り替えます。 全コントロールが選択されている状態 で、「配置」タブ→「テーブル」グルー プ→「レイアウトの削除」をクリック します。 ② 右記のようにレイアウトを整えます。併せて、「閉じる」ボタンを作成します。 ③「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替え、入力の順位を確認します。 Enter キーを押していくと、順に項目を移動していきますが、「閉じる」ボタンで止まります。 ④ 「ホーム」タブ→「表示」からデザインビューに切り替え、「閉 じる」ボタンのプロパティを開きます。「その他」タブ→「タブスト ップ」の「いいえ」を選択します。 これで、Enter キーを押しても、「閉じる」ボタンで止まらなくなりました。

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- 10 - ⑤ 下記のデータを入力します。 ⑥ 入力が完了したら、フォーム名を「L3-F 顧客データ入力」とし、フォームを閉じます。 4. 宛名ラベルをレポートで作成する ① ナビゲーションウインドウのテーブル「顧客名簿」を選択し、「作成」タブ→「レポート」グルー プ→「宛名ラベル」 をクリックします。 ② 「宛名ラベルウィザード」が起動します。「ラベルの種 類」が「単票」、「メーカー」が「A-ONE」で、1 行目の「42mm ×90mm」を選択します。 「次へ」をクリックします。 ③ 「フォント名」から「MS P 明朝」を選択し、「文字の太さ」 を「中太」、「サイズ」を「9」にして、「次へ」をクリックします。 ④ ボタンでフィールドを選択します。 「氏名」の後に全角スペースを空けて、「様」を入力し、「次へ」をクリックします。 ⑤ 並べ替え順序を指定します。 「顧客 ID」を ボタンで選択し、「次へ」をクリックします。 ⑥ レポート名を「L3-R 宛名ラベル」とし完了します。印刷プレビューが表示されま す ⑦ 郵便番号に-(ハイフン)がついていません。印刷プレビューを閉じます。 ⑧ デザインビューに切り替わったことを確認し、「郵便番号」コントロールを 選択します。 ⑨ 「デザイン」タブ→「プロパティシート」 をクリックし、「書式」 タブ→「書式」に「@@@-@@@@」と入力します。 プロパティシートを閉じます。 ⑩ 「デザイン」タブ→「表示」から印刷プレビューに切り替えます。 郵便番号がハイフンで区切られていることを確認します。 ⑪ 確認できたら、レポートの変更を保存して閉じます。

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- 11 - 5. マクロを作成する ① 「作成」タブ→「マクロ」 をクリックします。 ② 新しいアクション追加の をクリックし、一 覧から「フォームを開く」を選択します。 ③ 条件式の「フォーム名」を「L3-F メイン画面」 とし、「ビュー」は「フォームビュー」を選択しま す。 ④ マクロ名を「L3-M メイン画面を開く」として保存して、閉じます。 ⑤ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックします。 ⑥ 新しいアクション追加の をクリックし、一覧から「フ ォームを開く」を選択します。条件式の「フォーム名」に「L3-F 顧客データ」とし、「ビュー」に「フォームビュー」を選択 します。 ⑦ マクロ名を「L3-M 入力画面を開く」として保存して、 閉じます。 ⑧ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、新しいア クションの追加の をクリックし、一覧から「ウインド ウを閉じる」を選択し、下のように条件式を設定しまし ょう。 オブジェクトの種類・・フォーム オブジェクト名・・・・L3-F メイン画面 オブジェクトの保存・・確認 ⑨ マクロ名を「L3-M メイン画面を閉じる」として、マクロを閉じます。 ⑩ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、新しいア クションの追加の をクリックし、一覧から「ウインド ウを閉じる」を選択し、下のように条件式を設定しまし ょう。 オブジェクトの種類・・フォーム オブジェクト名・・・・L3-F 顧客データ入力 オブジェクトの保存・・確認 ⑪ マクロ名を「L3-M 入力画面を閉じる」をとし、マクロを閉じます。 ⑫ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新しいアクション追加の をクリックし、一覧から「レ ポートを開く」を選択します。 ⑬ 「アクションの引数」から「レポート名」に「L3-R 宛名ラベル」、「ビュー」に「印刷プレビュー」を選 択します。 ⑭ マクロ名を「L3-M 宛名ラベル印刷」として、 マクロを閉じます。

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- 12 - 6. マクロを実行する ① ナビゲーションウインドウのマクロ「L3-M メイン画面を開く」をダブルクリックします。 ② 「ホーム」タブ→「表示」からデザインビューに切り替えます。 「顧客データ入力」ボタンをクリックして、プロパティシートを開きます。 ③ 「イベント」タブ→「クリック時」をクリックし、一覧から「L3-M 入力画面を開く」を選択します。 ④ 同様に、「閉じる」ボタンを選択し、「イベント」タブ→「クリック 時」で「L3-M メイン画面を閉じる」を選択します。 ⑤ 「全宛名ラベル印刷」ボタンを選択し、「イベント」タブ→「クリッ ク時」で「L3-M 宛名ラベル印刷」を選択します。 プロパティシートを閉じます。 ⑥ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューを選択します。 「顧客データ入力」ボタンをクリックします。マクロが実行され、「L3-F 顧客データ入力」が開きまし た。 ⑦ 「ホーム」タブ→「表示」からデザインビューに切り替えます。 「L3-F 顧客データ入力」がデザインビューで開きました。 ⑧ 「閉じる」ボタンを選択し、プロパティシート を開きます。 「イベント」タブ→「クリック時」から「L3-M 入力画面を閉じる」を選 択します。 プロパティシートを閉じます。 ⑨ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 「閉じる」ボタンをクリックして、フォームを閉じます。変更は保存します。 ⑩ メイン画面に戻ります。 「全宛名ラベル印刷」ボタンをクリックし、宛名ラベルの「印刷プレビュー」を表示します。 確認できたら、プレビュー画面を閉じます。 ⑪ メイン画面に戻り、「閉じる」ボタンをクリックし、メイン画面を閉じます。変更を保存しておき ます。

レッスン 4 DM ラベル発行システムを作るⅡ

1. 検索画面を作成する ① フラッシュメモリから、「DM ラベル発行システム」を開きます。 セキュリティの警告の「コンテンツの有効化」をクリックします。 ② 「作成」タブ→「クエリデザイン」をクリックし、全テーブルをフィールドリストに追加して、以 下のフィールドのデザイングリッドに追加します。 ③ 「デザイン」タブ→「実行」 をクリックします。

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- 13 - データシートビューに切り替えました。 ④ 確認できたら、クエリ名を「L4-Q 検索画面作成」とし、クエリを閉じます。 ⑤ ナビゲーションウインドウのクエリ「L4-Q 検索画面作成」を選択し、「作成」タブ→「フォーム」 グループ→「その他のフォーム」→「複数のアイテム」 をクリックします。 ⑥ 「書式設定」タブ→「表示」からデザインビューに切り替え、下記のようにレイアウトを調整しま す。「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替え、内容を確認します。 ⑦ フォーム名を「L4-F 検索画面」として、閉じます。 2. パラメータクエリの利用 ① 「作成」タブ→「クエリデザイン」 をクリックし、「顧客名簿」テーブルの全フィールドをデ ザイングリッドに追加します。 ② 「都道府県」フィールドの抽出条件欄に「[都道府県を指定して下さい]」と設定します。 ③ 「デザイン」タブ→「実行」 をクリックし、パラメータの入力画面に「東京都」と入力します。 ④ クエリ名を「L4-Q 都道府県指定」として、クエリを閉じます。 ⑤ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新しいアクションの追加」の をクリックし、一覧 から「クエリを開く」を選択します。 「アクションの引数」で、「クエリ名」に「L4-Q 都道 府県指定」、「ビュー」に「データシートビュー」を選択 します。

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- 14 - ⑦ 「デザイン」タブ→「実行」 をクリックします。 ⑧ マクロの保存を確認する画面が表示されますので、「はい」をクリック し、マクロ名を「L4-M 都道府県指定」として「OK」をクリックします。 保存したあと、「大阪府」の人データを抽出します。 ⑨ マクロが作成を確認できたら、マクロとクエリを閉じます。 ⑩ 「L4-F 検索画面」をデザインビューで開きます。 ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を選択し、を右クリック→デザインビューを選 択します。 ⑪ 以下のように「都道府県一覧」ボタンを作成します。 ⑫ 「都道府県一覧」ボタンをクリックし、プロパティシートを表示します。 「イベント」タブ→「クリック時」から「L4-M 都道府県指定」を選択します。 プロパティシートを閉じます。 ⑬ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替え、「都道府県一覧」ボタンをクリック します。 ⑭ パラメータの入力画面に「神奈川県」と入力します。 ⑮ マクロの実行が確認できたら、クエリとフォームを閉じます。 (フォームは保存して閉じます) 3. Where 条件式 ① 「L4-F 検索画面」を右クリック→デザインビューで開きます。 「デザイン」タブ→「テキストボックス」をクリックし、フォームヘッダー上でクリックしま す。下記のように、ラベルとテキストボックスの位置を調整します。 ② テキストボックスを選択して、プロパティシートを開きます。「すべ て」タブ→「名前」に「都道府県テキスト」と入力します。 ③ 続いて、ラベルを選択し、「すべて」タブ→「名前」に「都道府県ラベ ル」、「表題」に「都道府県名」と入力します。

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- 15 - プロパティシートを閉じ、フォームを保存して閉じます。 ④ 「L4-Q 都道府県指定」を右クリック→デザインビューで開きます。 「都道府県」フィールドに設定したパラメータを削除します。 ⑤「都道府県」フィールドの抽出条件欄に「L4-F 検索画面の「都 道府県テキスト」に入っているデータを認識させる以下の Where 条件を設定します。

条件式:Like_[Forms]![L4-F 検索画面]![都道府県テキスト]

※「_」は半角スペースを入力します。 ⑥ Where 条件式を入力できたら、「実行」 をクリックし、クエリを確認します。 ⑦ パラメータに入力画面が表示しますので、「愛知県」と入力し、クエリにデータが抽出されたこと を確認します。 ⑧ データが確認できたら、「L4-Q 都道府県指定」の変更を保存して閉じます。 ⑨ ナビゲーションウインドウの「L4-F 検索画面」 をダブルクリックで開きます。 「都道府県」のテキストボックスに「京都府」と入力 し、「都道府県一覧」ボタンをクリックします。 ⑩ クエリが実行されたことを確認して、クエリとフォームを閉じます。 4. コントロールの移動 ① 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新し いアクションの追加」の をクリックし、一覧から 「ウインドウを閉じる」に選択し、「オブジェクトの 種類」に「クエリ」、「オブジェクト名」に「L4-Q 都 道府県指定」、「オブジェクトの保存」に「しない」を 指定します。 ② 続いて、非表示になっているアクション「コントロールの移動」を設定します。 「デザイン」タブ→「表示/非表示」グループ→「すべてのアクションを表示」をクリッ クします。 「ウインドウを閉じる」の下側にある「新しいアクションの追加」の一覧から、「コントロールの移動」 を選択します。 ③「コントロール名」に「都道府県テキスト」と 入力します。 ④ マクロ名を「L4-M 都道府県再検索」とし、マクロを閉じます。 ⑤ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリックし、一覧

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- 16 - からデザインビューを選択します。「都道府県一覧」ボタンの下に「デザイン」タブ→「コントロール」 グループから、新しいボタンを作成します。 ⑥ 作成したボタンのプロパティシートを表示します。「すべて」タブの 「名前」に「都道府県再検索」、「表題」に「再検索」と入力します。 ⑦ 「イベント」タブに切り替え、「クリック時」に「L4-M 都道府県 再検索」を設定します。プロパティシートを閉じます。 ⑧ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 「都道府県名」のテキストボックスに「兵庫県」 と入力し、「都道府県一覧」ボタンをクリックし ます。 ⑨ 検索結果のクエリを表示したまま、「再検索」ボタンをクリックします。 表示されているクエリが閉じ、「都道府県名」のテキストボックスにカーソルが移動しました。 そのまま入力し、次の検索へ移ることができます。 ⑩ 確認できたら、フォームの変更を保存して閉じます。 5. 抽出データの宛名ラベルを作成する ① ナビゲーションウインドウのクエリ「L4-Q 都道府県指定」を選択し、「作成」タブ→「レポート」 グループ→「宛名ラベル」 をクリックします。 ② ラベルの種類を指定します。 「ラベルの種類」を「単票」、「メーカー」を「A-ONE」とし、 「サイズ」の一覧から「42mm×90mm」を選択します。「次へ」 をクリックします。 ③ 文字スタイルを指定します。 「フォント名」を「MS P 明朝」、「文字の太さ」を「中字」、「サイズ」を 「9」を指定します。「次へ」をクリックします。 ④ ラベルの印字するフィールドと文字は右のように指定します。「次へ」をクリッ クします。 ⑤ 並べ替えの設定はしませんので、そのまま「次へ」をクリックします。 ⑥ レポート名「L4-R 都道府県ラベル」として、「完了」をクリックします。 ⑦ 「パラメータの入力」画面が表示されますので、「東京都」と入力してプレビューを確認します。 ⑧ 「印刷プレビュー」タブ→「印刷プレビューを閉じる」ボタンをクリックして、デザインビューに 切り替えます。 「郵便番号」フィールドをクリックし、プロパティシートを表示します。「書 式」タブ→「書式」に、「@@@-@@@@」と入力します。 プロパティシートを閉じます。 ⑨ 「デザイン」タブ→「表示」から印刷プレビューに切り替えます。

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- 17 - パラメータの入力画面に「東京都」と入力して、レポートを確認します。 ⑩ レポートの変更を保存して、閉じます。 ⑪ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新しいアクションの追加」 の一覧から、「レポートを開く」を選択し、「アクションの引数」で「レポ ート名」を「L4-R 都道府県ラベル」、「ビュー」を「印刷プレビュー」を選 択します。 ⑫ 「レポートを開く」アクションの下側にある「新しいアクションの追 加」の一覧から、「ウインドウを閉じる」を選択し、「アクションの引数」 で、「オブジェクトの種類」を「クエリ」、「オブジェクト名」を「L4-Q 都道 府県指定」、「オブジェクトの保存」を「しない」に設定します。 ⑬ マクロ名を「L4-M 都道府県別ラベル」とし、保存し閉じます。 ⑭ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリックし、一覧か らデザインビューを選択します。「再検索」ボタンの下側にボタンを貼り付けします。 ⑮ 作成したボタンのプロパティシートを表示します。「すべて」タブの「名前」を「都 道府県別ラベル」、「表題」を「ラベル印刷」とします。 ⑯ 「イベント」タブの「クリック時」で「L4-M 都道府県別ラベル」を選択し、ボタンにマクロを選択 します。 ⑰プロパティシートを閉じ、「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 ⑱ 「都道府県」テキストボックスに「千葉県」と入力し、「都道府県一覧」ボタンをクリックして、 データを確認します。 ⑲ 検索結果を表示した状態で、「ラベル印刷」ボタンをクリックします。 検索したデータを宛名ラベルとして、印刷プレビュー画面が表示され、検索結果を閉じました。 ※クエリを閉じた状態でも、「都道府県名」フィールドに入力された状態であれば、宛名ラベルが表示 されます。 ⑳ 「印刷プレビュー」タブ→「印刷」 をクリックします。 印刷のダイアログが表示されますので、「OK」をクリックして、レポートを印刷します。 ○21 「ホーム」タブ→「表示」からデザインビューに切り替えます。 右記のようにレイアウトを整えます。 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「四角形」 をク リックし、コントロールを囲みます。 保存して閉じておきます。

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レッスン 5 DM ラベル発行システムを作るⅢ

1. コントボックスとリストボックスの特徴 「コンボボックス」、「リストボックス」は、どちらも選択肢の一覧を表示するコントロールで、入力す るデータが限られたものである場合、選択肢の一覧から選択でき便利です。 ・コンボボックの特徴 コンボボックスは、リストボックスとテキストボックスを組み合わ せたコントロールであるため、一覧にデータがない場合には、直接入 力することができます。 コントロールに が付き、クリックするとデータの一覧が表示さ れます。データが多い場合はスクロールバーが付きます。 ・リストボックスの特徴 常に一覧がリスト形式で表示されています。リスト以外のデータは 直接入力することができません。 コンボボックスとリストボックスの選択肢のリストとして使われるデータを「値集合」といいます。 「値集合ソース」に指定されたデータを以下の 3 種類の「値集合タイプ」で表示します。 テーブル/クエリ・・・テーブルやクエリにあるデータを表示します。 フィールドリスト・・・フィールド名を表示します。 値リスト・・・・・・・直接入力したデータを表示します。「値集合ソース」に直接入力する場合は、 「;(セミコロン)」で区切って入力します。 2. コンボボックスを作成する ① フラッシュメモリから「DM ラベル発行システム」ファイルを開きます。 「セキュリティの警告」の「このコンテンツの有効化」をクリックします。 「作成」タブ→「クエリデザイン」をクリックし、「担当者」テーブルを追加し、「テーブルの表示」を 閉じます。 ② 右記のように、デザイングリッドにフィールドを追加します。 「担当者コード」で、並べ替え欄を「昇順」に設定します。 クエリ名を「L5-Q 担当者」とし、クエリを閉じます。 ③ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」で右クリックし、一覧からデザインビュー を選択します。 ④ 「デザイン」タブ→「コントロール」グル ープ→「コンボボックス」 を選択し、以下 のように貼り付けます。 ⑤ 貼り付けたコンボボックスのプロパティ シートを表示します。 ⑥ 「その他」タブの「名前」に「担当者コンボ」と入力します。 ⑦ 「データ」タブの「値集合タイプ」が「テーブル/クエリ」になっているこ とを確認し、「値集合ソース」は先ほど作成した「L5-Q 担当者」を選択します。

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- 19 - ⑧ そのまま、ラベルを選択し、「すべて」タブの「名前」を「担当者ラベル」、「表題」を「担当者」 と入力します。 プロパティシートを閉じます。 ⑨ 「デザイン」→「表示」からフォームビューに切り替えます。 コンボボックスの をクリックし、設定を確認します。 確認できたら、フォームの変更を保存して閉じます。 3. リストボックスを作成する ① 「作成」タブ→「クエリデザイン」をクリックし、テー ブル「職業」を追加し、右記のようにクエリを作成します。 ② クエリ名を「L5-Q 職業」とし、クエリを閉じます。 ③ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリックし、一覧からデザインビュー を選択します。 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「リストボックス」 を クリックし、下記の位置にリストボックスを貼り付けます。 ④ 貼り付けたリストボックスのプロパティシートの「その他」タブを表示 します。 ⑤ 「名前」欄に「職業リスト」と入力します。 ⑥ 「データ」タブの「値集合タイプ」が「テーブル/クエリ」になっているこ とを確認し、「値集合ソース」に「L5-Q 職業」を選択します。 ⑦ ラベルを選択しl「すべて」タブの「名前」を「職業ラベル」、「標題」 を「職業」とします。 プロパティシートを閉じます。 ⑧ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 ⑨ リストボックスが設定されていたら、変更を保存してフォームを閉じます。 4. 抽出条件を設定する フォーム「「L4-F 検索画面」に作成したコンボボックス・リストボックスに対し、下記の条件を満たす Where 条件式が設定された新規クエリを作成します。 条件 1:コンボボックスで選択した「担当者」と一致したデータを抽出する 条件 2:リストボックスで選択した「職業」と一致したデータを抽出する ① 「作成」タブ→「クエリデザイン」をクリックし、「テーブルの表示」ダイアログで「クエリ」タ ブをクリックし、「L4-Q 検索画作成」クエリをフィールドリストに追加します。 デザイングリッドに全フィールドを追加します。 ② 「担当者」フィールドに抽出条件欄に以下の Where 条件式を入 力します。

Like_[Forms]![L4-F 検索画面]![担当者コンボ]

※英数字・記号は半角で入力します。_は半角スペースを入力します。

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- 20 - ③ 2 つの条件を共に満たすために、「職業」フィールドの抽出条 件を「担当者」フィールドと同じに行に入力します。 「職業」フィールドの抽出条件に以下の Where 条件を入力します。

Like_[Forms]![L4-F 検索画面]![職業リスト]

④ 条件が設定できたら、クエリ名を「L5-Q 担当者・職業別指定」として保存し、閉じます。 ⑤ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新しいアクショ ンの追加」の一覧から、「クエリを開く」を選択します。「アクシ ョンの引数」で、「クエリ名」を「L5-Q 担当者・職業別指定」、「ビ ュー」を「データシートビュー」を選択します。 ⑥ マクロ名を「L5-M 担当者・職業別指定」とし、閉じます。 ⑦ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリックし、一覧からデザインビュー を選択します。 ⑧ 右記の位置にボタンを作成し、ボタンの「標題」を「担当者・ 職業一覧」とします。 ⑨ 「担当者・職業別一覧」ボタンのプロパティシートを表示し、「イ ベント」タブ→「クリック時」に「L5-M 担当者・職業別指定」を設 定します。 プロパティシートを閉じます。 ⑩ 担当者・職業別検索の内容を「四角」 で囲み、レイアウト を右記のように整えます。 ⑪ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 「担当者」から「坂下 舞子」、「職業」から「学生」を選択し、「担当者・職業別一覧」ボタンをクリ ックします。 ⑫ データの抽出を確認したら、検索結果のクエリとフォームの変更を保存して閉じます。 5. メイン画面からの確認 ① 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新しいアクションの追加」の一覧から、「フォームを開 く」を選択します。「アクションの引数」の「フォーム名」を「L4-F 検索画面」とします。マクロ名を 「L5-M 検索画面を開く」をして、保存して閉じます。 ② ナビゲーションウインドウのフォーム「L3-F メイン画 面」を右クリックし、一覧からデザインビューで開きます。 「閉じる」ボタンを左側にボタンを貼り付け、「標題」を 「検索画面を開く」と入力します。 ③ 「検索画面を開く」ボタンのプロパティシートを表示 し、「イベント」タブの「クリック時」に「L5-検索画面を 開く」を選択して、プロパティシートを閉じます。 ④ フォームの変更を保存して閉じます。 ⑤ ナビゲーションウインドウのフォーム「L3-F メイン画面」をダブルクリックで開きます。メイン画 面の「検索画面を開く」ボタンをクリックします。

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- 21 - ⑥ 「都道府県」テキストボックスに「大阪府」と入力し、「都道府県一覧」ボタンをクリックします。 大阪府の人のみデータが抽出されたクエリを確認します。 ⑦ 「再検索」ボタンをクリックし、検索結果のクエリを表示します。 ⑧ 続いて、「担当者」コンボボックスの「小川 義彦」、「職業」リストボックスの「会社員」を選択 し、「担当者・職業別一覧」ボタンをクリックします。 検索結果クエリを確認します。 ⑨確認できたら、検索結果のクエリと検索画面を閉じます。 メイン画面に戻りますので、「閉じる」ボタンを押してフォームを閉じます。

レッスン 6 DM ラベル発行システムを作るⅣ

1. フィルタマクロの準備 「フィルタ機能」とは、入力されたデータを並べ替えたり、指定した条件のデータを抽出したりする機 能です。別ウインドウに表示されるクエリ違い、同ウインドウで確認することができます。 ① フラッシュメモリから「DM ラベル発行システム」ファイルを開きます。 セキュリティの警告の「コンテンツの有効化」をクリックします。 ② 「作成」タブ→「クエリデザイン」をクリックし、「講座」テーブル を追加し、「講座内容」フィールドをデザイングリッドに追加します。 ③ 「デザイン」タブ→「表示」からデータシートビューに切り替え、内容を確認し、ク エリ名を「L6-Q 講座」として閉じます。 ④ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」 を右クリックし、一覧からデザインビューを選択し、担当 者・職業別検索内容の右側に右記のように、コンボボック ス、ボタンを作成します。 ⑤ 作成したコンボボックスを選択し、プロパティシート を表示します。「その他」タブの「名前」に「講座コンボ」と入力します。 ⑥ 「データ」タブに切り替え、「値集合タイプ」を「テーブル/クエリ」とし、「値集合ソース」の一 覧から「L6-Q 講座」を選択します。 ⑦ 続いて、ラベルを選択し、「すべて」タブの「名前」を「講座ラベル」、「標題」を「講座」としま す。コンボボックスの設定が完了しました。 ⑧ 同様に「すべて」タブから他のボタンにも、以下の設定を行い ます。 名前・・・講座検索ボタン 名前・・・すべて表示ボタン 名前・・・閉じるボタン 標題・・・講座検索 標題・・・すべて表示 標題・・・閉じる

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- 22 - プロパティシートを閉じます。 ⑨ タイトルラベルを「顧客検索画面」に変更し、講座検索の内容を「四角」 で囲みます。 フォームの変更を保存して閉じます。 2. フィルタマクロを作成する 「サブマクロ」使用することで、複数のマクロをグループとして、1 つのマクロにまとめることができ ます。 ① 「作成」タブ→「マクロ」をクリックします。 ② 「新しいアクションの追加」の一覧から「サブマクロ」を選択します。 ③ 「サブマクロ」に「フィルタ実行」と入力し、その下の「新しいアクションの追加」から「フィル ターの実行」を選択します。 ④ 「アクションの引数」はフォーム上の「講座コンボ」の値をフィルタ条件としますので、「Where 条 件式」の欄に以下の条件を設定します。

[講座内容]_Like_[Forms]![L4-F 検索画面]![講座コンボ]

※_は半角で入力します。 ※Shift キーと F2 キーでズームの別ウインドウが表示されます。 ⑤ いったん、マクロ名を「L6-M フィルタマクロ」と名付けて保存し閉じます。 ⑥ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリックし、一覧からデザインビュー を選択します。「講座検索」ボタンのプロパティシートを表示します。 ⑦ 「イベント」タブ→「クリック時」で「L6-M フィルタマ クロ,フィルタの実行」を選択します。 ⑧ 設定ができたら、プロパティシートを閉じ、フォームの変更を保存して閉じます。 3. フィルタ解除のマクロを作成する ① ナビゲーションウインドウのマクロ「L6-M フィルタマクロ」を右クリックし、デザインビューを選 択します。

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- 23 - 先ほど作成した「フィルタの実行」の「サブマクロの最後」 の下の「新しいアクションの追加」の一覧から、「サブマク ロ」を選択し、「フィルタの解除」と入力し、「新しいアク ションの追加」に「全レコードを表示」を選択します。 ※「全レコードの表示」には引数のないタイプのアクショ ンになります。 ② 「全レコードの表示」の下の「新しいアクションの追加」から「値の代入」を選択します。 ※「デザイン」タブ→「表示/非表示」グループ→「すべてのアクション」 をクリックしておき ます。 ③ 「アクションの引数」の「アイテム」欄に下記の条件を入力します。

[Forms]![L4-F 検索画面]![講座コンボ]

「式」欄には、空白を意味する「“”」を入力し ます。 ④ 「値の代入」の「式」の下の「新しいアクションの追加」から「コントロールの移動」を選択しま す。 引数が表示されますので、「コントロール名」に「講 座コンボ」を指定します。 ⑤ 「L6-M フィルタマクロ」の変更を保存して閉じます。 ⑥ 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新しいアクションの追加」の一覧から「ウインドウを 閉じる」を選択します。 「アクションの引数」は、「オブジェクトの種類」に「フォーム」、「オブジェクト名」に「L4-F 検索画 面」を設定します。 マクロ名を「L6-M 検索画面を閉じる」として保存して、閉じます。 ⑦ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリックし、一覧からデザインビュー を選択します。 「すべて表示」ボタンを選択し、プロパティシートを表示します。 「イベント」タブ→「クリック時」に「L6-M フィルタマクロ,フィルタの解除」を選択します。 ⑧ 「閉じる」ボタンを選択し、「イベント」タブ→「クリック時」に「L6-M 検索画面を閉じる」を選 択します。 4. フィルタ検索を実行する ① 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューも切り替えます。 「講座」コンボボックスの をクリックし、一覧から「英会話」を選択し、「講座検索」ボタンをク リックします。 「講座内容」が「英会話」の 人が 19 件抽出されました。

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- 24 - ② 「すべて表示」ボタンをクリックします。 全レコードが表示され、コンボボックスの値が空白になり、カーソルがコ ンボボックスに移動していることを確認します。 ③ 確認できたら、フォームの変更を保存して閉じます。

レッスン 7 DM ラベル発行システムを作るⅤ

1. 条件分岐とは フィルタマクロに、条件によって実行する処理を変える「条件分岐」を設定することができます。 例えば、「A」ボタンをクリックすると A クラスのみ抽出し、「B」ボタンをクリックすると B クラスを抽 出することができます。 2. オプショングループを設定する ① フラッシュメモリから「DM ラベル発行システム」ファイルを開きます。 セキュリティの警告の「コンテンツの有効化」をクリックします。 ② ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリックし、一覧からデザインビュー を選択します。 ③ 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「オプショングループ」 をクリックし、右記 のように、レイアウトを整えます。 ④ 枠が選択されている状態で、プロパティシートを表示します。 「すべて」タブ→「名前」に「クラスフレーム」と入力します。 ⑤ そのまま、オプショングループのラベルを選択し、「すべて」タブ→「名前」に「クラスラベル」、 「標題」に「会員クラス」と入力します。 プロパティシートを閉じます。 ⑥ 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「トグルボタン」 を 選択します。フレーム内にポインタを合わせるとフレーム内が反転しますので、 そのままクリックしてトグルボタンを作成します。 ⑦ 同様に 3 つのトグルボタンを作成し、それぞれのボタンに右記のように、 「標題」をつけます。 「名前」はそれぞれ「A ボタン」、「B ボタン」、「C ボタン」、「全表示ボタン」と します。 ⑧ それぞれのトグルボタンのプロパティシートを確認します。 「A ボタン」を選択し、「データ」タブ→「オプション値」が「1」であることを確認します。 ⑨ 同様に「B」ボタンには「2」、「C」ボタンには「3」、「全表示」ボタンには「4」のオプション値が 入っていることを確認しましょう。 確認したら、プロパティシートを閉じます。

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- 25 - ⑩ 「デザイン」タブ→「表示」からフォームビューに切り替えます。 「A」ボタンをクリックし、「A」ボタンの色が変わったことを確認します。 ⑪ 「B」ボタンをクリックし、「B」ボタンの色が変わり、「A」ボタンが元の状態に戻りました。 ⑫フォームの変更を保存して、閉じます。 3. トグルボタンを使ったフィルタマクロ ① 「作成」タブ→「マクロ」をクリックし、「新しいアクションの追加」の一覧から、「サブマクロ」 を選択し、テキストボックスに「フィルタ実行」と入力します。 ② サブマクロ「フィルタ実行」の下の「新しいアクションに追加の一覧から、「If」を選択します。「If」 の隣のボックスに分岐条件を入力します。 ③ 「If」の隣のボックスに下の条件式を入力します。

[Forms]![L4-F 検索画面]![クラスフレーム]=1

④ ③で入力した「If」の条件式の下にある「新しいア クションの追加」から「フィルターの実行」を選択しま す。 ⑤ 一番上にあるサブマクロ「フィルタ実行」をクリックすると、A クラスを抽出する If 文の最後の下 に「新しいアクションの追加」が表示されますので、一覧から「If」を選択し、下の条件を入力します。 続いて、条件式の下にある「新しいアクションに追加」から「フィルター実行」を選択し、下の Where 条件式を入力します・ 条件・・・[Forms]![L4-F 検索画面]![クラスフレーム]=2 Where 条件式・・・[会員クラス]=”B クラス“ ⑥ 続いて、同様に B クラスを抽出する If 文の最後の下に、下の条件で C クラスを抽出する分岐条件 を作成しましょう。 条件・・・[Forms]![L4-F 検索画面]![クラスフレーム]=3 Where 条件式・・・[会員クラス]=”C クラス“ ⑦ 続いて、同様に C クラスを抽出する If 文の最後の下に、下の条件で全クラスを表示する分岐条件 を作成しましょう。 条件・・・[Forms]![L4-F 検索画面]![クラスフレーム]=4 アクション・・・全レコードの表示 ⑧ マクロ名を「L7-マクロ」として、保存し閉じます。 ⑨ ナビゲーションウインドウのフォーム「L4-F 検索画面」を右クリック→デザインビューで開きます。 ⑩ オプショングループ「クラスフレーム」の枠を選択し、「クラスフレーム」のプロパティシートを 表示します。「イベント」タブ→「更新後処理」欄に「L7-マクロ,フィルタ実行」を選択します。 オプショングループ「クラスフレーム」内のトグルボタンに各アクションの連結ができました。 プロパティシートを閉じます。

(26)

- 26 - ⑪ 「デザイン」タブ→「表 示」からフォームビューに 切り替えます。 「A」ボタンをクリックして、 「A クラス」を表示します。 ⑫ 「全表示」ボタンをクリックし、全データを表示します。 ⑬ 確認できたら、フォームの変更を保存して閉じておきます。 条件分岐に使用できるコントロールは、以下の 3 つがあります。 どれもオプション値が割り当てられますが、一般的には、オプショングループに組み込むのは トグルボタンとオプションボタンで、チェックボックスはフレーム外で「ON/OFF」の切り替え に使用します。 4. オプションボタンを使ったマクロ ① ナビゲーションウインドウのフォーム「L3-F メイン画面」をダブルクリックで開きます。 今回は、「全宛名ラベル印刷」ボタンのマクロを実行する際に、「印刷」か「プレビュー」を選択できる ように条件を分岐するための設定を行います。 ② 「ホーム」タブ→「表示」から、デザインビューに切り替えま す。 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「オプショングル ープ」 を選択し、右のように「全宛名ラベル印刷」ボタンの下 に貼り付けます。 フレームのプロパティシートを表示し、「すべて」タブで、「名前」 を「出力フレーム」とします。 また、ラベルの「名前」を「出力ラベル」、「標題」を「出力方法」 とします。 ③ 「デザイン」タブ→「コントロール」グループ→「オプション ボタン」 をクリックします。オプショングループ内にポインタを合わせて、オプション グループが反転する場所に 2 つ貼り付けます。 ④ ひとつ目のオプションボタン を選択し、プロパティシートを表示します。 「すべて」タブの「名前」を「印刷オプション」とします。続いて、ラベルを選択し、「名前」を「印 刷ラベル」、「標題」を「印刷実行」とします。 ※「オプション値」が「1」であることを確認しましょう。 ⑤ 2 つ目のオプションボタンを選択し、「名前」を「プレビューオプション」とします。 ラベルを選択し、「名前」を「プレビューラベル」、「標題」を「印刷プレビュー」とします。 プロパティシートを閉じます。 トグルボタン オプションボタン チェックボックス

(27)

- 27 - ⑥ 右のようにレイアウトを調整しておきます。 ⑦ オプショングループの設定ができたら、フォームの変更を保存して 閉じます。 ⑧ ナビゲーションウインドウのマクロ「L3-M 宛名ラベル印刷」を右 クリック→デザインビューで開きます。 ⑨ レポートを開くマクロの下の「新しいアクションの追加」の一覧か ら「サブマクロ」を選択し、「サブマクロ」の右のテキストボックスに 「出力方法」と入力します。 続いて、サブマクロ「出力方法」の下の「新しいアクションの追加」の一覧から「If」を選択します。 ⑩ If の右のテキストボックスに下の条件式を入力します。

[Forms]![L3-F メイン画面]![出力フレーム]=1

⑪ オプション値 1 のマクロにはレッスン 3 で設定した「レポートを開く」を使用します。 「レポートを開く」をクリックし、右側の を 2 回ク リックします。 オプション値 1 に対する条件式の If のマクロに組み込 まれました。 ビューを「印刷」に変更します。 ⑫ 「If 文の最後」の下にある「新しいアクションの追加」の一覧から「If」を選択し、If の右のテ キストボックスに下の条件式を入力します。

[Forms]![L3-F メイン画面]![出力フレーム]=2

⑬ ⑫で入力した条件式の下にある「新しいアクションの追加」の一覧から「ウインドウの最大化」を 選択します。 続いて、「ウインドウの最大化」アクションの下にある「新しいアクションの追加」の一覧から、「レポ ートを開く」を選択し、下のように設定します。 レポート名・・・L3-R 宛名ラベル ビュー・・・印刷プレビュー ⑭ マクロの変更を保存して閉じます。 5. DM ラベル発行システムの完成 ① 「作成」タブ→「マクロ」をクリックします。 「新しいアクションの追加」の一覧から「ウインドウの最小化」を選択します。 ② 次の「新しいアクションの追加」の一覧から「フォームを開く」を選択します。「アクションの引 数」で、「フォーム名」に「L3-F メイン画面」、「ビュー」に「フォームビュー」を選択します。 ③ このマクロに「Autoexec」という名前を付けて保存し閉じます。 「DM ラベル発行システム」ファイルを閉じます。 ④ フラッシュメモリから「DM ラベル発行システム」を開きます。 ナビゲーションウインドウが最小化され、「L3-F メイン画面」が開き ました。 「検索画面を開く」ボタンをクリックします。

(28)

- 28 - ⑤ フォーム「L4-F 検索画面」が表示されました。 「A」ボタンをクリックします。 ⑥ 会員クラス「A」の顧客が抽出されました。 ⑦ 「全表示」ボタンをクリックします。 抽出条件が解除され、全レコード表示されました。 ⑧ 同様に「B」「C」クラスの顧客レコードを抽出してみましょう。 確認できたら、「閉じる」ボタンをクリックして、フォーム「L3-F 検索画面」を閉じます。 ⑨ フォーム「L3-F メイン画面」に戻り、「出力方法」の「印刷プ レビュー」に を入れ、「全宛名ラベル印刷」ボタンをクリックし ます。 最大化された状態で、ラベルのプレビューが表示されました。 ⑩ 確認できたら、プレビュー画面を閉じておきます。

レッスン 8 販売管理データベースを作るⅠ

1. データベースの確認 ① 「応用編素材集」フォルダ→「Access」フォルダ→「基データ」フォルダから「販売管理データベ ース」ファイルをフラッシュメモリにコピーします。フラッシュメモリの「販売管理データベース」フ ァイルを右クリックし、「プロパティ」をクリックし、「読み取り専用」 を外し、「OK」をクリック します。 ② フラッシュメモリから販売管理データベース」ファイルを開きます。 ※「セキュリティの警告」の「コンテンツの有効化」をクリックします。 ③ ナビゲーションウインドウのテーブルが右記のように用意されていることを確 認します。 2. 売上入力フォームを作成する ■メイン/サブフォームとは 入力データに取引先のデータとその取引先に扱った商品明細を合わせて、表示できるととてもわかりや すくなります。 そこで「メイン/サブフォーム」の形式を使います。メインの取引先のフォームにサブの商品明細のフ ォームを組み込む、ひとつのフォームを作成することができます。「メイン/サブフォーム」はリレーシ ョンシップを利用して関連付けがおり、メインのフォームに関連するデータがサブのフォームに表示さ れます。

(29)

- 29 - 今回は2つのフォームを作成し、共通フィールドである「伝票番号」で関連付けをします。 ① ナビゲーションウインドウのテーブル「売上伝票」を選択し、「フォーム」 をクリックします。 「デザイン」タブ→「表示」からデザインビューに切り替えます。 Access2010 では、テーブル「売上伝票」の主キー「伝 票番号」フィールドとテーブル「売上明細」の「伝票番 号」フィールドがリレーションシップで結合されている ため、作成したフォームに「売上明細」のサブフォーム が表示されましたが、今回は使用しませんので削除しま す。 「テーブル:売上明細」と表示されているサブフォーム を選択し、Delete キーを押します。 ② コントロールのサイズを右記のように調整し、フォーム名を「L8-F 売 上伝票」として、閉じます。 メインフォーム サブフォーム

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- 30 - ■サブフォームをつくる ① 「作成」タブ→「クエリデザイン」をクリックし、「テーブルの表示」ダイアログから「商品マス ター」と「売上明細」テーブルを追加します。 それぞれのテーブルリストから、下のようにフィールドを追加します。 ② 末尾のフィールドに「金額:[単価]*[数量]」と式を表示します。 ③ 「ホーム」タブ→「表示」からデータシートビューに切り替え、データがきちんと表示されている こと、金額が計算されていることを確認します。 ④ クエリ名を「L8-Q 伝票サブ用」として保存し、閉じます。 ⑤ このクエリを基にサブフォームとして埋め込むフォームを作成します。 ナビゲーションウインドウのクエリ「L8-Q 伝票サブ用」を選択し、「作成」タブ →「その他のフォーム」をクリックし、一覧から「データシート」をクリックし ます。 ⑥ フォーム名を「L8-F 伝票サブ」として保存し、閉じます。 ■サブフォームをメインフォームに埋め込む ① ナビゲーションウインドウのフォーム「L8-F 売上伝票」を右クリック し、デザインビューで開きます。詳細の範囲を右のように広げます。 ② 「デザイン」タブ→サブフォーム/サブレポート をク リックして、右のようにドラッグして画面に貼り付けます。 ③ 埋め込んだオブジェクトを選択した状態で、プロパティシートを 表示します。「データ」タブ→「ソースオブジェクト」の一覧から「L8-F 伝票サブ」を選択します。 リレーションシップが設定されているため、「リンク子フィールド」、 「リンク親フィールド」にそれぞれ「伝票番号」が表示されます。 プロパティシートを閉じます。

(31)

- 31 - ④ 「デザイン」タブ→「表示」からフォーム ビューに切り替えます。メインとなる「L8-F 伝票番号」に、「L8-F 伝票サブ」は埋め込まれ た形で表示されました。 メインフォームの次のレコード のボタン をクリックして、伝票番号ごとにデータが切り 替わることを確認します。 これで、「L8-F 伝票番号フォームと「L8-F 伝票 サブ」が一つのフォームの表示されるようにな りました。 ⑤ 確認できたら、デザインビューに切り替え、 サブフォームのラベルを削除し、右記を参考に レイアウトを整えます。 ※サブフォームのフィールドの列幅はフォー ムビューで調整することができます。 ⑥ フォームの変更を保存して、閉じておきます。 2 つのフォームをメイン/サブフォームとしてひとつのフォームにしたため、 保存ダイアログには、2 つのフォーム名が表示されます。 テキスト P.133 のここがツボ!を確認します。 3. 売上入力フォームを編集する ① 「作成」タブ→「クエリデザイン」をクリックし、 「テーブルの表示」から、テーブル「取引先マスター」 を追加します。右のように、コンボボックスに必要なリ ストのフィールドを追加し、「取引先コード」に「昇順」 を設定しておきます。 ② データシートビューに切り替え確認し、クエリ名を「L8-Q 取引先」として、保存し閉じます。 ③フォーム「L8-F 売上伝票」をデザインビューで開きます。 テキストボックス「取引先コード」を右クリックし、「コン トロールの種類の変更」→「コンボボックス」を選択します。

(32)

- 32 - ④ コンボボックス「取引先コード」のプロパティシートを表示します。 「データ」タブ→「値集合タイプ」に「テーブル/クエリ」と表示され ていることを確認し、「値集合ソース」の一覧から「L8-Q 取引先」を選 択し、「連結列」を「2」に変更しておきます。 ⑤ 同様に、「L8-Q 担当者」という名前でクエリを作成し、「社員名」 をリストから変更できるようにコンボボックスに変更しておきましょ う。 それぞれのラベルの標題を「会社名」、「担当者」 に変更し、コンボボックスの幅を変更しておき ましょう。 ■プロパティから入力方法を設定する ① テキストボックス「日付」を選択し、プロパティシートを表示します。「デー タ」タブ→「既定値」に「Date()」と半角で入力します。 サブフォームの明細部分の「商品コード」を入力する際、常に日本語入力が「オフ」になるように設定 します。 ② テキストボックス「商品コード」を選択し、プロパティシートを表示します。「その他」タブ→「IME 入力モード」を「オン」から「オフ」に切り替えます。 4. 売上データを入力する ① フォームビューに切り替え、メインフォームの新規レコードボタン をクリックします。 ② 「伝票番号」に「256」と入力します。「0256」と表示され たことを確認します。 日付は、本日の日付が自動で表示されていることを確認します。 ③ 続いて、「会社名」の一覧から「桃が丘商事株式会社」を選 択し、「担当者」から「中村 茂」を選択します。 これで、メインフォームの部分入力ができました。

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