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バスケットボールの特性に触れる学習過程の作成とその検討 : 高学年児童を対象にして

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Academic year: 2021

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(1)学位論文. バスケットボールの特性に触れる 学習過程の作成とその検討 一高学年児童を対象にして・一J・. 兵庫教育大学大学院学校教育研究科 教科・領域教育専攻,生活・健康系コース. M95753E井上直郁.

(2) 目. 次. 第1章 緒言. 1. 第ff章 教師と児童のバスケットボールに対する意識について. 4. 第1節 目的. 4. 第2節 方法. 4. 4. 第1項 教師の意識について. 1.対象. 4. 2.調査時期. 5. 3.調査項目なちびに項目の設定意図. 5. 10. 第2項 児童の意識について. 1。対象. 10. 2.調査時期. 10. 3.調査項目ならびに設問項目の設定意図. 10 12. 第3節 結果なちびに考察 L教師の考えるバスケットボールを楽しいと思っている 児童の割合とその理由. 12. 2.児童がバスケットボーールの授業を楽しいと思っている割合とその理由. 15. 3.バスケットボールの授業が楽しいかどうかの理由の教師と児童の比較. 17. 4.教師と児童の取り上げるバスケットボールの学習内容. 18. 5.教師と児童の取り上げた学習内容と楽しさの要因の関係. 22. 6.教師と児童の考えるつまずきの要因. 24. 7.教師が捉えているバスケットボールの特性. 27. 8.教師と児童の感じるピボット動作の困難性と必要性. 29. 9.児童が捉える体育の好嫌と好きな運動. 30 33. 10.パスの機能の理解度. 35. 第4節 要約. 第皿章ピボット動作の未習熟が技術的つまずきの基底的要因であるかどうかについて38. 第1節 目的. 38 一一 1 一.

(3) 38. 第2節 方法 第1項 ピボット技術の評価規準の作成について. 38. 1.対象. 38. 2.測定時期. 38. 3.ピボット技術の評価規準の作成方法. 38. 第2項 ピボット動作の巧拙とシュートなちびにパス能力の関係 1.ピボット動作の巧拙とシュート能力の測定. 39. 39. (1)対象. 39. (2)測定時期. 39. (3>測定方法. 39. 2.ピボット動作の巧拙とパス能力の測定. 41. (1)対象. 41. (2)測定期間. 41. (3)測定方法. 41. 第3節結果なちびに考察 第1項ピボット技術の評価規準の作成について. 41 41. 1.ピボット技術評価の観点設定の理由. 41. 2.ピボット技術評価の観点の規準設定の理由. 42. (D軸足について. 42. (2)スタンスについて. 43. (3)腰(重心)の上下動について. 43. 3.10段階に絞った理由. 43. 4.作成したピボット技術の評価規準の妥当性. 45. 第2項 ピボット動作の巧拙とシュートならびにパス能力の関係. 48. 1.ピボット動作の巧拙とシュート能力の関係. 48. 2.ピボット動作の巧拙とパス能力の関係. 52. 3.ピボット動作の巧拙とパス時間の関係. 55 57. 第4節 要約. 第IV章 学習過程の作成とその有効性の検討 一 2. 60.

(4) 第1節 目的. 60. 第2節 方法. 61. 第1項 学習過程作成の基本的考え. 61. 第2項学習過程の有効性の検討. 64. 1.対象. 64. 2.実践期間. 64. 3.授業のコンテクスト変数. 64. 4.学習成果の測定. 64. 64. (1)技能的側面. Dシュートとパスの正確性. 64. 2)ゲーム様相. 65. (2)情意的側面. 67. D体育授業に対する態度. 67. 2>イメージ調査. 67 67. (3)認知的側面. 1)単元経過に伴う形成的評価と児童の意識の変化. 第3節 結果なちびに考察. 第1項技能的側面の学習成果. 67. 67 67. 1.ピボット動作. 67. 2。シュートの正確性. 69. 3.パスの正確性. 73. 4.ゲーム様相. 74. (1)攻撃完了率について. 74. (2>仲間との関わり率について. 77. (3)パスからのシュート率について. 77. (4>ボール保有時間率について. 78. 第2項 情意的側面. 80. 1.イメージ調査. 80. 2.体育授業に対する態度. 84. 第3項認知的側面 一 3 一. 90.

(5) 1.単元経過に伴う形成的評価と児童の意識の変化 第4項 ピボット動作の巧拙と楽しさの関係. 90 91. 92. 第4節 要約. 95. 第V章 総括 1.教師と児童のバスケットボールに対する意識について. 95. 2.ピボット動作の未習塾が技術的つまずきの 基底的要因であるかどうかの検討. 96 96. 3.学習過程の有効性の検討. 注1)∼注3). 98. 引用・参考文献. 99 101. 謝辞. 4.

(6) 第四緒言 運動の楽しさに関係する欲求として,「活動欲求」と「解放欲求」が指摘されている1).. さちに,より高次なものとして,「集団所属」,「承認」,「表現」,「達成」などの欲 求があげられる2).これらの欲求の中には,運動以外の活動においても味わえる楽しさが. 含まれている.しかし,運動には,運動独自の楽しさがあり,それは,運動の特性に触れ る楽しさや運動を通してやりたいことができた楽しさであると考えられる2).そして,運 動の特性に触れる楽しさや運動を通してやりたいことができた楽しさを味わった児童は,. 生涯にわたって自主的に運動・スポーツに関わり,健康で豊かな生活をおくれることにつ ながると考えられる.. また,児童にとって楽しい体育授業とは,体育学習における児童の楽しさを規定する6つ の要因を満足させ得る授業であると考えられている3).. すなわち,楽しさを規定する6つの要因は,①レクリエーションと健康(活動欲求や解放 欲求を充足する楽しさと健康や体力など運動することによって得ちれる利益の楽しさ),② 能力の認知(他者との比較を通して自己の能力の高さに伴う楽しさ),③教授行動(教師との. 人間関係や承認に基づいた楽しさ),④自己決定(自己の創造や工夫あるいは好奇心に伴う 楽しさ),⑤統制感(体育学習を進めていく中で自己の努力によって結果が変化していくと 認知していることに伴う楽しさ),⑥集団活動(友人との関係の中で集団として活動するこ とに伴う楽しさ)である.. 運動独自の楽しさである運動の特性4》に触れる楽しさや運動を通してやりたいことがで きた楽しさは,自己の努力によって結果が変化していくと認知していることに伴う楽しさ である「統制感」と身に付けた技能を使って集団の中で友人とともに活動できる楽しさで ある「集団活動」と一致すると考えられる.. ところで,バスケットボールは,一般に好んで行われる5)が,楽しさを十分に味わうこ とのできていない児童も認められる.それは,敵のマークをかわし,パスしたり受けたり, シュートできない子として観察される.. このような現象が生じる背景の1っに,教師が児童の欲求を大切にするあまり,児童の言 いなりになってゲームばかりしている場合や,児童がしっかりしたねらいを持たずに活動 欲求1>や解放欲求1)のみに基づく体を動かすだけの楽しさに終わっている場合などが考え. 1.

(7) られる.すなわち,運動をただやちせている. だけで,児童の実状にあった適切な指導の行 われていないことが,技能的つまずきを生じ させ,楽しさを十分に味わうことのできない. バスケットボール. 児童を生じさせている要因の背景であるよう. ド. に推察される.. リ. バスケットボールでパスからのシュートに. 1パ. ヘ. ン ユ. ブ. キ ヤ ツ. 関われない児童の基底的要因として,ピボッ ト動作の二七であることが考えちれる.それ. は,ピボット動作が未熟であれば,基本技術 を上手く発揮できないと考えちれるからであ る.なぜならば,基本技術は,「ピボット動 作+ドリブル」,「ピボット動作+パス」. ル 1ス. ト. チ. ピ ボ ッ ト (バスケットボール独自のルール). (基礎技術〉. ボディコントロール. 「ピボット動作+シュ’一ト」,「キャッチ+. 図H.バスケットボールの基礎技術と基本 技術の構造図(後藤,1989) ピボット動作」などのように,ピボット動作 と連動して行われることが非常に多いからである. このことは,図1−1の後藤の提案する,. バスケットボールにおける基礎技術と基本技術の構造図に端的に示されているBl.すなわ ち,ピボット動作は,ボールを持って走れないというルールに基づくバスケットボール特 有の技術で,ドリブル,パス,シュート,キャッチなどの基本技術を支える基礎技術であ るからである.したがって,ピボット動作が未熟であれば,敵に詰め寄られた場合,パス する方向が限定され,バスケットされる要因になったり,軸足が動いてトラベリングにな ったりする.また,敵にボールを奪われたり,ヘルドボールになったりする. また,バスケットボールの最小単位は,学校体育研究同志会の人たちが指摘7)8)するよ うに,縦パスかちのシュートであると考えられる.. したがって,ピボット動作が未熟であれば,バスケットボールの中核であるパスかちの シュートに関わることが難しくなると考えちれる.. ピボット動作に習熟すれば,敵をかわしてズレを作りパスに結びつけたり,ドリブルで 敵を抜くのに用いたり,さちには,反転シュートが上手にできたり等,攻撃の幅を広げる ことができ作戦遂行の可能性を飛躍的に高めるため,技術的特性に触れた楽しさを味わう ことができるものと考えちれる.. 一 2 一.

(8) しかし,小学校のバスケットボールの授業においては,ピボットは,児童にとって難し い動作であるとして,十分な指導の行われていない場合が多いように思われる(このことは, 本研究の第皿章に示すアンケート結果において確認されている).. 以上のことは,ピボット動作を十分に指導した場合,全ての児童がバスケットボールの 楽しさを味わうことができるかどうかを検討する必要のあることを示唆している. そこで本研究では,まず,教師と児童のバスケットボールに対する意識や認識を調査し,. 推察した問題の実体の一部を確認するとともに,児童と教師の間にズレがないかどうかを 検討し,学習過程作成のための基礎的資料を得ようとした.. 次いで,ピボット動作は基本技術を支える基礎技術であるとするならば,ピボット動作 の未熟は基本技術の発揮に影響を及ぼすと考えられるので,ピボット技能とパスやシュー ト技術の関係を検討した.すなわち,ピボット動作の巧拙がバスケットボールの技術的つ まずきの基底的要因であるという仮説を実験的に検証しようとした。. 最後に,これちの成果を踏まえて,ピボットがバスケットボールの基礎技術であるとす る認識に基づき,パスかちのシュートを根幹に据えた「課題ゲーム注1)」を中心とした学習 過程を作成するとともに,その有効性を実証しようとした。. 3.

(9) 第ll章 教師と児童のバスケットボールに対する意識について. 第1節目的 本章では,第1章で推察したバスケットボールの学習指導における問題を確認するとと もに,バスケットボールの特性に触れさせることのできる学習過程を作成するための基礎 的資料を得ることを目的として,教師ならびに児童を対象として,バスケットボールに対 する意識や認識の実態をアンケート調査した.. すなわち,高学年児童264名を対象に,児童は,バスケットボールで何を学習したいと思 っているのか,何を楽しんでいるのか,また,バスケットボールに対する好嫌,さらには, ピボット動作をどのように捉えているのか等の実態を調査した. また,教師106名を対象に児童に対するアンケートとほぼ同様の内容について調査した.. 第2節方法 第1項 教師の意識について 1.対象. 大阪府と兵庫県下にある12小学校に所属する教師106名(男子:57名,女子:49名)を対象と. した。表2−1は,性別,教職歴,経験年数など教師の属性を示したものである. 表2−1.教師の属性の一覧. 教職歴. 男性 女性 合計. パスケットボ弔の緻年数. 男性 女性 合計. 49. 40. 89. 2. 1. 3. 2. 2. 4. 5 年. 1. 1. 2. 22. 6 年. 1. 0. 1. 5. 6. 7 年. 0. 1. 1. 1. 3. 4. 2. 0. 2. 1. 3. 4. ウ記入. 0. 4. 4. 57. 49. 106. 合計人数. 57. 49. 106. 5年未満. 4. 4. 8. 10年未満. 8. 1. 9. 15年未満. 10. 4. 14. 20年未満. 24. 15. 39. 25年未満. 8. 14. 30年未満. 1. 35年未満 無記入. な し. 1年 3年. 、⊃. 合計人数. 4.

(10) 2.調査時期 平成8年3月.. 3.調査項目ならびに項目の設定意図 表2−2は,教師に対する16項目かちなるアンケート用紙を示している.. それぞれの設問を設定した意図は,下記の如くである.. ①体育授業で学習効果を上げる条件の一つとして,児童が体育学習をどの程度楽しいと思 っているのかということをあげることができる.そこで,教師は児童が体育授業をどの ような割合で楽しいと捉えているかをみようとした.. ②③楽しいと思っている理由とつまらないと思っている理由をあげ,教師の考えるそれぞ れの理由が,どのような傾向にあるのかを知ろうとした.その理由の設定に関しては, 伊藤ら3)のレクリエーションと健康,能力の認知,教授活動,自己決定,統制感,集団 活動の6つの因子を参考に回答項目を作成した.. ④教師の考える学習内容の傾向を知ろうとした.同時に,児童の学習したい内容とのズレ を検討しようとした.. ⑤⑥教師の捉えた児童のつまずきと学習内容との関係を明らかにするとともに,つまずき の要因を教師はどのように捉えているかをみようとした.. ⑦⑧⑨バスケットボール特有の動きであるピボット動作は,難しい動作であるのかどうか を調査すると同時に,教師は,ピボット動作が児童にとってバスケットボールを楽しむ ために指導の必要な動作であると思っているのかどうかを知ろうとした.また,ピボッ ト動作を指導する際のポイントをどこに置いているかを明らかにしょうとした. ⑩運動の特性4}を,機能的特性,技能的特性,効果的特性の3つに分けるとするならば,教. 師はバスケットボールにおいて,これらのどれを重要と捉えているかを明らかにしよう とした.. ⑪バスケットボールの主な技術として,ボディコントロール,ピボット,パス,ドリブル, シza 一一ト,キャッチをあげ,柱となる基本技術と土台となる基礎技術の関係の中にどの. ように位置づけて捉えているかを知ろうとした. ⑫教師は,パスの働きを理解しているかどうかを知ろうとした。. ⑬技能の上達によってゲーム様相は,どのように変化すると捉えているのかの実態を知ろ うとした.. ⑭教師は,ドリブルを個人技能として捉えているのか,チームを生かす集団技能と捉えて 一 5 一.

(11) 表2−2.教師に対する16項目かちなるアンケート用紙 ②バスケットボールの授業が楽しいと思っている子供は,なぜ楽しいのでしょうか。予想. バスケットボールについてのアンケート(教師用〉. して.楽しいと思っている理由をいくつでも選び,記号に○を付けてください。そして, 体育科のポール運動嶺域にバスケットボールがありますが,今後の体育指導に生かした いと思いますので,以下のアンケートにご回答ください.. ○を付けたものにあえて番号を付けるとすれば,一番楽しいものかち順番に番号を( ) に付けてください. A(. ○性別(男性・女性). ○教職歴(. )年. ○クラブなど学生時代からのプレーヤーとしてのバスケットボール経験(. )年. ①あなたは,子供たちがバスケットボーールの授業を楽しいと思っていると感じますか。ク ラスの子供たちがどのぐら.V1の割合で楽しい,ふつう,つまらないと思っているか,下の. 回答図に太い実線を入れて記号を記入してください。. (記入例)A,B,Cが同じ人数ぐらいの場合 A.楽しい. 0%. A. B. C. 100. B.ふつう. C.つまらない. (記入例〉全員が楽しいと思っている場合 0器. )健康になり,身体が丈夫になるから.. D{. )体力がついたり,素早い動きが身に付いたりするから。. E(. )いろいろな運動ができ,運動のいろいろなやり方が分かるから。. F(. )やりがいのある難しい運動で,自分の力を試すことができるかち。. G〈. )他の人にできないプレーができたり,上手にできたりするから。. H(. )自分のチームの力がはっきり分かり,順位が比べちれるから。. 1(. }バスケットボールが得意だから。. j{. )いろいろなチームと勝敗を競い合えるから。. K(. )先生がよく話しかけてくれたり,意見を取り上げてくれたりするかち。. L(. }先生にほめられたり.励ましてもらえたり,親切に教えてもらえたりするから。. M〈. )先生や友達が自分の力や進歩を認めてくれるから。. N〈. }友達と教え合いながちできるから。. o(. )ゲームの作戦や進め方,練習方法を自分たちで考えられるから。. P(. )いままで知ちなかったプレーのやり方が分かり,できるようになったから。. Q(. )技やプレー一をいろいろ工夫できるから。. R(. )できないプレーができるようになったり,試合に勝てるようになるから。. s(. )新しい技やプレーのやり方が分かるからe. 100X. 0罵. 回答図. )思い切りからだを動かすことで,心や体をほぐしのびのびできるから。. c(. 100X. A. 》精一杯運動でき,汗をかくと気持ちがいいから。. B(. 1. 丁(. )練習すれば上手にできるようになるから。. U(. )友達と協力しながらまとまってできるから。. v(. )みんなと話し合いながらいっしょにできるから。. w〈. )そのほかにありましたらご記入ください。. (. ③バスケットボールの授業がつまらないと思っている子供は,なぜつまらないのでしょう. ). ④あなたは.バスケットボールの授業で子供たちにどんな内容を教えていますか。教えて. か。予想してつまらないと思っている理由の記号に○を付けてください。そして,○を付. いる内容をいくつでも選び.記号に○を付けてください。そして,○を付けたものにあえ. けたものにあえて番号を付けるとすれば,一番つまらないものから順番に番号を( }に. て番号を付けるとすれば,重要な順番に( )に番号を付けてください、. 付けてください。. A(. )正しいシュートの仕方. A(. )汗をかくほど精一杯運動できないから。. B{. )ボールを見ないドリブルの仕方. B(. )思い切りからだを動かせなかったり,のびのびできないから。. c(. )■確で早いパスの仕方. )健康になったり,体が丈夫になるとは思えないから。. D(. )正しいボールキャッチの仕方. .} (. )体力がついたり,素早い動きが身に付いたりしないように思うから。. E{. )よいポジションでのリバウンドポールの取り方. E(. )いろいろな運動ができず,運動のやり方が分からないから.. F(. )ダッシュからのストップの仕方. F(. 〉簡単でやりがいのない運動だから,自分の力を試すことができないから。. G(. 〉行動範囲を広げるピボットの仕方. G{. 1他の人のできるプレーが,自分は上手たできなかったりするから。. H(. )相手の逆をつくフェイントのかけ方. H(. )自分のチームの力が分からなかったり.順位が比べられないから。. 1{. )素早いターンの仕方. T(. )バスケットボールが苦手だから。・. J(. )パスやドリブルでボールをつないぐ攻め方. J(. )いろいろなチームと対戦し,勝敗を競うことができないから。. K(. )マンツーマンなどでの守り方. K(. )先生が全く話しかけてくれなかったり,意見を取り上げてくれないから。. L(. )自分たちにあったルールに工夫すること. L(. )先生にしかられたり,全く教えてもらえないから。. M(. )審判の仕方. M(. )先生や友達が自分の力や進歩を認めてくれないから。. N(. )作戦の立て方. N(. )友達と教え合いながらできないから。. o(. )カットインプレー(相手を振りきってゴールへ走り込みシュートするプレー). o(. )ゲームの作戦や進め方,練習方法を自分たちで考えられないから。. P(. )スクリーンプレー(ボール保持者を守る相手の進路を遮断するプレー). P(. 〉いままでやったことのない技やプレーができなかったかち。. Q〈. )仲間と協力することによって多少強いチームにも勝てること. Q(. )技やプレーをいろいろ工夫できなかったから。. R(. )勝敗に対して正しい態度をとること. R(. )できないプレーができるようにならなかったり,試合に勝てなかったりするか. s(. )そのほかに教えている内容がありましたらご記入ください。. ;(. (. ら。. s(. 〉新しい技やプレーのやり方が分かちないから。. T〈. 〉練習しても上手にならないかち。. U(. )友達と協力しながらできないから。. v(. ガ )みんなと話し合いながらいっしょにできないから。. W(. )そのほかにありましたらご記入ください。. (. }. 一 6 一. ).

(12) ⑤バスケットボールの学習で,子供はどんなところにつまついていますか。当てはまる項 ⑧ピボット動作を小学校高学年児童に指導する必要があると思いますか。次のいずれかに 目の記号に○を付け,あえて番号を付けるとすれば,つまづきの度合いの大きいものから ○を付けてください。また,その理由をお答えください。 順番に番号を付けてくださ. 「r. A.十分必要である. B.必要である. C.あまり必要でない. A( )シュートのときゴールに正対しようと身体め向きを無理に変えたためトラペリ D.必要でない E.全く必要でない. ングをする.. 理由=(. ). 燭 B( )パスを受けてランニングシュートするとき足があわない。 C(. )パスを受けるときポールを落とす。. ⑨ピボットを指導するとすれば、あなたは何をポイントにして指導しますか。3つ( ). D( )パスのコントロールが非常に悪く,パスがつながらない。. E(. 〉ドリブルのときボールが手につかない。. にご記入ください。. (. 『. F( )パスする相手がいるときでもドリブルで自分勝手にボールを進めてしまう。 G(. )ボールを受けるとききちっとストップできずトラベリングになってしまう。. H( )ボール保持者が敵に詰め寄られたとき、体の向きを変えてパスできない。 1( )そのほかにつまづきと感じるところがありましたらご記入ください。. (. >. ( (. ) .. .. ). ⑩あなたはバスケットボールの特性をどのようにとらえますか。あなたがとらえるバスケ ットポールの特性をいくつでもいいですから選んで,記号に○を付けてください。○を付. }けた項目にあえて番号を付けるとすれば,重要なも.のから順番に番号を( )に記入して ください.. ⑥つまずきの要因は何だと思いますか。当てはまる項目の記号に○を付け,あえて番号を. )走力,跳躍力,投力や持久力,筋力,敏捷性,柔軟性,調整力など体力作りに. A(. 効果的な運動である。. 付けるとすれば,つまづきの要因としてよくあるものから順番に番号を付けてください。 A(. )ボールを上手に操作できないこと。. B・ (. )ボールの動きにあわせて身体を上手に操作できないこと。. c(. )ピボットが上手にできない。. D(. )ダッシュ,ストップ,ターンなどフットワークが上手にできないこと。. E(. )味方がどこにいるか状況判断ができないこと。. F(. )バスケットボールに対する苦手意識。. G(. )そのほかにありましたらご記入ください。. (. B(. )スピーディrな動.きで相手の防御をかいくぐってゴールを成功させる鮎力があ. c(. )相手チームやボールの動きに対応し,個人や集団でボールや身体を操作して効. D(. )ポールを扱いながら作戦を工夫し,集団対集団で頭上のゴールに得点すること. E(. )人と人が入り乱れてボールを手でパス・ドリブル・シュートすることによって. F(. )相手チームと競争することにより,欲求が充足され満足し楽しい運動である。. G(. )練習やゲームを通して,競り合いに勝つ強い精神的態度,またチームが相互. H(. )独創性,敏捷性..正確性,注意力,協調性,巧緻性,反射的判断,自信,自己. り,協力して目標に向かって努力する喜びがある運動である。. 果的な攻防の動きを高める運動である。. を競い合う楽しみのある運動である。. 得点を競う運動である。. ). ピ ⑦ピボットについておたずねします。ピボット動作は小学校高学年児童にとって難しい. に協力しあい,望ましい社会態度を育成する運動である。.. でしょうか。次のいずれかに○を付けてください。また、その理由をお答えください。. A.難しい B.少し難しい C.ふつう. D.少し易しい. 理由:(. .. .. E.易しい. 蟻牲,自制心などを培う運動である。. ). ⑪バスケットボールの個人的技術は.次のA∼Fの技術からなっているとすれば、あなたは. ⑭「ドリブルは個人技能ですか」とお聞きすれば,どのように答えていただけますか。次. バスケットボールの基礎・基本をどのように考えますか.図の( 》に当てはまる技術の. の項目の中から自分の考えに導いものを選んで○を付けてください。 A.一人で練習できるから個人技能である。. 記号をご記入ください。. B.ワンマンプレーヤーは,ドリブルをよくするかち個人技能である。. A.ボディコントロール B.ドリブル C.パス D.ピボット E.シュTト’F.キャッチ. C.相手を抜くための技能だかち個人技能である。 D.床を使った自分へのパスだから集団技能である. E.連携プレーの一一部として使われるので集団技能である。. バスケットボール *細綴はミスプリントでは. ( ). ( ). ( ). F.そのほかにドリブルが個人技能であるかどうかの考えがあれば.ご記入ください。. (. ありません。. .. ). 〈). ⑮ボール運動領域の〆スケットボールとゲーム領壊のポートボールの学習内容の違いは何 でしょうか。. {. ( 》. 基礎. ). ( ). ⑯ポール運動領域のバスケットボールとサッカーの学習内容の違いは何でしょうか。. ⑫パスにはどんな働きがあるでしょうか。適切だと思うものを3つ選び記号に○を付けて ください。. A.ボール.を運ぶ働き. B.敵を抜く働き. C.敵の背後にボールを送る働き E.得点する働き. .. D.攻撃は最大の防御で守る働き. F,ボールとゴールの間に敵がいるのでずれを作る働き. ⑬子供たちは自分のチームが上手になろうと、ゲームに勝とうと作戦を立てますが、初期 の段階がちゲームの様相はどのように現れると思いますか。ゲームの様相の進み具合を記 号で( )に記入してください。 A.コート内を広く使った攻撃のできるゲーム。 B.ボールのあるところに群がるように固まるゲーム。 f C.連携プレーを使って攻撃しようとするゲーム。 D.縦パスの多.い速攻中心のゲーム。. 〈 ・) 一( )一( )一( 〉. 一 7 一.

(13) 表2−3.児童に対する16項目からなるアンケート用紙 ④③でA.たいへん楽しかった,B.楽しかった, C,少し楽しかった,と答えた人に質問し. バスケットボールについてのアンケート. ます。なぜ体育でのバスケットボールの学習が楽しかったのですか。あてはまる文すべて の記号に○を付けてください。○を付けた文の( このアンケートは,先生が体育でバスケットボールをうまく指導するための参考にする. 番号を付けてください。. ものです。自分の感じたままを正直に書いてください。. 学年(. 〉年生. (男・女). ①あなたは体育が好きですか。A∼Eのいずれか一つに○を付け,(. )にその理由を書い. てください。 A.好き. B.少し好き. C.ふつう. D.少し嫌い. )に一番楽しかったものから順番に,. E.嫌い. A(. )せいいっぱい運動でき,汗をかくと気持ちがよかったかち。. B〈. )思い切りからだを動かすことで,心や体をほぐしのびのびできたから。. c(. )健康になり,体がじょうぶになったから。. D{. )体力がついたり,すばやい動きが身に付いたりしたから。. E(. )いろいろな運動ができ,運動のいろいろなやり方が分かったかち。. F{. )やりがいのあるむずかしい運動で.自分の力を試すことができたから。. G{. )他の人にできないプレーができたり,上手にできたりしたから。. H(. 〉自分のチームの力がはっきり分かったり.順位が比べられたかち。. 1(. )バスケットボールが得意だったから。. J(. )いろいろなチームと勝敗を競い合えたかち。. K(. )先生がよく話しかけてくれたり,意見を取り上げてくれたりしたから.. L(. )先生にほめられたり,励ましてもらえたり,親切に教えてもらえたりしたかち。. M〈. )先生や友達が自分の力や進歩を認めてくれたかち。. N(. )友達と教え合いながらできたかち。. ( ). ②あなたは体育で学習した運動のうち,何が好きですか。一番好きな運動から順番に( 》 に3つ記入してください。 L(. ). 2.(. ). 3.(. ). 珍体育でのバス. Jットボールの学習は,楽しかったですか。A∼Gのいずれか一つを選び,. 記号に○を付けてください。 A,たいへん楽しかった B.楽しかった C.少し楽しかった. D.どちらでもなかった. .. ’. . ‘. E.少し楽しくなかった F.楽しくなかった. o(. )ゲームの作戦や進め方,練習方法を自分たちで考えられたかち。. P(. )いままで知らなかったプレーのやり方が分かり,できるようになったから。. Q(. )技やプレーをいろい.ろ工夫できたから。. R(. )できないプレーができるようになったり,試合に勝てるようになったから。. s(. )新しい技やプレーのやり方が分かったから。. T(. )練習すれば上手にできるようになったから。. U(. )友達と協力しながらまとまってできたから。. v(. )みんなと話し合いながらいっしょにできたかち。 )そのほかにありましたら記入してください。. w{. G.まったく楽しくなかった. {. ⑤③でE.少し楽しくなかった,F.楽しくなかった, G.全く楽しくなかった,と答えた人. 1. ・. 〉. ⑥バスケットボールは好きですか。次のいずれか一つの記号に○を付けてください。. に質問します。なぜ休育でのバスケットボールの学習が楽しくなかったのですか、あては. A.たいべん好き. まる文すべての記号に○を付けてください。○を付けた文の( 》に一番楽しくなかった. B.好き. ものから順番に,番号を付けてください。. C.少し好き. A(. )汗をかくほど,せいいっぱい運動ができなかったから。. D.どちちでもない. B〈. )思い切りからだを動かせなかったり,のびのびできなかったから。. E.少し嫌い●. c(. )健康になったり,体がじょうぶになったりしたとは思えなかったから。. F.嫌い. D{. )体力がついたり,すばやい動きが身に付いたりしなかったから。. G.たいへん嫌い. E(. )いろいろな運動ができず,運動のやり方が分からなかったから。. F〈. )簡単でやりがいのない運動だから,自分の力を試すことができなかったから。. G(. )他の人のできるプレーが,自分にはできなかったから。. トボールが好きなのですか。あてはまる文を3つ選び記号に○を付け,好きな理由の順番. H(. )自分のチーームの力が分かちなかったり,順位が比べちれなかったから。. を(. 1(. )バスケットボールが苦手だったかち。. A(. }バスケットボールが得意だから。. J(. 〉いろいろなチームと対戦し,勝敗を競うことができなかったから。. B〈. 〉身体が思い切り動かせるから。. K〈. 〉先生が全く話しかけてくれなかったり,意見を取り上げてくれなかったりした. c(. 〉みんなといっしょにできるから。. かち。. ⑦⑥でA.たいへん好き,B.好き,C.少し好き,と答えた人に質問します。なぜバスケッ. )に書いてください.. D(. )バスケットボールが上手になるから。. L(. )先生にしかられたり,全く教えてもらえなかったりしたから。. E(. )自分なりにPt 一一ルを自由自在にあやつれるから。. M(. )先生や友達が自分のカや進歩を認めてくれなかったかち。. F〈. }先生にほめられるから。. N{. )友達と教え合いながらできなかったかち。. G{. }先生かちバスケットボールについていろいろ教えてもらえるから。. o(. )ゲームの作戦や進め方,練習方法を自分たちで考えられなかったから。. H(. }みんなと協力して攻めたり守ったりできるかち。. P〈. )いままでやったことのない技やプレーができなかったから。. 1(. )そのほかにあれば記入してください。. Q{. )技やプレーをいろV{ろ工夫できなかったから。. R(. )できないプレーができるようにならなかったり,試合に勝てなかったりしたか. s(. 〉新しい技やプレーのやり方が分からなかったから。.. T(. )練習しても上手になちなかったから。. U(. 〉友達と協力しながらできなかったから。. v(. }みんなと話し合いながらいっしょにできなかったから、. (. ち。. rv (. )そのほかにありましたら記入してください。. (. }. 一 8 一. ).

(14) ⑧⑥でE.少し嫌い,F.嫌い, G.全く嫌い,と答えた人に質問します。なぜバスケットボ. ⑩あなたはバスケットボールの授業でどんなことを学習したいですか。当てはまる文すべ. ールが嫌いなのですか。あてはまる文を3つ選び,記号に○を付け,嫌いな理由の順番を. ての記号に○を付け,○を付けた文の( )に一番学習したいものから順番に番号を付け. ( )に書いてください。. てください。 A(. )ランニングシュートやドリブルシュート,ジャンプシュートのとき,どこをね. )ゲームばかりするかち。. B(. )ポールを見ないで上手にドリブルすることe. D(. 〉上手な人だけでするから。. c(. )得点につながるパスのしかた。. E(. 〉ゲームをせずに練習ばかりだから。. D(. )正確で早いパスのしかた。. F(. )仲間はずれにされるから。. E(. )ボー・一ルの上手なキャッチのしかた 一. G(. )失敗するともんくを言われるから。. F(. 〉リバウンドボール(シュートしたボールがゴ・一一ルに入らずリングやバックボー. H〈. )先生にいろいろ注意されるから。. 」(. )体を動かすことが嫌いだかち。. G〈. )パスを受けるときのトラベリングにならないストップのしかた。. j(. )みんなといっしょにするから。 ・. H(. )敵にポールをとられたり,トラベリングにならないようにボールを持っている. K(. )ボールを手にしても自由自在にドリブルしたり思うところのパスできないかち。. L(. )先生からバスケットボールについていろいろ教えてもらえないかち。. 1(. 》右へ行くと思わせて左へ行くなど,敵を抜いたり振り切ったりする方法。. M(. 〉.みんなと協力して攻めたり守ったりできないかち。. J(. )敵を抜いたり振り切ったりするため,方向を急に変える方法。. N(. 〉そのほかにあれば記入してください。. K(. )パスやドリブルでボールをつないで攻めること。. L(. )マンツーマンでの守り方。. M(. )自分たちにあったルールに工夫すること。. N〈. )自分たちでゲームができるような審判のしかた。. o〈. )敵に勝てる作戦の立て方。. P(. )相手を振りきってゴールへ走り込み,味方.からパスを受けてシュートするプレ. Q(. )ボ・一一ルを持っている人を守っている敵の進路を止めるプレーのしかた。. R(. )仲間と協力することによって,多少強いチームにも勝てること。. s(. )勝敗に対する正しい態度をとること.. 丁(. }そのほかにあれば記入してください。.. A(. )バスケットボールがにが手だから。. B〈. 〉パス.してもちえなかったり,ボールにさわれなかったりするから。. c〈. らってシュートすればよいのか。. ドに当たってはね返ってくるボール)の取りやすい場所の選び方。. 人が片足を軸にして身体の向きを変える方法。. ). (. )あなたはピボットという動作がどんなものか知っていますか。A.Bのいずれかに○を付け てください。知っている人はどんな動作か(.. 〉に記入してください。. A.知っている B,知らない. ーのしかた。. .. く. . ). (. ). ⑪あなたがバスケットボールをやっているとき、うまくできないことは何ですか。当ては. ⑭ピボットをするとき何に気を付けてし.ますか。いくつでもいいですから記入してくださ. まる文すべての記号に○を付けてください。○を付けた文で一番うまくできないものから. い。.. 順番に( A(. )に番号を書いてください。. (. )シュートのとき,ゴールにからだの向きを変えようとするとトラベリングをす. る。. ・ ). .⑮パスはどんな働きがあると思いますか。次の項目から3つ選んで記号に○を付けてくだ. B(. )パスを受けてランニングシュー.トするとき,足があわない。. c(. )パスを受けるときポールをよく落とし,次の人にパスできない。. D(.. 〉パスするとき,自分の思うところにパスできない。. E.(. )ドリブルのとき,ボールが手につかない。. F(. )パスする相手がいても気がつかず、自分勝手にドリブルしてしまう。. G(. )パスを受けるとききちっとストップできず,3歩以上動いたり軸足がずれたり E.得点する働き. H(. )ボールを持っているとき,敵につめよられてあわててしまい,軸足がずれたり. i(. )マークする相手がいるのに・気がついたらボールを追いかけている。. J〈. )味方に早くシュートさせようと前ヘパスすると,敵にそのボールを取られてし A.役に立ったことがある. K(. )体の向きを変えればシュートできるのに,パスする相手を探してしまう。. L(. )そのほかにあれば記入してください。. する。. さい。. t. A.ボールを運ぶ働き. B.目の前の敵を抜いて前へ出る働き C.敵の背後にボールを送る働き D.攻撃は最大の防ぎょで守る働き. F.ポールとゴールの間に敵がいるのでずれを作る働き. 後ずさりしたりしてしまう。. ⑬あなたは体育で学んだことが何か役に立ったことがありますか。あれば( )に役に立. まう。. つたことを書いてください、. B.役に立ったことがない. (. (. 〉. ). ⑫ピボット(ボールを持つと動けないので,一方の足を軸にして他方の足を動かして体の 向きを変えること)をするのは難しいですか.当てはまる項目を一つだけ選び,記号に○ を付けてください. A・むずかしい. .B・少しむずかしい. .C.ふつう D.少しやさしい E.やさしい N. ⑬あなたはバスケットボールをやっていてピボットが必要だと思いましたか。当てはまる 項目を一つだけ選び,記号に○を付けてください。( )その理由を書いてください。 A.絶対いると思った. B.い.ると思った. C.あまりいらないと思った. D.全くいらないと思った . E.わからない. (. ・ ) 一 9 一.

(15) いるかを知ろうとした.. ⑮バスケットボールとポートボールの学習内容の違いを問うことにより,i基本的な技能を. 身に付け,作戦やルールを工夫し,勝敗を楽しむ運動であるボール運動領域と回持って いる能力を使って,ルールを持って勝敗を楽しむ集団的運動遊びであるゲーム領域の運 動の違いをどのように理解しているかをみようとした. ⑯ボール運動領域の,手によるボール操作によって頭上の水平にあるゴールにシュートし,. 勝敗を楽しむ運動であるバスケットボールと,足によるボール操作によって垂直にある ゴールにシュートし,勝敗を楽しむ運動であるサッカーの学習内容の違いを問うことに よって,それぞれの運動の特性をどのように理解しているかをみようとした. 第2項 児童の意識について 1.対象. 大阪府と兵庫県下の3小学校に所属するバスケットボールの学習経験のある5・6年生男女 児童計264名(男子:137名,女子:五27名)を対象とした.. 2.調査時期 平成8年2月.. 3.調査項目ならびに設問項目の設定意図 表2−3は,児童に対する16項目からなるアンケート用紙を示している. それぞれの設問を設定した意図は,下記の如くである.. ①∼⑧バスケットボールに対する愛好的反応を聞く設問を繰り返し,本調査の信頼性を検 記する資料とした.. ②体育で学習する運動の内で,バスケットボールが児童の好きな運動として捉えちれてい るかどうかをみようとした.そして,⑥「バスケットボールは好きですか」の設問とあ わせて,なぜ好きなのかを検討しようとした.. ③では,バスケットボールの学習が楽しかったかどうかを問い,②のバスケットボールを 好きな運動にあげた児童との対応から信頼性を検討しようとした.. ④⑤.③の回答の理由を明らかにしょうとした.その理由の設定に関しては,伊藤ち3)の レクリエーションと健康,能力の認知,教授行動,自己決定,統制感,集団行動の6つの 因子に基づいて回答項目を作成した, ⑥バスケットボールの好嫌を問い,②や③の結果との対応を検討した. 一 10 一.

(16) 106人中の割合(%) o. 20. 10. 30 40 50 60 70. [=]楽しい ass s)つう. 80. 90. 100. 囮つまらない. ■■無記入. 図2−1.教師は子どもがどのような割合でバスケットボールを楽しいと思っているか. 80. 精一杯運動でき.汗をかくと気持ちがいいから. 思いtlJりからだを動かすことで,心や体をほぐしのびのひ.できるから。. 70. 60. 〔]楽しい理由として取り上げられた人数 qZZh位に取り上げたた数. v’. @ 1. 蕪40. 50A. @ 1. A. ュ.50. 健麟になり.身.体が丈夫になるから. 体力がついたり,黙早い動きが身’に付いたりするから,. @ 1. 一;. 70. 承. やりがいのある簸しい運動で.自分の力を試すことができるから. 他の入にできないプレーができたり.上手にできたりするから。. 50v. @ 旨. いろいろな運動ができ.運動のいろいろなやり方が分かるから.. 臼分のチームの力がはっきり分かり.順位が1.ヒペられるから、 バスケ・ノトポー几カ1得意だから.. くロ. いろいろなチームと.勝敗を競い合えるから,. v 40矧江. 1. 先生にほめられたり,励ましてもらえたり.親切に教えてもらえたりするから. ({1). く. 先生がよく話しかけてくれたり,意見を取り上げてくれたりするから.. 先生や友遅が自分のとからや進歩を認めてくれるから.. 30・任. 需30. く. くロ. ゲームのftittや進め方,練習方法を自分たちで考’えられるから.. いままで知らなかったフ’レーのやり方が分かり,できるようになったから,. 20 8. 20. 技やアレーをいろいろ工夫できるから.. r’一’t. できないプレーができるようになったり.試合に勝てるようになるから. 新しい披や7’レーグ}やりフj.が外かるカ・ら.. IO. 10. 友達と教え合いながらできるから.. 練腎すれば上手にできるようになるから. 友」皇と協力しながらまとまってできるから.. みんなと話し合いながちいっしtにできるから,. o udLwwuunu4uaalLllndLll−lidlaLll−uo. ATRJOBUGIPMNQDSVFLEHWKC. そaNIカ9こありましたらこ署己入ください.. 図2−2.教師の考えるバスケットボールの授業を「楽しい」と感じている子どもの割合. 80. A 汗をかくほど轄一杯運重駐できないから.. 70. [=】つまらない理由として取り上げられた人数. 8思い切りからだを動かせなかったり,のびのびできないから. C 健康になったり,体が丈夫になるとは思えないから.. 、乙]1位に取り..卜.げた人数. D 体力がついたり,素早い動きが身に付いたりしないように思うから.. U0. 60. Aく v藩40. 一一. ..e”. w. ま. Eいろいろな運動ができず,運動のやり方が分からないから.. T0. v. G他の人のできるプレーが.自分は上手にできなかったりするから.. S0. 配. Jいろいろなチームと対戦し,勝敗を鍍うことができないから.. くロ. F簡単でやりがいのない運動だから,自分の力を試すことができないから.. H自分のチームの力が分からなかったり,順位が比べられないからs lバスケットボールが苦手だから.. く. R0. 布 くロ. g. L先生にしかちれたり,全く教えてもちえないから, 凹先生や友達が自分の力や進歩を認めてくれないから.. く. N友達と較え合いながらできないから.. iil3. 0ゲームの作戦や進め方,織晋方法を自分たちで考えられないから,. 洲. Q妓やプレーをいろいろ工夫できなかったから。. Q0. 2Q. X先生が全く話しhgtてくれなかったり,意見を取り上げてくれないから.. Pいままでやったことのない技やプレーができなかったから,. Rできないアレーができるようにならなかったり,試合に勝てなかつたりするカ P00 ら.. S新しい枝やアレーのやり方が分からないから. T練習しても上手にならないから,. o. GITESRBUQMWOAPVNDLKFCJH. U 友遼と協力しなカtらできないから.. Vhんなと話し合いながらいっしょにできないから 晋そσ雌かにありましたらこ記入ください,. 図2−3.. 教師の考えるバスケットボールの授業を「っまらない」と感じている子どもの 割合 一 11 一.

(17) ⑦⑧.⑥の理由を明らかにしょうとした.. ⑨ピボット動作が学習内容として指導され,児童に認識されているかどうかをみようとし た.. ⑩児童が希望する学習内容を明ちかにし,教師とのズレをみようとした. ⑪バスケットボールで児童が自覚するつまずきを明らかにしょうとした. ⑫⑬⑭ピボット動作は,児童にとって困難な動作であるかどうか,バスケットボ・一一一ルにお. いて必要な動作であるかどうかを明らかにしょうとした.. ⑮児童は,ゲーム中,無意識にパスの3っの働きを実行している場合がある.しかし,バス ケットボ・一一・ルの学習において,それを認識して実行することが大切である.そこで,パ. スの働きを理解しているかどうかを明らかにしょうとした.. ⑯体育は,活動欲求や解放欲求を満たしてくれるその場だけの教科ではない.他の教科と 同様に役に立つことを学習しているはずである.それを児童は気づいているかを調査し ようとした.. 第4節 結果なちびに考察 表2−4は,児童に対するアンケート設問①の「体育の好嫌」,設問③の「バスケットボー. ルの学習は楽しいかどうか」,設問⑥の「バスケットボールの好嫌」においての結果を示 している.. 表2−4.体育なちびにバスケットボールに対する好意的反応の割合. 体育の好嫌. バスケットホ㌧ルの好嫌. バスケットボールの学習は楽い】か. 好き. 77.3%. 楽しい. 84.5%. ふつう. 14.8%. ふつう. 9.8%. 嫌い. 8.0%. つまちない. 5.7%. 好き. 3つの設問の平均値. 83.7%. 81.8±3.2%. ふつう. 8.7%. 11.1±2.7%. 嫌い. 7.6%. 7.1±1.0%. 3つの設問のそれぞれの平均値には大差が認められず,児童に対するアンケート調査の結 果は信頼性があると考えちれた.. 1.教師の考えるバスケットボールを楽しいと思っている児童の割合とその理由 図2−1は,教師は児童がどのような割合でバスケットボールを楽しいと思っているかを示. 12.

(18) したものである.. 教師は,児童の63.8±24.7%が「楽しい」,24.1±16.8%が「ふつう」,8.4±8.8%が. 「つまらない」と感じているだろうと捉えていることが認めちれた(なお,3.8%は無記入 であった).. そして,バスケットボールの授業を「楽しい」と感じている児童が,なぜ楽しいのかの 理由を23項目設定し,教師が順位を付けて複数回答した結果が図2−2である.. 二二は,楽しい理由として取り上げられた項目で,人数の多いものから順に示した.ま た,斜線棒は,それぞれの項目を工位に回答した人数を示している.. 教師の81.5%が,10項目取り上げていたことから,上位10項目をみると,「A.精一杯運 動でき,汗をかくと気持ちいいから」,「T.練習すれば上手にできるようになるから」, 「R.できないプレーができるようになったり,試合に勝てるようになるから」,「J.いろ いろなチ・・一・一ムと勝敗を競い合えるから」,「0.ゲームの作戦や進め方,練習方法を自分た. ちで考えられるかち」,「B.思い切りからだを動かすことで,心や体をほぐしのびのびで きるから」,「U.友達と協力しながらまとまってできるから」,「G.他の人のできないプ. レーができたり,上手にできたりするから」,「Lバスケットボールが得意だから」, 「P.今まで知らなかったプレーのやり方が分かり,できるようになったから」であった.. これら上位10項目を体育学習における学習者の楽しさを規定する6つの要因3>にカテゴリ. ー分けすると,体育学習を進めていく中で自己の努力によって結果が変化していくと認知 していることに伴う楽しさである「統制感」(T,R,P),他者との比較を通して自己の能力の 高さに伴う楽しさである「能力の認知」(」,G, Dが,いずれも3項目で最も多く,次いで,. 活動欲求や解放欲求を充足する楽しさと健康や体力など運動することによって得られる利 益の楽しさである「レクリエーションと健康」が2項目(A,B>で,自己の創造や工夫あるい. は好奇心に伴う楽しさである「自己決定」(0),友人との関係の中で集団として活動するこ とに伴う楽しさである「集団活動」(U)が,それぞれ1項目認められ,教師との人間関係や 承認に基づいた楽しさ「教授行動」は,上位に認められなかった.. また,楽しい理由として多くの教師が取り上げた上位4項目は,1位に取り上げた項目で 見ても同一であった.. 「G.他の人のできないプレーができたり,上手にできたりするから」なちびに「0.ゲー. ムの作戦や進め方,練習方法を自分たちで考えられるから」は,1位に取り上げた図で見る と順位の低下が認められた.. 一 13 一.

(19) 140 @. 264人中の割合(%)20. .「50. 30. ‘40. 60. 70. 8⑰. 90. 60. 100. Aせいいっぱい適動でき,汗をかくと気持ちがよかったから.. O lO. B思い切りからだを動かすことで,心や体をほぐしのびのびできたかち.. 雛鎌蕪. 120. C健康になり,体がじょうぶになったから.. 50 @ . .. Aく v. 「. 」. 「. 一. .. 「. 禛ネたいへん楽しかった凶E,少し楽しくなかった jB,楽しかった 四F.崇しくなかった. 100. 。C少し楽しかった. 80. @. 〔]楽しい理由として取り上げちれた人数. A. 承. 圃6.全く楽しくなかった. o.どちらでもなかった「. D体力がついたり.すばやい動きが身に付いたりしたから.. 40v くロ. 四1位に取りL晩緻. ーin−. 30剖E. 1. く 60 舵. Eいろいろな運動ができ,運動のいろいろなやり方が分かったから, Fやりがいのあるむずかしい運動で,自分の力を試すことができたから. G他の人にできないプレーができたり.上手にできたりしたから. H薗分のチームのカカ9まっきり分かったり,順位力靴べられたから.. 1バスケットボールが得意だったから. Jいろいろなチームと勝敗を競い合えたかち. K先生がよく話し力嚇てくれたり,慧見を取り上げてくれたりしたから。 L先生にほめられたり,励ましてもらえたり,親切に教えてもちえたりしたから. li先生や友達が自分の力や進歩を認めてくれたから.. 20K. くロ. 40. 10. 20. N友達と教え合いながら.できたから.. 0ゲームの作戦や進め方,練習方法を自分たちで考えられたから.. 爲. Pいままで知らなかったプレーのやり方が分かり,できるようになったから。. ou. Q技やプレーをいろいろエ夫できたから. Rできないアレーができるようになったり,試合に勝てるようになったかち. S・新しい技やプレーのやり方が分かったから、 T.練習すれば上手にできるようになったから.. 0. .. O. 町1友達と協力しながらまとまってできたから.. ATEPJUNDBRFVSOQGMCIHLKW. V・みんなと話し合いながらいっしょにできたから. Vlそのほカtこありましたら記入してく.ださい.. ロ. ド. ヒ. ロ. コ. コ. 図2−4.バ■ケットボールの授業を楽しいと. vうている子どもの割合と 「楽しかった」と感じている理由. 10. A汗をかくほど,せいいっぱい運動ができなかったから. [=コ榮しくなかった哩由として取り.Lげられた人数. li位に取り上げた人数. B思い切りからだを動かせなかったり,のびのびできなかったから.. 60. C 健康になったり,体がじょうぶになったりしたとは思えなかったから.. D体力がついたり,すばやい動きが身に付いたりしなかったから.. 8. Aく v. Eいろいろな運動ができず,運動のやり方が分からなかったから.. soQ.o. v. 6. 40くロ 郵. 309. く 4. 需. F簡単でやりhSC、のない運動だから,自分の力を試すことができなかったから. G他の入のできるプレーが,自分にはできなかったかち. H自分のチームの力が分からなかったり,順位が比ぺられなかったから。 1バスケットボールが苦手だったから. Jいろいろなチームと対戦し,勝敗を競うことができなかったから. X先生が全く話しbS†てくれなかったり,意見を取り上げてくれなかったりした から。. L先生にしかられたり,全く教えてもらえなかったりしたから. U 先生や友達が自分の力や進歩を認めてくれなかったから.. 20く. くロ. 雪. 2. N友達と.教え合いながらできなかったから。 0 ゲームの侮戦や進め方,.練習方法を自分たちて考えられなかったから.. Pいままでやったことのない技やプレーができなかったから. Q技やフ’レーをいろいろ工夫できなかったから。. 10. R’. ナきないプレーができるようにならなかったり.試合に勝てなかったりしたか. ら.. o. o. IWGSJRBAUOQFDTCEVHPNMKL. .. S新しい技やアレーのやり方が分からなかったから. T練習しても上手にならなかったから. V友達と協力しながらできなかったから. Ψみんなと話し合いながらいっしょにできなかったから。 V そのほカ9こありましたち記入してください.. 図2−5・バスケヅトポニルめ授藁を「薬しく左かった1と感じている子どもの理由. 14.

(20) さらに,教師の考える児童がバスケットボールの授業が楽しいと思っている理由を,1回 忌10点とし,順に重みを軽くし,9位を2点,IO位以下をいずれも1点として,それぞれの項 目の合計得点を求め順位の変動を検討した.結果,順位に若干の変動は見られたが,図2− 2で上位10位までに取り上げられた項目は,12位以下に下がることはなかった.すなわち, MとNが,9位,10位にランクを上げ,Gと1がそれぞれll,12位にランクを下げていることが. 認めちれた.順位を下げた項目は「能力の認知」に関するものであるのに対し,上げた項 目は「教授行動」と「集団活動」に関するものであった. 図2−3は,図2−2と同様にバスケットボールの授業を「つまらない」と感じている児童の 理由を,教師が順位付けの上で複数回答した結果を示したものである. 自棒は,つまらない理由として取り上げられた項目で,人数の多いものから順に示した. また,斜線棒は,それぞれの項目を1位に取り上げている人数を示している.. つまちない理由として取り上げている項目は,50%以上の多くの教師が取り上げている 項目と15%以上で50%未満の項目,さらに,15%未満の教師のみが取り上げている項目の 3つに大別できるように考えられた。. 50%以上の教師が取り上げている項目は,「G.他の人のできるプレーが,自分は上手に できなかったりするかち」,「1.バスケットボールが苦手だから」の2項で,15∼50%の教 師が取り上げた項目は,「T.練習しても上手にならないから」,「E.いろいろな運動がで きず,運動のやり方が分かちないから」,「S.新しい技やプレーのやり方が分からないか ら」,「R.できないプレーができるようにならなかったり,試合に勝てなかったりするか ち」の4項目であった.これちの上位6項目は,いずれも「技」に関する項目であった. しかし,以上の6項の中で,「R.できないプレーができるようにならなかったり,試合に 勝てなかったりするから」を1位の理由に取り上げる教師は認められなかった.. すなわち,バスケットボールの授業を「つまらない」と感じている児童の理由は,技や プレーができないからで,楽しさを規定する要因の,自分が努力しても上手にならないこ とに関連した「統制感」(T,S,R),他者と比較することによって自分ができないことを認識. する「能力の認知」(G,D,運動のやり方が分からないために活動欲求や解放欲求を充足で きなかったり,健康や体力が得られないことに関連した「レクリエーションと健康」(E)で あった.. 2.児童がバスケットボールの授業を楽しいと思っている割合とその理由 図2−4は,バスケットボールの授業を楽しいと思っている児童の割合と「楽しかった」と 一 15 一.

(21) 感じている理由を示したものである.. バスケットボールの授業を楽しいと思っている児童の割合では,39.8%は「たいへん楽 しかった」,33.7%は「楽しかった」,ll.0%は「少し楽しかった」,9.8%は「どちらで もない」,3.8%は「少し楽しくなかった」,1.1%は「楽しくなかった」,0.8%は「全く. 楽しくなかった」との回答が得られた.すなわち,児童の84.5%は,どちらかといえば 「楽しかった」と感じていることが認められた.. また,図2−4は,バスケットボールの授業を「楽しかった」と感じている児童の理由を, 順位付けの上,複数回答させた結果を示したものである. 白棒は,楽しい理由として取り上げられた項目で人数の多いものから順に示した.また, 斜線棒は,それぞれの項目を1位に取り上げた人数を示している.. 児童の81.6%は,10項目以上を楽しい理由として回答していることが認められた.上位 10項目は,「A.精一杯運動でき,汗をかくと気持ちよかったから」,「T.練習すれば上手 にできるようになったから」,「E。いろいろな運動ができ,運動のいろいろなやり方が分 かったかち」,「P.今まで知ちなかったプレーのやり方が分かり,できるようになったか ら」,「J.いろいろなチームと勝敗を競い合えたかち」,「U.友達と協力しながらまとま ってできたから」,「N.友達と教え合いながらできたから」.「D.体力がついたり,素早 い動きが身についたりしたかち」,「B.思い切りからだを動かすことで,心と体をほぐし のびのびできたから」,「R.できないプレーができるようになったり,試合に勝てるよう になったから」であった.. これら上位10項目を楽しさを規定する6っの要因にカテゴリー分けすると,「レクリエー ションと健康」が4項目(A,E,D, B)で最も多く,「統制感」が3項目(T,P,R>,「集団活動」. が2項目(U,N),「能力の認知」が1項目(J)で,4つの要因が認められた.. また,上位10位以内に取り上げられた項目の内,「N.友達と教え合いながらできたから」 は,1位に取り上げた児童の順位では,13位に低下した.. 回答の順位に,教師の場合と同様に重み付けをし,得点化して検討した場合にも,図2− 4とほとんど同様の結果が得られた.. すなわち,バスケットボールの授業を「楽しい」と感じている児童の理由は,運動する ことで活動欲求や解放欲求が充足されたり,健康や体力を得たりしたことに関する「レク リエーションと健康」,自己の努力によって技やプレーが上手になったことに関する「統 制感」,友人とともに活動できたことに関する「集団活動」,他者との比較で自分の能カ. 一 16 一.

(22) の高さを認識したことに関する「能力の認知」の4っの要因で,特定の要因に集中する傾向 は認められなかった.. 図2−5は,バスケットボールの授業を「楽しくなかった」と感じている児童が,なぜ楽し くなかったのかその理由を設定し,順位を付けて複数回答させた結果を示している.. 白棒は,楽しくなかった理由として取り上げられた項目で人数の多いものかち順に示し た.斜線棒は,それぞれの項目を1位に取り上げた人数を示している.. 児童の50%以上が取り上げたバスケットボールの授業が「楽しくなかった」理由は,1項. 目で「Lバスケットボールが苦手だかち」であった.また,児童の20%以上が取り上げた 項目は,「W.その他(活動欲求や解放欲求に関する内容,教師との人間関係に関する内容,. 友人との活動に関する内容など特定した内容ではなかった)」,「G.他の人のできるプレー が,自分にはできなかったから」,「S.新しい技やプレーのやり方が分からなかったから」,. 「J.いろいろなチームと対戦し,勝敗を競い合うことができなかったから」の4項目であっ た.. これちの上位5項目を楽しさを規定する6っの要因にカテゴリー分けすると,他者との比 較を通して自己の能力の低さを認識することに関する.「能力の認知」の3項目(1,G,J)で最. も多く,技やプレーが上手にならないことに関する「統制感」が1項目であった. また,上位5項目の内,「S.新しい技やプレーのやり方が分かちなかったから」,「J.い. ろいろなチームと対戦し,勝敗を競い合うことができなかったから」の2項目は,楽しくな い理由の1位に取り上げる児童が認めちれなかった.これらの要因は,副次的な学習環境に 関係するもので,児童自身の能力に直接関わらないため1位に取り上げる児童が認められな かったものと考えられる.. 教師は児童の66.3%がバスケットボールの授業を楽しいと思い,8.8%がつまちないと思 っていると捉えていることが認めちれた.一方,児童の84.5%が楽しい,9.8%がどちちで もない,5。7%が楽しくないと回答していた.すなわち,楽しいと捉えている率は,教師よ り児童の方が18.2%多く,教師が考える以上に,児童はバスケットボールの学習を楽しい と感じていることが認められた.. 3.バスケットボールの授業が楽しいかどうかの理由の教師と児童の比較 表2−5は,両者のバスケットボールの授業が楽しい,また,楽しくない(つまらない〉の理 由を楽しさを規定する6つの要因で,まとめて示したものである.. 教師と児童が共通して指摘している「楽しさ」の要因は,自己の努力によって技やプレ 一 17 一.

(23) 表2−5.楽しさを規定する6要因によるバスケットボールの授業が楽しいかどうかの理由の 比較(数字は項目数を示す). 教. 師. 自己決定①. 共. 通. 児 童. ③統制感③. B能力の認知①. 楽しい. Aレクリエーションと健康④. @集団活動② 楽しく. ②能力の認知③. @ ない. B統制感①. 一が上手になっていくことが認識できる楽しさである「統制感」,他者との比較によって 自己の能力の高いことが認識できる楽しさである「能力の認知」,運動することによって 活動欲求や解放欲求が充足されたり,健康や体力を得たりする楽しさである「レクリエー ションと健康」,友人とともに活動できる楽しさである「集団活動」の4要因であった.. しかし,自己の創造や工夫あるいは好奇心に伴う楽しさである「自己決定」は,教師の みに認められ,児童のみにみられた要因は認められなかった. 一方,「楽しくない」理由で教師と児童が共通して指摘している要因は,「能力の認知」.. 「統制感」の2つの要因で,教師や児童のみにみられる要因は認められなかった.. すなわち,児童も教師も,「上手にできる」「上手になる」ことに関連して,楽しいか どうかを判断していると考えられた.したがって,緒言でも述べたように,体育授業にお いては,上手くさせてやることがスポーツを楽しくできる基底的要因であると考えられ,、 技能特性を押さえた学習過程による授業の重要性が示唆された.. 4.教師と児童の取り上げるバスケットボールの学習内容 図2−6は,バスケットボールの学習内容を19項目設定し,教師が順位付けの上,複数回答 した結果を示している.白棒は学習内容:として取り上げられた項目で,人数の多いものか ら順に示した.また,斜線棒はそれぞれの項目を1位に取り上げた人数を示している. 50%以上の教師が学習内容にしている項目は,「A.正しいシュートの仕方」,「J.パス やドリブルでボールをつなぐ攻め方」,「D.正しいボールキャッチの仕方」,「B.ボール を見ないドリブルの仕方」,「C.正確で早いパスの仕方」,「Q.仲間と協力することによ って多少強いチームにも勝てること」,「K.マンツーマンなどでの守り方」の7項目であっ. 一 18 一.

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