単元末
欝1
fl ti一 f・t:Q
9ftZ
蟻i
是
llf{1,1,.1(21−1)i,rtE.i:1,:2{1
・死
SL VI 1rr 14
?i,》籔
単元始:71.4% 単元末:57.1%
42・ov/o 42:ge/o
・○の中の番号は,ゼッケン番号で単元始めと 単元末は同一児童.
・笑線の○は前半,点線の○は後半出場者.
・番号と番号を結ぶ↓は成功したパスを示す.
・番号の外側への↓はシュートを示し,↓の先 GCCIのあるものはシュートの成功を示す.
・太い↓のパスとシュートは,パスからのシュ ートに関わったことを示す,
『・Zく曲がった↓は,バスケットされたことを 示す.
図4−16.単元前・後の各10試合のパスパラグラフ(但し,6試合が実験群のみのパスパラグラフ)
6年では,攻撃完了率は両群ともに有意な向上が見られたが,実験群の方が向上率が高く,
いずれの時期においても対照群より高値を示した(実験群45.6±18.0%→60.4±16。9%
:p<0.01,対照群41.4±19.1%→53.8±19.8%:p<0.Ol).
5年では,両群ともに単元後低下が段ちれたが,いずれの時期においても実験群の方が高 値を示した(実験群91.7±8.3%→54.3±2.3%,対照群80.0±20.0%→39.0±1.0%).
(2)仲間との関わり率について
仲間との関わり率は,実験群では単元前の60.8±23.7%から単元後の58.0±7.2%(伸び 率一4.6%)に,また,対照群では単元前の59.2±27.4%かち単元後の48.0±16.6%(伸び率 一18.9%)に変化が見られた.すなわち,両群ともに単元後,仲間との関わり率は低下した が,いずれの時期においても実験群の方が対照群よりも高値を示しシュートの過程におい てパスを用いて攻撃している割合の高いことが認められた.
6年では,両三ともに単元後低下したが,実験群はいずれの時期においても対照群より高 値を示した(実験群66.5±21.8%→56.2±6.7%,対照群65.0±25.9%→52.2±15.7%).
5年では仲間との関わり率は,対照群は単元後低下したのに対し,実験論はいずれの時期 においても対照群より高値を示し,単元後向上が見られた(実験群38.1±4.8%→65.4
±3.9%, 35.9±8.6%.31.3±6.3).
(3)パスかちのシュート率について
ボール獲得数に対するシ!. 一一トの過程においてパスが用いられたシュ・一一トの回数で示す パスからのシュ 一ト率は,実験群では,単元前の28.9±9.6%から単元後の34.2±9.3%(伸 び率18.3%,Pく0.001)に向上させることができた.しかし,対照群では,単元前の 29.3±12.5%から単元後に25.5±12.2%(伸び率一13.0%)に低下が見られた.このことは,
実験群の方が,ボールを獲得すればパスを用いて集団で攻撃している割合の増加している ことを示し,集団的技能の向上を伺わせた.
6年の単元前では対照群が高値を示していたが,単元後では,実験群に向上が見られ(実 験群27.3±8.8→33.9±10.2),対照群(対照群29.8±13.1→28.2±12.3)よりも高値を示し
た.
5年では実験群が単元前とほぼ同値を示し,いずれの時期においても対照群より高値を示 し,対照群では単元後低下が見ちれた(実験群35.3±7.6→35.6±3.6,対照群26.9±0.3→
14.9± O. 7) .
図4−16は,単元始め・末の各10試合のパスのソシオグラムを示したものである.
一一 77 一
単元始めより単元末の方がパスかちのシュートに関われている児童の割合が増加した試 合は,実験群の場合,6試合であった.そして,単元始めと単元末にパスかちのシュートに 関われている児童の割合に変化のなかった試合は,3試合であった.また,単元始めより単 元末の方がパスかちのシュートに関われている児童の割合が減少した試合は,1試合であっ
た.
対照群の場合,単元末パスかちのシュートに関われている児童の割合,なちびに単元始 めと単元末に変動のなかった児童の割合の試合は,4試合中1試合ずつしがなかった.また,
単元末の方がパスからのシュートに関われている児童の割合が減少した試合は,4試合中2 試合であった.
これらのことから,実験群ではパスからのシュートに関われている児童が増加している ことが認めちれた.
すなわち,パスからのシュート率が有意に向上が見ちれた実験群は,バスケットボー一一一ル の特性に触れている可能性の高いことが示唆された.
(4)ボーール保有時間率について
ボール保有時間率は,実験群では単元前の20.4±6.0%から単元後の26.9±9.2%(伸び率 31.9%,P<0.001)に向上させることができた.しかし,対照群では単元前・後でほとんど 変化が見られなかった(23.9±8.4%→23.8±11.8%).
6年では両群ともに単元後向上が見られ,実験群の方が有意な向上を示した(実験群20.8
±6.2%→29.8±8.1%:pく0.01).
5年では両群ともにボール保有時間率は単元後低下が見られ,単元始めは対照群の方が高 かったが,単元末は実験群の方が高率を示した(実験群19.2±2.7%→15.6±0.6%,対照群 21.4±7.7%.11.6±2.6%).
このことは,実験群の方がボールを長時間保持し,優勢に試合を進めたことを示している.
ちなみに,試しのゲームにおける成績は,実験群が単元前は3勝7敗であったが,単元後は 5勝3敗2分けとなり,勝敗においても優れた成績を示したことからも伺われた.
以上のことかち,実験群の方がパスを使った攻撃で,優勢にゲームを進め,攻撃を成功 させていたことが推察される.また,パスからのシュート率が有意に向上していたこと,
なちびにパスソシオグラムの変化から実験群の方がよりバスケットボールの技能的特性に 触れていると推察された.
78
実験群単元前 単元後 対照群単元前 単元後
o
lo 20 30 40 so 60 70 so go . loo(e/e)
1 2 3 4 5 6
■■大変好き ENI少し好き an少し嫌い 囮好き ・日どちらでもない 囲嫌い □大変嫌い
図4−17.子どもはどのぐらいの割合でバスケットボールが好きか
7(点)
実験:群単元前
単元後 対照群単元前 単元後
o
lo 20 30 40 so 60 70 so go loo〈e? :,)
/ \
\\
2 3 4(点)
■大変興味を持って取り組める 1]SSII少し興味を持って取り組める
IZ 2コ興味を持って取り組める ロまったく興味がなく取り組めなかった 図4−18.子どもがどのぐちいの割合でバスケットボールに興味を持って取り組めたか
実験群単元前 単元後 対照群単元前 単元後
o
lo 20 30 40 so 60 70 so go loo(e/o
■大変楽しかった國少し楽しかった圏少しつまらない va楽しかった 目どちらでもない□つまらない
図4−19・バスケットボールの学習がどのぐらいの割合で楽しかったか
79
第2項 情意的側面の学習成果 1.イメージ調査
図4−17は,バスケットボールが好きかどうかを単元前・後に調査した結果を示している.
「大変好き」を7点,「大変嫌い」を1点とした7点法で評価した山群の平均値は,実験群 では5.46±L31点から5.97±1.37点に,対照群では5.68±1.38点かち6.22±0.95点に変化
し,両三ともに向上がみちれた.
また,単元後,実験群,対照群ともに「大変好き」が著しく増加し,対照群では28.6%
かち49.2%に,実験群では22.0%から45.2%に変化し,増加率はそれぞれ72.0%,105,5%
を示した.すなわち,実験群の方が対照群よりもバスケットボールを「大変好き」に変化 させた割合の多いことが認められた.
図4−18は,バスケットボールに興味を持って取り組めたかどうかを示したものである.
「大変興味を持って取り組める」を4点とし,「まったく興味がなく取り組めなかった」
を1点とした4点法で両群の平均値を算出した場合,対照群では2.8±0.9点かち3.1点±0.9 点,実験群では2.6±0.9点かち3.1±0.8点に増加した。実験群の方が興味を持った授業に 取り組めていることが伺われた.
また,「たいへん興味を持って取り組めた」と「興味を持って取り組めた」の合計で比 較すると,対照群は14%(61.3%→69.9%)の増加率を示したのに対し,実験群の増加率は 61.1%〈49.1%→79。1%)を示した.
すなわち,実験群の方がバスケットボールの学習に興味を持って取り組めていたと考え
られた.
図4−19は,バスケットボールの学習が楽しかったかどうかの割合を実験群と対照群につ いて示したものである.
「大変楽しかった」を7点とし,「つまらない」を1点とした7点法で二二の平均値を算出 した場合,対照群では5.68±1.50点から6.16点±0.95点,実験群では5.02±1.80点から 6.24±1.03点に変化し,実験群の方が学習による向上は著しかった.
また,「たいへん楽しかった」と回答する者は,対照群が35.5%かち単元後44.4%を示 し25.1%の増加率であったのに対し,実験群では16.9%から51.6%と205.3%の増加率を示
した.
すなわち,実験群の方がバスケットボールの学習を楽しんでいたと考えられる児童の多 いことが認められた.
一 80 一
0 10 20 30 40 50 60 70
実験群単元前 単元後 対照群単元前 単元後
囮はい 1=コいいえ.
図4−20.バスケットボールの攻撃方法の理解度
80
■ハス ロハス
塞 ◆ピボ。ト◇ピボ。ト
遷… ▲フェイントムフェイント SU 60
★ドリブル ★ドリブル 章
窪
贅40 響日
鴛2。
望
80 90 100 (%)
目
麗痛
図4−21.攻撃時の使用された技術
O 10 20 30 40
実験群単元前 単元後 対照群単元前 単元後
圃はい
pa4−22・ uボツ
ュ勧理臓
一一 81
単元後
50 60 70 80 90
100(%)[コいいえ
以上のことから,実験群の方が,バスケットボールの学習に興味を持って取り組み,楽 しく学習でき,バスケットボールが好きになった児童を増加させていると考えちれた.
図4−20回転バスケットボールの攻撃方法の理解を示したものである.
「はい」と回答した児童は,対照群が41.9%かち79.4%になったのに対し,実験群では 35.6%かち87。1%に大きく増加していることが認められた.
図4−21は,攻撃時に使用された技術の変化を示したものである.
実験群も対照群もパスを中心とした攻撃をしていることが伺われた.しかし,対照群では パスにドリブルを交えた攻撃をしていると考えられるのに対し,実験群ではピボットを使 用してのパス攻撃をしていることが考えられた.
図4−22は,ピボット動作の理解度を示したものである.
「分かった」と回答していた児童は,対照群では29.0%から84.1%に増加したのに対し,
実験群では25.4%から87.1%に増加が見られた.すなわち,実験群の方がピボット動作を 理解した児童の割合は高かった.しかし,1割強の児童には,ピボット動作を理解させるこ
とができなかったという問題が存在した.これらの大部分は,「楽しいかち」「スカッと するから」「みんなと動き回れるから」という理由で,バスケットボールが「好き」「大 好き」と回答した児童であった.
これらのことから,ピボット動作を理解していなかった児童は,ピボット動作を学習し たにも関わらず,ゲームの中で生きて働くピボット動作でなく,ただその動作だけを行っ ているだけであったと考えられる.
図4−23は,もう1度バスケットボールについて学習するとすれば,どんなことを学習した いと考えているかを示したものである.
両群ともにシュートに関する回答が単元前後のいずれの時期においても最も多かったが,
対照群では単元後減少が見られたのに対し,実験群ではさちに増加が認めちれた.これは,
対照群のシュート成功率が,単元前後でほとんど変化が見ちれなかった(36.8%→36.0%)
のに対し,実験群のシュート成功率は,単元前の38.6%から単元後の44.3%に高まり,シ ュートに対する関心の高まったこと,ピボットシュートの快感を味わった者の多かったこ とがその要因と考えられた.
また,単元後の方が増加していた項目として,ピボットおよびフェイントに関するもの と試合が,両群共通して認められた.
このことは,図4−14の結果と考えあわせると,ピボットやフェイントの重要性や楽しさ 一 82 一一