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ゲームをする楽しさを味わわせたり,バスケットボールをすることによって得られる体力 やマナーを大切にしているように考えられた.

 これらの技能的特性の捉え方は,学習指導の上に反映されるものと予想され,楽しさは 追求されているが,結果として技術的つまずきを生み出し,緒言で述べたようにバスケッ

トボールを楽しめない児童を生み出す誘因になっている可能性が推察された.

8.教師と児童の感じるピボット動作の困難性と必要性

 表2−9は,教師の感じる児童に対するピボット動作の困難性と指導の必要性,および児童 の感じるピボット動作の困難性と必要性を示したものである.

表2−9.教師の感じる児童に対するピボット動作の困難性と指導の必要性および児童の感    じるピボット動作の困難性と必要性(教師:●10%,●1%,児童:010%,01%)

困難\必難 粉必要である 必要である あまり必要でない 必要でない 全く必要でない 分からない 無回答 難しい ■● ●●●

nOOOOO

●●●●

nO O OOOOOOOO

少し難しい ●●●

nOO

●●●●● ●●●●●●●●

●●

○○○○○

ふつう ●●●●●●●●●

nOOOOOOO

●●●

nOOOOOOO

●●

nl

●●●

OOOOOOO

少し易しい ●●●●●

O

OOO 易しい ●OOOOOOO

OOO ○○

無回答 ●● ●O ●○OOOOOOOO

O OOO

どちちかといえば,「ピボット動作は,児童にとって難しい動作であり,教師が指導する 必要性のある技術である」と捉えている教師は,31%であった.そして,どちらかといえ ば,「児童にとってふつうの難しさであり,指導する必要性のある技術である」と捉えて いる教師は,30%であった.それに対し,「児童にとって易しい動作であり,教師が指導 する必要性のない技術である」と捉えている教師は,皆無(1%)に近かった.

       一 29 一

 すなわち,教師は,「ピボット動作は児童にとって易しい動作でなく,指導の必要性の ある技術である」と捉えていることが認められた.

 一方,児童の25%は,「ピボット動作はふつうの難しさであり,バスケットボールに必 要な技術である」と捉え,「難しい動作であるが,バスケットボールに必要な技術である」

と捉えている児童は,20%であった.

 すなわち,児童は,ピボット動作を教師が考えるほど難しい動作であると捉えておらず,

バスケットボールには必要な技術であると捉えていることが認められた.

 したがって,ピボット動作を主要な学習内容とすることは,教師および児童のピボット 動作に対する捉え方かち,妥当であると考えちれる.

9.児童が捉える体育の好嫌と好きな運動

 図2−llは,児童はどのような割合で体育が好きと思っているかを示したものである.

 児童の48.9%が「好き」,28.4%が「少し好き」,14.8%が「ふつう」,5.7%が「少し 嫌い」,2.3%が「嫌い」と感じていることが認められた.

 そして,体育で学習した運動で最も好きなものから順に3つずつ回答させた結果が図2−

12である.

 白棒は,好きな運動として取り上げられたもので,人数の多いものから順に示した.ま た,斜線棒は,それぞれの運動を1位に回答した人数を示している.

 児童の75%が,バスデットボールを好きな運動としていた.その内の59.1%は,バスケ ットボールを最も好きな運動として捉えていた.そして,バスケットボールの好きな児童 の50%以上は「みんなといっしょにできるから」,「みんなと協力して攻めたり守ったり できるから」,「思い切りからだを動かせるから」という理由であった.

 また,男女別に見た結果を,図2−13と14に示した.

 心棒は好きな運動として取り上げちれたもので,人数の多いものから順に示し,斜線棒 はそれぞれの運動を1位に取り上げた人数を示している.

 男子の場合,上位の3つの運動は図2−12と同一であり,バスク1ットボールは75.9%の男子 が好きな運動として捉え,その内の61.5%が最:も好きな運動として捉えていた.

 女子の場合,上位の2つの運動は男子と同一であり,バスケットボールは74.0%以上の女 子が好きな運動として捉え,その内の56.4%が最も好きな運動として捉えていた.

 すなわち,緒言でも述べたように,バスケットボールは,一般に好んで行われる運動で あるが,好きな運動として捉えていない児童も25%存在することが認められ,これらの児        一 30 一

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  264人中の割合(%)

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