NetWorker
™
リリース 8.0
インストール ガイド
P/N:300-013-560
EMC Corporation は、この資料に記載される情報が、発行日時点で正確であるとみなしています。この情報は予告なく変更さ れることがあります。
この資料に記載される情報は、「現状有姿」の条件で提供されています。EMC Corporation は、この資料に記載された情報に関 していかなる種類の表明または保証をするものではなく、特に市場性の暗黙の保証や特定の目的の適合性を保証していませ ん。この資料に記載される、いかなる EMC ソフトウェアの使用、複製、頒布も、当該ソフトウェア ライセンスが必要です。 EMC2、EMC 、および EMC のロゴは、EMC Corporation の登録商標または商標です。記載されている他のすべての商標は、各 社の所有物です。
製品ラインの最新規制のドキュメントについては、EMC オンライン サポート用 Web サイトの「テクニカル ドキュメントおよ びアドバイザリ」セクションにアクセスしてください。
改訂履歴
はじめに
第 1 章
はじめに NetWorker 製品について ... 14 NetWorker クライアント... 14 NetWorker ストレージ ノード... 14 NetWorker サーバ... 15 NetWorker 管理コンソール サーバ ... 15 NetWorker データゾーン... 16 NetWorker デーモン ... 16 サポートされているストレージ デバイス ... 17 イネーブラ コード... 17第 2 章
詳細情報 インストールのロードマップ ... 20 更新のロードマップ... 21第 3 章
ソフトウェア必要条件 パッケージに必要なディスク領域 ... 24 複数ロケールのデータゾーンの考慮事項 ... 24 複数ロケールの一般的な考慮事項 ... 25 Windows に関する考慮事項... 26 UNIX に関する注意事項 ... 26 TCP/IP 要件 ... 27 IPv6 プロトコルに関する考慮事項... 29 クライアント ソフトウェア要件... 30 ストレージ ノードおよびデバイスの要件 ... 31 サーバ ソフトウェアに関する考慮事項... 31 コンソール サーバに関する考慮事項... 31第 4 章
以前のリリースからの更新 はじめに ... 34 NetWorker ソフトウェアの更新 ... 34 タスク 1 NetWorker ソフトウェアのアップデートの準備... 35 タスク 2 コンソール サーバに関する考慮事項の確認 ... 38 タスク 3 (UNIX のみ)構成ファイルのバックアップ... 40 タスク 4 以前のバージョンの NetWorker ソフトウェアのアンインス トール ... 40タスク 5 (RHEL Linux のみ)SELinux の有効化 ... 41
タスク 6: NetWorker ソフトウェアのインストール ... 42 タスク 7 起動スクリプトのカスタマイズの保持(UNIX のみ)... 42 タスク 8 (NetWorker サーバのみ)[クローン ストレージ ノード] 属性を更新します。... 43 タスク 9 (オプション)コンソール サーバ ファイルの新しい コンソール サーバへの移動 ... 44
タスク 10 コンソール サーバ ソフトウェアのインストール ... 44 タスク 11 コンソール サーバ データベースの変換のステータスの 確認... 45 タスク 12 (NetWorker 7.5.x コンソール サーバの更新のみ)LDAP の 再構成 ... 46 タスク 13 Java キャッシュのクリア ... 48 タスク 14 (オプション)VCB クライアントのバックアップの VADP への変換 ... 48 タスク 15 NetWorker モジュール ソフトウェア パッケージのインス トール ... 49 タスク 16 すべてのストレージ ノードが更新されたことの確認 ... 49 タスク 17 NetWorker サーバの認証 ... 49 クライアント プッシュ機能を使用した NetWorker ソフトウェアの更新 . 49 クライアント プッシュ機能の利点 ... 50 クライアント プッシュに関する考慮事項 ... 50 クライアント プッシュの構成要件 ... 51 メディア キットの場所の準備... 52 ソフトウェア リポジトリの準備と NetWorker ソフトウェアの更新... 54 異なるビット バージョン(32 ビット、64 ビット)の NetWorker からの 更新 ... 60
第 5 章
AIX へのインストール AIX への NetWorker ソフトウェアのインストール ... 62 タスク 1 AIX における NetWorker ソフトウェアに関する考慮事項の 確認... 62 タスク 2 インストール ディレクトリの考慮... 64 タスク 3 NetWorker ソフトウェアのインストール... 65 タスク 4 マシンへのアクセス権を持つ NetWorker サーバの変更... 67 タスク 5 NetWorker デーモンの開始... 68 AIX へのコンソール サーバのインストール ... 68 タスク 1 コンソール サーバ ソフトウェアの要件の確認... 69 タスク 2 コンソール サーバ ソフトウェアのインストール ... 69 タスク 3 コンソール サーバ ソフトウェアの構成... 71 コンソール クライアントを使用したコンソール サーバへの接続... 72 AIX 上の NetWorker およびコンソール サーバ ソフトウェアのアンインス トール... 73 installp の使用... 73第 6 章
HP-UX へのインストール HP-UX への NetWorker ソフトウェアのインストール... 78 タスク 1 HP-UX における NetWorker ソフトウェアの考慮事項と要件の 確認... 78 タスク 2 インストール ディレクトリの考慮... 80 タスク 3 NetWorker ソフトウェアのインストール... 80 タスク 4 クライアントへのアクセス権を持つ NetWorker サーバの 変更... 82 タスク 5: NetWorker デーモンの開始... 82 コンソール クライアントを使用したコンソール サーバへの接続... 83 HP-UX での NetWorker ソフトウェアのアンインストール ... 83第 7 章
Linux へのインストール Linux への NetWorker ソフトウェアのインストール ... 86 タスク 1 Linux における NetWorker ソフトウェアの要件の確認... 86 タスク 2 インストール ディレクトリの考慮... 92 タスク 3 NetWorker ソフトウェア パッケージのインストール... 94 タスク 4 マシンへのアクセス権を持つ NetWorker サーバの変更... 97 タスク 5 st テープ デバイスのインストール後の考慮事項... 98 タスク 6: NetWorker デーモンの開始... 98 Linux へのコンソール サーバのインストール... 99 タスク 1 コンソール サーバ ソフトウェアの要件の確認... 99 タスク 2 Linux へのコンソール サーバ ソフトウェアの インストール ... 101 タスク 3 コンソール サーバ ソフトウェアの構成... 101 コンソール クライアントを使用したコンソール サーバへの接続... 103 Linux 上の NetWorker およびコンソール サーバ ソフトウェアの アンインストール ... 104Debian および Ubuntu での NetWorker ソフトウェアの アンインストール... 104 他の Linux オペレーティング システムでの NetWorker ソフトウェア のアンインストール ... 104
第 8 章
Mac OS-X クライアントのインストール Mac-OSX への NetWorker ソフトウェアのインストール ... 108 タスク 1 Mac OS-X の要件の確認... 108 タスク 2 NetWorker ソフトウェアのインストール... 108 タスク 3 ソフトウェア インストールの確認... 110Mac OS-X での NetWorker ソフトウェアのアンインストール ... 110
第 9 章
Solaris へのインストール Solaris への NetWorker ソフトウェア パッケージのインストール... 112 タスク 1 Solaris に関する NetWorker ソフトウェアの要件と考慮 事項の確認... 112 タスク 2 インストール ディレクトリの考慮... 114 タスク 3 NetWorker パッケージのインストール ... 116 Solaris へのコンソール サーバのインストール ... 118 タスク 1 コンソール サーバに関する考慮事項の確認 ... 118 タスク 2 コンソール サーバ ソフトウェアのインストール ... 119 コンソール クライアントを使用したコンソール サーバへの接続... 121 Solaris からの NetWorker およびコンソール サーバ ソフトウェアの アンインストール ... 122第 10 章
Microsoft Windows へのインストール Windows への NetWorker およびコンソール ソフトウェアの インストール... 126 タスク 1 NetWorker ソフトウェアの要件と考慮事項の確認 ... 126 タスク 2 コンソール サーバ パッケージの要件の確認 ... 128 タスク 3 NetWorker ソフトウェアのインストール... 129 タスク 4 アンチウイルス ソフトウェア設定の調整 ... 134 コンソール クライアントを使用したコンソール サーバへの接続... 135Windows 2008 Server Core への NetWorker およびコンソール サーバ ソフトウェアのインストール ... 136
Windows へのコンソール サーバ ソフトウェア パッケージのインス トール ... 136 追加の言語パックのインストール ... 139 ConnectEMC のインストール ... 140 インストール タイプの変更 ... 142 SMS を使用した NetWorker ソフトウェアのインストール ... 144 Windows からの NetWorker およびコンソール サーバ ソフトウェアの アンインストール ... 144 NetWorker ソフトウェア パッケージのアンインストール ... 145 ConnectEMC のアンインストール... 146
Windows 2008 Server Core からの NetWorker ソフトウェアのアンイン ストール ... 146
第 11 章
インストールの検証 インストールのテスト ... 150 タスク 1 コンソール サーバのコンソール GUI への初めての接続 ... 150 タスク 2 NetWorker サーバの NMC エンタープライズへの追加... 152 タスク 3 スタンドアロン デバイスの構成 ... 153 タスク 4 インストールされた NetWorker ソフトウェアのテスト ... 154 タスク 5 コンソール クライアントの 2 回目以降の起動 ... 156 コンソール クライアントの接続に関する問題の トラブルシューティング ... 156 コンソール サーバの Web ページを表示できない ... 156 コンソール サーバに接続できない ... 157 サーバへ接続できません。UDP ping を使用して通信できませんで した... 158 コンソール サーバで gstd プロセスを開始できない... 158第 12 章
旧リリースへのダウングレード NetWorker サーバのダウングレード... 164 タスク 1 NetWorker ソフトウェアのアンインストール ... 164 タスク 2 NetWorker の tmp ディレクトリの削除... 164 タスク 3 NetWorker 8.0 より前のリソース ファイルのリストア ... 165 タスク 4 NetWorker ソフトウェアのインストール... 166 タスク 5 起動スクリプトのカスタマイズの保持(UNIX のみ)... 166タスク 6: AFTD および Data Domain デバイスのスキャン ... 167
NetWorker ストレージ ノードまたはクライアントのダウングレード.... 167 タスク 1 NetWorker ソフトウェアのアンインストール ... 168 タスク 2 NetWorker の tmp ディレクトリの削除... 168 タスク 3 NetWorker ソフトウェアのインストール... 168 タスク 4: 起動スクリプトのカスタマイズの保持(UNIX のみ)... 168 コンソール サーバのダウングレード... 170 タスク 1 コンソール サーバ ソフトウェアのアンインストール... 170 タスク 2 コンソール サーバ ソフトウェアのインストール ... 170 タスク 3 旧バージョンのコンソール サーバ データベースの リカバリ ... 171 タスク 4 コンソール サーバに接続するコンソール クライアントの 構成... 172
本書についての説明要求またはご意見は、以下のメール アドレスにお送りください。 [email protected] 次の表に、このドキュメントの改訂履歴を示します。 バージョン 日付 追加または変更されたセクションの説明 04 2012 年 8 月 10 日 次の内容を更新。• 62 ページの「AIX 5.x に関する考慮事項」 — このセクション を変更し、NetWorker ストレージ ノード ソフトウェアが AIX 5.3 でサポートされていないことが示されます。 03 2012 年 7 月 20 日 次の内容を更新。• 128 ページの「Windows 2003 に関する考慮事項」 — Windows 2003 サーバとストレージ ノードに必要な MS hotfix への参照を削除。Windows 2003 がクライアントとし てのみサポートされているというステートメントを追加。 • Powerlink の参照を EMC オンライン サポート サイトに置き 換え。 02 2012 年 7 月 12 日 次の内容を更新。• 128 ページの「NetWorker サーバおよびストレージ ノード のテープ デバイスの要件」 — RSM を無効化する要件を 削除。 • 129 ページの「タスク 3 NetWorker ソフトウェアのインス トール」 — NMC データ変換に失敗したときに表示されるエ ラー メッセージを更新。 01 2012 年 6 月
製品ラインを改善するための努力の一環として、EMC ではソフトウェアおよびハー ドウェアのリビジョンを定期的にリリースしています。そのため、このドキュメン トで説明されている機能の中には、現在お使いのソフトウェアまたはハードウェア のバージョンによっては、サポートされていないものもあります。製品のリリース ノートには、製品の機能に関する最新情報が掲載されています。 製品が正常に機能しない、またはこのマニュアルの説明どおりに動作しない場合に は、EMC の担当者にお問い合わせください。 注記: このマニュアルには、発行時点で正確だった情報が記載されています。EMC オンライン サポート Web サイトでは、このマニュアルの新しいバージョンがリリー スされている可能性があります。EMC オンライン サポート Web サイトをチェック し、このマニュアルの最新バージョンを使用していることを確認してください。
対象
このマニュアルは NetWorker マニュアル セットの一部であり、NetWorker ソフトウェ アをインストールおよびセットアップする際にシステム管理者が使用することを目 的としています。NetWorker 製品マニュアル
次に示す EMC 関連の資料に補足情報が記載されています。◆ 「EMC NetWorker 8.0 管理ガイド」:NetWorker ソフトウェアを構成および管理する
方法を説明しています。
◆ 「EMC NetWorker 8.0 クラスタ インストール ガイド」:クラスタ サーバおよびクラ
イアントに NetWorker ソフトウェアをインストールおよび管理する方法を説明し ています。
◆ 「EMC NetWorker 8.0 リリース ノート」:最新の NetWorker ソフトウェア リリースの
新機能と変更内容、修正された問題、既知の制限、環境、およびシステム要件に 関する情報が記載されています。
◆ 「EMC NetWorker コマンド リファレンス ガイド」:NetWorker のコマンドおよびオ
プションに関する参照情報が記載されています。
◆ 「EMC NetWorker Avamar デバイス統合ガイド」:NetWorker 環境で Avamar デバイス
を使用する際の計画および構成に関する情報が記載されています。
◆ 「「EMC NetWorker Data Domain Deduplication Device 統合ガイド」:NetWorker 環境
でデータ重複排除のバックアップおよび格納に Data Domain デバイスを使用する 際の計画および構成に関する情報が記載されています。
◆ 「EMC NetWorker エラー メッセージ ガイド」:NetWorker の一般的なエラー メッ
セージについて説明しています。
◆ 「EMC NetWorker ライセンス ガイド」:NetWorker 製品および機能にライセンスを適
◆ 「NetWorker License Manager インストールと管理ガイド」:EMC License Manager ア
プリケーションをインストールおよび管理する方法を説明しています。
◆ 「EMC NetWorker パフォーマンス最適化計画ガイド」:NetWorker 環境のサイズ、計
画、および最適化に関する基本的なパフォーマンス情報が記載されています。
◆ EMC NetWorker 管理コンソール オンライン ヘルプ:NetWorker 管理コンソールと
NetWorker の[管理]ウィンドウで日常の管理タスクを実行する方法を説明して います。ヘルプを表示するには、メイン メニューで[Help]をクリックします。
◆ EMC NetWorker User オンライン ヘルプ:Windows クライアントで NetWorker User
プログラムを使用して NetWorker サーバに接続し、バックアップ、リストア、お よびアーカイブの操作を実行する方法を説明しています。
NetWorker 関連のマニュアル
◆ 「NetWorker VMware リリース 8.0 統合ガイド」:統合された EMC® NetWorker®環境
内で VMware および VADP(vStorage API for Data Protection)を計画および構成す る方法を説明しています。
◆ NetWorker Procedure Generator:NPG(NetWorker Procedure Generator)は、顧客、
サポート、およびフィールドによって実行される高需要タスクの正確なユーザー 主導ステップを生成するために使用するスタンドアロン Windows アプリケー ションです。NPG では、各プロシージャはユーザーが選択できるプロンプトに 基づいて作成および生成されます。生成されたプロシージャにより次の操作が行 われます。 • NetWorker 製品ガイドの最も重要な部分の抜き出し • 専門的なアドバイスの 1 つのドキュメントへの結合 • 標準化された形式でのコンテンツの提供
NetWorker Procedure Generator にアクセスするには、以下にログオンしてくだ さい。 http://support.emc.com このサイトのご利用には有効なサービス契約が必要です。 ◆ テクニカル ノートとホワイト ペーパー:重要なビジネス上の問題や要件に適用 される製品の詳細な技術的観点が記載されています。テクニカル ノートとホワ イト ペーパーには、次の項目が含まれています。 • テクノロジーおよびビジネス上の考慮事項 • 応用テクノロジー • 詳細なレビュー • ベスト プラクティス計画
本書で使用する表記規則
EMC では、注記および警告に以下の表記規則を使用します。 通知 : 負傷に関連しない作業を示すために使用されます。重要 重要として示された箇所には、ソフトウェアまたはハードウェアの操作に不可欠な 情報が記載されています。 表記上の凡例 本書では次の文字スタイル表記規則が使用されています。
情報およびサービス
EMC のサポート情報、製品情報、ライセンス情報は、以下の場所で入手できます。 製品情報 — ドキュメント、リリース ノート、ソフトウェアの更新、または EMC 製 品、ライセンス、サービスに関しては、以下の EMC オンライン サポート Web サイ トをご覧ください(登録が必要です)。 http://support.emc.com 標準 次に示す通常の(手順説明以外の)テキストに使用する。 • インタフェース要素の名前(ウィンドウ、ダイアログ ボックス、 ボタン、フィールド、メニューの名前) • リソース、属性、プール、論理式、ボタン、DQL ステートメント、 キーワード、節、環境変数、関数、ユーティリティの名前 • URL、パス名、ファイル名、ディレクトリ名、コンピュータ名、リ ンク、グループ、サービス キー、ファイル システム、通知 太字 処理手順を除く本文で、以下の場合に使用 : コマンド、デーモン、オ プション、プログラム、プロセス、サービス、アプリケーション、 ユーティリティ、カーネル、通知、システム コール、マニュアル ページの名前 次の手順説明のテキストに使用する。 • インタフェース要素の名前(ウィンドウ、ダイアログ ボックス、 ボタン、フィールド、メニューの名前) • ユーザーが具体的に選択、クリック、押す、入力する対象 斜体 次のすべての(手順説明を含む)テキストに使用する。 • 参照先のマニュアルのタイトル • 強調(新規用語など) • 変数 Courier 次の場合に使用する。 • エラー メッセージやスクリプトなどのシステム出力 • URL、完全パス、ファイル名、プロンプト、構文(本文以外で掲載 される場合) Courier、太字 特定のユーザー入力に使用(コマンドなど) Courier、斜体 次の手順説明のテキストに使用する。 • コマンド ラインの変数 • ユーザー入力の変数 < > 山括弧は、ユーザーが入力したパラメータ値または変数値を囲み ます。 [ ] 角括弧は、オプションの値を囲みます。 | 縦棒は、他の選択を示す「OR」を意味する { } 中括弧内は、ユーザーが指定する必要のある内容を示す (例 : x、y、z) ... 省略記号は例の中で省略した重要でない情報を示すテクニカル サポート — テクニカル サポートについては、EMC オンライン サポート サイトにアクセスして[サポート]>[サポート リクエスト]の順に選択してくだ さい。[サポート]ページには、サポート技術者とライブ チャットできるオプション など、複数のオプションがあります。サポートのリクエストを利用するには、有効 なサポート契約が結ばれている必要があります。有効なサポート契約の入手方法の 詳細や、アカウントに関する質問については、EMC 販売担当者にお問い合わせくだ さい。
お客様のご意見
ソフトウェアの機能、インストール手順、製品マニュアルに関するご意見またはご 提案がございましたら、 本書についてのご意見を以下のメール アドレスにお送りく ださい。 [email protected]はじめに
この章では、次のトピックについて説明します。 ◆ 「NetWorker 製品について」... 14 ◆ 「NetWorker クライアント」... 14 ◆ 「NetWorker ストレージ ノード」... 14 ◆ 「NetWorker サーバ」... 15 ◆ 「NetWorker 管理コンソール サーバ」... 15 ◆ 「NetWorker データゾーン」... 16 ◆ 「NetWorker デーモン」... 16 ◆ 「サポートされているストレージ デバイス」... 17 ◆ 「イネーブラ コード」... 17NetWorker 製品について
EMC® NetWorker®製品は、さまざまなオペレーティング システムやデータ タイプの マシンに、バックアップやリカバリなどのサービスを提供するストレージ管理ソフ トウェアのパッケージです。 NetWorker 製品は、さまざまなオぺレーティング システ ム間で相互運用でき、 現在のコンピュータ環境にとって最適なストレージ管理システ ムを設計する際に柔軟に対応できます。 NetWorker ソフトウェアは、次の形式で配布されます。 ◆ NetWorker 製品に関するソフトウェアおよび電子マニュアルを含むメディア キット ◆ EMCオンライン サポート サイトのWebサイトからダウンロードして使用するアー カイブ ファイル NetWorker 製品は、次のコンポーネントで構成されています。 ◆ NetWorker クライアント ◆ NetWorker ストレージ ノード ◆ NetWorker サーバ ◆ NetWorker 管理コンソール サーバ ◆ NetWorker 言語パック◆ NetWorker License Manager
NetWorker クライアント
NetWorker クライアント ソフトウェアは、NetWorker サーバと通信し、クライアント 起動のバックアップとリカバリ機能を提供します。NetWorker クライアント ソフト ウェアは、NetWorker サーバにバックアップされるすべてのマシンにインストールさ れます。NetWorker ストレージ ノード
データは、NetWorker サーバのローカル デバイスに直接バックアップされるか、 NetWorker ストレージ ノードにリモートにバックアップされます。ストレージ ノー ドは、テープ ドライブ、ディスク デバイス、オートチェンジャ、サイロなどのスト レージ デバイスを制御します。NetWorker サーバは、ローカル ストレージ ノード です。 リモート NetWorker ストレージ ノードの場合、次のようになります。 ◆ バックアップまたはリカバリ操作に伴う NetWorker サーバからのデータ移動の負 荷が、大きく削減されます。 ◆ パフォーマンスが向上します。 ◆ ローカル クライアントまたはネットワーク クライアントからターゲット デバイ スへのデータ転送を管理するために、広い I/O 帯域幅が必要です。 NetWorker サーバとは異なるオペレーティング システムを使用できます。NetWorker サーバ
NetWorker サーバは、データゾーン内の NetWorker クライアント マシンにデータの バックアップおよびリカバリのサービスを提供します。NetWorker サーバはストレー ジ ノードとしても機能し、複数のリモート ストレージ ノードを制御できます。 インデックスとメディア管理の操作は、NetWorker サーバの主要な処理です。 ◆ セーブセットに属するファイルは、クライアント ファイル インデックスによっ てトラッキングされます。各クライアントにクライアント ファイル インデック スが 1 つあります。 ◆ メディア データベースによって、次のものがトラッキングされます。 • ボリューム名。 • 物理メディア上の各セーブセット フラグメントの場所(ファイル番号 / ファ イル レコード)。 • ボリューム上のセーブセットのバックアップ日付。 • 各セーブセットのファイル システム。 ◆ クライアント ファイル インデックスとは異なり、サーバごとのメディア データ ベースは 1 つだけです。 ◆ クライアント ファイル インデックスとメディア データベースは、時間の経過と ともに非常に大きくなり、バックアップ パフォーマンスに悪影響を及ぼす場合 があります。 ◆ NetWorker サーバはすべてのバックアップ操作のスケジュールとキューイング、 リアルタイム バックアップのトラッキング、関連するアクティビティおよびす べてのコンソール サーバ通信のリストアを行います。 この情報は jobsdb データベースに制限された時間保存され、リアルタイム操作 の場合、バックアップ サーバに最も重要なパフォーマンス インパクトを与えま す。jobsdb データベースに格納されたデータは、リストア操作には必要ありま せん。NetWorker 管理コンソール サーバ
NMC(NetWorker 管理コンソール)サーバまたはコンソール サーバは、次のような 一元化を提供する Java ベースの Web アプリケーション サーバです。 ◆ 複数のデータゾーンにまたがる複数の NetWorker サーバの管理。 ◆ 複数のデータゾーンにまたがる複数の NetWorker サーバの監視。 ◆ 複数のデータゾーンにまたがる複数の NetWorker サーバのバックアップ レポート 作成。 コンソール サーバは、次のように操作されます。 ◆ AIX、Linux、Solaris、Microsoft Windows ホストにインストールされる。◆ 搭載されている Web 対応ブラウザで指定したバージョンの Java Runtime が構成さ
れているホストから、グラフィカル ユーザー インタフェースを介してアクセス される。
複数のユーザーが異なるブラウザ セッションで同時にコンソール サーバにアク セスできます。Web 対応ブラウザが搭載されているマシンを、NetWorker クライ アント、サーバ、ストレージ ノードとして使用することもできます。 ◆ Apache サーバ 2.2.21 ソフトウェアが組み込まれる。 Apache ソフトウェアは、次の目的で使用されます。 • コンソール jar ファイルのダウンロード。 • コンソール サーバのデーモンまたはサービスの起動。 ◆ Sybase SQL Anywhere ソフトウェアが組み込まれる。 コンソール サーバのデータベースは Sybase SQL Anywhere データベースです。
NetWorker データゾーン
NetWorker データゾーンは、1 台の NetWorker サーバとそのクライアントおよびスト レージ ノード マシンで構成されます。NetWorker デーモン
NetWorker ソフトウェアをシステム上で実行し、データゾーン内の NetWorker 操作を 円滑に進めるには、Windows のプロセスまたは UNIX のデーモンが必要です。 16 ページの表 1に、各ソフトウェア コンポーネントの NetWorker デーモンを示し ます。 以下の点を考慮してください。 ◆ nsrmmd プロセスまたはデーモンは、1 つまたは複数のデバイスが有効化されてい る場合に存在する。 ◆ nsrmmgd プロセスまたはデーモンは、ライブラリが有効化されている場合に NetWorker サーバ上に存在する。 ◆ nsrlcpd プロセスまたはデーモンは、NetWorker サーバとライブラリが接続された ストレージ ノードに存在する。 ◆ nsrcpd プロセスまたはデーモンは、クライアントへのソフトウェア アップグレー 表 1 NetWorker デーモン NetWorker パッケージ NetWorker デーモン NetWorker サーバ nsrd、nsrexecd、nsrindexd、nsrmmdbd、nsrmmd、nsrjobd、 nsrmmgd、nsrlcpd、nsrlogd、nsrcpd NetWorker クライ アント nsrexecd NetWorker ストレージ ノード nsrexecd、nsrmmd、nsrlcpd、nsrsnmd NetWorker Management Console サーバ gstd、httpd、dbsrv12、gstsnmptrapd(オプション)• dbsrv12:SQL Anywhere データベース プロセス。 • httpd:2 個以上の httpd プロセスが存在する可能性がある。 • gstsnmptrapd:SNMP トラップ モニタリングがデータ ドメイン システム用 に構成されている場合に、コンソール サーバに存在するオプションのプロ セス。
サポートされているストレージ デバイス
ストレージデバイスは、NetWorker サーバまたは指定したストレージ ノードに接続 されます。 NetWorker ソフトウェアは、さまざまなメディア タイプと次のようなデバイスをサ ポートしています。 ◆ ディスク デバイス ◆ スタンドアロン テープ デバイス ◆ オートチェンジャまたはサイロ テープ ライブラリのテープ デバイス 「オートチェンジャ」という用語は、以下の各種バックアップ デバイスを指し ます。 • オートローダ • カルーセル • データホイール • ジュークボックス • ライブラリ • ニアライン ストレージ サポートされているデバイスの最新のリストについては、NetWorker 7.3(以降)の 「ハードウェア コンパティビリティ ガイド」を参照してください。イネーブラ コード
Enabler またはライセンスは NetWorker ソフトウェアの機能をアクティブ化するため のもので、通常は個別に販売されています。詳細については、「NetWorker 8.0 ライセ ンス ガイド」を参照してください。詳細情報
この章では、NetWorker ソフトウェアのインストール処理および更新処理に関する ロードマップのサマリーを示します。
◆ 「インストールのロードマップ」... 20 ◆ 「更新のロードマップ」... 21
インストールのロードマップ
このロードマップに従って、NetWorker ソフトウェアの旧バージョンがインストール されていないマシンに NetWorker ソフトウェアをインストールします。 1. サポートされている Windows および UNIX の各オペレーティング システムに関連 する一般要件および考慮事項については、23 ページの「ソフトウェア必要条件」 を参照してください。 2. 各オペレーティング システムの章を参照して、NetWorker サーバ、ストレージ ノード、コンソール サーバ、およびクライアント ソフトウェアをインストール します。 • 61 ページの「AIX へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアをサポー トされている AIX オペレーティング システムにインストールする方法につい て説明します。 • 77 ページの「HP-UX へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアをサ ポートされている HP-UX オペレーティング システムにインストールする方法 について説明します。 • 85 ページの「Linux へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアをサ ポートされている Linux オペレーティング システムにインストールする方法 について説明します。• 107 ページの「Mac OS-X クライアントのインストール」では、NetWorker ソ フトウェアをサポートされている Mac OS-X オペレーティング システムにイ ンストールする方法について説明します。
• 111 ページの「Solaris へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアを サポートされている Solaris オペレーティング システムにインストールする方 法について説明します。
• 125 ページの「Microsoft Windows へのインストール」では、NetWorker ソフ トウェアをサポートされている Windows オペレーティング システムにインス トールする方法について説明します。 3. 149 ページの「インストールの検証」では、NetWorker ソフトウェアの機能をテ ストする方法について説明します。 4. NetWorker 製品を有効化し、登録します。詳細については、「NetWorker 8.0 ライ センス ガイド」を参照してください。
更新のロードマップ
このロードマップに従って、旧リリースからの NetWorker ソフトウェアの更新を行 います。 1. 23 ページの「ソフトウェア必要条件」では、サポートされているすべての Windows および UNIX オペレーティング システムに該当する一般要件および考慮 事項について説明します。 2. 33 ページの「以前のリリースからの更新」では、3 つの異なるシナリオを示し て、サポートされているすべてのオペレーティング システムで NetWorker ソフト ウェアを更新する方法について説明します。 • 34 ページの「NetWorker ソフトウェアの更新」では、NetWorker ソフトウェア を旧バージョンから更新する方法について説明します。 • 49 ページの「クライアント プッシュ機能を使用した NetWorker ソフトウェア の更新」では、ソフトウェア配布機能を使用して NetWorker クライアントお よびストレージ ノードを更新する方法について説明します。 • 60 ページの「異なるビット バージョン(32 ビット、64 ビット)の NetWorker からの更新」では、NetWorker ソフトウェアを更新する前に NetWorker サーバを 32 ビット オペレーティング システムから 64 ビット オペ レーティング システムに更新する方法について説明します。 3. 各オペレーティング システムの章を参照して、NetWorker サーバ、ストレージ ノード、コンソール サーバ、またはクライアント ソフトウェアをインストール します。 • 61 ページの「AIX へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアをサポー トされている AIX オペレーティング システムにインストールする方法につい て説明します。 • 77 ページの「HP-UX へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアをサ ポートされている HP-UX オペレーティング システムにインストールする方法 について説明します。 • 85 ページの「Linux へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアをサ ポートされている Linux オペレーティング システムにインストールする方法 について説明します。• 107 ページの「Mac OS-X クライアントのインストール」では、NetWorker ソ フトウェアをサポートされている Mac OS-X オペレーティング システムにイ ンストールする方法について説明します。
• 111 ページの「Solaris へのインストール」では、NetWorker ソフトウェアを サポートされている Solaris オペレーティング システムにインストールする方 法について説明します。
• 125 ページの「Microsoft Windows へのインストール」では、NetWorker ソフ トウェアをサポートされている Windows オペレーティング システムにインス トールする方法について説明します。 4. 149 ページの「インストールの検証」では、NetWorker ソフトウェアの機能をテ ストする方法について説明します。 5. NetWorker 製品を有効化し、登録します。詳細については、「NetWorker 8.0 ライ センス ガイド」を参照してください。
ソフトウェア必要条件
この章には、NetWorker ソフトウェアの一般的なソフトウェア必要条件および考慮事 項が記載されています。 ◆ 「パッケージに必要なディスク領域」... 24 ◆ 「複数ロケールのデータゾーンの考慮事項」... 24 ◆ 「TCP/IP 要件」... 27 ◆ 「IPv6 プロトコルに関する考慮事項」... 29 ◆ 「クライアント ソフトウェア要件」... 30 ◆ 「ストレージ ノードおよびデバイスの要件」... 31 ◆ 「サーバ ソフトウェアに関する考慮事項」... 31 ◆ 「コンソール サーバに関する考慮事項」... 31パッケージに必要なディスク領域
このセクションには、サポートされているオペレーティング システムそれぞれに対 して使用可能な NetWorker ソフトウェア パッケージが記載されています。 NetWorker ソフトウェア パッケージを EMC オンライン サポート サイトからダウン ロードし、ターゲット マシンの一時的な場所にパッケージを抽出します。 圧縮した NetWorker ソフトウェア パッケージおよび完全に解凍したファイルの両方 を含むために十分なディスク領域がマシンにあることを確認します。 24 ページの表 2に、NetWorker パッケージ、圧縮したファイル サイズおよび解凍し たファイル サイズのリストを示します。複数ロケールのデータゾーンの考慮事項
このセクションには、複数ロケールのデータゾーンで NetWorker ソフトウェアを使 用する際に考慮する必要がある情報が記載されています。 複数ロケールのデータゾーンでは、マシンは異なるロケールで実行されるように構 成されます。NetWorker ソフトウェアは、複数ロケールのデータ ゾーンをサポート しています。NetWorker CLI(コマンド ライン インタフェース)、コンソール サーバの NMC GUI (グラフィカル ユーザー インタフェース)、および NetWorker クライアントの GUI (NetWorker User プログラムや nwrecover プログラムなど)は I18N 準拠です。
表 2 圧縮ファイルと解凍済みファイルのサイズ オペレーティング システム 圧縮ファイル 解凍済みファイル AIX(32 ビット版) 320 MB 866 MB AIX(64 ビット版) 192 MB 525 MB HP-UX 201 MB 657 MB HP-UX Itanium 424 MB 1.6 GB Linux s390 22 MB 22 MB Linux IBM PowerPC 19 MB 19 MB Linux x86 361 MB 362 MB Linux x86-64 397 MB 399 MB Linux Itanium 237 MB 238 MB Mac OS X 68 MB 68 MB Solarisx86 71 MB 373 MB Solarisx86-64 360 MB 1.2 GB Solaris AMD 321 MB 1.49 GB Windows x64 189 MB 195 MB Windows x86 169 MB 174 MB
複数ロケールのデータゾーンでは、ユーザーは、ローカル マシンで定義したロケー ルで、データを表示し、NetWorker 環境をリモート管理できます。ローカル マシン、 NetWorker サーバ、およびコンソール サーバの異なるロケールがサポートされます。 NetWorker ソフトウェアには、フランス語、日本語、簡体字中国語、韓国語および英 語ロケールの言語パックのサポートが含まれています。 NetWorker ソフトウェアによるサポートには次の項目が含まれています。 ◆ 基盤となる OS でサポートされている言語セットおよび文字セット。 ◆ UTF-8 エンコードでの入力ファイルおよび出力ファイル。 ◆ 英語以外のスケジュール設定されたバックアップおよびアーカイブ リクエスト。 ◆ UNIX マシンへの英語以外のマウント。 これらのマウントは、「ALL」セーブセット バックアップ時に検出され、バック アップされます。 ◆ 英語以外の移動先ディレクトリへのダイレクト リカバリ。 ◆ ソース マシンのロケールに依存しない英語以外のセーブセットのセーブセット リカバリ。 ◆ 複数ロケールのデータゾーンで NetWorker タスクを実行する方法については、 「NetWorker 8.0 管理ガイド」を参照してください。 複数ロケールのデータゾーンで NetWorker ソフトウェアを構成する前に、次の考慮 事項を確認します。 ◆ 25 ページの「複数ロケールの一般的な考慮事項」 ◆ 26 ページの「Windows に関する考慮事項」 ◆ 26 ページの「UNIX に関する注意事項」
複数ロケールの一般的な考慮事項
このセクションでは、複数ロケールのデータゾーンに NetWorker ソフトウェアをイ ンストールする前に確認が必要な一般的な考慮事項について説明します。 以下の点を考慮してください。 ◆ ローカライズされたテキスト要素(ラジオ ボタン、メニュー オプションなど)、日付、時刻、および数値を CLI、NMC GUI、および NetWorker クライアント GUI で表示するには、次のことを確認します。 • アプリケーション インタフェースにアクセスするマシンのオペレーティング システムに必要な言語のフォントがインストールされていること。 • アプリケーション インタフェースにアクセスするマシンのオペレーティング システムで、対応する言語ロケールが有効になっていること。 • 対応する言語ロケールがコンソール サーバで有効になっていること。 • NetWorker ソフトウェア パッケージに付属している対応する言語パックが NetWorker クライアント、サーバ、ストレージ ノードおよびコンソール サー バにインストールされていること。
◆ NetWorker ソフトウェアでは、オペレーティング システムで定義されたロケール や、ファイル システムにとって特殊な意味を持つ文字を再マップするコード セット(たとえば、De_DE.646)はサポートされません。ファイル システムに よっては、スラッシュ(/)、バックスラッシュ(\)、コロン(:)、ピリオド(.) もこのような特殊文字に含まれることがあります。 ◆ コンソール クライアントで英語以外の適切なフォントを使用できない場合、 ローカライズされたテキスト要素は英語で出力されるか、または判読できま せん。 ◆ CLI は、文字およびエンコーディングが現在のロケールでサポートされている場 合、データを正しく表示します。ただし、ユーザーのロケールとシステムのロ ケールが Windows ホストで一致しない場合、文字が正しく表示されないことが あります。 ◆ NetWorker ソフトウェアには、コマンド ラインのログ ビューア(nsr_render_log プログラム)が用意されていて、英語のログ ファイル メッセージを、ユーザー が実行しているプログラムのロケールに出力します。 ◆ ローカリゼーションをサポートするメッセージ ファイルには、次のファイルが あります。 • daemon.raw ファイル • nsrcpd.raw ファイル:クライアント プッシュ ログ • gstd.raw ファイル:コンソール サーバのログ ファイル • networkr.raw ファイル:Windows リカバリ ログ ファイル 未フォーマットのログ ファイルの表示の詳細については、EMC オンライン サ ポート サイトの「NetWorker 8.0 管理ガイド」を参照してください。 nsr_render_log プログラムの使用方法については、「NetWorker 8.0 コマンド リ ファレンス ガイド」または UNIX のマニュアル ページを参照してください。
Windows に関する考慮事項
このセクションには、Windows コンソール クライアントまたは NetWorker User プロ グラムを複数ロケールの NetWorker データゾーンで使用する際のロケールに関する 一般的な考慮事項が記載されています。
UNIX マシンからの非 UTF8 データが Windows でネイティブにサポートされていない エンコーディング(euc-jp など)を使用する場合、UNIX マシン データは Windows マ シンで正しく表示されません。
NMC GUI や NetWorker User プログラムに表示されるテキスト要素、日付、時刻、お よび数値は、[コントロール パネル]の[地域と言語の設定]に基づきます。
UNIX に関する注意事項
このセクションには、UNIX コンソール クライアントまたは nwrecover プログラムを 複数ロケールの NetWorker データゾーンで使用する際のロケールに関する一般的な 考慮事項が記載されています。 以下の点を考慮してください。◆ NetWorker ソフトウェアの非 ASCII インストール ディレクトリはサポートされま せん。非 ASCII ディレクトリへの /nsr フォルダのシンボリック リンクを作成し ます。 ◆ nwrecover プログラムでデータがどのように表示されるかは、次の項目によって 決まります。 • UNIX マシンのロケール設定。 • 正しい X Windows の構成。 ◆ テキスト要素、日付、時刻、および数値を NMC GUI や nwrecover プログラムで表示 するには、次の項目を確認します。 • 適切な NetWorker 言語パッケージがクライアントにインストールされている こと。 • LC_ALL 環境変数および LANG 環境変数によって定義されたロケール値が、イ ンストールされた NetWorker 言語パックと一致していること。 たとえば、Solaris では次のようにします。 – フランス語の NetWorker 言語パックを使用するには、次のように入力し ます。 setenv LANG fr setenv LC_ALL fr – 日本語の NetWorker 言語パックを使用するには、次のように入力します。 setenv LANG ja setenv LC_ALL ja – 簡体字中国語の NetWorker 言語パックを使用するには、次のように入力し ます。 setenv LANG zh setenv LC_ALL zh – 韓国語の NetWorker 言語パックを使用するには、次のように入力します。 setenv LANG ko setenv LC_ALL ko
TCP/IP 要件
このセクションでは、NetWorker ソフトウェアの TCP/IP ネットワーク通信の要件に ついて説明します。 以下の点を考慮してください。 ◆ すべての NetWorker サーバ、ストレージ ノード、クライアント ホスト マシンで、 TCP/IP のインストール、構成、およびネットワーク化が行われている必要が ある。 ◆ データゾーンのクライアントが次のようになっていることを確認する。 • データの送信先としてクライアントで構成されている NetWorker サーバお よびストレージ ノードの長い名前、短い名前、および IP アドレスを解決で きる。nslookup コマンドを使用して、名前解決が正しいことを確認します。 • 独自の長い名前、短い名前、および IP アドレスを解決できる。 nslookup コマンドを使用して、名前解決が正しいことを確認します。 • 長い名前、短い名前、および IP アドレスによって NetWorker サーバに対して 正常に ping を実行できる。 • データの送信先としてクライアントで構成されている NetWorker サーバおよ びストレージ ノードへのルートがある。
Windows では tracert コマンド、UNIX では traceroute コマンドを使用して、 ルート パスを確認します。 ◆ NetWorker サーバが次のようになっていることを確認する。 • データゾーンの各 NetWorker クライアントおよびストレージ ノード マシンの 長い名前、短い名前、および IP アドレスを解決できる。 nslookup コマンドを使用して、名前解決が正しいことを確認します。 • 独自の長い名前、短い名前、および IP アドレスを解決できる。 nslookup コマンドを使用して、名前解決が正しいことを確認します。 • 長い名前、短い名前、および IP アドレスによって、データゾーンの NetWorker クライアントおよびストレージ ノードすべてに対して正常に ping を実行できる。 • データゾーンの NetWorker クライアントおよびストレージ ノードすべてへの ルートがある。
Windows では tracert コマンド、UNIX では traceroute コマンドを使用して、 ルート パスを確認します。 ◆ データゾーンの NetWorker ストレージ ノードが次のようになっていることを確認 する。 • NetWorker サーバの長い名前、短い名前、および IP アドレスを解決できる。 nslookup コマンドを使用して、名前解決が正しいことを確認します。 • バックアップ データをストレージ ノードに送信するように構成したクライア ントの長い名前、短い名前、および IP アドレスを解決できる。 nslookup コマンドを使用して、名前解決が正しいことを確認します。 • 独自の長い名前、短い名前、および IP アドレスを解決できる。 nslookup コマンドを使用して、名前解決が正しいことを確認します。 • 長い名前、短い名前、および IP アドレスによって、データゾーンの NetWorker クライアントおよびストレージ ノードすべてに対して正常に ping を実行できる。 • データの送信元の NetWorker サーバおよび NetWorker クライアントへのルー トがある。
Windows では tracert コマンド、UNIX では traceroute コマンドを使用して、 ルート パスを確認します。
◆ Solaris と Linux NetWorker クライアント、サーバおよびストレージ ノードそれぞれ
の /etc/hosts ファイルに IPv4 ループバック アドレスの次のエントリーが含まれ ている必要がある。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
◆ NetWorker サーバが DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)クライアントで
ある場合、NetWorker サーバに DNS と同期化された予約アドレスがある必要が ある。
◆ TCP/IP ホスト名は、マシン名と同じでなければならない。
◆ NetWorker ソフトウェアは、マシン名に下線(_)が含まれているマシンをサポー
トしない。
◆ EMC オンライン サポート サイトのテクニカル ノート「Configuring TCP Networks
and Network Firewalls for EMC NetWorker」で次の情報が提供されています。 • TCP ネットワーク構成のベスト プラクティス情報。 • パケット フィルタリングおよびステートフル検査ファイアウォールを介して 通信する NetWorker ホストで必要なポートの識別方法および構成方法。 • NetWorker ホスト間の通信の問題のトラブルシューティング方法。 • サポートされているオペレーティング システムで TCPKeepAlive パラメータを 構成する方法。
IPv6 プロトコルに関する考慮事項
このセクションには、NetWorker データゾーンで IPv6 プロトコルを使用する際に考 慮する情報が記載されています。IPv6(Internet Protocol version 6)は、次世代のインターネット プロトコルで、IPv4 と同時に使用することも、純粋な IPv6 環境で使用することも可能です。 IPv6 では、使用できる IP アドレスの数が増え、ルーティングやネットワークの自動 構成の領域が改善されています。 IPv6 アドレスは、16 ビットの 16 進値をコロン(:)で区切った 8 つのグループで表 されます。 たとえば、次のような変更が可能です。 2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334 IPv6 を使用する場合は、次の点を考慮してください。 ◆ ほとんどの新しいオペレーティング システムでは、デフォルトで IPv6 ループバッ ク インタフェースが構成される。 IPv6 ループバック インタフェースがホストで構成されているかどうかを判別す るには、オペレーティング システムのツール(UNIX の ifconfig や Windows の ipconfig など)を使用します。
UNIX システムでは、ループバック インタフェースのデバイス名は通常、lo また は lo0 です。
◆ IPv6 ループバック インタフェースが構成されている場合、すべての Linux および
UNIX オペレーティング システムの /etc/hosts ファイルに、IPv6 ループバック イ ンタフェース(::1)を localhost に関連づけるエントリーが含まれている必要が ある。 IPv6 ループバック インタフェース エントリーは、IPv4 ループバック エントリー (127.0.0.1 localhost)の前に追加される必要があります。 たとえば、次のような変更が可能です。 ::1 localhost 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost ◆ IPv6 ループバック インタフェースが構成されている場合、IPv6 ループバック エン トリーは /etc/hosts ファイル内に留まる必要がある。これは、マシンが純粋な IPv4、純粋な IPv6 またはデュアル スタック構成の場合に必要です。 ◆ NetWorker ソフトウェアは、一時またはリンク ローカル IPv6 アドレスをサポート しない。 クライアントの IPv6 アドレスが次の状態の場合、クライアントのバックアップ に失敗します。 • DNS またはホスト ファイルに格納されていない。 • クライアント リソースに追加されていない。
クライアント ソフトウェア要件
NetWorker ソフトウェアをクライアント システムにインストールする前に、特定の クライアントのオペレーティング システムおよびハードウェア構成がサポートされ ていることを確認します。「EMC Information Protection Software Compatibility Guide」に互換性に関する最新情報 が記載されています。 Avamar 重複排除バックアップを構成する場合、次のキャッシュ ファイル サイズに 関する要件を考慮します。 ◆ キャッシュ用に追加のディスク領域が必要。キャッシュの数は、クライアント リソースのセーブセット属性に含まれるバックアップ パスの数によって変わり ます。 ◆ セーブセット属性の各バックアップ パスに対して、次の 2 つのキャッシュが必要 です。 • ファイル キャッシュ • ハッシュ テーブル用キャッシュ ファイル キャッシュは最大でマシン上の RAM の 1/8 まで使用し、ハッシュ キャッシュは最大で RAM の 1/16 まで使用します。ただし、どちらのキャッシュ のサイズも最大で 2 GB です。 キャッシュ用に必要な最大のディスク領域は、ファイル キャッシュとハッシュ キャッシュの最大サイズの合計に、バックアップ パス数を掛けた値となります。
ストレージ ノードおよびデバイスの要件
ストレージ ノードに NetWorker ソフトウェアをインストールする前に、オペレー ティング システムによりデバイスが認識されることを確認します。 テープ デバイス使用時のデータ消失を回避するには、次の手順を実行します。 ◆ テープ デバイスのブロック サイズ モードが変更可能であることを確認します。 設定されていないと、データのリカバリは失敗します。デバイスのブロック サ イズをセットアップする処理手順は、オペレーティング システムによって異な ります。 ◆ NetWorker のバックアップでは、巻き戻しをしないテープ デバイスを使用します。 NetWorker ソフトウェアでは、各バックアップの最後に、ボリュームにファイル マークが書き込まれます。次のバックアップ実行時に、このファイル マークの 位置に基づいて、NetWorker ソフトウェアによりボリュームにデータが追加され ます。デバイスが自動的にテープを巻き戻すと、ファイル マークの位置が失わ れ、次のバックアップで既存のデータが上書きされてしまいます。データはリカ バリできません。 NetWorker サーバおよびストレージ ノードでテープ デバイスの使用を構成する方法 のベスト プラクティスは、EMC オンライン サポート サイトにあるテクニカル ノー ト「Configuring Tape Devices for EMC NetWorker」で説明しています。サーバ ソフトウェアに関する考慮事項
NetWorker サーバ ソフトウェアをインストールする前に、次の点を考慮してくだ さい。 ◆ NetWorker 環境の計画、テスト、最適化については、「NetWorker 8.0 パフォーマン ス最適化計画ガイド」で説明しています。 ◆ NetWorker データゾーンでテープ デバイスを構成する方法については、テクニカル ノート「Configuring Tape Devices for EMC NetWorker」で説明しています。
◆ パケット フィルタリングまたはステートフル検査ファイアウォールを介した
NetWorker ホスト通信で必要なポートの識別方法および構成方法については、 「Configuring TCP Networks and Network Firewalls for EMC NetWorker」で説明してい
ます。
◆ 互換性に関する最新情報については、「EMC Information Protection Software
Compatibility Guide」で説明しています。
コンソール サーバに関する考慮事項
コンソール サーバ ソフトウェアをインストールする前に、次の点を考慮してくだ さい。
◆ コンソール サーバに JRE(Java Runtime Environment)1.6.x または 1.7 をインストー
ルします。
• これにより、コマンド ライン レポート機能が有効化されます。
• コンソール サーバ マシンにコンソール クライアント GUI がダウンロードさ れ、表示されます。
◆ JRE は NetWorker 8.0 に付属していません。JRE がマシンにインストールされていな い場合、ソフトウェアを http://java.com/en/download/manual.jsp からダウン ロードします。 ◆ コンソール サーバ ソフトウェアでは、NetWorker クライアント ソフトウェアをシ ステムにインストールする必要があります。 ◆ コンソール サーバ ソフトウェアは、NetWorker サーバにインストールできます が、次の場合にはお勧めしません。 • NetWorker サーバが 50 台以上のクライアントを管理している。 • コンソール サーバが複数のデータゾーンを監視する。 ◆ コンソール サーバ マシンの最小システム要件は、1 GHz、512 MB の RAM です。 監視方法を次に示します。 • サーバが 50 台の場合: 最低でもデュアル 1 GHz プロセッサおよび 2 GB 以上 の RAM を持つコンソール サーバを使用。 • サーバが 100 台の場合: 最低でもデュアル 1 GHz プロセッサおよび 4 GB 以上 の RAM を持つ NMC を使用。 • サーバが 200 台の場合: 最低でもデュアル 1 GHz プロセッサおよび 8 GB 以上 の RAM を持つ NMC を使用。 ◆ NetWorker サーバのクライアントとしてコンソール サーバを構成します。これは、 コンソール サーバ データベースをバックアップするために必要です。 コンソール サーバ データベースのバックアップの構成方法については、 「NetWorker 8.0 管理者ガイド」を参照してください。
以前のリリースからの更新
この章では、次のトピックについて説明します。 ◆ 「はじめに」 ... 34 ◆ 「NetWorker ソフトウェアの更新」... 34 ◆ 「クライアント プッシュ機能を使用した NetWorker ソフトウェアの更新」... 49 ◆ 「異なるビット バージョン(32 ビット、64 ビット)の NetWorker からの更新」 60はじめに
NetWorker サーバまたはコンソール サーバをバージョン 8.0 以降に更新するとき、直 接ダウングレードを防ぐ変更が NetWorker サーバおよびコンソール サーバに対して 行われます。これは、NetWorker サーバまたはコンソール サーバを更新した後、追 加の手順を実行せずに NetWorker ソフトウェアの以前のバージョンに復元すること ができないことを意味します。 直接ダウングレードは、次の変更の結果としてサポートされなくなります。 ◆ NetWorker サーバにおける次の変更。 • jobsdb データベースのデータベース変換の実行。 • リソース データベース nsrdb の変更。 変更には次の項目が含まれます。 – すべての読み取り専用デバイスが削除される。たとえば、AFTD デバイス および Data Domain デバイスの読み取り専用デバイス。 – 新しいバックアップ レベルであるシンセティック フルにより統合バック アップ レベルが置き換えられる。更新前の統合バックアップ レベルで構 成されたグループ リソースには、NetWorker サーバ ソフトウェアをバー ジョン 8.0 に更新した後に定義されたバックアップ レベルがありません。 シンセティック フル バックアップの実行方法については、「NetWorker 8.0 管理ガイド」を参照してください。 – (AFTD の場合のみ)NetWorker デバイスの名前が自動的にデバイスの[デ バイス アクセス情報]属性に追加される。 ◆ コンソール サーバで SQL Anywhere 9.0 データベースが SQL Anywhere 12 形式に変 換される。NetWorker ソフトウェアの更新
NetWorker ソフトウェアを更新すると、まず以前のバージョンの NetWorker ソフト ウェアがアンインストールされてから、新しいバージョンがインストールされます。 次のタスクを実行して、NetWorker サーバ、ストレージ ノード、クライアント、お よびコンソール サーバ ソフトウェアを更新します。 ◆ 35 ページの「タスク 1 NetWorker ソフトウェアのアップデートの準備」 ◆ 38 ページの「タスク 2 コンソール サーバに関する考慮事項の確認」 ◆ 40 ページの「タスク 3 (UNIX のみ)構成ファイルのバックアップ」 ◆ 40 ページの「タスク 4 以前のバージョンの NetWorker ソフトウェアのアンインス トール」◆ 41 ページの「タスク 5 (RHEL Linux のみ)SELinux の有効化」 ◆ 42 ページの「タスク 6: NetWorker ソフトウェアのインストール」
◆ 44 ページの「タスク 9 (オプション)コンソール サーバ ファイルの新しいコン ソール サーバへの移動」 ◆ 44 ページの「タスク 10 コンソール サーバ ソフトウェアのインストール」 ◆ 45 ページの「タスク 11 コンソール サーバ データベースの変換のステータスの 確認」 ◆ 46 ページの「タスク 12 (NetWorker 7.5.x コンソール サーバの更新のみ)LDAP の 再構成」 ◆ 48 ページの「タスク 13 Java キャッシュのクリア」 ◆ 48 ページの「タスク 14 (オプション)VCB クライアントのバックアップの VADP への変換」 ◆ 49 ページの「タスク 15 NetWorker モジュール ソフトウェア パッケージのインス トール」 ◆ 49 ページの「タスク 16 すべてのストレージ ノードが更新されたことの確認」 ◆ 49 ページの「タスク 17 NetWorker サーバの認証」
タスク 1 NetWorker ソフトウェアのアップデートの準備
このセクションでは、NetWorker ソフトウェアの更新の準備について説明します。 NetWorker データゾーンを更新する前に、次のセクションを確認します。 ◆ 35 ページの「相互運用性と下位互換性に関する考慮事項」 ◆ 36 ページの「ストレージ ノードの NetWorker バージョンを判別する」 ◆ 37 ページの「NetWorker サーバを準備する」 ◆ 38 ページの「コンソール サーバを準備する」相互運用性と下位互換性に関する考慮事項
このセクションでは、NetWorker 8.0 ソフトウェアの相互運用性と下位互換性に関す る重要な情報を提供します。 データゾーンにある任意のマシンを NetWorker 8.0 に更新する前に、次の相互運用性 に関する考慮事項を確認します。 ◆ NetWorker 8.0 サーバは、NetWorker 7.6.x 以前のストレージ ノードと互換性があり ません。 NetWorker サーバを更新する前に、すべての NetWorker ストレージ ノードをバー ジョン 8.0 に更新してください。 NetWorker 7.6.x 以前のストレージ ノードは NetWorker 8.0 サーバによって無効化 されます。 ◆ NetWorker 7.5.x サーバを NetWorker 8.0 に直接更新することはできません。 次の順序で NetWorker 7.5.x データゾーンをバージョン 8.0 に更新します。 • NetWorker 7.5.x サーバをバージョン 7.6.x に更新します。 • 各 NetWorker ストレージ ノードをバージョン 8.0 に更新します。 • NetWorker 7.6.x サーバ ソフトウェアをバージョン 8.0 に更新します。• NetWorker クライアントをバージョン 8.0 に更新します。
◆ NetWorker サーバではない NetWorker 7.5.x コンソール サーバは、NetWorker 8.0 ソ
フトウェアに直接更新できます。 ◆ コンソール サーバが NetWorker サーバでない場合、NetWorker サーバを更新する前 にコンソール サーバをバージョン 8.0 に更新します。 ◆ NetWorker 8.0 ストレージ ノードは NetWorker 7.6.x サーバと互換性があります。 ◆ NetWorker 8.0 クライアントは NetWorker 7.5.x および 7.6x サーバと互換性があり ます。 ◆ NetWorker 7.5.x および 7.6.x クライアントは NetWorker 8.0 サーバと互換性があり ます。 ◆ NetWorker サーバのホスト オペレーティング システム、ストレージ ノード、また はクライアントも更新する場合、まずオペレーティング システムを更新してか ら、NetWorker ソフトウェアを更新します。
◆ Microsoft アプリケーション用 NetWorker モジュール(NMM)2.3 は NetWorker 8.0 で
はサポートされていません。NMM ソフトウェアを NMM 2.4 に更新してから NetWorker サーバおよびストレージ ノードを NetWorker 8.0 に更新します。
ストレージ ノードの NetWorker バージョンを判別する
このセクションでは、データゾーンのストレージ ノードで実行されている NetWorker ソフトウェア バージョンの判別方法について説明します。 NetWorker サーバ ソフトウェアを更新する前に、各 NetWorker ストレージ ノードを NetWorker 8.0 ソフトウェア バージョンに更新します。 NetWorker 7.6.x 以前のストレージ ノードは NetWorker 8.0 サーバによって無効化され ます。 nsradmin プログラムを使用して、データゾーンのストレージ ノードにインストール されている NetWorker バージョンを判別します。1. UNIX の場合は root、Windows の場合は管理者として NetWorker サーバにログイ ンします。
2. コマンド プロンプトで、次のように入力します。
nsradmin
3. 属性タイプを「nsr storage node」に設定します。
nsradmin> . type:nsr storage node
4. ストレージ ノードのホスト名と NetWorker ソフトウェア バージョンが表示され ます。
nsradmin> show name;version
5. データゾーンの各ストレージ ノードのリストおよび対応するバージョンの NetWorker ソフトウェアを表示します。
nsradmin> print