第 4 章 以前のリリースからの更新
タスク 1 NetWorker ソフトウェアのアップデートの準備
このセクションでは、NetWorkerソフトウェアの更新の準備について説明します。
NetWorkerデータゾーンを更新する前に、次のセクションを確認します。
◆ 35ページの「相互運用性と下位互換性に関する考慮事項」
◆ 36ページの「ストレージ ノードのNetWorkerバージョンを判別する」
◆ 37ページの「NetWorkerサーバを準備する」
◆ 38ページの「コンソール サーバを準備する」
相互運用性と下位互換性に関する考慮事項
このセクションでは、NetWorker 8.0ソフトウェアの相互運用性と下位互換性に関す る重要な情報を提供します。
データゾーンにある任意のマシンをNetWorker 8.0に更新する前に、次の相互運用性 に関する考慮事項を確認します。
◆ NetWorker 8.0サーバは、NetWorker 7.6.x以前のストレージ ノードと互換性があり
ません。
NetWorkerサーバを更新する前に、すべてのNetWorkerストレージ ノードをバー
ジョン8.0に更新してください。
NetWorker 7.6.x以前のストレージ ノードはNetWorker 8.0サーバによって無効化
されます。
◆ NetWorker 7.5.xサーバをNetWorker 8.0に直接更新することはできません。
次の順序でNetWorker 7.5.xデータゾーンをバージョン8.0に更新します。
• NetWorker 7.5.xサーバをバージョン7.6.xに更新します。
• 各NetWorkerストレージ ノードをバージョン8.0に更新します。
• NetWorker 7.6.xサーバ ソフトウェアをバージョン8.0
• NetWorkerクライアントをバージョン8.0に更新します。
◆ NetWorkerサーバではないNetWorker 7.5.xコンソール サーバは、NetWorker 8.0ソ フトウェアに直接更新できます。
◆ コンソール サーバがNetWorkerサーバでない場合、NetWorkerサーバを更新する前 にコンソール サーバをバージョン8.0に更新します。
◆ NetWorker 8.0ストレージ ノードはNetWorker 7.6.xサーバと互換性があります。
◆ NetWorker 8.0クライアントはNetWorker 7.5.xおよび7.6xサーバと互換性があり ます。
◆ NetWorker 7.5.xおよび7.6.xクライアントはNetWorker 8.0サーバと互換性があり ます。
◆ NetWorkerサーバのホスト オペレーティング システム、ストレージ ノード、また
はクライアントも更新する場合、まずオペレーティング システムを更新してか ら、NetWorkerソフトウェアを更新します。
◆ Microsoftアプリケーション用NetWorkerモジュール(NMM)2.3はNetWorker 8.0で はサポートされていません。NMMソフトウェアをNMM 2.4に更新してから
NetWorkerサーバおよびストレージ ノードをNetWorker 8.0に更新します。
ストレージ ノードの NetWorker バージョンを判別する
このセクションでは、データゾーンのストレージ ノードで実行されている
NetWorkerソフトウェア バージョンの判別方法について説明します。
NetWorkerサーバ ソフトウェアを更新する前に、各NetWorkerストレージ ノードを
NetWorker 8.0ソフトウェア バージョンに更新します。
NetWorker 7.6.x以前のストレージ ノードはNetWorker 8.0サーバによって無効化され
ます。
nsradminプログラムを使用して、データゾーンのストレージ ノードにインストール
されているNetWorkerバージョンを判別します。
1. UNIXの場合はroot、Windowsの場合は管理者としてNetWorkerサーバにログイ
ンします。
2. コマンド プロンプトで、次のように入力します。
nsradmin
3. 属性タイプを「nsr storage node」に設定します。
nsradmin> . type:nsr storage node
4. ストレージ ノードのホスト名とNetWorkerソフトウェア バージョンが表示され ます。
nsradmin> show name;version
5. データゾーンの各ストレージ ノードのリストおよび対応するバージョンの
NetWorkerソフトウェアを表示します。
nsradmin> print
たとえば、次のような変更が可能です。
nsradmin> . type:nsr storage node 現在のクエリ セット
nsradmin> show name;version nsradmin> print
name:mystoragenode.domain.com;
version:7.6.3;
nsradmin> quit
NetWorker サーバを準備する
このセクションでは、ソフトウェアを更新するためのNetWorkerサーバの準備方法 について説明します。
NetWorkerサーバを更新する前に、次のことを確認します。
◆ メディア データベースのインデックスとクライアント ファイルのインデックス が一貫性のある状態になっている。
◆ データベースの場所を記録している。
◆ NetWorkerサーバ データベースのバックアップを実行している。
NetWorkerサーバを準備するには、次の手順を実行します。
1. UNIXの場合はroot、Windowsの場合は管理者としてNetWorkerサーバにログイ
ンします。
2. NetWorkerデータベースを一貫性のある状態にします。
nsrim -X nsrck -m nsrck -L6
3. NetWorkerメディア データベースの現在の場所を記録します。
nsrls -m
4. NetWorkerクライアント ファイル インデックスの現在の場所を記録します。
nsrls
5. NetWorkerソフトウェアが使用するポートの範囲を記録します。
nsrports
6. ブートストラップ、クライアント ファイル インデックス、およびNetWorker サーバのリソース データベースのバックアップを実行します。
たとえば、次のような変更が可能です。
savegrp -O group
指定したグループには、データゾーンのNetWorkerクライアントすべてが含まれ ている必要があります。 これにより、すべてのクライアント ファイル インデッ クスが確実にバックアップされます。
すべてのクライアントが含まれるグループが存在しない場合は、savegrpコマン ドを複数回実行し、すべてのクライアント インデックスがバックアップされる まで、異なるグループを1つずつ指定します。
このグループに関連づけられているメディア プールの追加可能メディアが有効 になっていることを確認してください。
7. ファイル番号、レコード番号、および関連ボリューム ラベルを含む最新のブー トストラップ セーブセットID(ssid)を記録します。
たとえば、次のような変更が可能です。
mminfo -B
次に、この例のシナリオを示します。
• セーブセットID(ssid)は4254377781です。
• ファイル番号は0です。
• レコード番号は0です。
• ブートストラップ セーブセットを含むボリュームのラベルは bootstrap_vol.001です。
コンソール サーバを準備する
コンソール サーバをNetWorkerバージョン8.0に更新する前に、コンソール サーバ データベースのフル バックアップ レベルを実行します。
詳細については、「NetWorker 8.0管理者ガイド」の「NetWorkerコンソール管理デー タのバックアップ」を参照してください。