第 9 章 Solaris へのインストール
タスク 5 コンソール クライアントの 2 回目以降の起動
コンソール クライアントがコンソール サーバに1回接続された後、コンソール サー バは、次のいずれかの方法でコンソール クライアントに再アクセスされます。
◆ ブラウザに150ページの「タスク1 コンソール サーバのコンソールGUIへの初め ての接続」で説明したのと同じURLを指定する。
◆ Java Web Start Application Managerで[NetWorker Console]をダブルクリック する。
◆ Microsoft Windows上のコンソール クライアントでは、NetWorkerコンソールのデ
スクトップ アイコンをダブル クリックする。
コンソール クライアントの接続に関する問題のトラブル シューティング
このセクションでは、コンソール クライアントの接続に関する問題の考えられる原 因と解決方法のリストを提供します。
◆ 156ページの「コンソール サーバのWebページを表示できない」
◆ 157ページの「コンソール サーバに接続できない」
◆ 158ページの「サーバへ接続できません。UDP ping を使用して通信できませんで した」
◆ 158ページの「コンソール サーバでgstdプロセスを開始できない」
◆ 160ページの「警告: Javaランタイム環境を検出できない」
コンソール サーバの Web ページを表示できない
コンソール サーバのWebページ(たとえば、http://houston:9000)がコンソール ク ライアントに表示されない場合、次の手順を実行します。
1. gstd、dbsrv12、およびhttpdの各プロセスがコンソール サーバで起動されてい
ることを確認します。プロセスを起動できない場合の詳細については、 158ペー ジの「コンソール サーバでgstdプロセスを開始できない」を参照してください。
2. コンソール サーバに接続するための正しいポート番号が指定されていることを 確認します。コンソール サーバのコンソールに接続するためのデフォルトの ポート番号は9000ですが、インストール処理中に変更された可能性があり ます。
インストール時に構成されたサービス ポートを判別するには、次の手順を実行 します。
a. コンソール サーバのNMC構成ファイルを確認します。
– Solaris: /opt/LGTOnmc/gstd.conf
– AIXおよびLinux: /opt/lgtonmc/gstd.conf
– Windows: C:\Program Files\EMC NetWorker\Management\GST\etc\gstd.conf
c. この定義されたポートを使用してコンソール サーバへの接続を試行します。
3. gstd.rawファイルを確認します。
gstd.rawファイルに次のエラーが報告されたとします。[Aborting due
to:Connection timed out]。この場合は、ファイアウォールで必要なポートが開い ていて、コンソール クライアントがコンソール サーバに接続できるようになっ ていることを確認します。
デフォルトでは、必要なポートは次のとおりです。
• 9000
• 9001
• 2638
NetWorkerホストに必要なポートを判別する際の詳細については、EMCオンライ
ン サポート サイトのテクニカル ノート「Configuring TCP Networks and Network Firewalls for EMC NetWorker」を参照してください。
コンソール サーバに接続できない
Webページからコンソール サーバに接続しようとすると、次のエラー メッセージが 表示されて失敗する場合があります。
◆ 157ページの「エラー:このユーザー名およびパスワードを認証できませんで した」
◆ 157ページの「エラー:サーバ(ip_address)へのアクセスで問題が発生しまし た:接続タイムアウト:接続」
エラー : このユーザー名およびパスワードを認証できませんでした
ログインしようとしてこのエラー メッセージが表示されて失敗した場合、次の手順 を実行します。
◆ 正しいユーザー名またはパスワードが指定されていることを確認します。
◆ コンソール クライアントのJavaインターネット一時ファイルをクリアします。
◆ コンソール サーバに接続するために使用する既存のデスクトップ ショートカッ トをコンソール サーバの更新前にすべて削除し、その後再作成します。
エラー : サーバ(ip_address)へのアクセスで問題が発生しました : 接続タイムアウト : 接続
このエラーは、コンソール サーバのIPアドレスまたはホスト名を変更し、コンソー ル サーバの.jnlpファイルを再構成しないと発生します。
.jnlpファイルを再構成するには、次の手順を実行します。
1. コンソール サーバにrootとして(UNIXの場合)または管理者として(Windows の場合)ログインします。
2. (UNIX上のコンソール サーバの場合のみ)LD_LIBRARY_PATH環境変数を構成し ます。
Solarisの場合、次のように入力します。
LD_LIBRARY_PATH=/opt/LGTOnmc/bin:/opt/LGTOnmc/sybase/lib
export LD_LIBRARY_PATH
AIXおよびLinuxの場合、次のように入力します。
LD_LIBRARY_PATH=/opt/lgtonmc/bin:/opt/lgtonmc/sybase/lib export LD_LIBRARY_PATH
3. 次のディレクトリの場所でgstconfigコマンドを実行します。
• Solaris: /opt/LGTOnmc/bin
• AIXおよびLinux: /opt/lgtonmc/bin
• Windows: C:\Program Files\EMC NetWorker\Management\GST\bin 4. コンソール サーバでgstdデーモンを開始します。
エラー : 共有ライブラリのロード中にエラーが発生しました :libsasl2.so.2: 不正な ELF クラス :ELFCLASS64
このメッセージは、64ビットのLinuxシステムで、32ビット バージョンの
cyrus-saslパッケージがインストールされていない場合に表示されます。
この問題を解決するには、次を実行する。
1. rootとしてコンソール サーバにログインします。
2. オペレーティング システム パッケージcyrus-saslをインストールします。
3. gstdデーモンを開始します。
/etc/init.d/gst start
サーバへ接続できません。UDP ping を使用して通信できませんでした
次のエラーが発生して、NMCコンソールがNetWorkerサーバに接続できない場合が あります。
サーバへ接続できません。UDP ping を使用して通信できませんでした この問題を解決するには、次を実行する。
◆ NetWorkerサーバでNetWorkerデーモンが開始されていることを確認します。
◆ HP-UX上のコンソール クライアントの場合、次の手順を実行します。
a. NMCコンソールで[セットアップ]>[システム オプションのセットアッ
プ]の順に選択します。
b.[NetWorkerへの接続時にUDP経由でRPC pingを実行]を選択解除します。
c.[OK]をクリックします。
d. NMCコンソールでNetWorkerサーバへの接続を試行します。
コンソール サーバで gstd プロセスを開始できない
このセクションでは、gstdプロセスを開始できないためにコンソール クライアント がコンソール サーバに接続できない場合のトラブルシューティング方法について説 明します。
コンソール サーバでgstdデーモンが開始されない場合、gstd.raw、db_output.log、
およびweb_ouputの各ログ ファイルを確認し、正確なエラー メッセージを取得し
ます。
コンソール サーバのログ ファイルは、次のディレクトリにあります。
◆ Solaris: /opt/LGTOnmc/logs
◆ AIXおよびLinux: /opt/lgtonmc/logs
◆ Windows: C:\Program Files\EMC NetWorker\Management\GST\logs 一般的なコンソール サーバの起動エラーには次のものがあります。
◆ 159ページの「エラー:'gstd:内部エラー:データベースのハンドルを取得できませ んでした。'」
◆ 159ページの「Webサーバが予期せずに終了しました。次の理由が考えられます。
%sの以前のインスタンスがまだ実行中。この製品のログ ディレクトリの
'web_output'ファイルでWebサーバの出力メッセージを確認してください」
◆ 157ページの「エラー:サーバ(ip_address)へのアクセスで問題が発生しまし た:接続タイムアウト:接続」
◆ 160ページの「エラー:共有ライブラリのロード中にエラーが発生しました :libsasl2.so.2:不正なELFクラス:ELFCLASS64」
エラー :'gstd: 内部エラー : データベースのハンドルを取得できませんでした。'
このエラーは、dbsrv12プロセスを開始できない場合に表示されます。具体的なエ ラーについては、db_output.logファイルを確認します。
このエラーの一般的な原因には次のものがあります。
◆ NMCデータベース ディレクトリがあるファイル システムのディスク領域不足。
◆ コンソール サーバで孤立したdbsrv12プロセスが実行されている。
• UNIXの場合、SIGTERMシグナル(kill -TERM)を送信してプロセスを終了し
ます。
kill -9を使用しないでください。
• Windowsの場合、タスク マネージャでdbsrv12プロセスを終了します。
◆ コンソール サーバがサポートされていないバージョンのJREを実行している。
Web サーバが予期せずに終了しました。次の理由が考えられます。%s の以前のインスタンス がまだ実行中。この製品のログ ディレクトリの 'web_output' ファイルで Web サーバの出力 メッセージを確認してください
このエラーは、コンソール サーバでhttpdプロセスが実行されていない場合に表示 されます。
httpdを開始できない一般的な原因には次のものがあります。
◆ httpdのWebサービス ポート(デフォルトでは9000)が別のプロセスによって使
用中である。
◆ UNIXの場合、コンソール サーバで孤立したhttpdプロセスが実行されている。
SIGTERMシグナル(kill -TERM)を送信してプロセスを終了します。
kill -9コマンドを使用しないでください。
◆ Windowsの場合、別のアプリケーションがApacheサーバを使用していて、httpd
デーモンの開始により多くの時間が必要である。
この問題を解決するには、EMC gstdプロセスの遅延起動オプションを有効化し ます。
1.[サービス]アプレットで、[EMC gstd]サービスを右クリックして[プロパ ティ]を選択します。
2.[全般]タブで、[起動タイプ]を[自動(遅延起動)]に変更します。
3.[Ok]をクリックします。
4. EMC gstdサービスを停止し、その後EMC gstdサービスを開始します。
NetWorkerソフトウェアを更新するとき、遅延起動設定を再度有効にする必要
があります。
エラー : 共有ライブラリのロード中にエラーが発生しました :libsasl2.so.2: 不正な ELF クラス :ELFCLASS64
このメッセージは、64ビットのLinuxシステムで、32ビット バージョンの
cyrus-saslパッケージがインストールされていない場合に表示されます。
この問題を解決するには、次を実行する。
1. 32ビット バージョンのcyrus-saslパッケージをインストールします。
2. gstdデーモンを開始します。
/etc/init.d/gst start
警告: Java ランタイム環境を検出できない
このメッセージは、次の場合に表示される可能性があります。
◆ コンソール クライアントにJREがインストールされていない。
◆ (Windowsの場合のみ)コンソール クライアントにインストールされているJREの バージョンがInternet Explorerのバージョンと一致しません。
このメッセージは、次の場合に64ビット版のWindowsシステムで表示され ます。
• 64ビット版のInternet Explorerがインストールされているが、32ビット版の JREがNMCコンソールへの接続に使用されている。
• 32ビット版のInternet Explorerがインストールされているが、64ビット版の JREがNMCコンソールへの接続に使用されている。
この問題を解決するには、次のいずれかの方法を実行します。
◆ コンソール クライアントにJREをインストールする。
◆ (Windowsの場合のみ)インストールされているInternet Explorerのバージョンに