長野県における慢性疾患患児と家族の
生活の実態とケアニーズに関する研究
1平疎8?11年度㍉長野魚看護大学権助蜘兜
成果報告書
率成12年3月
研究代表者 内田雅代
モ嶺痴県義盛夫学者護李癖看護学科)
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告
1,
目次_
はしがき
研究課題
研究組織
研究経費
研究発表
研究成果
1・ 気管支晴息児や,
日常生活習慣と療養行動に?里
千・
'
・・
十 ・
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・
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・
:
2
-.
長野県における気管支暗息息児と母親のライフスタイル ∴ ∴
3.
気管支嘩息患児考もつ両親のライフスタイルと ・
て患児の療養行動-
た関す る研究 ・
4・
嶋息児をもつ家族のライフスタイルへの援助 ・
,
・・
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・
・
5・
幡息児の自己管理能ガ轡 中るために-
.‥ 看護甲立場か ら-.
6.
小児糖尿病患児の日常筆活習慣 ・療養行動と
頁
1
2
2
2
3
一
4
11
1
5
0
2
3
4
両親のライフスタイルについて
吋 46
7.
ア トピー性皮膚炎をもつ子 どもJ
の日常生活管理 と母親のニーズ
I
- 親の会への質問紙調査か らニー
50
8.
ア トピー性皮膚炎をもつ子 どもの親の会の継続会員 と
退会者 との親の会への評価の比較
58
資料
1. 長野県における気管支噛息患児と家族O-
生活の実感
集計結果 調査用舵
2.
長野県における糖哀病患児と家族の生活の実態
集計結果 調査用紙
3.
ア トピー性皮膚炎をもつ子 どもの親への調査用紙
ア トピー性皮膚炎 を持つ子 ども達への対応に関する保育園 ・幼稚園の現状
集計結果 調査用舵
はしがき
医療や社会環境の変化 によ り、小児の疾病構造は大 きく変化 し、地域で慢 性
疾患を持ちなが ら生活する子 ど もが増えている。慢性疾患 をもつ子 どもと家族
の生活は相互 に影響 しあうことが予想 されるが、その実態は明 らかではない。
個人化 し、多様化す る家族の実態が指摘 されて きている中で、患児や家族 の主
体性を尊重 した看護の関わ りが求め られている。
本研究の目的 は、長野県 内における慢性疾患 をもつ患児 とそ の家族の生活 の
実態を把握す る とともに、患児や家族が直面す る問題 と対処の しかた、および
気持ち由変化 に注 目し,慢性疾患 をもちなが ら、 この地域で生活す る小児 と家
族が求めているケアニーズを明 らかにし、看護援助方法を見出す ことである。
平成
8・9
年度は、1
)
気管支噛息患児 とその両親
51 組、2)
小児糖尿病患児
とその両親
26
組 に対 して、質問紙調査および面接調査 を行い、主に、両親のラ
イフスタイル と患児の日常生活習慣 ・療養行動 の実態およびそ れ らの関係につ
いて分析、考察 した。
平成
0・11
1
年度は、3)
ア トピー性皮膚炎の子 どもを持つ母親 を対象に、 「
親
の会
」
の発足当初よ り活動を支 援す る中で、患児の生活の実態や母親の 「
親 の
会
」へのニーズおよびそのニー ズの変化 を質問紙によ り調査、分析 し、看護援
助の視点や 「
親の会」への支援の方向性を考察 した。
当初の計画 と しては、ケアニーズの高い事例 に個別 に関わ り、看護援助を行
いなが ら患児や 家族の生活の変化、およびニー ズの変化 を明 らかにす ることを
計画 していたが 、いくつかのケースに関わった ものの、ケアニーズの変化や援
助方法の記述 に関す るデータは十分ではな く、分析には至 らなかった。
慢性疾患の子 どもを抱える家族は、どのような生活をし、 どのような ことを
求めているのだ ろうか、本研究 で見出された所見が・
.十 分 に機 能 しているとは
いいがたい慢性疾患患児への看 護の現状を
こ検 討 し、改善するための手がか り
の一つとなればと願 っている。
本研究の実施 にあた り、 ご協 力いただきました昭和伊南総合病院、市営伊那
中央総合病院、 国立療養所 中信松本病院の皆様 に感謝いた します。また、調査
にご協力いただきま した子 ども達や ご家族 の皆様に深謝いた します。
平成
2
1
年
3 月
研究代表者
内田雅代
-1-研究課題 長野県 にお ける慢性疾患患児 と家族 の ∼ 生活 の実態 とケ アニー ズ に関す る研究
研
究組織
顧
究代表者研
究分担者 内田雅代竹 内幸江
栗林浩子
篠原玲子
寺 島憲治長野県看護大学看護学部教授
長野県看護大学看護学部助教授
長野県看護大学看護学部助手
(
平成
9
年度∼11
年度)長野県看護大学看護学部助手
長野県看護大学看護学部助手
・(
平成
11
年度 ) 北 山三津子長野県看護大学看護学部教授
佐藤奈保
元長野県看護大学看護学部助手
(
平成
8
年度∼10
年度) 調査協 力施設 ・団体 昭和伊南総合病 院 市営伊那 中央総合病 院 国立療養所 中信松本病 院たんばばの会
研究経 費平成
8
年度1103
千 円平成
9
年度851
千 円平成
10
年度772
千 円平成
11
年度821
千 円計
3547
千 円研究発表
1
. 学会誌等
lL)翠_
#浩子,内田雅代,竹内幸江,佐藤奈保,篠原玲子,北山三津子,兼松
J 百合子 :
-
長野県 における気管支嘱息患児 と母親のライフスタイル.長野県
看護大学紀要,
1:45
5
4,1
-
999.
2)
佐藤奈保,内田雅代,竹内幸江,栗林浩子,篠原玲子,北山三津子,
・
松岡
真里,武田浮子,準松百合子 :気管支幡息患児をもつ両親のライフスタイ
ル と患児あ療養行動に関する研究.
・ (
家族看護学研究疲稿予定)
3)
内田雅代 :晴息児をもつ家族'
oライフスタイルへの援助.小児看護,
21
(
1
2
):
-1
628-1
632,1
998.
ノ
4)
内田雅代
.
:晴息児の自己管理能力を高めるために 一看護の立場か
ら-'%嵐
'1
211
1
6-
3:
'
,
998.
1
2.
学会発表
1)竹内幸江,内田雅代,佐藤奈保,篠原玲子,栗林浩子,北山三津子,倉田
晋,兼松百合子 :
気管支噛息児の日常生活習慣 と療養行動について .第
9
回長野県小児保健研究会
∴1
5
9
97.
,豊科町 .
2)
内田雅代,竹内幸江,_
佐藤奈保,篠原玲子,栗林浩子,北山三津子,倉田
晋,
ー兼松百合子 :気管支幡息児の親のライフスタイルについて .第
9 回
∴長野廉小児保健研究会,
5
1
997.
,豊科町 .
3)栗林浩子,内田雅代,竹内幸江,佐藤奈保,篠原玲子,北山三津子,兼松
百合子 :長野県 における気管支噛息児と母親のライフスタイル との関連 .
第
1
0
回長野県小児保健研究会
,1
6
998.
,塩尻市 .
4)
佐藤奈保,内田雅代,竹内幸江,栗林浩子,篠原玲子,北山三津子,松岡
其里,武田淳子,兼松百合子 :気管支噛息患児をもつ両親のライフスタイ
ル と患児の療養行動 .第 4 回 日本家族看護学会学術集会プログラム ・抄
録集
,68,1
997.
5)
内田雅代,竹内幸江,栗林浩子,篠原玲子,北山三津子,佐藤奈保,兼松
百合子 :小児糖尿病患児の日常生活習慣 ・療養行動 と両親のライフスタイ
ルについて .第
4
回 日本糖尿病教育 ・
看護学会誌,第
3
巻特別号
,1
999.
6)
栗林浩子,内田雅代,高橋佳奈,竹内幸江,篠原玲子,寺島憲治,北山三
津子 :ア トピー性皮膚炎をもつ子 どもの日常生活管理 と母親のニーズ ー
親の会への質問紙調査か ら- .第
11
由長野県小児保健所究会
5
、1
999.
,
,
松本市 .
7)
栗林浩子,内田雅代,高橋佳奉,竹 内幸江,篠原玲子,一
寺島憲治,北山三
津子 :ア トピー性皮膚炎をもつ子 どもゐ親の会の、継続会員 と退会者 との
親の会への評価の比較 . (
第
2
1
回長野県小児保健研究会発表予定)
第9回長野県小児保健研 究会
気 管支晴息児の 日常生活習慣 と療養行動について
長野県内
3病院の小児科外来にて、通院中の気管支哨息児を対象に、 日常生酒と療
養行動に?いて、質問紙による調査を実施 した。
-質問紙q)
内容は、睡眠、食事、清潔習慣や、遊隼 勉強についてなどを問う日常生
活習慣に関することと、内服 ・吸入についてや、発作が起こりそうな時の対処方法な
どのセルフケア行動を含む内容に?いて問う療養行動に関することと二つに分かれて
いる。 (
表
1)
小学
琴
芦年生以上g
)
年長児には質問紙に自分で記入 してもらい、それ
以下の年少児は母親に記入 してもらった。
-また、発症年齢、擢病期間、発作回数、入
院歴などについては、
_母親から情報を得た。
回答が得 られた対象は
38
名で、男児
25名、女児
31名であ.
?た。 (
表
2)
′
年齢は幼
児が
17名と多 く、 自分 自身で質問紙に回答 した年長児は
31名で、あとの
25名は母親が
回答 していた。また、発症年齢はほとんどが幼児期であ り、罷病期間は
、 2
年未満が
1 4名、
2年から5年未満が 8名、 5年堺上が
61名であった。
発作の回数は、年l
羊数回と答えた人が
14名と多 く、ほとんどないと答えた人が
5
名
であった。 (
表
3)
日常生括習慣で、睡眠については、小学生以下ならば
8
時間以上、中学生ならば
7
時間以上 と、全員が年齢相応の睡眠時間をとっていたが♪朝起 きる時は、図
1
のよう
に 「
すっきり起 きられる
」二
から.
「
なかみか起 きれない」までバラつきがみられた。食
事に関 しては、
、牟貝が朝食を牢朝食つてお.
りゝ食事時間も図
1
.
0ように
!7%が規則的
と答えていた。一日にテレビを見る時間は、
1
時間から
5
時間とバラつきが見 られ、
一日にフア羊コンをす る時間は、ー
最高で-
]2
E
時間という塀が
【
1
名いたO
-
_
=れ ら日常
生活習慣q)
結果は、T般の子 どもを対象とした全国的な調李結果 とほぼ同じような傾
向を示 し.
ていた。
療養行動の結果で、学校や園の欠席は、過去一年間で
1
_
週間から
4
週間という人が
多 く、体育や園での外遊びi
羊ついては
i昔 琴近_
くがI
rたまに欠席する」あるいは 「
体
調による」
√と答えていたが、 r
欠席は全然な9
,
1
」と言う人も
3.
8.
5%いたふ .
(
図
2)
マ
ラソンの参加 羊つ'
いては、
一小学校
3
年生以上の年長児だけに質問 してお り
、13名のう
ち半数以上の
7
名が 「
参加する」と答えていた。 「
体調による
」「
参加 しない」と答
えた卿 ま、
・全員が運動による発作経験があ りヾ 「
参加する」と答えた児でも
3
名は運
動による発作経験があフた。
-
年長児ぢけを対象に1
_
I
.自分が欽4J
でいる申胆琴に_
ついて質問 したと.
ころ、琴 の作用
についてはほとんどの児が.
rよくわかっている」から 「
大体わかる」'と答えていた。
「
全然わ卑 ら射
1」七答えた
1
_
名は
i10歳の女児で発作回数も多 く、過去
1
年に
4
回
入院 していた。吸入の作用についても、やは りこの児だけが 「
全然わからない」と答
えてセ
\
た
.0..(
g9)
-
薬を欽申こき を.
どう思うかに.
ついては、 「
仕方がなり・
・身体のた
めに必要」から 「めんどう_
・
、
友達 と違 うので嫌」までがラフ・
きがみられた。
-4-また、年少児については、内服や吸入の時の梯子を母親に質問 したところ、
州I
的
吸入も 「
抵抗する」と答えた人はひとりもな く、燕は 「すすんで飲む」という児が約
半数みられた。内服や吸入に関 しては、母親が苦労 しているという様子はあまり見受
けられなかった。
ソーシャルサポー トに関 しては、年長児のほとんどが両親や友人に対 して 「よくわ
かって くれる ・よく助けて くれる」という気持ちを持ってお り、サポー ト感は高いよ
うであった。 (
図
4)
全員に鍛錬について質問 したところ、 「
実施 している」と答えた内容で多かったの
は 「
薄着」であったが、それも21.
1%
と低 く、あとの内容はほとんど行われていな
かった。 (
図5)
また、呼吸訓練についても、実施 している児は 「
時々している」が
3
名で、 「
いつ
もしている」と答えた人はいなかった。
発作が起こりそうな時の対処方法を見ると (
図
6) 、全体では 「
早めに内服する」
「
安静にしている
」「
水を飲む」の順に多 く見られたが、年長児は積極的に行う児が
少な く、どの方法も過半数以下であった。年少児では、まだあまり上手に出来ないこ
ともあり、 「
腹式呼吸をする」や 「
疫を出すようにする」と答えた人は少数であった。
発作の誘因と考えていることを見ると (
図
7) 、全体では 「
風邪をひいたとき」
「
天候の変化」の順に多 く、特に風邪については、年長児が38.
5%
に対 し、年少児の
母親は88%
が誘因と考えてお り、 「
発作予防のために気をつけていることは何か」と
いう質問にも、 「
風邪の予防をする」と答えた母親が多 くみられた。また、年長児で
は 「
暴れすぎ」や 「
笑いすぎ」が誘因と考える人の割合が、年少児よりも多 くみられ
た。
年長児に対 しての発作予防についての質問では、運動時注意することとして r
が
lれ
たり苦 しくなったら休む
」r
-
ゆっくり走る
」「
額がない」などがあげられていた。
(
表4) 以前に運動による発作を経験 していてもi-r
運動するとき、抑
二手
.
1
・
:
.
なしてい
ない」と答えた児
野3
名いた。
アレルゲンを知っているかについては
、1
0
名がその内容を犯人 してお り、そのう
ち
(
6名がアレルゲン回避行動をしていると答えていた。アレルゲンのf
l
J
7
7
は、I
/ニ ・ほ
こりが多 くみられたが、 「
ハウスダス ト」と答えた
2名は二人と
屯r
柑 こなに・
・
t
lして
いない」と答えていた。
アレルゲン回避行動としては 「
境やダニ、動物を避ける
Jや
r
馴 t如 l
.
Jft
.
I
.
'
肌的
げられ七いた。 (
表
5)
そ して、こうした回避行動をとることについてどう.
I
.
t
lうかf
J
.
ついては、
1
名が 「身体のために必要だが、めんどう
・
滋i
・
aと報うL
j
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e弼J.
I
:汚
.
I
,
F
E
お り、あとの児は 「
仕方がない
」「
何 とも感 じない
Jと拝;
tていf
:.
療養行動に関する質問紙の各項 目と発作回数についてクr
t
スI
剥
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,
,
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,
L
・
.
紙幣.句
作回数と薬の飲み忘れで関連が認められた。
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10)兄附・
_
1
t
:
l
(
・
-
l
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・
な
く・ft引.
ミ
Ii
l
lf
「
薬を時々飲み忘れる」という割合が布 くなっていた.・
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作が'
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・
H.
I:
別
け E
号
'
紬
榔 重要百草隼革習慣 と療養行動を望ましい健康生活、望ましい療養行動を指標に点数化 し、
それぞれの総得点の関係をみもと、健康的な生活を送っている児は、望ましい療養行
動をとっているということが認められた。さらに、療養行動の総得点と発作回数にも
正の相関が認められたが、今回は対象人数が少ないこと、年少児、特に幼児が多 く、
セルフケア行動や患児自身の気持ちの評価ができないことなどから、断定はできない。
年長児は
1
名を除きJ全員が擢病期間
5
年以上 という こともあ り、自分な りに発作
を適こさないよう注意 しているようであったが、発作をおこしそうな時の対処方法の
選択が少ないこと、_
哨息日誌をつけている児は
1
名のみであったことなどから、やや
セルフケア行動における認識に問題があるように思われる。日常生活に特に制限のな
い兎が多いことも考えられるが、気管支嘱息という疾患の特徴 とも関係があるのか、
他の慢性疾患患児 との比較も含めて、今後の課題にしたいと思う。
今回の結果でみられた傾向をさらに追求 し、特に療養行動の中のセルフケア行動に
ついて注 目し、それが望ましい療養行動や発作のコン.
トロールとどのような関連を示
すのかを明らかにすることによって、息児のケァニ-ズの示唆が得 られるの_
1・
-
はない
かと考える。-
`
(
竹内幸江,
-
_内田雅代,佐藤奈保,篠原玲子,栗林浩子,北山三洋子,倉田晋,兼松百
合子 :気管支哨息患児の日常生活習慣 と療養行動について,第
9回長野県小児保健研
究会
,1997.
5,豊科町)
-6-表
1
質問紙の内容
日常生活習慣 に関すること二
、
睡眠時間 _食習慣
清潔習慣 .
.
遊びについて .
勉強時間 ∴な ど
療養行動に関すること _
_
内服 -
.吸入 について .
表
2
対象児の概要
年 齢 .
(
読).
2-
で5
.
_
,
6-8
:9γ11ー
12、
γ
計
羅病期間
∴ん■
2
年 '
:∴1
-
2
.
丁+_
′
_
2.
L
i.
5_
-
14
.
-2γー
5
年
:I_5
-
.
-
-
㌔
2-
-
,
-
J8.
_
表
3
発作の回数
年齢 (
歳)
__2-5J
6-8
9-ll.
, _
12.
㍗
計
1
か 月 一
字
数回∴
_
3
了3
-
皇'
-
8<
:-半年に
数回 -
■
8
1
2
ll
年に数回
4
6
2
2
14
ほ とん ど
な し
2-
.
2
1
5
朝起 きる時 食事時間 テ レビ時同 ファミコン時間 0% √ 20% 40% 60% 80% 100%図
1
日常生活習慣
学校 ・園の欠席
(1
年間)
体育 ・外遊びの
欠席
マラソンの参加
亡 霊 三二]L l諾 1 「票 訂 たまにあ(
4
る よ 6・2%) ∴ -(図
2
学校 ・体育の欠席状況
薬の作用
薬 を飲 む
ーこと
よ
く
わ
いる4).(か
っ
:
_
て
大
体
わ
か
る
-
.
全
知
ら
・仕方 がな い ■.. 何とも めんどう plB葺 感 じな い 一 女濃 と遭 うの J図
3
内服薬 に?いて (
年長児)
n
-13
よくわかうて くれる少
し
わ
か・
叶
友人
A_▲よくわかって くれる:---I
中
し
わ
る
か
(
_
つ
2
て
)
、
図
4
ソーシャルサボニ ト (
年長児)
「(
名)
-8-薄着
水かぶ り
乾布摩擦
・マラソン
水泳
体操
腹筋
0
5
1
0
1
5
202
5%
図5
鍛錬について
80
50
40
30 201
00
安静 飲水 腹式呼吸 排癌 早めの内服 わから ない図6
発作が起 こL
Jそうな時の対処方法
% 90 80 70 60 50 40 80 20 10 0 1量児の回答 E3母義の回答 くく年鼻児)年少児) 鳶 ㍊、、;∼ -苫きず 嫌- A 」 疲労 天候 暴れすぎ 風邪 笑いすぎ わから ない図
7
発作の誘因と考えていること
蓑4
運動時注意すること (
年長児)
1
3 名中 8 名回答
疲れた り苦 しくなつた ら休む
(2
名)、
ゆっ くり走 ろ
騒がない
自分 をヤーブする
吸入する も
腹式呼吸をする
表
5
アレルゲン回避行動 (
年長児)
1
3 名中 6 名回答
境やダニの多い所は避 ける
(2
名)
動物に近づかない
運動中しば らく休む
暴れない
マスクをする
表
6
発作回数 と薬の飲み忘れ
発作回数
1
か月に
数回
半年に
数回 .年に数回
ほとんど
ない -
計
時々薬を
-飲み忘れる
5
4
5
■
1
-
4■
.
-10-Bull .NaganoCo″.NuT・ S.長野県看護大学紀要 1 :45-5,14999
長野県における気管支嶋息患児 と母親のライフ ろタイ!
レ
栗林浩子
*1・内田雅代
*1・竹内幸江
*1・佐藤奈保 *
1・ ..篠原玲子 *
1・北山三津子
*1・兼松百合子
*2 【要 旨】 本研究は, 1)噴息患児 と母親のライフスタイルの実態を調べる,2)
鳴息患児の日常生活習慣 と その母親のライフスタイルの関連を調べる, ことを日的た行 らた. 対象は,51 組の2-14 歳の気管支瑞息患児 とその母親であった. 質問紙による調査の結果,以下のことがわかった.噛息患児の日常生活習慣で望ましくない習慣は,幼児では 「朝すっきり起 きられない」 こと,学童以上では食の好みに関することであった. また,噂息患児を持っ母親の 日常生活習慣で望ましくない習慣は,普段運動を していないことであ?た.嶋息患児の入浴,食事時間などは, 母親の生活習慣がそのまま患児の生活習慣に影響 していた:亡母親のライフ.スタイル也 幼児よりも学童以上の鳴 息患児の日常生活習慣に大 きく影響 していた.特に学童以上の噴息患東妄持つ母親が,子どもと良い関わりを持 ちなが ら子育てを行 うことは,その子の日常生活習慣に良い影響を与えていた. 【キーワー ド】 ライフスタイル,日常生活習慣,気管支噴息意児,母親 はじめに 近年, 日華 では気管支鳴息の患者数が増えてきてい る.気管支曝息などの慢睦疾患患者におt、て日常生活 習慣を整えていくこと七 ,:&期にわたり家庭で治療や 管理を行いなが ら疾患を良い状態にコントロールして 合その生活習慣は,親のライフスタイルから何 らかの 影響を受けている-といわれ七いる■).] ライフスタイル は,具体的な日常生活習慣をあらわすとともに,個人 の生 きざまや健康に対する考え,人生観をも含むもの として考え られている2). しか し,慢性的な健康問題 を持っ家族のライフスタイルに関する研究は少ない. そこで本研究では,気管支嶋息患児 (以下,噂息患児 とする)のライフスタイルとして日常生活習慣 と,戻 患に関連 した生活行動 (以下,療養行動 とする)を取 り上げ,また,患児の主な養育者であると考えられる 母親のライフスタイルとして日常生活習慣および健康 に関する考え方や行動に焦点を当て, 1)鳴息患児 と 母親のライフスタイルの実態を知 る, 2) 噂息患児の 日常生活習慣 とその母親q)_ライフ スタイルの関連を知 る, ととを目的として研究を行 った , 研究方法 1.研究対象 長野県 内3-病院の小鬼科外来に通院中の気管支噴息 患児 とその母親に,研究目的についての説明を口頭お よび文書にて行い,調査参加の同意が得 られたものを 対象者 とした. さらに母親か らは,調査参加の同意を 署名にて得た.2.
調査方法 外来の待ち時間に, 自己記載式の質問紙調査を行 っ た. *1 長野県看護大学 *2 岩手県立大学看護学部 1 9 9 9 年1月11日受付栗林他:気管支噂息患児 と母親のライフスタイル
3.
調査内容 1)瑞息患児の年齢,発作の状況,母親の年齢,職業 などのデモグラウィックデー.タ2)
嘱息患児への調査項 目 Brse l ow らの7つの健康習慣項 目などを参考 に兼 松 らが作成 した 「子どもの日常生活習慣の質問紙」3) 2 0 項 目と,内田 らの先行文献 4) を もとに作成 した内 服や吸入 について,発作が起 こりそうなときの対処方 法などの 「療養行動 に関する質問紙
」25 項目を用いた. 各項 目について3段階で回答 し,高い得点は良い日常 生活習慣,および適切な療養行動をあ らわす.小学校 低学年以下 の噴息患児 には母親に質問紙の回答を求め, 小学校高学年以上の噴息患児には患児 自身に記入を求 めた. 3) 噂息患児を持つ母親への調査項 目 子 どもの ものと同様 にowBrlse らの7つの健康習 慣項 目などを参考 に作成 された 「日常生活習慣の質問 紙」3) 71 項 目と森本 らの ライフスタイルに関す る研究2) ,Pender らのTheHeePrylh-omotngLittesalif
Prof i l e5 ) を参考に作成 された6つのカテゴ リー全85 項 目か らなる質問紙6) を用いた.
6
つ のカテゴ リー は,
『健康への責任』7項目Cronbac(h のa係数7.0 0), 『自己実現』7
項 目 (α 係数.80 1),
『ス トレス管理』 1 7 項 目 (a係数)6.60 ,『日常のいらだちごと』 9項 目 (α係数8).60,
『疾患関連 ス トレス』 9項 目 (α 係数 0.
)87 , 『子育て』 9
項 目で構成 されている.『子育て』 は,子 どもとの会話が楽 しいと感 じ,子育てを楽 しむ ポジティブな面 (α 係数)850. と,子 どもの行動を統 制するネガティブな面 (α 係数)2.70 を含んでいる. 各カテゴ リーは得点化 されるよう,
『日常 のい らだち ごと』 は1- 2 点の2段階,
『疾患関連 ス トレス』 は 0- 4 点の5段階,その他 は1- 4 点の4段階で自己 評価 して もらい,得点が高いほど,健康への責任や自 己実現が高いこと, ス トL'Eス管理がよく行われている こと,疾患 に関するス トレ女が高いこと,子育てに関 す る態度が項 目通 りであることを示す.4.
分折方法 統計パ ッケージS
PS
S
を使用 し,記述統計,相関係 数を用いて分析を行 った. Bz L肋 h/Nag.von'LSnoCo/NueoTggoTeu 9.1.199l
子 どもの日常生活習慣 (α 係数3)0.4 , および母親 の日常生活習慣 (a係数)5.40 はa係数が低からたた め,分析には各項 目を用いた. また,ー子 どもの療養行 動 は質問紙に無向答の項 目が目立 ちたため∴今由は全 員が回答 した項 目を用いた.母親のライフスタイルに おける各カテゴ リーのα係数 は8-050.81. であり,分 析には各カテゴリーを用いた. 結 果 1.対象者の背景 調査の承諾が得 られたのは,51 組の噂息患児 とその 母親であった.L 患児51 名の内訳 は,男児43 名.7%)66( ,女児71 名 ( 3 3 . 3%) ,年齢は2-14 歳で幼児が21 名,-学童以上の 患児が30 名で あ った. 羅病 期間 は2年未 満 が71 名 ( 3 3 . 3%), 2 年以上5年末蒲が51 名 9.4%)2( , 5年 以上が91 名3%).37( であった. また,・発作を1カ月 に数回起 こしているものが8名.7%)51( ,半年 に数 回起 こしているものが51 名4%).92( ,年 に数回起 こ しているものが81 名.3%)53( ,,ほとん ど起 こさない というものが10名%).691( であった'(表
.
1)
嶋息 患児の母親51 名の内訳 は,年齢は02 歳代か ら05 歳代で 3 0 歳代が最 も多 く53 名%)6.86( で,次いで04 歳代21 名5%).32( であった. また,主婦 は21 名5%)3.2( , 表 1.患児の背景 n-51 (人数) 幼児 . 学童以上計
男 61 81 -34 女 5 2 -1 71 擢病期間∼ 2年 31 4 . 71 2- 5 年 8.1- 7 51 5-10 年 0 41 41 lb年∼ .0
1
5 5 発作回数1カ月に数回 一4 4 8 半年に数回 8 7_- 51 年 に数回 5 - 3′1 81 ほとんどな し 4 - 6 01 計= 一12 03 51 - 12-Bu肋 in/NaganoCogeo/Neu gn'lSrzL ,VOl.1,1999 し 表
2.
母親の背景 n-51 (人数) 2 0 歳代-30 歳代04 歳代_50 歳代 -1計-自軍琴 -1 p_ -,2 3___
_
0
、
6∴ パー トその他0
1∴-.-6 -2--
∴
0
- ■7_2 会社員 ・自営業 はそれぞれ6名 (l.8%)l ずつ,パー トその他が72 名9%).25( であった (表2).2.
噂息患児の 日常生活習慣 と母親の ライフスタイル との関連 について 1)幼児 について 幼児21 名の 「日常生活習慣」の項 目について平均値 を求めた.得点が低 く望 ま しくない習慣を持つ ものが 多か った項 目はi「朝す っきり起 きられる」 (平均50.2 点),
「食べ物の味付 け」 (平均502. 点),-「テ レビを見 る時間」 (平均4.12 点),
「友人 とよく遊ぶ
」 (平均9.12 点)であった (表3).母親の ライ フスタイル との関 係をみると,子 どもの 「朝す っきり起 きられる」 と母 栗林他:気管支噂息患児と母親のライフスタイル 親の 『ス トレス管理』に有意な正の相関がみ られ (r -0.
,p<0254 )05. ,朝す っきり起 きられると回答 した 子 どもの母親 は, 自己のス トレス管理が上手 に行われ ているという傾向がみ られた (表3)
.-2)
学童以上の子 どもについて , 学童以上の子 ども30 名の 「日常生活習慣」の項 目に ついて平均値を求めた (表4) ∴ 得点 が低 く望 ま しく ない習慣を持つ ものが多か った項 目は,
「食 べ物 の味 付け」 (平均09-.1 点),
「何で もよく食べ る」(
平均00.2 点),
「朝す っきり起 きられる」 (平均2.l o貞),
「家 の ? 手伝いをす る」 (平均.
2
lo貞)で あ り, 食 の好 み に関 す る項 目に得点の低いものが 目立 っていた.一方,得 点が高 く良い習慣を持つ ものが多か らた項 目は,
「飲 酒を しない」
「喫煙 しない」
「就寝時間」 の ほか に, 「朝食を毎 日食べる」 (平均97.2 点),
「毎朝,何時頃起 きる」(平均90.2 点),
「食事時問は規則的」 (平均87.2 点)であった.今回 「朝食を毎 日食べている」 と回答 つ した患児が7%.69 であ り,健康な学童の朝食の摂取状 況)779-89% より,良い結果 とな っていた. 母親のライフスタイルとの関係をみ ると (表4) ,' 子 どもの 「朝す っきり起 きられる」 と,母親の 『日常 のい らだちごと』 (rニー,52.40 p<0)5.0 ・『疾患関 表3.
幼児の 日常生活習慣項 目の得点 と母親のライフスタイル との相関係数 n- 21 患児の日常生活習慣 得点 平均値(SD) 母親のライフスタイル ストレス管理 1.朝す っきり起 きられる 2. 毎朝,何時頃起 きる3.
毎 日,何時頃寝 る4.
朝食を毎 日食べる5.
何で もよ く食べ る6.
食べ物の味付 け7.
食事時間は規則的8.
テ レビを見 る時間9.
ファミコン時間 1 0 . 体育以外の運動 ll.友達 とよ く遊ぶ 1 2 . 入浴の頻度 1 3 . 歯磨 きの頻度 1 4 . 外出後の手洗 い 1 5 . 便 は毎 日で る 2 . 0 5 ( 0 . 7 8 ) 2 . 3 8( 0 . 5 0 ) 2 . 9 5( 0 . 2 2 ) 3 . 0 0( 0 . 0 0 ) 2 . 2 4( 0 . 6 2 ) 2 . 0 5 ( 0 . 3 8 ) 2 . 8 6( 0 . 3 6 ) 2 . 1 4( 0 . 7 9 ) 2 . 9 0( 0 . 3 0 ) 2 . 3 8( 0 . 5 0 ) 2 . 1 9( 0 . 7 5 ) 2 . 5 2( 0 . 8 1) 2 . 5 2( 0 . 5 1) 2 . 7 1( 0 . 4 6 ) 2 . 7 6( 0 . 5 4 ) 0.5
4
2* 0.2
5
9
-
0.0
5
1
0 .1 2 6 -023.3 -090. -0212. 0 . 0 3 7 0.
091 0 . 41 3 0 . 0 9 8 -043.1 -041.1 -022.2*
p<05.0栗林他:気管支噂息患児 と母親のライフスタイル 連 ス トレス』 (rニー,0450. p<0)05. に有意な負の 相関が, さ らに,ー母親の 『子育てにポジティブな考え 方 を しているか』 (r,p<0-0004.)50. との間にi 有意 な正の相関がみ られた.『日常 のい らだち事』 と 『疾患関連 ス ト㌢ス』 は,得点 が低 いほど良 い状態 を 示 している. この ことか ら
,
」
「朝すっきり起 きられる」 子 どもの母親 は, 日常の場面でい らだち事をあまり覚 えず,疾患 についてのス トレスも少な く,子育てをポ ジテ ィブに行 っていこうとしている姿がみ られた. ま た,子 どもの 「ファミコン時間」 と母親の 『子育てにポ ジティブな考え方をしている』 (r-0,352. p<00. 1), 子 どもの 「学校の体育以外の運動」 と母親の 『子育て にポジティブな考え方を している』 (r-p<-0,88.5 0 . 0 1)・『ス トレス管理』 (∫-0975. ,p<0.0 1),千 どもの 「歯磨 きの頻度」 と母親 の 『ス トレス管理J (r-03,p<055. 0. 1)・『自己実現』 (r,p-0145. トL <0.0 1) に,有意な正の相関がみ られた (表4). Bz L l l et t 'n/NaganoCougeofNe LLTSわg,vol.1,1999
3. 母親?日常生活習慣 と嘱息患児の日常生活習慣の 関連 について 幼児の母親12 名の 「日常生活習慣」の項 目について 平均値を求め_た (表
5
).得点 が低 く望 ま しくない習 慣を持つ ものが多か った項 目は,
「運動 をす る」 (平均 1 . 3 3 点),
「間食をす る」 (平均2.51 点),
「朝す っき り 起 きられる」(平均0.12 点)であ り,一方, 得点が高 く良い習慣であ ったのは 「毎朝,何時頃起 きる」 (辛 均59.2 点),
「朝食を毎朝食べ る」 (平均09.2 点) であっ た.「運動 はしていない」 と回答 した母親 は.0%81 と 全体の約4/ 5 を しめ,
「朝7時 まで に起 きる」 母親 は21 名中02 名であった.母親の日常生活習慣 と子 ども の日常生活習慣の関連 についてみると,母親の 「間食」 の様子 と子 どもの 「何で もよ く食べる」 (∫-0346. , p<00. 1),母親の 「入浴の頻度」 と子 ど もの 「入浴 の頻度」 (r-0,p<0261. 0. 1),母親の 「家事以外 表4.
学童以上の患児の 日常生活習慣項 目の得点 と母親のライフスタイル との相関係数 母 昆の イ スタイ 蜘 日 脚■ 慣 聯 ;芸
D
s
i(
'
-rLBt60 と・
.
■
警 ≡警 ■■ポ子 丁て ブ.・ ■■■■■■
■
一
・■Tス皇 望ス.■■■■■ 自己娼 1.朝す っきり起 きられる 2. 毎朝,何時頃起 きる 3. 毎 日,何時頃寝 る 4. 朝食を毎 日食べ る 5. 何で もよ く食べ る6
.食べ物の味付 け 7. 食事時問 は規則的 8. テ レビを見 る時間 9. ファミコン時間 1 0 . 家での勉強 ll.家での手伝い 1 2 . 塾や習い事 の回数 1 3 . 学校の体育以外の運動 1 4 . 友達 とよ く遊ぶ 1 5 . 入浴の頻度 1 6 . 歯磨 きの頻度 1 7 . 外出後の手洗い 18.便 は毎 日で る 1 9 . お酒を飲む 2 0 . たば こをす う 2 . 1 0( 0 . 7 2 ) 2 . 9 0( 0 . 3 1)
3 . 0 0( 0 . 0 0 ) 2 . 9 7( 0 . 1 8 ) 2 . 0 0( 0 . 6 9 ) 1 . 9 0( 0 . 8 8 ) 2 . 8 7( 0 . 4 3 ) 2 . 1 0( 0 . 6 6 ) 2 . 7 3( 0 . 4 5 ) 2 . 7 2( 0 . 4 5 ) 2 . 10()6.50 2 . 3 8( 0 . 4 9 ) 2 . 4 8( 0 . 7 4 ) 2 . 6 0( 0 . 5 6 ) 2 . 6 0( 0 . 6 2 ) 2 . 5 7( 0 . 6 8 ) 2 . 5 3( 0 . 6 3 )236.03(5. ) 3 . 0 0( 0 . 0 0 )300.00(0. ) -0254.*
-074. 2 -0513. -062. 6 -0761. -0550. -0600. -0344. -0851. -0171. -0980. -0514. -025.2 0 . 0 5 1 -047.2 -026.1 0 . 0 5 3 -0504.*
004.0*
760.0 8910. -0861. 06.10 270.0 -0052. -000. 3 -0942. 0 . 0 8 2 -0400. -0338. -0843. -0222. -0952. -054.1 -03.51 -036.1 -034.1 0 . 0 1 0 -0823. -041.1 一 一 # # 8 9 9 8 2 3 0 8 4 8 9 5 2 9 2 8 6 1 1 6 2 2 6 8 8 6 0 5 3 9 2 2 3 0 2 5 1 0 1 5 4 3 1 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 ( **
**
2 8 8 3 8 4 0 1 2 9 4 8 3 5 2 A T 0 2 8 2 9 1 2 3 7 1 0 5 0 9 3 0 0 0 0 1 2 0 2 5 4 2 5 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 一 一 * 2 70
7 4 7 4 7 6 4 9 2 1 0 0 7 2 1 7 0 2 9 2 6 1 7 3 4 5 2 1 10
0 2 1 0 1 2 4 3 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 *p<050. * p<001. -14-B比仏・血/NaE gα乃OCo晦geohgSfNLrE ,VOLl,1999 i 栗林他:気管支噂息患児 と母親のライフスタイル 表
5.
母親の日常生活習慣項目の得点と幼児の日常生活習慣との相関係数 n-21 母親の日常生活習慣 車農 ,, 患児の日常生活習慣 何芸崇 く∴ 入浴の- 一フバ時 間コ ン 1.朝すっきり起 きられる2.
毎朝,何時頃起 きる3.
毎 日t
,何時頃寝る4.
一睡眠時間5.
朝食も毎 日食べる6.
栄養のバ ライス 7. 食事時間は規則的8.
.
間食9
-.
塩分を控えている 1 0 . テ レビを見 る時間 ll.・家事以外の労働時間 1 2 . 運動 -2
.
1
0(
0
.72)2
.
9
5(
0
.22)2
.
4
3(
0
.81)2
.
6
7(
0
.58)2
.
9
0(
0
.44)2
.
3
8(
0
.59)2
.
8
1(
0
.51)1
.
5
2(
0
.68)2
.
_
1
4(
0
.73)2
.
1
5(
0
.81)2
.
8
6(
0
.48)1
.
3
3(
0
.73) 1 3 . 入浴の頻度 -2
.
8
1(
0
.51) 1 4 . 歯磨きの頻度2
.
8
1(
0
.40) 1 5 . 外出後の手洗い2
.
8
1(
0
.40) 1 6 . 飲酒2
.
7
6(
0
.44) 1 7 . 喫煙2
.
8
6
(
0
.48)ー
0.048 0.2
7
2-
0.191-
0.279-
0.429- .-
0.073T
O.5
0
8
0.09白-
0.029-
0.4
6
2
-
0.036-
0.192-
0.279 6.4
2
9
-
6.013T
O.1
2
3
0.39
7
-
0.067-
0.3
2
0
-
0.3
7
2
--
0.124 -0.6
3
4柵、
0.0
2
2
-
0.233 0.′631 0.205-
0
.163 0.147 0.196 -0.147 0.120-
0.184 0.597料 0.037 0.112-
0.304 0.305 0.612*-
0.124-
0.407 0.320-
0.157 0.1
8
9
0.015 -0二157 0.4
p
2
0.22声 0.200-
0.215-
0.055 0.248 * p<001. の労働」 と子 どもの 「ファミコン時間」 (r-079.5 , p<o二0 1) との間に,それぞれ有意な正の相関がみら れた.母親が間食をとる傾向にあれば,子 どもに食べ 物の好 き嫌いが多 く, また,母親の家事以外の労働時 間が多いと,子 ギも甲ファミコン時間は多いという傾 向がみ られた (表5)
.
2)
・学童以上の子どもについて 学童以上の子どもの母親30 名の 「日常生活習慣」の 項 目たちいて平均値を求めた (表6).得点が低 く望 ましく-ない習慣を持っ ものが多か った項 目は,
「運動 をする」(平均7.31 点),
「間食をする」(平均0
8
.
1
点), 「朝すちきり起 きられる」 ( 平均.
l
2
o貞)で,、幼児の母 親 と同様の傾向にあり,78%7. の母親が 「運動はして いない」 と回答 しそいた.一万,.得点が高 く良い習慣 であったのは,全員やi7時までに起 きると回答 してい た 「毎朝,-何時頃起 きる」(平均0.03 点) と,
「食事時 間は規則的」(平均0.92 点)であった.母親の日常生 活習慣 と子どもの日常生活習慣の関連についてみると, 母親の 「朝すっきり起 きられる」 と子どもの 「テレビ 一時間」 (r-0燕__ 声,p<00. 1),母親の_「食事時間は 規則的」 と子 どもの 「食事時問は規則的」
、(r-776.0 , p<00.0 1),母親の 「飲酒」 と子 どもの 「何でもよく 食べる」 (r-0,p<0794. .0 1) とゐ間に,それをれ 有意な正の相関がみられた.母親が朝すっきり起 きて いる場合,子 どもが1日にテレビを見 る時間は短い傾 向にあり,また,母親がお酒を飲む場合,子 どもに食 べ物の好 き嫌いが多いという傾向がみられた (表6)
.
4.
母親のライフスタイルと噂息患児の年齢,-羅病期 ′問,過去1年の発作回数 との関連について 母親のライァスタイルか ら 『健康への責任』・
二
相 己 実現』,
『ス トレス管理』,
『日常のいらだち_ビと』,
『疾 患関連ス トレス』,
『子育て』の6つのカテゴリーを取 ・り出 し,子 どもの年齢,羅病期間,過去1年の発作回 数 との関連を調べた .(表7).発作回数一と-『健康への 責任』 (r三二0655. ,p<0.)05,
『'ス トレス管理』 (r--0:431. p<0)05.,
『子育てを√ポジjl'/ブに考 えているか』 (r--0,p<0633:)05. との間に有意栗林他:気管支噂息患児 と母親のライフスタイル BL肋 iEn/NagのOCogn'mlfNzLgeoeu .vlo .199.19 表
6.
母親の 日常生活習慣項 目の得点 と学童以上の患児の 日常生活習慣 との相関係数 。 n=30 患児の日常生活習慣 l 母親の日常生活面慣 テ レビを 食事の時間 何で もよ く 見 る時間 は規則的 ー 食べる 1.朝す っきり起 きられる2.
毎朝,何時頃起 きる3.
毎 日,何時頃寝 る4.
睡眠時間5.
朝食を毎 日食べる6.
栄養のバ ランス7.
食事時間は規則的8.
間食9.
塩分 を控えている 1 0 . テ レどを見 る時間 ll.家事以外の労働時間 1 2 . 運動 2 . 1 0( 0 . 6 2 ) 3 . 0 0( 0 . 0 0 ) 2 . 4 7( 0 . 6 3 ) 2 . 4 0( 0 . 6 2 ) 2 . 8 7( 0 . 4 3 ) 2 . 1 0( 0 . 6 6 ) 2 . 9 0( 0 . 3 1) 1 . 8 0( 0 . 6 1) 2 . 1 4( 0 . 8 8 ) 岳.00(2. 6 6 ) 2 . 8 0( 0 . 4 1) 1 . 3 7( 0 . 7 4 ) 1 3 . 入浴の頻度 )36.05(.52 1 4 . 歯磨 きの頻度 )53.07(.82 1 5 . 外出後 の手洗 い )53.07(8.2 1 6 . 飲酒 )26.040(.2 1 7 . 喫煙 L )36.07(7.2 0 . 5 1 5 * -05J8.1 542.0 0 . 2 1 6 632.0 0 . 2 3 5 323.0 0 . 2 8 8 -0890. 0 . 2 9 1 -0270. 0 . 2 2 2 77.60 * * 0 . 0 5 1 -040.1 -002. 7 -034.1 0 . 2 6 7 -0362. 0 . 0 7 7 -056.1 0 . 0 6 6 -090.1 0 . 0 6 8 -068.1 0 . 0 6 0 -032.1 -090. 0 70.10 0 . 0 6 7 7700. 0 . 1 4 2 -081.1 } 0 0 9 5 3 0 8 9 4 6 0 7 0 9 9 0 0 2 2 6 0 5 9 4 4 2 8 0 7 7 0 0 2 2 1 0 0 2 2 0 3 2 0 4 0 0 0 0 一 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 一 I J 一 * p<001. ** p<0010. な負の相関が,
『疾患関連 ス トレス』(r-080.3 ,p <0)05. との問に有意な正の相関がみ られた.発作回 数 の多い子 どもを持つ母親 は,健康への関心や, ス ト レス解消のために行 っていることが少 く,子育てはポ ジティブに考えに くく,疾患 に関連するス トレスを多 く感 じているとい う傾向がみ られた.子 どもの年齢, 罷病期間 との関連 はみ られなか った (表 7).5.
喝息患児の療養行動 について 1)発作時の対処 噛息患児 に療養行動 として質問 した中か ら,
「発作 が起 きそ うなときどのように対処す るか」の回答につ いて,母親が回答 した2-7 歳の年少児 と,患児 自身 が回答 した7-14 歳の年長児 に分 けて示 した-(表8). 年少児では 「早 めに内服す る」が22 名9%).62( と全 体 の半数以上 で多 く, 続 いて 「安静 にす る」 19 名 ( 5 4 . 3%),
「水を飲む」15 名9%).42( の順であった. 年長児では,
「水を飲む」 7 名 (.8%)34,
「早 めに内 服す る」 5 名 (3%).13,
「安静 にする」4 名 (%)0.52 表7.
母親のライフスタイル と患児の年齢 ・ 羅病期間 ・過去 1年の発作回数 との相関係数 n-51 ライ讐 冨イル 鷲 尾病閑 慧 諾 健康への責任 3600. 4 -030.065.3*
自己実現 -09 -06.0 0 -090.822. ス トレス管理 7710. 0 -030.0413.*
日常のい らだちごと 2500. 6 -07.10836. 疾患関連 ス トレス 812.0 452.0 803.0*
子育て(ポジティブ) 6310. 6 -070.0633.*
子育て(ネガティブ) 841.0 802.0 310.0*
p<050. の順で,積極的に行動 を起 こしている噴息患児 は, ど の項 目で も半数以下 しかみ られなか った. また,鳴息 意児 の 「発作時の対処」 と母親 のライフスタイルとの 間に有意な関連 は認 め られなか った (表8)
二
2)
薬の飲み忘れ 「毎 日飲む薬 に対 して,飲み忘れることがあるか」 - 16-Bu肋 fn/ NaganoColkgeofN gn'zLStT ,VOL1,1999 表
8.
発作が起 きそ うな ときどう対処す るか 栗林他:気管支噴息患児 と母親のライフスタイル 人数 (%) 早めに内服する 、安静 にす る 水を飲む 疾を出す わか らない 年 少 児 (親が回答)n-3
5
/)
9
.
2
6
(
2
2
)
a
.
4
5
(
9
1
)
9
.
2
4
(
5
1
)
1
・
7
1
(
6
)
0
_
.
0
0
(
年 長 児n-1
6
)
3
.
1
3
5
(
)
0
.
5
2
(
4
)
8
.
3
4
(
7
)
5
.
2
1
2
(
)
3
.
6
(
1
表9. 毎 日の薬を飲み忘れることがあるか ′人数 (%) ほとんどない ときどきある よ くある 年 少 児 (親が回答)n-3
5
)
4
.
9
5
9
(
1
)
5
.
7
3
(
2
1
1)
(3
1
.
年 長 児n-1
6
)
8
.
3
4
7
(
)
2
.
6
5
(
9
)
(0
0
0
.
という質問に対す る回答では (表9
), 年少児 で母親 が管理 している場合には,
「飲 み忘 れ ることはほとん どない」が9
1
名%)
4
.
,
9
5
(
「ときどき飲み忘れること がある」が2
1
名%)
5
.
7
3
(
であ った. 自分で内服の管 理 を していると思われる年長児で は,
「飲 み忘れ るこ とはほとんどない」 と回答 しているものが,7
名8
_
・
3
4
(
%) と半数以下であっ五 喋息患児の 「薬の飲み忘れ」
と母親の ライフスタイルとの間には有意 な関連 は認め られなか った (表9)
.
考 察 鳴息患児の日常生活習慣,療養行動,母親の ライフ スタイルについて調査 した結果,それぞれの実態 と, い くつかの関連が明 らかになった. 1.母親の ライフスタイルが噴息患児の日常生活習慣 に与える影響 気管支鳴息 に羅患 した幼児の場合, 日常生活習慣で 最 も得点が低 く望ましくない習慣であったのは 「朝すっ きり起 きられる」であった. これは気管支噛息の発作 が深夜か ら明け方 に起 きやす い とい う8) 夜間 の発 作 との関係 も考え られた.対象である幼児の年齢が2
歳 か ら6歳 とならている今回の調査では, この瑞息患児 (複数回答) の 「朝す っきり起 きられる」 と母親の 『ス∠トレス管理』 に有意な正の相関がみ られていた. 『ス トレス管理』 として, ス トレス解消のために母親がよ く行 っている 行動 は,
「夫 と話 しをす卑
」
「買 い物 をす る」
「実家 の 両親やきょうだいと話 しをす る」
「友人 と話 しをす る」 で,社会生活基本調査報告9) にお ける同年齢 の母親 と同様の結果であ り,育児 におわれ自分 の自由になる 時間を持っ ことが困難である母親が,身近な解消法を とっている実態をみることができた. この様 に日々の 生活の中で,母親が普段か らス トレス解消のために身 近 にできる行動を してい くことは,子 どもの 「朝す っ きり起 きられ る」 という日常生活習慣 に良い影響 を及 ぼす と考え られた. また学童以上の鳴息患児の場合 は,食の好みに関す る日常生活習慣の得点が最 も低 く,濃い味を好み,好 き嫌 いがあるという実態がわか った. 「朝 なか なか起 きられない」 と回答 した患児 も%
0
.
0
3
と多 く,健康な 学童の寝起 きの状況の結果 と して報告 されてい る7)l
l
-2
%
8
より高 い結果 となってお り,幼児 と同様 に気 管支暗息の夜間の発作 との関係が考え られた.学童以 上の子 どもの日常生活習慣 と母親の ライフスタイルと の関係では,母親の ライフスタイルのひとっの側面で ある 『子育てにポジティブな考え方を している』 にい くつかの項 目が関連 していた. このことか ら,学童以 上の子 どもを もつ母親が,子 どもとの会話を楽 しみ, 子 どもの意見をよ く聞いて尊重す るという態度で,千 育てを前向 きな姿勢で行 ってい くことが,子 どもゐ日 常生活習慣 に良い影響を与 えると考え られた. また母 親の 「子 どもが発作を起 こす ことが気 になる」や 「薬 (予防薬)の将来 の子 どもへの影響が気 になる」 など の 『疾患関連 ス トレス』が低 く,幼児の母親の場合 と 同様にス トレス解消のための行動が普段か ら行われて栗林他:気管支噂息患児 と母親のライフスタイル いることも,子 どもの日常生活習慣に良い影響を与え る傾向にあった.母親が患児の疾患管理の中心を担い, (ヽ また,家事や育児の負担 も強 く, 日常生活の中でス ト レスを管理する行動も制限されている10) ということ か ら,患児の日常生活習慣を整えるために,子育てを 含めた母親の日常生活への看護援助の必要性を再認識 する結果 となった. 喋息患児をもつ母親の日常生活習慣で最 も得点が低 く望ましくない習慣は,普段運動をしていないことで あった.国民生活時間調査)11 によると,今回調査 し た母親 と同年齢では
11
]平均5
J分の運動となっており, このことか らも母親たちは日常生噂の中で運動をする 時間がきわめて少ないことがわかった.今回,有意な 結果は得 られなかったが,母親の 「運動」に対する姿 勢が子 どものそれに影響 していることは充分考えられ, また,適度な運動を日常生活の中で取 り入れて行 くこ とは母親 自身の心身のためにも必要である12).さらに, 気管支瑞息の治療 として運動を取 り入れていく場合13) もあり,運動時問の少ない母親の日常生活習慣を見直 していく必要があると考えられた. また,子 どもと母親の日常生活習慣の関連では,入 浴,食事時間などは母親の生活習慣がそのまま子ども へ影響 していることがわかった.基本的な生活習慣が 子 どもの身に付いてないことを心配す る親 は多い14) という調査や,噂息患児のこれ らの生活習慣には母親 か らの影響が大 きいという今回の結果か ら,母親の基 本的な生活習慣を整えていくことが子どもの日常生活 習慣を整えることにもつながると考えられた.2.
噴息患児の発作の状況が母親のライフスタイルに 与える影響 子 どもの発作回数 と母親のライフスタイルの関連で は,子 どもの発作回数が多い母親ほど,母親の健康へ の関心が低 く,ス トレス解消のために行 うことは少な く,子 どもの疾患に対するス トレスは多 くなり,子育 てもポジティブには行われにくいという傾向がみられ た. このことは,松岡 らの調査15) と同様 に,子 ども のケアに負担が大 きいほど,母親のス トレスも大 きく なるという結果を示 している.気管支嶋息の発作はい つ起 こるか予測がたてにくく・,発作予防のためには長Bu HbEh /NaganoC 9LV Nukgegnisr .vol.1.1999
期にわたる治療 と環境整備などの予防が必要 となって くる. しか しこのような生活状況や心理状況が,母親 の子 どもに対する態度を過保護,-過干渉 に して しま う16) ともいわれている.看護者 は母親の話をよ く聞 き,母親が自分自身のライフスタイル を整えていける ような援助を していくことがより重要であると考えら れた.
3.
噂息患児の療養行動への援助 気管支噂息の指導で最 も大切なのは,患児自身が噴 息を克服 しようとする意欲を育てていくことである)71 といわれている.今回の調査では,疾患の管理が親か ら児に移行 していくと考え られる年長児において,発 作が起 きそうなときの対処は,
「飲水」「
服薬」
「安静 ・ 休養」 と続いており,結城 らの調査18 ) とほぼ同様q) 結果が得 られたが,積極的に発作時の対処行動をとっ ている噴息患児は少なく,毎 日の薬を飲み忘れる児 も 多いという実態がみ られた.また, この療養行動 と母 親のライフスタイルとの間に,有意な直接の関連は認 められなかった. しか し学童以上の患児の場合,幼児 の場合よりも,母親のライフスタイルが子 どもの日常 生活習慣に大 きく影響 しており, さらに嶋息患児の療 養行動 は日常生活に支え られている19) との報告 もあ ることか ら,患児が主体 となって疾患を管理 していく ことができるよう,看護者 は患児の療養行動に直接働 きかけるとともに,患児の日常生活習慣への働きかけ, 母親のライフスタイル,特に子育てへの働きかけが重 要であると考えられた. ま と め 本研究の結果以下のことがわか った. 1.鳴息患児の日常生活習慣で望ましくない習慣であっ たのは,幼児では 「朝すっきり起 きられない」 こと, 学童以上では食の好みに関するものが目立 っていた.2.
鳴息患児を持っ母親の日常生活習慣で望ましくな い習慣は,普段運動をしていないことであった.3.
曝息意児の入浴,食事時問などは,母親の生活習 慣がそのまま患児の生活習慣に影響 していた.4.
母親のライフスタイルは;幼児よりも学童以上の - 18-Bt L
肋 h/NagmoCo肋geofNuST hg.VOLI.1999
噛息患児の日常生活習慣に大 きく影響 していた. _
5.
学童以上の噂息患児を持つ母親が,子どもと良い 関わりを持ちなが ら子育てを行 うことは/その子の日 常生活習慣に良い影響を与えていた: 以上の結果より,嘱息患児を持つ母親が子育てを行 う中で子どもの意見を尊重するなど,子 どもと良い関 わりを持ちなが ら,母親自身のライフスタイルを整え ていくことが,噛息患児の日常生活習慣を良い方向へ 導 き,ひいてはより望ましい療養行動につながってい くものと考え られた. これ らは,噛息患児の看護が疾 患に対する直接的な援助だけではなく,その子の日常 生活習慣や,.母親の子育てを含めたライフスタイルに 対する援助 も必要であることを示唆 している.今後は, 具体的な看護援助の内容について検討 していきたい. 文 献 ・ 1)福渡靖,西田美佐:新 しい地域保健制度における 小児期か らの健康的なライフスタイルの確立につ 、いて∴公衆衛生.,6969,1):8732810(69-2)
森本兼嚢:ライフスタイルと健康一健康理論 と実 証研究「 医学書院,東京,1991
.
3) 兼松百合子,中村伸枝,内田雅代他:糖尿病患児 の療養行動 と健康行動.小児保健研究,5):6(6 7 7 7 -7 8 3 ,1 9 9 7 .4)
内田雅代,中村美保,武田淳子他:気管支鳴息児 の日常生活,ス トレス, ソーシャルサポー トにつ いて.千葉大学看護学部紀要991,1∫,2216:-9114
.
5)WalkerSN,SetKR,Feshric nderNJ:The Hetal h-Promoti n女Le.NurePriflylingtesofis Rearch,3es.789,1):726(81-6 6) 松岡真里,丸光恵,松本暁子他:慢性疾患患児の 親のライフスタイルに関する研究 (2) 一気管支 噴息患児の親のス トレス,自己実現,子育てに焦 点を当てて-.第44 回日本小児保健学会プログラ ム7.9,29,1812-80 7) 大津清二