富 山 医 科薬 科大 学看護 学 会 誌 第
4
巻2
号20 0 2
成 人糖 尿 病患者の 日常生 活自己管理度測定 尺度 の 信頼性 ・ 受当性 の検 討
吉田百合子
1 )
, 横田恵 子2 )
, 高 間静 子2 )
1) 富 山 医 科 薬 科 大 学 附 属 病 院 2) 富 山 医 科 薬 科 大 学 医 学 部 看 護 学 科
要 旨
糖 尿 病 患 者の日常 生 活自己 管理度 測 定 尺 度 を作 成し, 信 頼 性 ・ 妥 当性の検 討を行 っ た. 対象は 大 学 病 院
に
通 院 中の成 人 糖 尿 病 患 者1 0 9名で
あ っ た. 糖 尿 病 患 者の 日常 生 活 自 己管 理の
概 念 枠 組 みを 作 成し, その概 念 枠 組みに
沿 って
自 己 管 理 度を評 価 する た めの質 問 項 目 原 案を作成し, 尺 度 作 成 上の
手 順に
従って
信 頼 性 ・ 妥 当 性 を 検 討し た結 果, 「 運 動 管理因子」 「モ ニ タ リ ン グ行 動 因 子」「 清 潔 管理因 子」 「 食 事 管 理 因 子」 「 水 分 管理因 子」
の
5 因 子2 6項 目の
因 子 構 造をもっ
, 信 頼 性の 高い, 構 成 概 念 妥 当 性の説 明で
きる尺 度を確 認で
きた.キ ー ワ ー ド 糖 尿 病, 自 己管 理, 尺 度
序
糖 尿 病は揮 臓か ら分 泌さ れ る
ホ
ル モ ンで
ある イン スリン の絶 対 的あ るいは相 対 的 作 用 不 足
に
より,慢 性 的な高血 糖 状 態をきた し, 高 血 糖
の
持 続が種々
の合 併 症を き たす 疾 患
で
あ る1 ).糖 尿 病 患 者
に
は, 自 己 管 理 を 行ない自 分の
健 康 を自ら管理する課 題が あ る が,こ
れ まで の
医療 者 依 存の
治 療 姿 勢か らの変 換が容 易に で
きず 自 己管 理が進ま ない現 状に
あ る. ま た糖 尿 病の
自 己管理 は食 事と運 動を主とする が, 現 代の ファ
ー スト
フ ード
や車 社 会のラ
イ フ ス タ イ ル は自 己 管 理を阻むもの
で
あ る2 ).自 己管 理を行な う た め
に
は, 知 識が あ る だけで
なく, 自身で
実 践で
き るこ
と, そ して
行 動を評 価で
きるこ
と が必 要で
あり, 個 人の
資 質 ・ 能 力が関 与 する3 ).現 代の糖 尿 病 疾 患 患者の自 己 管理 の状 況は, 柄 院へ 受 診せず 放 置し
て い
る患 者が多 く, ま た受 診し
て
いて
も良 好なコ
ント ロ ー ル を維 持で
き ず 合 併
症の
出現 を 余 儀なくさ れ, 慢 性腎不 全に
至り人工
透 析を導 入し, 糖 尿 病 性網膜 症で
失 明に
至っ て い
る人が増えて
きて
い る4 ).
糖 尿 病 療 養
で
は積極 的・ 自 主 的な自 己管 理が重 要で
あり, 自 己管理度の評 価が求め ら れ る. 評 価 する方 法と して
は, Ke a r n e y, B ic
ke
l の
報 告が あ
る が, 構 成 概 念, 尺 度の妥 当 性と信 頼 性に
問 題が
残さ れて
いる. わ が国で
の糖 尿 病の
セ ル フ ケア
実
践 度 測 定 尺 度に つ い て
は高間5 ) らの報 告が あり,
こ
れ はオ
レ ム の セ ル フ ケア不 足 論の
普 遍 的セ ル フ ケア
, 健 康 逸 脱 時の セ ル フケア を 基 盤に
して
作 成 して い
る. し か しこ
れ以 外に
は糖 尿 病の自 己管理の尺 度の報 告は見 当た らず, 糖 尿 病
で
は自 己管 理 が必 要とい
わ れて
い る が, 指 標 を 作 成して
管理す る まで に
は至って い
ない
. ま た患 者 側に
自 分で
モニ タ リ ン グ し
て
管 理がで
きて
い る か を評 価さ せ る 指 導 方 法 も 確 立さ れて い
ない
.本 研 究
で
は, 糖 尿 病 患者の
日常 生 活の
自 己管 理成 人 糖 尿 病 患者の
日
常 生活自 己管 理 度 測 定 尺 度の信頼 性・ 妥 当 性の検討度を評 価 する た めの尺 度
の
作 成を試み た.概 念 枠 組み
糖 尿 病
で
は慢 性 的な高 血 糖の
状 態が問 題と な る. 管理の 目 標の
第 一 は血 糖をコ
ント ロ ー ルする こ
と
で
ある6 ).
コ
ント ロ ー ル不 良は, 高 血 糖, 昏 睡,
低 血 糖をきた し, 高 血 糖の持 続は, 糖 尿 病 合 併 症
の
出 現ま た は悪 化に つ な が る. 合 併 症に
は大 血 管
障害, 神 経 障 害, 下 肢 壊 痘, 腎 障 害, 眼 障 害 等が
あ る7 ). ・さ らに
糖 尿 病で
は免 疫 機 能が低 下して
,
呼 吸 器 感 染,
口
腔 感 染, 尿 路 感 染, 下 肢 感 染 等 を きたす8 ).自 己 管理 は目 標 達 成
の
た めの
意 図 的 行 為で
あ り9 ), 糖 尿 病 管理に
おい て
は 日々 の
血 糖 ・ 感 染 管 理観 察が重 要で
ある. し た が って
糖 尿 病 管理の
概 念 枠 組みに
は, 血 糖コ
ント ロ ー ル・ 悪 化 防 止 ・ 感 染 防 止 ・ モ ニ タ リン グ等の管 理が包 含さ れ る.
下 位 概 念と し
て
は, (彰食 事 管 理が あげら れ る. イ ン ス リ ン分 泌 能に
相 応し ない
食 事 摂 取は高 血 糖 をきたすので
, 血 糖コ
ント ロ ー ル管 理に
支 障をき
た し, ま た高 血 糖の
持 続は悪 化 を きた し, さ らに
高血 糖は免 疫 機 能 を低 下さ せ, 感 染 を 引 き 起
こ
す. 治 療の
基本で
ある②運 動 管理, ③経口
血 糖 降 下 剤 や イ ン ス リ ン注 射な どの薬 物 管理も 食事管理 と同 じ 理由で
自 己管理事 項に
包 含さ れ る. ④スト
レ スは血 中
コ
ルチ
ゾ ー ル等の
血 糖を上 昇さ せ るホ
ル モン分 泌を促 すた め, ス
ト
レ ス管理 は, 血 糖コ
ント
ロ
ー ル, 悪 化 防 止に
関 係 する. ⑤水 分は血 液の
浸 透 圧の
調 整に
役 立ち, 血 糖コ
ント ロ ー ルに
関 係 す
る. ま た, 水 分の
摂 取は勝 眺 炎 等を防 止 する と共
に
, 脱 水に
よ る皮 膚 感 染の
悪 化を防 ぐ. ⑥清 潔は 全 身の感 染 を 防 止し, 特に
足の清 潔は, (診創 傷 予 防と ともに
下 肢 壊 痕の
悪 化 防 止に
役 立っ
. さ らに
スト
レ ス ・ 薬 物 ・ 食 事 ・ 運 動 ・.水分 ・ 清潔 等に っ
い て
の自 己管 理 行 動を逸 脱して い
ないか, 悪 化して い
ない
か等を早 期 発 見 するに
は, 常に
モ ニ タ リング行 動が
で
きな け れ ば な ら ない
. し た が って
糖 尿 病の
管 理はこ
れ らの
行 為に
対 する管理の
良 否に
よ って
決ま って
くる. 本研 究に
お け る糖 尿 病 患 者の
自 己 管 理の概 念 枠 組み は, 血 糖コ
ント ロ ー ル,
悪 化防止 感染防 止 モ タ リ ング等
の
管理 と した.
概 念モ
デ
ルを図1に
示し た.研 究 方 法
1 . 尺 度
の
質 問紙 原案の
作 成糖 尿 病 患 者
の
日常 生 活 自 己 管理の
概 念 枠 組みに
沿 っ
て
推 定し た下 位 概 念と して
, 食 事 管 理・運 動 管 理 ・ 水 分 管理 ・ 清 潔 管理 ・創 傷 予 防 管 理 ・ スト
レ ス管 理 等をあ げ,
こ
れ らのこ
と が測 定で
きる よ う な4 8項 目の質 問 項 目 原 案を作 成し た.2 . 内 容 妥 当 性
の
検討自 己管 理 度
の
概 念 枠 組みに
沿って
測 定 内容が測 定し たい
と考え た対 象を正しく 測 定で
きるもの で
あ る か を, 研 究 者3 名で
, 質 問 項 目が重 複して い
ない
か, 測 定し たい
と考え た内 容の項 目が欠 損して い
ない
か, 表 現の
不 明 確さ が ない
か を検 討し,訂 正 ・ 修 正 ・ 項 目 追 加 等 を 行
い
, 質 問 項 目の
内容 妥 当性 を 検 討し た.3 . 表 面 妥 当 性
の
検 討大 学 病 院
に
1 0年 以 上 通 院して い
る糖 尿 病 患 者3 名に
, 質 問 内 容の
不 明 確な調 査 項 目, 意 味 内 容が 重 複して い
る項 目, 回 答 困 難な表 現の項 目 等に つ
い て チ
ェ ック
して
もらい
, そ れ らの
項 目の補 正 ・ 削 除 を行 っ た.4 . 調 査 対 象
調 査対象 者を大 学 病 院
の
外 来に
通院中の
糖 尿 病 患 者と し, 対 象の抽 出 方 法は糖 尿 病 専 門 外 来 診 療 予 約 一 覧か ら リスト ア
ッ プ し た. その
うち2 0歳 未 満, 8 0才以 上, 自 己 管 理が不 可 能な重 症 患 者 を 除 外し た.5 . 調 査 内容及 び方 法
調 査 内容は, 糖 尿 病 患 者
の
自 己 管理度を み る た めの
質 問 項 目4 8項 目, 基 準 関 連 妥 当 性を み る た めの
予 防 的 保 健 行 動 測 定 尺 度の
質 問 項 目2 1項 目, 対 象の
属 性と して
, 性 別, 年 齢, 病 歴, 治 療 方 法,家 族 数, 食事作 成 者, 職 業
の
有 無 等に つ い て
調 査 し た. 調 査 方 法は郵 送 法で
行な っ た. 調 査に
お け る倫理的 配 慮と して
は, 調 査の
主 旨を説 明し, プラ
イバ
シ ーの
侵 害と な ら ない
ように
無 記 名と し,ま た調 査 結 果は目 的 以 外
に
使 用し ない こ
と等を明 記し た説 明 文を同 封し 調 査 承 諾 きる者の
場富山 医科薬科 大学 看護 学 会 誌 第
4
巻2
号20 0 2
図1 糖 尿 病 患 者
の
日常 生 活自己管理の
概 念モ
デル
成 人糖尿 病 患者の
日
常生 活自己管 理 度 測 定 尺 度の信 頼性 ・ 妥 当 性の検 討合のみ記 入し, 返 送 依 頼し た. 6 . 構 成 概 念 妥 当 性
の
検 討糖 尿 病 患 者の 日常 生 活の自 己 管理度の因 子 的 妥 当性 ( 構 成 概 念 妥 当 性) は, 因 子 分 析 ( 主 成 分 分 柿,
バ
リマ
ック
ス 回 転) を行い
因 子 構 造を確 認し た. 概 念 枠 組みに
沿っ た因子 構 造と して
納 得で
き,説 明が
つ
く もの に
な る まで
,こ
の方 法を繰り返し た.7 . 回 答 分 布
の
確 認回 答 分 布
の
極 端な偏りのあ る項 目を排 除 する目 的で
, 糖 尿 病 患 者の 日常 生 活の
自 己管理度 得 点の
尖 度と歪 度で
正 規 性 を 確 認し た.8 . 弁 別 的 妥 当 性
の
検討自 己管理度 項 目の各 項 目
に
識 別 力が あ る か を み る た めの弁 別 的 妥 当 性の
検 討に
は, 上 位 一 下 位 分 柿 (G P 分析) を行って
確 認し た.9 . 基 準 関 連 妥 当性
の
検 討本 研 究
に
お け る概 念 枠 組みに
近 似し た 理論を根 拠に
して
作 成さ れ た予 防 的 保 健 行 動 を 測 定 する た めの尺 度10 )で
測 定し た得 点と, 本 尺 度で
測 定し た 得 点の
相 関を み る た めに
,ピ
ア ソ ン の積 率 相 関 係 数を求め, 基 準 関 連 妥 当性を確 認し た.1 0. 尺 度
の
信 頼 性の
確 認内 部 整 合 性は最 終 的
に
抽 出さ れ た尺 度 全 体と下 位 尺 度 毎の
クロ
ンバ
ック の α 係 数を算 出して
確 認
し た.
l l. 統 計 処理
研 究 結 果
の
デ ー タ解 析のた めに
行なっ たバ
リマ
ックス 回 転, G ‑P 分 析,
ク ロ ム バ
ッ ク
の α
係 数, ど
ア ソ ン
の
積 率 相 関 係 数 等の算 出に
は S P S Sの
統 計ソ フ
ト
を使 用し た.結 果 及 び 考 察
1 . 尺 度
の
質 問 項 目 原 案成 人 糖 尿 病 患 者の日常 生 活の自 己管 理 度 測 定 項 目は, 概 念 枠 組み
の
6つ
の下 位 概 念で
あ る食 事 ・ 運 動 ・ 水 分 ・ 清 潔 ・ 創 傷 予 防 ・ スト
レ ス 等が管理で
きて
い る か を み る た めの質 問 項 目で
あ る. 質 問 項 目は糖 尿 病の自 己 管理 がで
きて
い る か を問う質 問に
対 する回 答の歪み を補 正 する た めに
8つ の逆
転 項 目を含め た合 計4 8項 目 構 成さ れて
る 回
答 肢は, 「ま っ た く あ
て
は ま ら ない」 か ら 「 非 常に
あて
は ま る」 の4 段 階の
リ ッカ
ート
タ イ プ と し,管理度の強 度
に
し た が って
0 点か ら 3 点を与え,逆 転 項 目
に
は 3 点か ら 0 点を与え得 点 化し た.2 . 内容 妥 当 性
の
検 討研 究 者3 名
で
質 問 項 目の意 味 内 容を検 討し た結 果, 内容が 「 ・ ・に つ い て
JL、が けて い
る」 とい う 表 現は 「 ・ ・ を行な って い
る」 とい
う表 現に
修 正し た.
3 . 表 面 妥 当 性
の
検討当 大 学 附 属 病 院の外 来
に
1 0年 以 上 通 院 中の
男 性 2 名, 女性1 名, 年 齢は4 0代1 名, 6 0代2 名で
あ っ た. 全 質 問 項 目に
対して チ ェ ッ ク
して
もらっ た が
修 正 部 分は な か っ た.
4 . 調 査 対 象
糖 尿 病 患 者
の
日常 生 活の自 己 管理度 測 定 尺 度 作 成 のた めの調 査 対 象は, 大 学 病 院に
通 院 中の2 0 3 名で
, その う ち返 送の
あっ た1 1 4名 中の有 効 回 答 者1 0 9 名 ( 有 効 回 答 率5 4% )で
あ っ た. その内 容は表1
に
示し た.表
1
調 査 対 象の属 性 (∩
‑1 09
)属 性 区 分 人 数
%
性 別 男 性
6 3 5 7
.8
女 性
4 6 4 2
.2
年 齢
2 0
代1 0
.9
3 0
代3 2
.8
4 0
代 13 1 1
.9
5 0
代3 9 3 5
.8
6 0
代4 7 4 3
.1
7 0
代6 5
.5
病 歴
1
年以
内1 0 9
.2
2
.‑5
年3 4 3
1 .2
6
‑9
年1 7 1 5
.6
1 0
‑19
年3 0 2 7
.5
2 0
年以上 1 8 1 6
.5
治 療 食 運 d
E
法3
4 1 )3 1
.2
糖 降下
剤 41
2 )3 7
.6
インス
リン
注射3
4 3 )3 1
.2
家 族 数
1
人6 5
̲5
2
人3 0 2 7
.5
3
^3 0 2 7
.5
4 ^
1 8 1 6
.6
5
人8 7
.3
6
人1 1 1 0
.1
7
人 43
.7
8
人 以上 2 1
.8
食 事 作 成 者 本 人 4
7
4)4 3
.1
妻
5
4 49
.5
#
3 2
.8
他
5
4 .6
】
政 美の
有 無 有 り7 0
5 )6
4 .2
無
】
鞍3 9 3 5
.8 1
) 食 事 . 運 動 dt
法の
看.2
) 経口 血
糖 降下
剤 内 服 者3
) イン ス リ ン
注 射 受 療 育,4
) 作 成 者の
内 訳:男 性4
名. 女 性4 2
名.5
) ♯ 兼 有 群の
就 業 時 間の
内 訳: 内 就 業 名 時 間 就 業 者 名
富 山 医 科 薬科大学看 護 学 会 誌 第
4
巻2
号20 0 2
5 . 構 成 概 念 妥 当 性
の
検 討自 己管理度 項 目の4 8項 目
に
対 する回 答 結 果の因 子 分 析 ( 主 成 分 分 析,バ
リマ
ック
ス回 転) を行った結 果, 5
つ
の因 子が確 認で
きた. 固有 値1 以 上,因 子 負 荷 量0 .4以 上を項 目 決 定
の
基 準と し た場 合, 最 終 的に
は第1 因 子7 項 目, 第2 因 子7 項 目, 第 3 因 子5 項 目, 第4 因子4 項 目, 第5 因子3 項 目,合 計5 因 子2 6項 目の因 子 解を示し た ( 表2) . 尺 度 全 体
の
累 積 寄 与 率は5 8.8 4 9で
あ っ た. 第1因 子の
項 目 内 容に つ い て
み る と, 「1 週 間に
2 ‑ 3 回以 上 運 動し
て
い る」 「 暑い
時 期で
は夕 方 運 動して い
る」 等 運 動に
関 連し た内 容で
あ っ たこ
と か ら「 運 動 管理因 子」 と命 名し た. 第2 因 子は 「 身 体
に
傷が ない
か気をつ
けて
観 察して
い る」 「 靴を履 く 時に
は創 傷を起こ
す ものが ない
か を観 察して い
る」 等, 自 己 を 観 察して い
る行 動 内 容で
あ っ たこ
と か ら 「モ ニ タ リ ン グ行 動 因 子」 と し た. 第3 因 子は 「 入 浴 を 週に
3 回 以 上 行う」 「 足はほ
ぼ毎日 洗 って い
る」 等 清 潔 関 連 行 為で
あ っ たこ
と か ら「 清 潔 管理因 子」 と し た. 第4 因 子は 「 食事の重
表2 自 己 管理度 尺 度
の
パ リマッ
クス
回 転の
結 果項 目 因 子
1 2 3 4 5
1 .
1
週 間に 2
‑3
回 以 上 運 動 して い
る 第2
.暑い
時 期に
は 夕方運動して い
る1 * 3
.運 動は食事 時 間と関係 なく して い
る 因4
.運動で
手 足を大きく動か して い
る 子5
.1 日 の
運動 量は7
千 ‑1
万歩6. 医師
に
指示され た方法で
運動して い
る 7. 歩行計で
歩い
た歩 数 を計っ て いる
0
.79
50
.7 5 1 0
.7 4 8 0
,7 4
10
.6 9 2 0
.6 6 1 0
.4 5 9
1
.体に
傷が ない
か気 をつけて
観察して い
る0
.7 8 2
第2
.靴 を 履く時は創 傷 を起こすもの
が ない
か観 察0
.6 7 2
2 3
.水 分 摂取 は そ れ まで の
摂取 量 か ら 足 りない
分を0
.6 3 9
因 4.血糖 値が高い
と 思う 時に
は水 分を 多めに 0
.6 2 3
子5
.清 潔に
よ り感 染 防止に
なっ て いる か観 察 0
.6 1 1
6
.ス
トレ ス
と それが解 消されて い
る かを観 察 0.5 7 9 7
.運動 量は その 日 の
動 きか ら 足 りない
分0
.54 9
第
1
. 入浴 を遇に 3
回 以 上 行う3 2
. 足 は ほぼ毎日
行っ て いる
因 3
. 下着は1
‑ 2 日
毎の
取 り替え る
子 4
. 汗をかい
た時に
は着 替えて い
る
5
. 食事の
前に
手を 洗っ て いる
0
.80 4 0
.7 9 3 0
.7 85 0
.66 1
0.6 4 4第
1
. 食事の
重量 を 計っ
た り, カロリ ‑ を調べて い
る0
.80 6 4
2. 食品 は1 日 に 2 0
‑3
0 品 目食べて い
る0
.7 7 8
因3
. 食事 をと る時に
は、 そ れ まで に
食べた量 を考え、 足 りない
分を0
.7 4 3
子4
. 食事量 は 医師に
指示され た 量をとっ て いる 0
.6 8 4
第
1
. 運動 後は水分をとっ て いる 0
.8 6 9
5 2
. 暑い
時は水 分 を 多く とっ て いる 0
.8 2 9
因 3
. 水分 は お茶 など カロリ ー の
少 ない
もの で
とっ て いる 0
.72
0
因 子負 荷量 4.0
23 3
.26 0 3
.0 90 2
.72 6
2.20
1
寄与率 1 5
.47 3 1 2
.54 0 ll
.8 83 1 0
.48 6 8
.46 6
0
.72
0 因 子負 荷量 4.0
23 3
.26 0 3
.0 90 2
.72 6
2.20
1 寄与率1 5
.47 3 1 2
.54 0 ll
.8 83 1 0
.48 6 8
.46 6
累積 寄 与率
1 5
.47 3 2 8
.0 1 3 3 9
.8 97 5 0
.38 3
58
.84 9
① 因 子 分析法
:
主成分 分析に
よ るバ
リマ ックス
直交 回転 項目採択 基 準: 固有 値1
以 上 因 子負 荷量0
.4
以 上② 第
1
因 子:
運動 管理 因 子, 第2
因 子:
モニ
タ リン
グ行動因 子, 第3
因 子:
清 潔 管理 因 子,第4 因 子