表−1 使用材料
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(2) VI-238. 4.粉じん相対濃度および跳ね返り率の測定結果. 約5m. 約10m. 約10m. 図−2に粉じん濃度測定位置を、表−2にコンクリー ト配合、各測点における粉じん相対濃度および跳ね返り 平均値を、図−4に跳ね返り率の測定結果を示す。 粉体システムでは、平均粉じん相対濃度 125〜212cpm、. ④. ⑥. 羽. ② 吹. 付. ミキサー車. 機. 切. 率の測定結果を示す。また、図−3に粉じん相対濃度の. ③. ①. ⑤. 跳ね返り率 12.5〜27.4%に対して、液体システムでは、 図−2. 平均粉じん相対濃度 10〜85cpm、跳ね返り率 8.0〜13.5%. 粉じん濃度測定位置図. であり、両者とも液体システムの方が小さい結果であった。粉じん相対濃度は、粉体、液体システムともに、 S/a の小さい方が抑制される傾向にある。跳ね返り率は、Dトンネル(S/a=70%)を除けば、S/a の大きい方 が低減される傾向が見うけられる。Dトンネルの跳ね返り率が大きくなった原因は、粗骨材が偏平で細長い など形状が不揃いであったことや、普通ポルトランドセメントを使用したことに起因していると推察してい る。 表−2 コンクリート配合および試験結果 SL (㎝). W/B (%). S/a (%). W. 10±2.5 10±2.5 8±2.5 10±2.5 8±2.5 10±2.5 12±2.5 18±2.5. 62 57 64 56 60 56 58 45. 57 57 60 60 64 60 70 70. 222 205 230 202 216 202 204 195. 相対粉じん濃度(cpm). 250. 200. 100. 0. S/a=60. S/s=57. 粉じん相対濃度(cpm). コンクリート 吐出量 (m3/h). ①. 15.0 15.0 11.5 11.5 12.2 10.2 11.2 10.6. 187 59 135 34 487 115 212 85. ②. ③. ④. ⑤. ⑥. 106 39 − 67 121 121 − −. 122 54 − − 86 86 − −. 101 42 − − 389 73 − −. 138 53 − − 60 60 − −. 95 27 − − 56 56 − −. 27.4 S/a=57. S/a=70. 平均 125 46 135 51 200 85 212 85. リバウン ド率 (%) 27.4 17.6 13.2 8.0 12.5 8.2 25.7 13.5. 25.7. 25. S/a=60. S/a=70. 85. 85. 51. 46. 50. S/s=70. 135. 125. 704 789 671 701 684 779 549 528. 212. S/a=60. S/a=57. AD B×% − 1.20 − 1.25 0.50 0.80 1.00 2.00. G. 30. S/a=64. 200 150. 単位量(㎏/m3) 結合材 B CaCO3 S C SF 360 − 1,057 − 360 − 1,019 − 360 − 1,010 − 360 − 1,025 − 342 18 1,129 80 360 − 1,132 − 350 − 1,271 − 420 28 1,223 −. 跳ね返り率( %). 急結剤 トン セメント ネル 種類 種類 添加率 名 B×% CA 7 A HC AF 9 CA 7 B HC AF 9 CA 7 C HC AF 9 CA 7 D NC AF 9. S/s=57. 20. 17.6. S/a=60. 13.2. 15. S/a=60. 12.5. 13.5 S/a=60. 8.2. 8.0. 10. S/a=70. S/a=64. 5. 粉 体. 液 体. 粉 体. 液 体. Aトンネル Bトンネル. 図−3. 粉 体. 液 体. Cトンネル. 粉 体. 0. 液 体. Dトンネル. 粉 体. 液 体. Aトンネル. 粉じん相対濃度の平均値. 図−4. 粉 体. 液 体. Bトンネル. 粉 体. 液 体. Cトンネル. 粉 体. 液 体. Dトンネル. 跳ね返り率の測定結果. 5.まとめ ①. 液体システムの発生粉じんは、粉体システムの 37〜43%に抑制される。. ②. 液体システムのリバウンドは、粉体システムの 53〜64%に低減される。. ③. 発生粉じんは、S/a が小さい方が少なく、跳ね返りは、逆に S/a が大きいほうが小さくなる傾向. がある。 6.今後の課題と展望 液体急結剤を用いた吹付け工法は、坑内環境改善や合理的施工に対して有望な工法であることが確認でき た。しかし、既存の粉体急結剤を用いる吹付け工法の代替となるには、まだ課題が残されている。今後、液 体急結剤の使用に適するように配合や施工システムを改良・開発することで、解決したいと考えている。. -477-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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