九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
[002]九州大学応用力学研究所技術室技術報告書表紙 奥付等
http://hdl.handle.net/2324/4060754
出版情報:九州大学応用力学研究所技術室 技術室報告. 2, 2020-07. Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
バージョン:
権利関係:
活動報告(イベント) 九州大学応用力学研究所 技術室 技術室報告 Vol. 2, 69-70
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2019 年度 筑紫地区オープンキャンパスに係る対応
1. 担当者
中野 智, 東島 亜紀, 松島 啓二, 油布 圭, 永田 貴大, 髙田 青
2. 開催情報
場 所:九州大学 筑紫キャンパス 期 間:2019年5月18日(土)
3. オープンキャンパスの概要
九州大学筑紫地区のオープンキャンパスでは、年に一度、キャンパス内の様々な最先端の設備や 研究成果を公開している。今年度は、小・中・高校生向けの科学実験、巨大プラズマ実験装置や電 子顕微鏡の見学、大野城市PRキャラクターの大野ジョーによるステージなど 70 を超えるイベン トが実施された。当大学・大学院に関心のある学生に向けた学府説明会や大学院受験相談コーナー などもあるが、一般市民に対して筑紫キャンパスでの取り組みを広く知らせる催しとなっている。
4. 対応の概要と所感
中野 【イベント全般の支援、当日運営】
対応した結晶成長学分野では、毎年原子模型を用いた体験型のイベント(図1)を行っている。
今年度も事前準備や当日の運営、参加者への対応などを行った。毎年このイベントを楽しみに来 てくれる子供やこちらの想像を超える結晶構造を製作する子供がいて、こちらも楽しみながら 対応している。今後も色々な工夫をして、子供たちが楽しく学べる場を提供できればと思う。
東島・永田 【開放した実験施設(QUEST)全般の支援、見学者の対応】
対応したクエスト実験棟では、事前準備や来客者の応対、写真撮影などを行った。昨年度から の変更点としてプラズマボール(図2)の展示個数を増やし、実験棟の入口付近に横断幕(図3)
を設置した。親子連れの来館が多く、子供たちが少しでも本学の研究に興味を持って成長してく れたら嬉しい。
松島・髙田 【大型境界層風洞でのイベント支援、当日運営】
大型境界層風洞におけるイベントの事前設営や当日運営に取り組んだ。当該施設では、例年、
強風体験として風洞内で強風を浴びるアトラクションを展開しており、その他、レンズ風車の発 電実演、渦励振などの流体現象実演、研究紹介も行っている。研究紹介に係る対話の中で、幅広 い年齢層において、風力発電への高い関心が窺えた。強風体験は、子供たちに大いに楽しんでも らえたようで、何よりであった。
油布 【ダジック・アース(地球立体表示)用の半球および展示用フレームの製作】
オープンキャンパス当日の展示(図5)で使用するダジック・アースおよび展示用フレームの 製作依頼を受けたため対応した。ダジック・アースとは、半球スクリーンに地球や惑星などの映 像を表示する地球儀のようなものである。購入した半球(直径90cm)の発砲スチロールの表面 を紙やすりで研磨し、白色塗料を塗布した。また、展示用のフレームを鉄などの金属で製作した。
準備期間は2週間程度であった。
2019 年度 筑紫地区オープンキャンパスに係る対応
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図1 原子模型を用いた体験型イベントの様子 図2 プラズマボールの展示
図3 クエスト実験棟入口の横断幕 図4 Labview体験講座
図5 ダジック・アースの展示 図6 大野城市PRキャラクターの大野ジョー