九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
[004]九州大学応用力学研究所技術室技術報告書表紙 奥付等
http://hdl.handle.net/2324/4794801
出版情報:九州大学応用力学研究所技術室 技術室報告. 4, 2022-07. Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
バージョン:
権利関係:
出張・研修等報告(技術研修) 九州大学応用力学研究所 技術室 技術室報告 Vol. 4, 70-71
- 70 -
認定電気工事従事者認定講習
1. 対象者
関谷 泉, 牟田口 嵩史, 髙田 青, 東島 亜紀
2. 開催情報
場所:福岡商工会議所(福岡市博多区)
関谷・牟田口
期間:2021年8月18日(水)
髙田
期間:2021年8月31日(火)
東島
期間:2022年3月2日(水)
3. 出張・研修等への参加目的
「認定電気工事従事者認定証」を取得し、本学構内における電圧600V以下で使用する自家用電気 工作物に係る電気工事に従事するため
4. 出張・研修等の概要
電気事業法では、電気に関する諸設備を電気工作物と定義している。電気工作物は、一般用電気 工作物と事業用電気工作物に区分し、さらに事業用電気工作物では、電気事業用電気工作物以外を、
自家用電気工作物としている。電気工事士法では、受電する最大電力が500kW未満の受電設備を 自家用電気工作物と定義し、ネオン工事等の特殊電気工事を除き、第一種電気工事士による工事を 義務付けている。しかし、600V以下の電気工作物に限っては、「認定電気工事従事者」による工事 も可能とする。
本講習は、電気工事技術講習センターが実施する「認定電気工事従事者認定講習」であり、講習 受講後、所定の申請手続きを行えば「認定電気工事従事者認定証」が交付される。今回、上記目的 のため、本講習に臨んだ。講習は、「配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」「電気工事の施工 方法」「自家用電気工作物の検査方法」「自家用電気工作物の保安に関する法令」の4科目からなる。
コロナ禍ではあるが、講習は対面式で行われた。すべての科目を受講後、修了証が授与され、認定 証交付申請の説明後、解散となった。
5. 得られた成果,所感 関谷
配線器具や材料・工具の説明、施工方法など、第二種電気工事士で学んだ内容が多く含まれてお り、復習することができた。それに加えて、配布テキスト内の詳細な解説や、講師が実際に施工し た例を盛り込んだ講習であったため、既知の内容であっても知識を深めることができた。また、検 査方法や施工に係る手順など、より実務的な知識も得ることができた。
認定電気工事従事者認定講習
- 71 -
本講習を修了して知識と資格を得たものの、実務経験は非常に浅く不慣れである。今後、電気工 事に従事する際は、経験者の指導の下、検査や施工などの手順を順守し、無事故・無欠陥で工事を 完了できるよう心がける。
牟田口
講習内容は、基本的に第 2 種電気工事士の試験に向けて学習した内容を復習するものであり、
所々に高電圧に関する内容が含まれていた。講習ではテキストをなぞるだけでなく、講師が実際に 従事した工事現場の例を織り交ぜた説明があり、テキストにはない現場の緊張感や施工管理方法を 知ることができた。特に、現場で二重の安全対策を行っていたにも関わらず、他の作業者の不注意 で事故が発生した例は興味深かった。
本講習を修了し、電気工事の施工方法、安全対策に関する知識を得ることができた。本研修で得 た知識を活用し、安全で欠陥の無い電気工事業務を行っていきたい。
髙田
本講習では、第二種電気工事士の受験のために学んだ内容が多く含まれており、電気工事におけ る必要な知識の再確認をすることができた。講習はテキストに沿って進められたが、内容に関連す る講師の体験談が多く紹介され、実作業でどのようなところに気を付けるべきかが分かりやすく説 明されていた。特に、照明のLED 化に伴う発熱や光の指向性の問題は、今後必要になってくる知 識であった。自身はまだ電気工事の経験が乏しく、座学のみでは理解が浅いと感じているため、経 験を積んで業務を行っていきたい。
東島
自家用電気工作物における講習内容ではあるが、第二種電気工事士の資格試験範囲内の情報がほ とんどであった。しかし、LED や IoT機器などの最近の電気工事用材料や工具については、日頃 から情報収集を行い、それらに対応した工事を行う必要があると気づかされた。
また、今までは本学構内建物の電気工作物は自家用電気工作物にあたるという漠然とした認識だ ったが、受講により法による定義や認定電気工事従事者による業務範囲などが明確になった。技術 職員は業務を依頼する側・される側のどちらにもなり得るため、電気工事作業者資格の有無などに は気を配らなければならない。
6. 特記事項
認定電気工事従事者認定講習修了