「テニス最短ステップ上達法」
テニスが上達するための最短方法とチェックポイント
(注意)
このマニュアルは以前テニスライズの前身である個人での著書となります。
文中におけるサポートアドレスや所属等
現在は使用確認できないことをご了承ください
河合 幸治
カンタン! コアスイングテニス上達マニュアル
カンタンに驚くほど上達スピードが上がるポイントや方法教えます
テニスが「いま上達している!」実感すると ホントに、ワクワクします!
いろいろなフォームの細かい部分やラケットの動きなどを気にしないでシンプルにある部分を意識 すると、「あれ!テニスって以外とカンタン!」って思えるようになります いままでに3000名以上のテニスフリークの方々と自分のスクールやキャンプでスタッフとともに上 達のサポートをして、1000 名以上の方々に直接、上達の秘訣や考え方、ポイントなどをアドバイス してきました。 これまでになやみどうすればみんなにわかりやすく理解してもらい、練習の成果が格段にあがるの かを考えてきました。 そしてようやく重要なテニスの上達に必要なポイントを明確に意識してもらい、そのチェックをしてい くことが最短の上達への階段であると確信しました! そのチェック箇所と方法さえ知ってしまえば。。。。。。。。。 始めまして、河合 幸治です あなたと出会えるこの日をお待ちしていました。 今日は何月何日ですか? このマニュアルを読み始めた今日からが あなたにとっての テニス上達の記念日になるわけですからよく覚えておいてくださいね さあ!その方法をこれから余すことなくみなさんの上達の為の全てをお伝えして参ります その前にあなたに準備してほしいものが 2 つあります。 このマニュアルは 2 色の蛍光ペンを用意してお読みください。そして気になったところは全部線を引 いてお読みください。そして読み終えたら全体像を知った上でもう一度アンダーラインを引いたとこ ろだけお読みいただくと効率的に復習できます また「ここは今すぐ実践してみよう。今週のテニスで実践してみよう。すぐに行動してみよう」というと ころは違う色で分けておいてください。そしてその最初の 1 歩を確実に踏み出して行ってください。 あなたの貴重な時間を 1 秒も無駄にしないために、 効率的に学んでいただかなければと思い一筆入れました。 冒頭でお話したとおり、私は本書でその方法をすべてあなたにお伝えします 優秀なあなたなら、すぐ目に見えて上達が実感できるものと思います そしてあなたもいろいろな方からこういう風に言われる日がくるでしょう「最近すごく上達したね!どうして!?」と
■ 著作権について 「カンタン! コアスイングテニス上達マニュアル」(以下「マニュアル」と表記)は著作権法で保護 されている著作物です。マニュアル使用に際しましては以下の点にご注意ください。 ● 「マニュアル」の著作権はテニスコーチレボ 河合幸治 に属します ● 著作権者の事前許可を得ずしてマニュアルの一部または全部を、あらゆるデータ蓄積手段(印 刷物、ビデオ、テープレコーダーおよび電子メディア、インターネット等)により複製および転載 することを禁じます。 ■ 使用許諾契約書 この契約はあなたとテニスコーチレボとの契約です。 パッケージを開封することを持ってあなたはこの契約に同意したことになります。 あなたがこの契約に同意できない場合は、直ちに本マニュアルをテニスコーチレボまでご返品くだ さい。 第1条 目的 この契約書は本マニュアルに含まれる情報を、本契約に基づきあなたが非独占的に使用する権利 を許諾するものです。 第2条 一般公開の禁止 本マニュアルに含まれる情報は、著作権法によって保護され、また秘匿性の高い内容である事を 踏まえ、あなたはその情報をテニスコーチレボとの書面による事前許可を得ずして出版および電子 メディアによる配信等により、一般公開ならびに転売してはならないものとします。 第3条 契約解除 あなたがこの契約に違反した場合、テニスコーチレボは何の通告もなく、この使用許諾契約を解除 することができるものとします。 第4条 損害賠償 あなたが本家約の第 2 条に違反した場合、あなたは本契約の解除に関わらず、直ちにテニスコー チレボに対して、違反金として、違反件数と販売価格を乗じた価格の 10 倍の金額を支払うものとし ます。 第5条 その他 本マニュアルはあなたが行うテニス技術練習におけるテニス技術向上のサポートを目的としていま すが、期待通りの技術向上が見られず、万一如何なる損害が生じた場合においてもテニスコーチ レボはその結果に責任を負うものではありません。
< はじめに >
テニスが自分で「いま上達している!」という実感がありますか!!? このマニュアルを手にしているということは、テニスを心から愛され、本気で上達を目指して、行動 をする気持ちを持っている方だとひしひしと伝わってきます。 テニススクールにせっせと通い、テニス雑誌に書かれていることをいろいろ試してみて、いつもテニ スのことを考えてどうすれば上達するかといろいろ悩んでいるのではないでしょうか。 私も中学2年生のときに、テレビでテニスの試合を始めて観て、(1981年ウインブルドン ボルグ VS マッケンローでした) それは私の一生がその中継で決まってしまったぐらい衝撃的な映像でした! 「何だこれは~!!!」「こんなことがなんでできるんだ~!」「カッコいい~!」と思わず、彼らの試 合のあまりの凄まじさに、いままでテニスというものをやったことも見たこともない 14 歳だった私が 3 時間もその場を離れず見入ってしまったほどの感動でした!テニスというものがどういうものかさえ 知らず、どんなルールなのか、なにが必要なのかまったく検討がつくわけもなく、テレビ観戦の興奮 が全身にほとばしり、テニスをその時点で愛してしまった私は次の日、お年玉を貯めた預金を握り 締め、近くのスポーツショップに行き、店員さんのアドバイスのまま、ラケットとボールを買い、近所 にあった壁打ちコートに一目散に出かけて、壁に向かいひたすらフォームも何もわからず打ち始め ました。 もう既に気持ちは二人のプロの映像が頭から焼きついて離れない状態だったので、その映像で焼 きついたフォームをまねて壁に向かって何度も何度もボールを打ち続けていました。 しかし。。。 まともに一球も当たらず前の壁に当たったかと思えば、空振りやフレームショット、当たったかと思 えばすごいところに飛んでしまい 打っている時間よりもボールを拾いに行ったり、ひたすら走りまくっていたり、その次の日もまた次 の日も壁に向かってボールと格闘していました。 「どうすれば上手くなるんだろう?」 親にことの重大性を真剣に話し「自分はプロのテニスプレーヤーになりたい」と説得し、近くにあっ たテニススクールに通い、テニス雑誌も全て買い漁り、(テニスジャーナル創刊号からコレクションさないかと、いつも探していました。 しかし通っていたスクールではレベルや上達の意思の強さに個人差があって、全体としての対処 的アドバイスはしてくれましたが、当時ジュニアクラスのアドバイスとしては、「とにかく打て」「前で打 って」「足を小刻みに動かして」などというアドバイスしか受けられませんでした 足を動かし、ひたすらコートを走り回り、いい加減な打点でどこに行くかもわからないショットを打ち 続けて、まったく上達ができなかった私は中学から2年間テニススクールに通い続け、高校ではテ ニス部に所属し練習に励みましたが、公立高校の顧問もテニスを知らない学校で練習も週 3 回程 度、仲間は高校からテニスを始めた連中ばかり、みんな上達のモチベーションも低く、楽しくやろう という雰囲気で、それにつられあまり練習に身が入らず上達しなくなり、だんだん興味がなくなって いき、私の最初のテニス人生は高 2 の秋に、はかなくも 4 年間で終わってしまいました。 それから高校を出て当てもなく(いまで言うフリーター?)何もやる気の起きない私を救ってくれたの がテニスでした。たまたま昔のお世話になっていたテニスショップの店員さんやそのテニス仲間と再 会し、テニスをする機会があり、テニスをしてみました。
「楽しい!!」
3 年間というブランクがあったので昔のようには打つことはできなかったのですが、でもテニスが楽 しく、ラリーやボレー、スマッシュ、何を打っても楽しさが込み上げてきたのです。昔の仲間と 3 年と いう時間の垣根をあっさりととってくれる、かけがえのないスポーツ!「テニス最高!」
と実感しました。 この楽しいスポーツを一人でも多くの人とやりたい、やるからには上達を目指して行きたい!多くの 人にこの素晴らしいスポーツをやってもらいたい!テニスが仲間を増やすことを世の人に教えたい、 自分が上達するためにはなにを行えばよいのか?そのための技術はなにか?その技術を習得す るにはどこに気をつければよいのか?など雑誌や技術書を読んで勉強し一生懸命プレーし続け気 づいたことをメモしながら毎日を過ごしました。 そして自分がテニスをするためにやってきたことをみんなに少しでも伝えていきたい。自分が誰も 聞ける人がいなく、理論もわからない状態で上達の回り道をしてきたことを、テニスが好きになって いる人に道筋をつけてあげたい、上達の手助けをしてあげたいと願うようになりました 私は人気のあるテニススクールにまったく知人も友人もいない状態で紹介もなにもなく、一軒一軒 電話をかけ続け、コーチをやりたい、レッスンをして多くの人とプレーしたい!自分がプレーする中 で上達法を広めて行きたいと面接をし続け、やっとのことで、東京の大手テニススクールにアシスタントコーチとして採用されました。 しかし、技術的なバックボーンのまったく無い自分が先輩コーチからの技術解説や指導方法をなら い、自分の考えを修正したり、ありとあらゆるところから、見て、聞いて、実践してみて、研修会や交 流会に積極的に参加し、さらにまったくの無知無名だった自分が県大会やオープン大会(日本のラ ンキングを決めるポイントが得られる大会)などに怖い者知らずでどんどん出場する中、試合の中 での様々な気づきやテクニックの習得、様々な状況での必要な技術など指導法の改善を行った結 果、多くの方々がテニスを上達してもらうようにアドバイスすることができるようになってきました! その自分のプレーでの気づきや客観的に自分を見られるようになってから戦績がでるようになり 25~27歳のときに 埼玉県大会 シングルス ダブルス 優勝 埼玉年間ランキング シングルス6位 ダブルス2位 全国都市対抗選手権 一般男子 東京都代表に選考 JOP ランキング シングル125位 ダブルス 175 位 と戦績を収めていくことが出来ました! そして自分がその練習やトレーニングで考えてきた多くのポイントを整理してまとめて重要だと判断 した上達の為のチェックポイントを多くのテニスが上達したいと思っている人達に広めていきたい! と思うようになり、テニススクールを埼玉に開校することができました。 現在は埼玉で 3 校のテニススクールを開校し、多くの方々にテニスの素晴らしさ、楽しさを提供して います。 www.tennishouse-fun.com しかし、スクールに通っている方々がたくさんいらっしゃっても私が会場運営や事業所の移動時間 やスタッフ育成などに時間が費やされ、自分自身が指導できる人数はホントに限られた人達にしか 上達のためのノウハウを直接お教えすることができません。 コーチに研修会などでコーチング指導をしたり、研修などで理解を深めてもらい、コーチング法やメ ソッドをスタッフに習得してもらっていますが今度はスクールという枠組みのジレンマが。。。 テニススクールにはこのマニュアルを手に取った皆さんのように上達を常に目標に来ていただいて いる方々がたくさんいらっしゃる反面、それだけではなく他のさまざまなニーズ、目的を持ってテニ ススクールにいらっしゃる方がいます。「楽しく気楽にやりたい」「ストレス発散」「たくさんボールを打 ちたい」「仲間を増やしに来ている」「出会いがあるかも」等 本当に様々なニーズの方々がテニススクールに通われていて、スクールとしては運営上、全体の ボリュームから相対的にレベルを区切り、ある程度人数が平均になるように人数を調整するのがテ
ーズの方々に対しても対応していかなければならないので、上達の為に抑えていただきたい技術 説明やポイントもしっかりと浸透させることができず、中途半端な理解しか得られないまま対処的な アドバイスしかすることができないというジレンマがあるのです。 そこで今回このようなテニスを本当に上達したい方々に、シンプルだけど最も重要なポイントを意識 してもらい、みんながもっと簡単に上達をしてもらえるようなマニュアルを作り、会場に来ていただか なくても、チェック内容が自分のペースで進められ、いろいろなコーチのいろいろなアドバイスでわ からなくなってしまわないように、
私が責任を持って皆さんの上達のお手伝いをしていきたいと考えました。
上達という結果を出すためにはシンプルにポイントを抑えた思考が重要です。人間は器用にいろい ろなことを無意識に同時にできてしまいますが、意識して 3 つ以上のことを同時に行うのはまず不 可能です、そこで上達に最も必要なポイントや考え方、チェック方法を絞り上達の為の最重要なポ イントはどこか?どこを一番意識すれば加速度的な上達ができるかまとめました。 このマニュアルによって真っ先に意識してもらいたい重要なポイントを皆さんに理解してもらい、実 践してもらうことによって、上達が加速度的に伸びていくと思ったのです。 真剣に上達したい!実践してみて結果を出したい!上達の手ごたえを感じたい!と思っていただ ける方々のためのマニュアルに仕上がったと自負しております。 ではみなさん!それではテニスの新しい一ページを開いてみて下さい!!
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 目次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 コアスイングとは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 旧式指導法に流されるな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 技術はラケットの進化で変わる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 コアスイングテニスの効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 スクールでの指導は最大公約数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 スクールでは教えられない加速度上達法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 コアスイングの基本実践・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 Ⅰ グラウンドストローク Ⅰ-1フォアハンドストローク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 1.グリップ/ 全ての始まりはグリップ、正しい持ち方でパワーMax・・・・・・・23 2.テイクバック/ コアから始めればすぐ準備完了・・・・・・・・・・・・・・・・27 3.フォワードスイング/ ボールを捕らえる最大のパワーを出そう・・・・・・・・・29 4.インパクト/ インパクトのコックはずっと変わらない・・・・・・・・・・・・・32 5.フォロースルー/ 体の前で振り切ろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 フォアハンドストロークフォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・38 Ⅰ-2 バックハンドストローク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 片手バックハンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 1.グリップ/ 全ての始まりはグリップの正しい持ち方でパワーが決まります・・・・39 2.テイクバック/ コアから始めればすぐ準備完了・・・・・・・・・・・・・・・・42 3.フォワードスイング/ ボールを捕らえる最大のパワーを出そう・・・・・・・・・45 4.インパクト/ インパクトの形がスイング成功のカギ・・・・・・・・・・・・・・48 5.フォロースルー/ 真横に上げる!?もっと前です・・・・・・・・・・・・・・・51 片手バックハンドストロークフォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・54 Ⅰ-3 両手バックハンドストローク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 1.グリップ/ 全ての始まりはグリップの正しい持ち方でパワーが決まります・・・・55 2.テイクバック/ 両手の方がコアスイングを体感しやすい・・・・・・・・・・・・57 3.フォワードスイング/ ボールを捕らえる最大のパワーを出そう・・・・・・・・・59 4.インパクト/ 片手バックとの打点の違い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62 5.フォロースルー/ 体の前で振り切ろう!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・65 片手バックハンドストロークフォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・・69
Ⅱ ボレー コアの使い方、 ストロークとの違い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 ボディターンが成否のカギ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72 Ⅱ-1 フォアハンドボレー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73 1.グリップ/ コンチネンタル or イースタンが基本 ・・・・・・・・・・・・・・・73 2.レディポジション/リラックスした状態を作ろう・・・・・・・・・・・・・・・・76 3.テイクバック/レディポジションからの構えが大切・・・・・・・・・・・・・・・77 4.フォワードスイング/ タメを解放すればパワーが出る・・・・・・・・・・・・・80 5.インパクト/ リストの形と打点の位置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82 6.フォロースルー/ 当たった面の形をキープすることを意識しよう・・・・・・・・84 フォアハンドボレー フォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・86 Ⅱ-2 バックハンドボレー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 ・片手バックハンドボレー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 1.テイクバック/ フォアハンドとの違い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 2.フォワードスイング/ 左足の力を伝える・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 3.インパクト/ リストの形と打点の位置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 4.フォロースルー/ 当たった面の形を残す意識を・・・・・・・・・・・・・・・・95 片手バックハンドボレー フォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・・・97 Ⅱ-3 両手バックハンドボレー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 1.テイクバック/ 引かなくても大丈夫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 2.フォワードスイング/左足の力を伝える・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 3.インパクト/ リストの形と打点の位置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 4.フォロースルー/ 当たった面の形を残すように意識しよう・・・・・・・・・・・107 両手バックハンドボレー フォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・・・109 Ⅲ スマッシュ サーブが得意な人はスマッシュが苦手?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111 打点は高くなくていい!?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111 1.グリップ/ コンチネンタル or イースタンでボレーと一緒が基本・・・・・・・・・112 2.テイクバック/ 肘の高さと位置が重要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・113 3.フォワードスイング/ スイング振り出しパワーの乗せ方・・・・・・・・・・・・117 4.インパクト/ 打点が良ければ必ず決まる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 5.フォロースルー/ しっかり振り切るための形・・・・・・・・・・・・・・・・・123 スマッシュ フォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
Ⅳ サービス スマッシュとサーブの決定的な違い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・127 スマッシュよりもカンタン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・127 1.グリップ/ 上達の最大の近道は正しいグリップから・・・・・・・・・・・・・・127 2.テイクバック/ パワーと確率を上げる為肩のラインが重要・・・・・・・・・・・128 3.フォワードスイング/ コアの回しと蹴り上げが大切・・・・・・・・・・・・・・132 4.インパクト/ スマッシュとサーブの打点の違い・・・・・・・・・・・・・・・・135 5.フォロースルー/ しっかり振り切るための形・・・・・・・・・・・・・・・・・139 サービス フォーカスポイント まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・142 おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143
コアスイングとは
皆さん、ボディコアという言葉を聴いたことがありますか? ボディコアとは、日本語に訳すと「体幹」というように訳されます。まさに「カラダの幹」、人体の中心 をなしている脊柱、骨盤、肩甲骨と、それを支持する筋肉や靭帯を指しています。具体的には骨や 脊柱の近くの深部の筋肉で、おなかの部分の大腰筋や、骨盤から大腿骨にかけての腸骨筋(大腰 筋と腸骨筋を合わせて「腸腰筋」といいます)、そして背中の「脊柱起立筋」が、ボディコアを形成す る代表的な筋肉として挙げられます。 これらの筋肉は、激しい運動時に体幹を支持するだけでなく、“立つ・歩く・座る”といった基本的な 動作や、直立姿勢を維持するときなどにも使われており、日常生活で常時使われているものなの です。そのためアスリートのみならず、一般人にとっても、日常生活を送るにあたって重要な筋肉と いうことができます。 ボディコアを形成する筋肉が、現代社会において、日常生活で使われる事が少なくなっていること が、子どもの体力低下など健康上の様々な問題を生み出していて、私が開校しているテニススク ールでもジュニアの小学生の生徒などがカンタンなバランス運動や走る、動くという単純な運動さえ もままならないというお子さんが実に多く見受けられます テニスにおいても私が見ていて、その重要なカラダの幹である「ボディコア」を十分生かしきれてい ない方が本当に多くいらっしゃいます。 肩から先しかほとんど使用しないスイングの方 上体は回すけど本当にコアを使えてない方 リストや肘の返しだけでスイングをしてボールをコントロールしている方足がボディコアを中心に動いてないのでフットワークが悪い方 自分ではフルスイングしてるつもりだけど、ボールに威力がつかない方 ボールに威力を出そうとするとコントロールが定まらない方 本当に様々なスイングの方がいらっしゃいますが、今回の「コアテニス」を理解しイメージを持って 実践を繰り返してもらい、ボディコアの使い方を正しく習得し、自らの体の感覚を体現していくことで、 潜在能力を十分にショットに反映していくことができれば、すばらしいショットがコートに突き刺さり、 テニスプレーに劇的な効果が得られることがすぐに実感できるものと思います。
旧式指導法に流されるな
テイクバックは早く引いて
足は細かく動かせ
足を踏み込んで体重を前に乗せて
ボレーはいつもラケットを地面に対して立てておいて
など ほんの一例ですが、まったく間違っているわけではありません、、、、が 現在コーチをされている 方たちがそのアドバイスにある本質の一部分だけを捕らえて教えてこられた為、そのコーチもそこ にアドバイスがかたよってしまい、レッスンで指導していく中で間違った認識のまま、教えているコ ーチ、指導者の方が多く見られます。 ホントウのところは テイクバックは早く引いて → ボディターンを早くしてということで手を引いたら走れません 足は細かく動かせ → 最初から細かくだと遅れますね、最初は大きくボールに近づく最後の2~3歩細かく→ 足を踏み込んで全体重を前に移したら打てません。踏み込んでもバランスは真ん中に置く ボレーはいつもラケットを地面に対して立てておいて →リストコックの角度は変えず腕を上げ下げして調節、当然ローボレーでヘッドはグリップより下が ります
技術はラケットの進化で変わる
ラケットの進化には目覚しいものがあります!~1980年代までのウッドのレギュラーサイズのラ ケットからアルミのデカラケに始まり、スチール、アルミ、グラスファイバー、カーボングラファイト、ボ ロン、チタンファイバーなど素材も、「より軽くより高反発」なラケットになってきています。ウッドの時 代には400g前後あったウエイトが今では220g~とかなりの軽量化が進んできました。 そこで以前は重いラケットを安定してスイングするために「体重移動を大きくして」「ラケットヘッドを 立てて」「ゆっくり長くスイング」することが最良のショットになったのです しかし、最近のラケットの進化にともない、「より速く」「よりボディターンを強く」「ラケットヘッドを回 す」スイングをして飛びすぎるのをスピンをかけてコートに収めるようになりました。 丁寧にラケットの面を合わせていく時代から、しっかりフルスイングしてコートに収める時代に変化 しているのですスクールでの指導は最大公約数
私は現在埼玉県で3会場テニススクールを運営していますが、多くのテニスフリークの方々に毎日 お会いし、レッスンをしている姿を目の当たりにして、上達をされたい方々も本当にたくさんきてレッ スンを真剣に受け、様々な試行錯誤をしながら、コーチのアドバイスを真剣に体得しようと通われて いる方々が多くいます。 しかし・・・ そのほかにもさまざまなニーズを持ってテニススクールにいらっしゃる方もいます。「楽しく気楽にやりたい」「ストレス発散」「いっぱいボールを打ちたい」「仲間を増やしに来
ている」「出会いがあるかも」等
その一人一人にコーチは目を配り目的を理解してレッスンを行っています。そういう環境のなか現 場のコーチとしてはクラスみんなのニーズに対して「最大公約数的なレッスン」を行うことが多くなり ます。 要は皆さんが持っているニーズをくみ取り、ちょっとずつレッスンに取り入れ、クラスの和を成立させ ることが、コーチの使命になってしまうのです 本当に様々なニーズの方々がいるのがテニススクールの現実です、全ての人に満足いただくため には、クラスの方々に対して最大公約数を大きくしていくしかありません。 純粋に上達したい方には、個別にアドバイスしますが、全体のバランスを考えて行うので(あまり個 人的に多く接触するとクレームになります)実際はコーチが伝えてあげたいアドバイス量の半分に も満たないと思います。コアスイングの基本実践
先ほどコア(体幹)について説明しましたが、コアスイングの基本体勢の実践イメージを練習してみ ましょう。重要なのはウエストと股関節になりますが、股関節は肩関節に続いて稼動域が大きい関 節です。その関節をフルに使うことによって大きなパワーが生まれ、ショットの伸びが得られるので す。 コアスイングの基本となる動作を体感するエクササイズを紹介します 基本の姿勢となるのは、肩幅からやや広めにスタンスを取り 背筋を伸ばし、胸を軽く張った状態がナチュラルポジションです 基本姿勢 写真1<第 1 コアモーションドリル>
1.膝と腰を正面に向けたまま、手を軽く開き 2.上体を左右に回してください 3.お腹周りをねじることによって上体にパワーがたまります 1 2 3 注意点としては、大きく回そうとして頭が前後左右に振られないようにしてください 前方を見たままの状態でウエストだけをひねる感覚を養いましょう この感覚が肩の入りを良くして、パワー&相手にコースを予測させない動きとなりますこの感覚をこの後良く出る表現になるので、「ウエスト」の「コアターン」なので
この後 「ウエコア」 と称して解説していきます!!
ウエストのコア ウエストコア ウエストコア
「ウエコア」
ですよ!
<第2コアモーションドリル>
基本姿勢から 1.軽く膝を曲げてやや前方に体重をかけます 2.両腰に手をあてて 3.股関節をねじることによって下半身にパワーがたまります 鼠径部(そけいぶ・左右の太ももの付け根)を意識して そこを中心として骨盤を回すイメージで動かしてみてください この感覚と先ほどの「ウエコア」
がこの後のマニュアルに書かれている実践理論のベースになってこの後 「ココア」 と称して解説していきます!!
股関節のコア コ関節のコア コカンセツのコア
「ココア」
ですよ!
「ココア」の注意点は「ウエコア」と同じく大きく回そうとしすぎて体重が足の外
側にかからないようにしてください、コアを回す時の注意点は体重移動を少な
く回すことでバランスの取れた良い動きになります
この基本動作の中でウエストの捻転と股関節の捻転の感覚をつかんでみてく
ださい。
この「ココア」がもっとも大きなパワーを生み出すコアスイングの重要な動きと
なります
フォアハンドストローク
現在の一番大切なテニス技術
1. フォアハンドストロークグリップ
すでにあなたはテニスを始められて半年~2 年程度以上はたっていると思いますが(このマニュア ルは一番上達を目指している時期を想定しています)皆さんのグリップはどんなグリップですか? コンチネンタル?イースタン?セミウエスタン?ウエスタン? 現在はコアスイングでラケットをカラダの回転で最大限にパワーを引き出し、トップスピンを最適量 かけてコートに納めることが基本の技術となっているのです。皆さんもグッドショットを生み出せるコ アスイングを目指していくことが上達の一番の近道だと私は考えます。 現在の高反発のラケットであれば速く鋭いボールが打て、スピンのかけられることが可能ですので、 そのスイングを体得するためにも 「セミウエスタンかウエスタングリップ」 が基本となります! 私もテニスを始めたてのころはコンチネンタルグリップで、当然グリップチェンジしないでフォアもバ ックもボレーもスマッシュも打っていました。マッケンローなどがこのようなスタイルだったので当然 これがベストグリップだと疑わず、コーチもそのグリップに対してなにも言ってきませんでした。 しかしラケットがウッドからカーボンになりラケットフェースが大きくなり反発のいいラケットをみん なが使い始めると、みんな回りのショットスピードが上がってきてボールに自分のグリップでは、力 負けすることが多くなりました。そこで10年以上慣れ親しんできたグリップを変更する決意をして練 習しました、そうしたら最初はまったく飛ばなかったり力ばかり入って腕が触れなかったのですが3 ヶ月ほどしたら、急にラケットがラクに振れるようになり、スピンが思い通りにかかるようになって、 アングルショットやスピンロブ、ハードヒットもコートに収まるようになりました。 感覚としてまったく違ったのは今までコートを平面でしか使えなかったのが、スピンコントロール が出来るようになって、入る高さの範囲が広がったので3次元的にコートの広さが使えるようになり 戦略や戦術のバリエーションが格段に広がったのです! もし皆さんがこれから上達する気持ちがあり長くテニスと付き合う姿勢があるのでしたらセミウエス タン or ウエスタングリップで握り、その感覚でスイングできるようになることを絶対的にオススメしま す(グリップチェック)
グリップの持ち方ですが、基本となる持ち方のチェック法をご紹介しますが、基本のグリップから多 少ずれたりしていくことはまったく問題ありません 必ずそこに位置していなければいけないわけではないので基本の位置を確認してそれにそったス イングを心がけてください <手のひらの基本チェック位置> 手の平の人差し指の付け根から一番近い部分(ポイント A)と小指の付け根部分から一番遠い部 分(ポイント B)をグリップに合わせて握ることで、正確なグリップのチェックができます ラケット 手の平グリップポイント面②
角②
面③
角③
角④
面④
角⑧
面⑧
角⑦
面⑦
角⑥
面 ⑥
b
角⑤
面①
角①
面⑤
(セミウエスタングリップ)
ポイント A を角③に合わせてからポイント B を面④にあわせる 小指の方から順に握っていく 写真 セミウエスタングリップ 長所 膝下から肩口の高さまで広い範囲でパワーを伝えやすい スピンとフラット両方が打ちやすい 短所 肩口から上のショットで力が伝わりにくい ウエスタンに比べスピン量は減りやすい(ウエスタングリップ)
ポイント A を角④に合わせてからポイント B を面⑤にあわせる 小指の方から順に握っていく 写真 ウエスタングリップ長所 腰から頭の高さ程度まで力が入りやすい 下から上のスイングをしやすいのでスピンがかけやすい 短所 フラットショットが打ちにくい 膝下の低いボールや短いボールへのショットが打ちにくい(持ち上げにくい) 上記の 2 つの握り方がもっともストロークをするときにパワーが伝わるグリップとなります、野球や ゴルフなど飛ばすための道具を使うスポーツはグリップひとつでプレーの幅も上達度も違いますの で、加速度的上達を目指しているのならば正しいしっかりパワーが伝わるグリップでこれからの練 習に励んでいくことをお勧めいたします。
スイングの流れ
準備から振り終わりまで(テイクバック~フォロースルー) スイングの基本的な動作の中で大きく分けるとすると 4 つの流れがあります。それはテイクバック (コアターンをしてラケットが自然に引けてる~タメを作る状態)
フォワードスイング (タメを作るところからインパクトまでの振り出しのスイング)
インパクト (ボールとラケットが接触している状態)
フォロースルー (インパクトから振り切るところまでのスイング)
となります、この 4 つの部分を意識してトレーニングすることで、加速的上達が得られます ではそのコアスイング加速的上達のスイングを紹介していきます2. フォアハンドストロークテイクバック
コアから始めればすぐ準備完了
1. インパクトのグリップの形を決めて待っていよう!
テイクバックを始める前に重要なポイントをひとつお教えしておきます。それは構えているときに自 分のインパクトのコックを決めて(コック=インパクト時のリストの形)からテイクバックがスタートでき るようにしてください。もし決めたコックの方向の反対にきたら、その反対の方向に直したコックを作 ってからテイクバックを行ったほうが飛躍的にそのあとの動作がスムーズになります。2. コアスタートですばやいテイクバック
ボールが相手から来た時点でテイクバックをスタートしていきますが、テイクバックのポイントはコア スイングの基本実践で行った「ウエコア」と「ココア」(15 ページ参照)が重要になります この二つのコアスイングの感覚を習得すると腕力のないジュニアや女性の方でも素晴らしいショッ トになることうけ合いです ボールが相手から打たれる → どちらに来たかを確認して「ウエコア」でボディターンを行う。 そのときラケットをそのままカラダの正面
に置いておくのを意識して行ってください そのほうがカラダで引く感覚が養え、さらに余分な大きく手で引くテイクバックを行うことがなくなりま す 腰を正面に対して 3~40°カラダが ターンしている状態を作ります3. ボールに対して「ウエコア」をキープして近づく
上体をそのまま残してボールの落下地点の後ろに対してフットワークしていきます4. スイングゾーンに入ったらフルコアターン
膝を軽く曲げ第 2 のコアモーションを行い、キープしていた「ウエコア」を保ち、後ろ足(右利きなら右 足)を決め、右の鼠径部(そけいぶ・太ももの付け根)に対して腰を捻り込む「ココア」。 鼠径部のターン写真 そのときに、体重が外側に逃げないように気をつけましょう この状態がテイクバック完了の状態です、腰が鼠径部に乗っかる意識で横を向いた状態でそこか らウエストがさらに 30 度程度捻られている状態です。この状態でボールを迎えることができたら、 かなりのパワーをボールにぶつけていけるに違いありません!!2.フォアハンドストロークテイクバック フォーカスポイント
1. インパクトのグリップの形を決めて待っていよう!
2. コアからスタートですばやいテイクバック
3. ボールに対して第1コア状態をキープして近づく
4. スイングゾーンに入ったらフルコアターン「ココア」
3. フォアハンドストロークフォワードスイング
ボールを捕らえる最大のパワーを出そう
テイクバックが完了して、テイクバックで貯めたパワーをインパクトに向けてスイングしていくところ がフォワードスイングです。フォワードウイングではパワーロスにならないように順番を確実に実行 してボールに全てのパワーをぶつけていくのが最大の課題です1. フォワードスイングのスタートは後ろ足の蹴り出しを使う
下半身に貯めたパワーを全部伝えるにはタメたパワーを最大に伝えることが大切です インパクトまでのコアスイングの順番は後ろ足の蹴り出し→鼠径部の捻り戻し→ウエストの捻り戻し→上体を正面に向ける
となります、後ろ足の蹴り出しがコアスイングの起点になるのです、足の力は腕の力よりも 6 倍大き いといわれています、その力を使ってパワーを生み出します。 この順番が途中でつながらなくなればパワーロスになってしまい、折角のコアスイングも「腰砕け」 になってしまいますよ! 鼠径部の捻り戻し→ウエストの捻り戻し→上体を正面に向ける 写真2. ラケットダウンは右体側部にそって降ろす
ラケットワークでボールを打ちに行くときにラケットが(グリップが)一度ボールよりも下りて振り上げ ていかなければ、パワーを全部伝えたときに飛びすぎてしまうこと多くなってしまいます、そこで体 の遠くに低く降ろすのではなく自分の体の右側(左利きは逆)にそって降ろすように心がけましょう そうすることで降り遅れることなくラケットが加速したままでインパクトに向かっていけます3. スイングは体の正面で下からスイング
ラケットダウンを行い、そこから振り上げる段階で、打点に対してグリップが 50 センチ程度下げるこ とを目標にスイングしてください。そこからはカラダが勝手にラケットを引っ張り上げてくれますので インパクトの理想的なコックをキープすることを心がけましょう!4. 腕のしなりを使うときに脇→肘の順で締めていく
カラダが回り「ココア」と「ウエコア」の捻り戻しパワーを使うと自然に腕が少し遅れて出てきます、そ れを上手く腕をムチのようにしならせるイメージでラケットヘッドを加速させられれば、カンペキです それを「運動連鎖」といいます そのときにしなりすぎて脇や肘が開いていってしまう方が多く見られます。体からあまり腕を放さず、 インパクトに向けて脇→肘の順番で締めていきながらインパクトに向かいましょう脇 肘締め写真
フォアハンドストロークフォワードスイング フォーカスポイント
1. テイクバックからのスタートはラケットから一番遠いところ
2. ラケットダウンは右体側部にそって降ろす
3. スイングは体の正面で下からスイング
4. 腕のしなりを使うときに脇→肘の順で締めていく
連続写真4. フォアハンドストロークインパクト
インパクトのコックはずっと変わらない
フォワードスイングで引き出してきた下からの上へのスイングのパワーをボールに対して正確な形 でヒットするのがインパクトの最大のテーマです。インパクトでのチェックポイントをしっかり抑え、ナ イスショット連発しましょう!1. インパクトで脇と肘を締める
フォワードスイングでも言いましたが、インパクトの時に脇と肘が開いてると、ショットはせっかくの 溜めてきたパワーを逃がすことになります。インパクトの時にラケットが体の回転で離れないように、 脇と肘を締め、ボールを捉えるように心がけてください。 脇空き写真 写真肘上がり写真 理想インパクト写真2. インパクトの面は地面に対し垂直かやや下向き
インパクトでのラケットの面は地面に対して垂直になるようにイメージしてください。スライスショット を打つ場合は若干面を開きますが、いまはパワーを出してコートに収めるのが目標なので基本の トップスピンの打法として紹介しています。 あと相手のボールが速かったりバウンドが伸びてきているところを捉える時には、スイング軌道は 変わりませんがボールを押さえ込む感覚が必要になるのでやや伏せ気味にインパクトの面が入る ようになります カラダの捻りを戻し、腕が体の開きに伴って引き出され、最後にインパクトに向けてそのパワーを余 すことなくボールにぶつけていくためには、地面に垂直の面で捕らえる事が最も重要です。脇、肘、3. 打点の位置はカラダの前で グリップの紹介の時にセミウエスタングリップとウエスタングリップを紹介しましたが、その打点の位 置が若干異なるので紹介します カラダの正面で捕らえるのは一緒ですが、打点の位置が違います セミウエスタン ウエスタン 写真のように、ウエスタンの方がセミウエスタンより打点が前になり、肘がよりカラダに近くなります。 ウエスタンは前でとらえられることで相手のパワーボールに対して、後ろからの支えがより強くなり、 パワーに負けないかたちが作れます 逆にそれだけカラダの近くに理想の打点があるので、ボールが離れてしまうのとそのかたちを作れ なくなりパワーを伝えきれなくなってしまいます。
フォアハンドストロークインパクト フォーカスポイント
1. インパクトで脇と肘を締める
2. インパクトの面は地面に対し垂直かやや下向き 3. 打点の位置はカラダの前で
5. フォアハンドストロークフォロースルー
カラダの前で振り切ろう
インパクトで爆発させたパワーをより正確に相手コートに対してコントロールの正確性を高めるため に行うのがフォロースルーの役割になります。自分が打ちたいところにパワーのあるボールを打ち こむ快感がこのフォロースルーにかかっていますので、最後まで気を抜かず、しっかり振り切ってい きましょう!1. 振り抜きの方向は基本的に左の肩口
「フォワードスイングからインパクトを通りフォロースルー」という一連の動きの中で下から上へのス イングをマスターするためには振り抜きを左の肩口方向に設定しておき、そこに向かってフォロース ルーを収めるようにしてみてください。下から上へのスイングがしっかりできてくると、どれだけ打っ てもコートに回転の作用で収まってくれるようになります!振り切りの力加減をしなくていいと言うこ とは、精神的にかなりプレッシャーの負担がなくなります。 フォロースルー写真2. 手首(コック)のかたちを変えない
手先だけで打っている人や、よりボールを強く打とうとしてリストを使ってしまい、ショットが安定しな いという方が、かなりいらっしゃいます。 スイングではテイクバックからフォロースルーまでの一連の動きの中でコックの形を変えないように 心がけてください。実際プロの写真やムービーなどでリストを使っているように見えますが、追い込 まれたときや、ボールから離れてしまったときにプロはリストワークでボールにパワーを出そうとし ます。でもしっかり構えてスイングできる時は、ほとんどリストワークは使いません、使っているよう に見えるかもしれませんが、それは、、、コアスイングで腕のしなりが速くなるので手首をコックしていても、無意識のうちに「少し返って!」し まうのです。コックをキープしていれば、意識的にリストを使う必要が無いのです。ここは錯覚しや すいところですので、皆さんは必ずコックを緩めず、インパクトのコックを残して降り抜くように心が けてください。
3. カラダの回しに腕を預けよう
コックを固定して、左の肩口にフォロースルーの収まりどころを設定したら、あとはここまで行ってき たコアスイングでからだの回転に沿って腕を一緒に振ってください 旧式アドバイスではフォロースルーを「打ちたいほうに押して」「ラケットの先を打ちたいほうに向け て」などといいますが、コアスイングではカラダから腕が離れないようにスイングするのが理想なの で脇を締めたままの状態で振り切ることをオススメします。インパクトでコックが残っていればインパ クトゾーンの面の動きも安定しますので、あまり「押す」意識をする必要がありません。逆に押して いこうとすることでカラダから腕が離れてしまい、コアスイングのメリットが消されてしまいますので 注意してください 腕が体から離れないフォロースルー カラダから腕が離れてしまう写真フォアハンドストロークフォロースルー フォーカスポイント
1.振り抜きの方向は基本的に左の肩口
2.手首(コック)のかたちを変えない
3.カラダの回しに腕を預けよう
フォアハンドストローク
テイクバック~フォロースルー 動作イメージ フォーカスポイントまとめ
テイクバック (コアターンをしてラケットが自然に引けている~タメを作る状態) 1. インパクトのグリップの形を決めて待っていよう! 2. コアからスタートですばやいテイクバック 3. ボールに対して第1コア状態をキープして近づく 4. スイングゾーンに入ったらフルコアターン フォワードスイング (タメを作るところからインパクトまでの振り出しのスイング) 1. テイクバックからのスタートはラケットから一番遠いところ 2. ラケットダウンは右体側部にそって降ろす 3. スイングは体の正面で下からスイング 4. 腕のしなりを使うときに脇→肘の順で締めていく インパクト (ボールとラケットが接触している状態) 1. インパクトで脇と肘を締める 2. インパクトの面は地面に対し垂直 3. 打点の位置はカラダの前で フォロースルー (インパクトから振り切るところまでのスイング) 1.振り抜きの方向は基本的に左の肩口 2.手首(コック)のかたちを変えない 3.カラダの回しに腕を預けようバックハンドストローク
華麗でパワーのあるバックハンドを目指そう!
1. 片手バックハンドストローク グリップ
全ての始まりはグリップの正しい持ち方でパワーが決まります
プロプレーヤーの世界ではすでに 10 年ほど前からバックハンドも、よりパワーとスピードのあるボ ールを打つことが必要になってきていて、ボールをしっかりヒットすることが上達のポイントになって きました。そしてその為のグリップはフォアハンド同様、片手であればセミウエスタンかウエスタング リップ、両手でも、左手がセミウエスタンかウエスタングリップが主流になっています。 今後ラケットの進化が続く限り(反発係数などの規制がかかってウッドの時代に戻るなら別ですが) ボールにパワーを出すグリップとフォームが一般でも目指す上達の方向になります パワーとスピードを出すには、「セミウエスタンかウエスタングリップ」が基本となります! 片手ウエスタングリップ フォアでも言いましたが、基本のグリップから多少ずれたりしていくことはまったく問題ありません が基本の位置を確認してそれにそったグリップ、スイングを心がけてください 手の平基本チェック位置 手の平の人差し指の付け根から一番近い部分(ポイント A)と小指の付け根部分から一番遠い部 分(ポイント B)をグリップに合わせて握ることで、正確なグリップのチェックができます面②
角②
面③
角③
角④
面④
角⑧
面⑧
角⑦
面⑦
角⑥
面 ⑥
b
角⑤
面①
角①
面⑤
(セミウエスタングリップ)
ポイント A を角①に合わせてからポイント B を面①に合わせる 小指の方から順に握っていく 長所 膝下から肩口の高さまで広い範囲でパワーを伝えやすい スピンとフラット両方が打ちやすい 短所 肩口から上のショットで力が伝わりにくい ウエスタンに比べスピン量は減りやすい(ウエスタングリップ)
ポイント A を角④(or 角⑧) に合わせてからポイント B を面⑤(or 面①) にあわせる 小指の方から順に握っていく 長所 腰から頭の高さ程度まで力が入りやすい 下から上のスイングをしやすいのでスピンがかけやすい フォアハンドのウエスタングリップなのでグリップチェンジが必要ない 短所 フラットショットが打ちにくい 膝下や短いボールのショットが打ちにくい(持ち上げにくい) スライスショットがこのグリップでは打てない バックセミウエスタン写真バックウエスタン写真 準備から振り終わりまで(テイクバック~フォロースルー) フォアハンドでも書いてありますがスイングの基本的な動作の 4 つの流れをおさらいします
テイクバック (コアターンをしてラケットを後ろに引き~タメを作る状態)
フォワードスイング (タメを作るところからインパクトまでの振り出しのスイング)
インパクト (ボールとラケットが接触している状態)
フォロースルー (インパクトから振り切るところまでのスイング)
となります、この 4 つの部分を意識してトレーニングすることで、加速的上達が得られます ではそのコアスイング加速的上達のスイングを紹介していきます2. 片手バックハンドストローク テイクバック
コアから始めればすぐ準備完了
1. インパクトのグリップの形を決めてスタート
現代の「ボールを強くヒットする」という上達の必須課題をクリアするには、グリップチェンジが絶対 必要になります。フォア、バックともグリップをしっかりと強く打てるグリップに合わせなければなりま せん。そしてもしあなたがフォア、バックどちらかが不得意なほうがあれば、ニュートラルポジション の時に、不得意なほうにグリップを合わせて待っていることが、少しでも苦手意識を取り除くために 有効な方法になります。 そして得意なほうにきたら、そちらにグリップチェンジしていくのです。そのほうが苦手なほうに少し でもストレスが掛からず、スムーズに得意なほうにグリップチェンジしていけるはずです。 そしてどちらに来るか判断したらインパクトのコック(手首の角度)を用意してからテイクバックがス タートできるようにしてください グリップとコックを作ってからテイクバックを行ったほうが飛躍的にそのあとの動作がスムーズにな ります。2. コアからスタートですばやいテイクバック
ボールが相手から打たれる → ステップをして、どちらに来たかを確認して「ウエコア」でボディ ターンを行う。 腰を正面に対して 3~40°カラダがターンしている状態を作ります そのときラケットをそのままカラダの正面にそのまま置いておくのを意識して行ってください そのほうがカラダで引く感覚が養え、さらに余分な大きい手で引くテイクバックを行うことがなくなり ます テイクバック写真3. ボールに対して「ウエコア」をキープして近づく
上体をそのまま残してボールの落下地点の後ろに対してフットワークしていきます4. スイングゾーンに入ったらフルコアターン
膝を軽く曲げ、キープしていた「ウエコア」のコアモーションを保ち、後ろ足(右利きなら左足)を決め、 左の鼠径部(そけいぶ・太ももの付け根)に対して腰を捻り込む「ココア」。 鼠径部のターン写真 そのときに、体重が外側に逃げないように気をつけましょう この状態がテイクバック完了の状態です、腰が鼠径部に乗っかる意識で横を向いた状態でそこか らウエストがさらに 30 度程度捻られている状態です。この状態でボールを迎えることができたら、 かなりのパワーをボールにぶつけていけるに違いありません!!片手バックハンドストロークテイクバック フォーカスポイント
1. インパクトのグリップの形を決めてスタート 2. 「ウエコア」からスタートですばやいテイクバック 3. ボールに対して第1コア状態をキープして近づく 4. スイングゾーンに入ったら「ココア」でフルターン 写真連続3. 片手バックハンドストローク フォワードスイング
ボールを捕らえる最大のパワーを出そう
テイクバックが完了して貯めたパワーをインパクトに向けてスイングしていくところがフォワードスイ ングです。フォワードウイングではパワーロスにならないように順番を確実に実行してボールに全 てのパワーをぶつけていくのが最大の課題です1. テイクバックからのスタートは下のほうから後ろ蹴り足スタート
下半身に貯めたパワーを全部伝えるには上体よりも先に下半身からスタートさせてラケットの一番 遠いところから動かすことが大切です インパクトまでのコアスイングの順番は後ろ足の蹴り出し→鼠径部の捻り戻し→ウエストの捻り戻し→上体を回す
となります、後ろ足の蹴り出しがコアスイングの起点になるのです、足の力は腕の力よりも 6 倍大き いといわれています、その力をロケット台として テイクバックで行ってきた順番の逆に振りほどいていく動作がパワーを引き出します 写真2. ラケットダウンは左体側部にそって引き下ろす
ラケットが(グリップが)ボールよりも1度下がってから振り上げていかなければ、パワーを全部伝え たときに回転が十分にかからず、飛びすぎてしまいます、そこで体の遠くに低く下ろすのではなく自 分の体の左側(左利きは逆)に沿って下ろすように心がけましょう そうすることで振り遅れることなくラケットが加速したままでインパクトに向かっていけます その時の注意点ですが、グリップが先に常にリードするようにしてください。グリップよりも先にラケ ットヘッドだけ下ろしてしまうと手先が遊んでしまいショットにパワーとコントロールがつかなくなってしまいます。
3. バックハンドのスイングは体の横向きを残して下からスイング
フォアハンドと違い、ラケットを持っている手が、バックハンドの場合ボールに対して前側にあります フォアハンドインパクト写真 バックハンドインパクト写真比較 スイングをするときにバックハンドで打球方向に正面を向いてしまうとラケットが振られる方向はコ ートに対して前方ではなく、横にスイングしてしまうことになります 片手バックハンドの場合は横向きを残しつつ、振り上げていくイメージをもちましょう4. 肘を締めてインパクトに向かう
片手バックはフォアと違い脇がインパクトからフォローにかけて離れていく動きになるので、インパ クトに向けて脇が最初から開かないようにしてみましょう! そのためにラケットをインパクトに向けて引き出していく時に、肘を軽くお腹につけた状態を長くして 振って下さい。 肘を締めたフォワードスイング写真片手バックハンドストロークフォワードスイング フォーカスポイント
1. テイクバックからのスタートはラケットから一番遠いところから
2. ラケットダウンは左体側部にそって引き下ろす
3. バックハンドのスイングは体の横向きで下からスイング
4. 肘を締めてインパクトに向かう
連続写真4. 片手バックハンドストローク インパクト
インパクトの形がスイング成功のカギ
フォワードスイングで引き出してきた下からの上へのスイングのパワーをボールに対して正確な形 でヒットするのがインパクトの最大のテーマです。インパクトでのチェックポイントをしっかり抑え、ナ イスショット連発しましょう!1. インパクトで脇と肘を締める
バックハンドでは特にインパクトの時に脇と肘が開きやすくそれだけでショットはせっかくの溜めて きたパワーを逃がすことになります。インパクトの時に必ず少し力を入れて、脇と肘を締め、肩より も前で腕がラケット面を後ろから支える形を意識してボールを捉えるように心がけてください。 グッドインパクト写真 脇締め 腕肩より前 バッド写真肘上がり バッド写真 脇空き インパクトでのラケットの面は基本的に地面に対して垂直です フォアでもバックでも基本スイングをパワーボールに100%伝えてヒットし、コートに収めるのが目カラダのコアモーションを使い、腕がしなり出て、最後にインパクトに向け、そのパワーを余すことな くボールにぶつけていくためには、下から上へのスイングと地面に垂直の面で捕らえる事が重要で す。そのときの脇、肘、手首(コック)の形が正確であれば最大限のパワーが常にボールに伝わっ てくれます。