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Effect of donor chimerism to reduce the level of glycosaminoglycans following bone marrow transplantation in a murine model of mucopolysaccharidosis typeⅡ.

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Academic year: 2021

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(1)

学位授与番号:乙3122号 氏 名:横井 健太郎 学位の種類:博士(医学)

学位授与日付:平成

27

7

8

学位論文名:

ムコ多糖症Ⅱ型モデルマウスの骨髄移植におけるキメリズムの与える影響

主論文名:

Effect of donor chimerism to reduce the level of glycosaminoglycans following bone marrow transplantation in a murine model of mucopolysaccharidosis typeⅡ.

(ムコ多糖症Ⅱ型モデルマウスの骨髄移植におけるキメリズムの与える影響)

学位審査委員長:教授 相羽惠介

学位審査委員:教授 馬目佳信 教授 松浦知和

東京慈恵会医 科大学 電子署名者 : 東京慈恵会医科大学 DN : cn=東京慈恵会医科大学, o, ou, [email protected], c=JP

日付 : 2017.09.28 13:38:28 +09'00'

(2)

論 文 要 旨

論 文 提 出 者 名 横 井 健 太 郎 指導教授名 井田 博幸

Effect of donor chimerism to reduce the level of glycosaminoglycans following bone marrow transplantation in a murine model of mucopolysaccharidosis type II

(ムコ多糖症 II

型モデルマウスの骨髄移植におけるキメリズムの与える影響)

Kentaro Yokoi, Kazumasa Akiyama, Eiko Kaneshiro, Takashi Higuchi,

Yohta Shimada, Hiroshi Kobayashi, Masaharu Akiyama, Makoto Otsu, Hiromitsu Nakauchi, Toya Ohashi, Hiroyuki Ida

J Inherit Metad Dis. 2015 Mar;38(2):333-40.

【はじめに】ムコ多糖症(MPS)

II

型は

X

連鎖劣性遺伝形式のライソゾーム蓄積病 で、イズロン酸

2

スルファターゼ(IDS)活性能の低下が本症の病因である。その 結果、グリコサミノグリカン(GAG)が全身性に蓄積し臓器障害をもたらされるが、

本疾患での骨髄移植(BMT)におけるキメリズムと治療効果の関係については解明 されていない。

【対象と方法】8週齢

MPSII

型のモデルマウスに全身放射線照射(9Gy)を行い、

MPSII

型モデルマウス由来の骨髄細胞と野生型マウス由来の骨髄細胞の比率が

25%、50%、75%、100%となるように混合した後、2x10

6個の骨髄細胞を移植した。

BMT

8

週と

12

週にフローサイトメトリー法にて生着率を計算した。さらに治療

12

週に、BMT群とコントロールマウス群で大脳、小脳、心臓、肝、腎、脾にお ける蛍光分析による血清

IDS

活性および

GAG

の測定、また

CT

撮影による骨評価 を行った。

【結果および考察】全白血球および各血球系のキメリズムは、移植片の割合と同様 の傾向を示した。GAG の減少は肝臓や脾臓では低いキメリズムでも治療効果が十 分得られたが、心臓では

75%以上のキメリズムが必要であった。 IDS

の改善は

GAG

の減少と同様の傾向を示した、すなわち肝臓や脾臓では低いキメリズムでも治療効 果が十分得られたが心臓では

75%以上のキメリズムが必要であった。さらに、脳や

腎臓では

100%キメリズムであっても有意な GAG

の減少は認めず、骨における治療 効果も乏しかった。過去に行われた他の

LSD

モデルマウスの

BMT

と比較検討した 結果、移植片の割合に一致した生着率や臓器特異的に効果を認める傾向は同様であ った。しかし、充分な治療効果を得るためには

MPSII

型の

BMT

ではより高いキメ リズムが必要であることが明らかにされた。

【結論】MPSII型の

BMT

における治療効果はより高いキメリズムが望ましく、低 いキメリズムの場合には移植後のドナーリンパ球輸注や酵素補充療法などの追加 治療を考慮すべきと考えられた。

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