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論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 3187 宮田 祐人

論文審査担当者

主査 泉﨑 雅彦 教授 副査 砂川 正隆 教授

副査 末木 博彦 教授

(論文審査の要旨)

気道収縮が気道リモデリングを引き起こし、喘息におけるアレルギー性の気道炎症を誘発 することが報告されているが、その機序は明らかではない。そこで宮田らは、卵白アルブ ミン(OVA)誘導性喘息モデルマウスを用いてメサコリン吸入による気道収縮を誘発し、気 道収縮が誘発する気道リモデリングの機序を検討した。まずOVA による感作および曝露を 行い、気管支肺胞洗浄液中の全細胞数、マクロファージ数、好酸球数の増加、気道平滑筋 の肥厚と杯細胞の過形成が生じることを確認した。次にOVA 感作曝露マウスに気道収縮負 荷を加えたところ、気管支肺胞洗浄液は同様な所見であったが、気道リモデリングの所見 である気道平滑筋の肥厚と杯細胞の過形成が進行した。また気道収縮は肺胞マクロファー ジや肺胞上皮細胞でのTGF-β 発現を誘導し、TGF-βの肺組織における発現が確認できた。

以上から、気道収縮は気道リモデリングを誘導し、その誘導に TGF-βが関与することが示 唆された。本論文は気道リモデリングの機序に関する新しい知見を得ており、学術上価値 のあるものと考えられ、学位の授与に値すると判断した。

論文題名:The effect of bronchoconstriction by methacholine inhalation in a murine

model of asthma(喘息モデルマウスにおけるメサコリン吸入による反復的気管支収縮の影響)

掲載雑誌名:International Archives of Allergy and Immunology 2020年掲載

(主査が記載、500字以内)

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