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○ 論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 甲 ・乙 2998 福田 陽佑

論文審査担当者

主査 泉﨑 雅彦 教授 副査 田中 和生 教授

副査 平野 勉 教授

(論文審査の要旨)

Aspergillus 属は環境中に存在する真菌の一種であり,感染症からアレルギーまで 幅広い疾患を引き起こす.中でも Aspergillus fumigatus(Af)は検出頻度が高く,

他の Aspergillus 属真菌(non-Af)とは異なる特徴を有する.慢性呼吸器疾患

(Chronic Respiratory Disease:CRDs)は,喘息や肺線維症など複数の呼吸器疾 患を含む概念である.罹患率そして死亡率が高く,日常臨床における重要性が高ま ってきている.福田らは,呼吸器系に存在する Af は CRDs の発症に関連すると仮説 を立て,診療録を用いて後方視的検討を行った. 2012 年 1 月から 2014 年 12 月ま での間に昭和大学病院単施設で,呼吸器検体から Aspergillus 属が検出された 104 サンプルを対象とし,それらを Af 群および non-Af 群の 2 群に分けて臨床的特徴に 関して検討を行った.CRDs の罹患率は non-AF 群より AF 群で有意に高く,その中 でも Af 群で肺線維症の罹患率が有意に高かった.本論文は CRDs と Af の関連につ いて新しい知見を得ており, 学位論文に値すると判定した.

論文題名:

High burden of Aspergillus fumigatus infection among chronic respiratory diseases

(Aspergillus fumigatus は慢性呼吸器疾患との関連)

掲載雑誌名:

Chronic Respiratory Disease Vol.15 No.3 P.279-285 2018 年掲載

(主査が記載、500字以内)

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