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Academic year: 2021

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№5

[第20条様式:A4版](課程修了による)

審査結果の要旨

審査対象論文題目:Diabetes Mellitus Induces Hyperreactivity of 5-Hydroxytryptamine (5-

HT)-Induced Constriction in Human Internal Thoracic Artery and Is Associated with Increase in the Membrane Protein Level of 5-HT2A

Receptor

研究科・専攻名:医療薬学研究科 医療薬学専攻 学 生 番 号:11D1501

氏 名:

芝 達雄

1. 論文の内容評価

本論文は、糖尿病患者では冠動脈バイパス手術(CABG)におけるグラフトスパズムが発生しやす いことに着目し、その機序を解明するために、CABG 施術患者から得た内胸動脈(ITA)を用いて、

セロトニン誘発血管収縮とセロトニン 5-HT2A受容体の発現に対する糖尿病の影響を検討したもので ある。申請者は、糖尿病患者のITAでは、非糖尿病患者のITAと比較して、セロトニン誘発血管収縮 反応が大きく現れ、また細胞膜のセロトニン5-HT2A受容体の発現が上昇していることを見いだした。

これらの研究成果は、ヒトの血管で得られたデータであること、さらに ITACABGの第一選択血 管であることから、臨床の現場にフィードバックできる貴重な知見を提示し、医療薬学分野における 意義を十分に有している。本論文はインパクトファクター1.69(2017年)の国際英語学術雑誌に投稿、

掲載されており、本研究科の定めた審査要件に適合した。また、論文の新規性・社会貢献性の審査に 当たっては、本研究科学位審査ルーブリック表を用いて評価し、合格点を得た。

2.口頭発表(公聴会)ならびに口頭試問の評価

口頭発表においては、本研究内容を分かりやすく的確に発表した。発表時間も規定時間丁度であっ た。発表スライドの図表や説明の方法にも工夫がみられ、内容を容易に理解できるものであった。ま た、種々の質疑に対しても的確な回答が得られ、研究内容を熟知していると判断した。

以上のプレゼン能力及び論理的思考能力に関しても本研究科学位審査ルーブリック表を用いて評価 し、合格点を得た。

3.審査結果

本研究の論文内容評価、および口頭発表・質疑応答の評価から、本研究および論文は、医療薬学領 域研究に貢献するところが大であり、本学医療薬学研究科教授会における投票の結果、博士(医療薬 学)の学位に値するものと判断した。

参照

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