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※※同第一内科-13-

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Academic year: 2021

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セッションⅡ

心電図同期99mTc-MIBI心筋シンチグラフィによる 左室壁運動評価の試み-MRI,LVGとの比較一

外山貴士瀞中島

山本雅之瀞※清水 山本和高擶

清水啓司瀞※ 石井靖※李鐘大※※

※ ※?※9

夫正鉄寛

〔はじめに〕

99mTc-MIBIは大量投与が可能であり、また心筋 に長時間留まることにより、心拍同期収集が可能 である。これにより心筋血流と同時に壁運動が評 価できれば有用と考えられる。そこで今回10例の 虚血性心疾患患者を対象に心拍同期MIBI心筋 SPECTによる局所壁運動の評価を試み、視覚的 な判定とLVG、およびカウント変化率とMRIでの 壁厚変化率とを対比検討した。

〔対象と方法〕

対象は虚血性心疾患10例で内訳は男性8例,女 '性2例、心筋梗塞の既往のあるもの8例で平均年 令は63才である。なおMRIは7例のみで施行して いる。

方法は、心拍同期心筋SPECTは99mTcMIBI 555-740MBqを安静時に投与して約2時間後 に、R-R間隔を12分割するマルチゲート法にて、

l方向約50秒、32方向、180°より収集した。心拍

同期MRIはGE社製SIGNAL5teslaを用い、TRを RR間隔、TEを20,secとしたスピンエコー法に て、RR間隔の70%を5分割して5phase,5sliceの 断層像を得た。

局所壁運動の視覚的な評価は、LVGでのAHA 分類に準じた7つの区域で、シネ画像から2名の 医師が視覚的にnormaLreduced,akinesisの3段階 に評価した。なおLVGの右前斜位像に対して、

SPECTの長軸矢状断像の中央部のスライスを対 応させ、LVGの左前斜位像と、SPECTの長軸水 平断像の中央部のスライスを対応させた。

また定量的には、SPECTの長軸断層像および 短軸断層像の中央の3スライスを加算した像を作 製し、それぞれ5個および4個の区域にわけ、そ のほぼ中央部にROIを設定し、EScountからED countを差し引きEScountで割ったものを局所壁 収縮率の指標とした。一方MRIではSPECTとほぼ 同じスライスを選び、同様に区域を設定し、その 中央部の壁厚を測定して、ESの厚さからEDを差 し引きESで割ったものを局所壁収縮率として

SPECTより求めたものと対比した。

〔結果〕

表lはSPECTによる視覚的な壁運動の評価と LVGによる評価を対比したものである。Nは normaLRはreduce。,Aはakinesisを示す。結果 は70区域中57区域83%で両者は一致し、心拍同期 心筋SPECTにより視覚的な局所壁運動の評価が 可能と考えられた。

図1にSPECTでのカウントによる局所壁収縮 率と、MRIで計測した壁厚の変化率の関係を示す。

X軸がSPECT、Y軸がMRIでの壁収縮率で、回帰 式y=O87x+102,r=0.62と弱い正の相関が認 められたがかなりばらつきもある。これは一部の 症例でMRIの画質がやや悪く辺縁の決定が少し難 しかったこと、SPECTでROIを手動で設定したた めEDとESで位置がずれている可能性があること、

などが考えられる。

図2は狭心症の症例で、左室造影では壁運動正 常の例である。上段にSPECTの短軸像のEDとES を、下段に長軸矢状断像のEDとESを示す。全体 に壁の厚み,カウントがよく増加しており SPECT上も壁運動は良好と判定される。

図3は同症例のMRIで上段が短軸像,下段が長 軸矢状断像,左がED,右がESである。やはり壁 は全体に非常に厚みを増しており、壁運動は良好 と判定される。

〔結語〕

心拍同期MIBI心筋SPECTによる視覚的な局所 壁運動の判定はLVGによるものとよく一致して おり、心筋血流と同時に壁運動の評価がある程度 可能と考えられた。SPECTより算出した局所壁 収縮率はMRIより求めたものと弱い正の相関が認 められたが、ばらつきが大きく、今後さらに検討 が必要と考えられた。

※福井医科大学放射線科

※※同第一内科

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ECGgatedSPECTvsLVGu0patients)

LVG

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N 42 2 目

MIB I R 2 目 4

A 0 2 9

Agreement:57/70(83%)

▲表1

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▲図2 ▲図3

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参照

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