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JAIST Repository: リパーゼを用いた光学活性フェロセン誘導体の合成

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. リパーゼを用いた光学活性フェロセン誘導体の合成. Author(s). 西村, 崇. Citation Issue Date. 1999-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/2611. Rights Description. Supervisor:横山 憲二, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) リパーゼを用いた光学活性フェロセン誘導体の合成 西村 崇. (横山研究室).   【目的】  リパーゼのエナンチオ選択性を用いたキラル化合物の合成が、盛んに行われている。本 研究では、種々の由来の異なるリパーゼを用いて、 フェロセニルエタノールと種々のア シルドナーを反応させ、有機溶媒中でフェロセニルエステルの合成を行った。特に転化率 を比較、検討し、この反応系に適したリパーゼを探索した。また、生成物の光学活性を評 価した。 一方、 フェロセニルエタノールやそのエステルは、酸性条件下では不安定で あり、分離条件によっては、二量体生成など、他の化合物へと変化する可能性があること がわかった。そこで、分離条件や、二量体生成反応について検討した。 【実験】   フェロセニルエタノールと種々のアシルドナーを、種々の由来の異なるリパーゼ( Candida rugosa( )、ブタ膵臓( )、Pseudomonas cepacia( ))を用いて、 ℃で 日間トルエン中で反応させた。生成物の確認は質量分析( )を用い、光学分 )により、その転化率を測定した。 割カラムを用いた高速液体クロマトグラフィー( リン酸緩衝液( : )を用いた。また、反応時間と転 分離溶媒はアセトニトリル 、アシルド 化率から、この反応系に適したリパーゼの検討を行った。 リパーゼに ナーに酢酸ビニルを用いて反応させた混合物を、シリカゲル、逆相、活性アルミナ(中 性)カラムを用いた分取用液体クロマトグラフィーで分離した。分離溶媒は、シリカゲル 、逆相には、アセトニトリル リ と活性アルミナには、ヘキサン 酢酸エチル( : ) で行った。また、得ら ン酸緩衝液( : )を用いた。それぞれの化合物の構造決定は れたフェロセニルエステルを、旋光度計を用いて光学活性を調べた。 【結果、考察】 の触媒活  種々の由来の異なるリパーゼを用いてエステル交換反応を行った結果、 と高い転化率が得られた。 および 性が一番高く、直鎖カルボン酸ビニルでは約 の転化率は低く、用いるアシルドナーにより、その値にばらつきがあった。このこ であることが示唆された。 酢酸ビニル、 とから、この反応系に適したリパーゼは を用いて反応させた混合物を、シリカゲル、逆相、アルミナカラムで分離し、構造 決定を行った結果、シリカゲルと逆相カラムで、生成物であるフェロセニルエステルは、 二量体や フェロセニルエタノールへと変化していた。これに対し、アルミナカラムで は他の化合物へと変化せず、生成物と反応物がそれぞれ分取できた。このシリカゲルカラ ムを用いた場合のフェロセンの二量化は、シリカゲルのシラノール基のプロトンが酸触媒 となると考えられる。逆相カラムの場合は、溶媒に用いる水由来のプロトンが酸触媒とな ると考えられる。また、旋光度計を用いて、得られたエステルを測定したところ、正の旋 光性を示した。. 1-. 1-. 1-. 40. CRL. 3. PPL. HPLC 4 1. -pH7.5 -. 4 1. PCL MS. 4 1. CRL. MS. 50%. PCL. CRL. CRL. 1-. 図は 平成 keywords. 10 年度修士論文研究発表要旨集参照. リパーゼ、フェロセン誘導体、キラル合成. Copyright c 1999 by Takashi Nishimura. -pH7.5. CRL PPL.

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