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Oracle Reports Security Oracle Reports Security Oracle Reports Security

WEBDB_DEVELOPERWEBDB_DEVELOPERWEBDB_DEVELOPER

5.8 Oracle Reports Security Oracle Reports Security Oracle Reports Security

5.8 Oracle Reports Security 5.8 Oracle Reports Security 5.8 Oracle Reports Security

5.8.1 Oracle Reports Security 5.8.1 Oracle Reports Security 5.8.1 Oracle Reports Security 5.8.1 Oracle Reports Security とは とは とは とは

Oracle Reports Securityにより、実行権限を持つユーザーのみOracle Reportsレポートを実

行できるようにします。Oracle Reportsは、WebDBを使用してこのセキュリティを提供し ます。WebDBで、Oracle Reportsのレポート定義ファイル(.RDF、.REPまたは.XMLファ イル)、レポートを処理できるReports Server、およびレポートの結果を出力できるプリンタ へのアクセスを提供する必要があります。これにより、保護された環境におけるレポート要 求の処理が保証されます。

レポート定義ファイル、Reports Serverおよびプリンタ・アクセスの追加により、次の設定 が決定されます。

どのレポート、Reports Serverおよびプリンタが保護された環境で処理可能か

誰がこれらのレポート、Reports Serverおよびプリンタにアクセスできるか

いつ、これらのレポート、Reports Serverおよびプリンタが使用可能か

ユーザーがレポートの出力を制御するためにどのパラメータ値を使用できるか

Oracle Reportsレポートを保護された環境で実行するには、ユーザーは、WebDBのユー

ザー名とパスワードを使用してログオンする必要があります。そのユーザーが指定されたレ ポートの実行を許可されていない場合、レポートは実行されません。

5.8.2 Oracle Reports 5.8.2 Oracle Reports 5.8.2 Oracle Reports

5.8.2 Oracle Reports ロールとは ロールとは ロールとは ロールとは

WebDBには、さまざまなレベルのOracle Reports管理制御ができるロールが含まれていま

す。次の表に、これらのOracle Reportsロールの詳細を示します。

ロールへのユーザーの追加方法の詳細は、5.5.1項「DBAロールまたはWEBDB_

DEVELOPERロールの割当て」を参照してください。

ロール ロールロール

ロール 説明説明説明説明 権限権限権限権限 RW_ADMINISTRATOR WebDBを設定してOracle

Reports Securityを使用可能 にする。

WebDBにおけるすべてのOracle Reports Security機能へのアクセス。

詳細なエラー・メッセージの表示。

RW_DEVELOPER、RW_POWER_

USERおよびRW_BASIC_USERで使 用可能なすべてのCGIコマンドと、

次のコマンドのアクセス。

killjob 注意 注意注意

注意 RW_ADMINISTRATORを持つ ユーザーのみWebDBの「「「Oracle 「 Reports Security」」」」メニューにアクセ スできます。

RW_DEVELOPER Oracle Reportsレポートを 含んだアプリケーションを 作成する。

詳細なエラー・メッセージの表示。

RW_POWER_USERおよびRW_

BASIC_USERで使用可能なすべての CGIコマンドと、次のコマンドのア クセス。

showmap

showenv

showjobs

getjobid

parsequery RW_POWER_USER 実行前に、Oracle Reports

レポートのURLをカスタマ イズする。

詳細なエラー・メッセージの表示。

RW_BASIC_USERで使用可能なすべ てのCGIコマンドのアクセス。

RW_BASIC_SER Oracle Reportsを実行する。 一般的なエラー・メッセージの表示。

次のCGIコマンドのアクセス。

showmyjobs

killmyjobs

help

5.8.3 5.8.3 5.8.3

5.8.3 認証ドメイン 認証ドメイン 認証ドメイン 認証ドメイン Cookie Cookie Cookie Cookie の設定 の設定 の設定 の設定

ユーザーが正常にWebDBにログオンすると、認証情報を含んだCookieがそのユーザーの ブラウザに保存されます。そのユーザーがOracle ReportsレポートのURLを実行しようと すると、そのCookie内の情報を使用して、Reports Serverにそのユーザーの認証情報が提 供されます。

レポートの出力先であるReports Serverに認証情報を出力するために、CookieにReports

Serverが置かれているドメインを知らせる必要があります。これは、認証ドメインCookie

を設定することにより行います。

たとえば、Reports Serverにmy_webserver.west.my_company.comという名前のドメ インがあり、認証ドメインCookieを次のように設定するとします。

my_company.com: Reports Serverは認証ドメインの従属ドメインに置かれているため、

このCookieはReports Serverと通信できます。

west.my_company.com: Reports Serverは認証ドメイン内に置かれているため、この

CookieはReports Serverと通信できます。

sales.west.my_company.com: Reports Serverは認証ドメインの外にあるため、この

CookieはReports Serverと通信できません。

east.my_company.com: Reports Serverは認証ドメインの外にあるため、このCookieは

Reports Serverと通信できません。

認証ドメイン 認証ドメイン 認証ドメイン

認証ドメイン Cookie Cookie Cookie Cookie を設定するには を設定するには を設定するには を設定するには

1. テキスト・エディタでwdbsvr.cfgファイルを開きます。

このファイルは、通常、[ORACLE_HOME]¥listener¥cfgディレクトリ内に格納され ています。たとえば、Windows NT上では、

c:¥orant¥listener¥cfg¥wdbsvr.cfgです。

2. wdbsvr.cfgファイルの[SERVER]セクションで、ORCookieName設定パラメータに、

その認証ドメインCookieの識別に使用する名前を設定します。

3. ORCookieDomain設定パラメータに、認証ドメインCookieを設定します。認証ドメ

インCookieのデフォルトは、ご使用のマシンが現在稼動しているドメインです。

4. 変更を保存し、設定ファイルを閉じます。

注意 注意注意 注意:

WebDB Listenerも、認証ドメインの境界内にインストールされてい

る必要があります。

5.8.4 5.8.4 5.8.4

5.8.4 使用可能日カレンダとは 使用可能日カレンダとは 使用可能日カレンダとは 使用可能日カレンダとは

使用可能日カレンダにより、Oracle Reportsレポート、Reports Serverまたはプリンタをい つ使用可能にするかを定義します。使用可能日カレンダには2つのタイプがあります。

シンプルな使用可能日カレンダは、1つの使用可能日時ルールを定義します(たとえば、

毎日午前12:00から午後10:00までの間、レポートの処理を可能にするなど)。

結合された使用可能日カレンダは、2つ以上の使用日カレンダを組み合せます(たとえ ば、月曜日およびおよびおよびおよび金曜日の午前12:00から午後10:00までの間レポートを処理可能にす るなど)。

例 例 例 例

次の例で、使用可能日カレンダを使用してレポート、Reports Server、プリンタの使用可能 日時を定義する方法を紹介しています。

シンプルな例 シンプルな例シンプルな例

シンプルな例: レポートは、毎日午前12:00から午後10:00まで使用可能。

繰返し期限の例 繰返し期限の例繰返し期限の例

繰返し期限の例: レポートは、その年の終わりまで、毎日午前12:00から午後10:00まで使用 可能。

日の頻度の例 日の頻度の例日の頻度の例

日の頻度の例: レポートは、1日おきに午前12:00から午後10:00まで使用可能。

シンプルな結合の例 シンプルな結合の例シンプルな結合の例

シンプルな結合の例: レポートは、毎週月曜日および金曜日の午前12:00から午後10:00まで 使用可能。

毎月何日の繰返しの例 毎月何日の繰返しの例毎月何日の繰返しの例

毎月何日の繰返しの例: レポートは、毎日午前12:00から午後10:00まで使用可能。ただし、

毎月初日に、レコードの更新中の午後4:00から午後10:00までは使用不可。

毎年の繰返しの例 毎年の繰返しの例毎年の繰返しの例

毎年の繰返しの例: レポートは、毎日午前12:00から午後10:00まで使用可能。ただし、クリ スマスの日には、レポートは終日使用不可。

月の頻度の例 月の頻度の例月の頻度の例

月の頻度の例: レポートは、毎日午前12:00から午後10:00まで使用可能。ただし、サンクス ギビング・デーは、レポートは終日使用不可。

結合の例 結合の例結合の例

結合の例: レポートは、毎日午前12:00から午後10:00まで使用可能。ただし、クリスマスの 日とサンクスギビング・デーは、終日使用不可。

注意 注意注意

注意: 各レポート、Reports Server、プリンタにつき1つの使用可能日カ レンダのみ指定できます。レポート、Reports Serverまたはプリンタの使 用可能日時を1つのルールで定義できない場合は、適用する各ルールごと に使用可能日カレンダを作成し、それらを組み合せて1つの結合された使 用可能日カレンダにする必要があります。

5.8.5 5.8.5 5.8.5

5.8.5 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ :::: シンプルな例 シンプルな例 シンプルな例 シンプルな例

レポートは、毎日午前12:00から午後10:00まで使用できます。

次のようなシンプルな使用可能日カレンダを作成します。

5.8.6 5.8.6 5.8.6

5.8.6 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ :::: 繰返し期限の例 繰返し期限の例 繰返し期限の例 繰返し期限の例

レポートは、その年の終わりまで、毎日午前12:00から午後10:00まで使用できます。

次のようなシンプルな使用可能日カレンダを作成します。

カレンダ名 カレンダ名カレンダ名

カレンダ名 EVERY_DAY

使用可能日時 使用可能日時使用可能日時

使用可能日時 開始開始開始開始 May 17 1999 12:00 AM 終了

終了終了

終了 May 17 1999 10:00 PM

繰り返し 繰り返し繰り返し

繰り返し 毎日(Daily)

頻度 頻度頻度

頻度 1

繰り返し期限 繰り返し期限繰り返し期限

繰り返し期限 [チェックしない]

カレンダ名 カレンダ名カレンダ名

カレンダ名 EVERY_DAY_1999

使用可能日時 使用可能日時使用可能日時

使用可能日時 開始開始開始開始 May 17 1999 12:00 AM 終了終了終了

終了 May 17 1999 10:00 PM

繰り返し 繰り返し繰り返し

繰り返し 毎日(Daily)

頻度 頻度頻度

頻度 1

繰り返し期限 繰り返し期限繰り返し期限

繰り返し期限 Dec 31 1999 10:00 PM

5.8.7 5.8.7 5.8.7

5.8.7 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ :::: 日の頻度の例 日の頻度の例 日の頻度の例 日の頻度の例

レポートは、1日おきに午前12:00から午後10:00まで使用できます。

次のようなシンプルな使用可能日カレンダを作成できます。

5.8.8 5.8.8 5.8.8

5.8.8 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ 使用可能日カレンダ :::: シンプルな結合の例 シンプルな結合の例 シンプルな結合の例 シンプルな結合の例

レポートは、毎週月曜日およびおよびおよびおよび金曜日の午前12:00から午後10:00まで使用できます。

次のものを作成します。

次の2つのシンプルな使用可能日カレンダ 注意

注意注意

注意: 「頻度」頻度」頻度」を頻度」 2に設定すると、毎日ではなく、2日に1回(つまり、1 日おきに)使用可能になります。

カレンダ名 カレンダ名カレンダ名

カレンダ名 ALT_DAYS

使用可能日時 使用可能日時使用可能日時

使用可能日時 開始開始開始開始 May 17 1999 12:00 AM 終了

終了終了

終了 May 17 1999 10:00 PM

繰り返し繰り返し繰り返し

繰り返し 毎日(Daily)

頻度 頻度頻度

頻度 2

繰り返し期限 繰り返し期限繰り返し期限

繰り返し期限 [チェックしない]

カレンダ名 カレンダ名カレンダ名

カレンダ名 MONDAY

使用可能日時 使用可能日時使用可能日時

使用可能日時 開始開始開始開始 May 17 1999 12:00 AM 終了終了終了

終了 May 17 1999 10:00 PM

繰り返し 繰り返し繰り返し

繰り返し 毎週(Weekly)

頻度頻度頻度

頻度 1

繰り返し期限 繰り返し期限繰り返し期限

繰り返し期限 [チェックしない]

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