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値リストの作成 値リストの作成 値リストの作成 値リストの作成

SELECTSELECTSELECT

4.3 共有コンポーネントの作成 共有コンポーネントの作成 共有コンポーネントの作成 共有コンポーネントの作成

4.3.8 値リストの作成 値リストの作成 値リストの作成 値リストの作成

4.3.8.1 4.3.8.1 4.3.8.1

4.3.8.1 値リストとは 値リストとは 値リストとは 値リストとは

値リスト(LOV)を使用すると、エンド・ユーザーは、フォームまたはコンポーネントのパ ラメータ入力フォームで入力フィールドの値を選択できます。WebDB開発者は、コンポー ネントの開発時に値リストを使用して、入力フィールドの候補の値を事前に選択しておくこ とができます。また、エンド・ユーザーは値を入力するかわりにマウスでクリックするの で、入力フィールドが使用しやすくもなります。

コンポーネント作成ウィザードには、そのコンポーネントのベースとなる表やビューの列の LOVを任意で選択するよう、WebDB開発者に求めるステップがあります。このウィザード を使用すると、開発者はLOVの表示形式を指定することもできます。たとえば、ラジオ・

ボタン・グループやチェック・ボックスなどです。

WebDB開発者は、エンド・ユーザーがSCOTT.EMP表のDEPTNO列を更新できるフォー

ムなどを作成できます。開発者は、DEPTNO列の更新のために、エンド・ユーザーが

Accounting、Operations、ResearchまたはSalesを選択できる値リストをこのフォームに追

加できます。

WebDB開発者なら誰でも、LOVを作成し、他のWebDB開発者が「構築」権限を持ってい

るスキーマ内に置くことによって、そのLOVを共有できます。これを行う1つの方法は、

コンポーネント・スキーマにLOVを置くことです。列または引数を使用して作成されたコ ンポーネントはすべて、LOVを使用できます。前述の例のLOVは、SCOTT.EMPがベース になっているすべてのフォームまたはパラメータ入力フォーム内の部門入力フィールドで使 用できます。

WebDBには、LOVを作成する方法が2つ用意されています。

静的LOVには、作成時にハードコードされた値が含まれます。

動的LOVは、表の列のSQL問合せから動的に生成されます。これには、列内のすべて の値が含まれます。

4.3.8.2 4.3.8.2 4.3.8.2

4.3.8.2 値リストの使用について 値リストの使用について 値リストの使用について 値リストの使用について

値リストを使用すると、エンド・ユーザーがフォームまたはコンポーネントのパラメータ入 力フォーム上の入力フィールドに値を入力するかわりに、候補の値のリストから選択できま す。各値リストは、コンポーネントのベースになっている表またはビューの列に対応しま す。

たとえば、部門別経費の月合計のチャートのパラメータ入力フォームを作成するとします。

パラメータ入力フォームには、値リストを表示する2つの入力フィールドが含まれることに なります。

エンド・ユーザーがSales、Marketing、AccountingまたはResearchのいずれかを選択 できる部門リスト。

エンド・ユーザーが表示する月次経費を選択できる、月が含まれるリスト。

WebDB開発者は、「値リスト作成」ページを使用して値リストを作成します。開発者が表ま

たはビューの列に値リストを関連付けると、その列のデータをベースにしたコンポーネント でその値リストを使用できるようになります。通常、開発者は他のユーザーが「ブラウズ」

権限を持っているスキーマに作成することによって、値リストを他のユーザーが使用できる ようにします。その後、ユーザーは、それを使用してWebDBコンポーネントを作成できま す。

値リストを使用するには、コンポーネントのベースになっているデータベースの表の列名に その値リストを関連付けます。前述の例のチャートの作成では、関連付けの対象は部署名と 月が入っている表の列です。各表の列に対して、SQLの問合せにバインド変数を追加する必 要があります。バインド変数を指定するためにSQLの知識は必要はありません。モジュー ルの作成に使用する作成ウィザードには、ユーザーのSQL問合せに含まれる各列に対して バインド変数を使用するかどうかを指定するステップが含まれています。

作成ウィザードの別のステップで、バインド変数を持つ各表の列に対する値リストを選択し ます(オプション)。リストに、使用できる値リストがすべて表示されます。使用する値リ ストがリストに表示されない場合は、次のケースが考えられます。

指定した表の列名に対応する値リストが作成されていない。その場合は、「値リスト管「値リスト管「値リスト管「値リスト管 理」

理」理」

理」を使用して値リストを作成する必要があります。

すでに値リストが作成されていてるが、その値リストを所有するスキーマにおける「構 築」権限を持っていない。その場合は、その値リストを使用する権限を作成者または DBAロールを持つユーザーに要求する必要があります。

ウィザードの別のステップで、値リストの表示形式(エンド・ユーザーへの)を選択できま す。たとえば、ユーザーがリストから選択できる項目が1つだけの場合、単一選択しかでき ないラジオ・ボタンの表示を選択します。複数選択を可能にする場合は、複数選択が可能な チェック・ボックスまたはリスト・ボックスを選択します。

4.3.8.3 4.3.8.3 4.3.8.3

4.3.8.3 静的値リストの作成 静的値リストの作成 静的値リストの作成 静的値リストの作成

値リスト(LOV)を使用すると、エンド・ユーザーは、フォームまたはパラメータ入力 フォームで入力フィールドの値を選択できます。静的LOVには、リストに追加する一連の 値が含まれます。たとえば、エンド・ユーザーが「部門」入力フィールドの番号の選択に使 用するリストを作成できます。そのリストには、Dept 10、Dept 20、Dept 30または単に、

10、20、30など、どんなものでも表示できます。

静的LOVは表またはビューの列に関連付ける必要があります。その列を使用して作成され たコンポーネントで、そのLOVを使用できます。どのコンポーネントがそのLOVを使用す るかに関係なく、指定した値と同じ値がリストに表示されます。そのコンポーネントのベー スになっている表またはビューの列から値が動的に生成されるLOVを作成する場合は、動 的値リストを作成します。

静的にハードコードされたリストを使用した値リストを作成するには 静的にハードコードされたリストを使用した値リストを作成するには 静的にハードコードされたリストを使用した値リストを作成するには 静的にハードコードされたリストを使用した値リストを作成するには

1. WebDBの各ページの一番下にある をクリックします。

2. 「値リスト(「値リスト(LOV)「値リスト(「値リスト( )))」」をクリックします。」」

3. 「静的「静的「静的「静的-静的な値」静的な値」ラジオ・ボタンを選択し、「静的な値」静的な値」 「「「LOV作成」作成」作成」作成」をクリックします。

4. 「この値リストを作成」の「所有スキーマ」「この値リストを作成」の「所有スキーマ」リストで、完成後の値リストを所有するス「この値リストを作成」の「所有スキーマ」「この値リストを作成」の「所有スキーマ」

キーマを選択します。

5. 「名前」「名前」フィールドに、値リストの名前を入力します。値リストの機能がわかるような「名前」「名前」

名前を選びます。たとえば、DEPARTMENTS_LOVなどです。

6. 「デフォルト表示形式「デフォルト表示形式「デフォルト表示形式「デフォルト表示形式:」」」リストで、値リストのデフォルトの表示形式を選択します。」 7. 「「NULL「「 値を表示」値を表示」値を表示」値を表示」リストで、値リストにNULL値を表示するかどうかを指定します。

8. 「表示値」「表示値」列で、LOV「表示値」「表示値」 に入れる各値を入力します。LOVのエンド・ユーザーは、このリ ストから選択できるようになります。

9. 指定した「表示値」「表示値」「表示値」のそれぞれの値に対して、「戻り値」「表示値」 「戻り値」「戻り値」「戻り値」を入力します。この値は、引 数としてコンポーネントに渡されます。

「表示順序」

「表示順序」「表示順序」

「表示順序」列で、1から始まる数字を入力して、LOVでの各値の表示順序を設定しま す。リストの一番上に表示する最初の表示値には1を入力し、2番目の値には2を、と いうように以下同様に入力します。

10.「「LOV「「 追加」追加」をクリックして値リストを新規作成します。追加」追加」

4.3.8.4 4.3.8.4 4.3.8.4

4.3.8.4 動的値リストの作成 動的値リストの作成 動的値リストの作成 動的値リストの作成

値リスト(LOV)を使用すると、エンド・ユーザーはコンポーネントまたはパラメータ入力 フォームの入力フィールドの値を選択できます。指定したSQL問合せの結果を値に使用し た動的LOVを作成できます。「表示」列と「値」列を指定し、次の書式を使用してSQLの 問合せを作成できます。

select display_column, value_column from table_name

display_columnには、LOVに表示する値が含まれます。

display_columnには、エンド・ユーザーがdisplay_columnの値をクリックするたびに

コンポーネントに渡される値が含まれます。display_columnは「値」列と同じでも構 いません。

table_nameは、LOVのベースとなる表またはビューの名前です。その表を使用して作

成されたコンポーネントで、そのLOVを使用できます。

SQL文ではなくハードコードされたリストを使用してLOVを新規作成する場合は、静的値 リストを作成します。

注意注意注意

注意: リストには、自分が「構築」権限を持っているすべてのスキーマ が表示されます。

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