このウィザードにより作成される 33 3 3 つのページ つのページ つのページ つのページ
4.1.11 SQL 問合せの作成 問合せの作成 問合せの作成 問合せの作成
4.1.11.3 4.1.11.3 4.1.11.3
4.1.11.3 バインド変数とは バインド変数とは バインド変数とは バインド変数とは
バインド変数を使用して、コンポーネントのパラメータ入力フォームに入力フィールドを作 成できます。各バインド変数は、コンポーネントのベースになっている表またはビューの列 に対応します。ユーザーは、パラメータ入力フィールドで値を入力して、コンポーネント内 に表示する列データを選択できます。
チャート、レポート、カレンダ、フレーム・ドライバおよび動的ページを作成する場合は、
手動でコーディングしたSQL問合せにバインド変数を追加できます。バインド変数は、
SQL問合せの先頭にコロンが付いた英数文字列として表示されます(:var1、:var2、:var3な ど)。たとえば、次のSQL問合せにより、SCOTT.EMP表のSALARY列とDEPT列用のパ ラメータが作成されます。
select ename, sal, dept from scott.emp
where sal = :salary and deptno like :dept
このSQL問合せを指定すると、2つのテキスト入力フィールドを持つパラメータ入力フォー ムが作成されます。最初のフィールドで給与、2番目のフィールドで部門番号を選択できま す。コンポ―ネントを作成するためにユーザーがパラメータ入力フォームのボタンをクリッ クすると、ユーザーが入力フィールドに入力した値がWebDBにより使用されます。
バインド変数を指定するためにSQLの知識は必要はありません。いろいろなコンポーネン ト作成ウィザードの「パラメータ入力フォームの表示オプション」ページに表示される
「列」「列」「列」
「列」フィールドで、パラメータ入力が可能な列を指定できます。
表またはビューの列にバインド変数を指定すると、その列に値リストも指定できます。パラ メータ入力フォームで、単純な入力フィールドを使用してユーザーが値を入力するかわり に、その入力フィールドの候補となる値のグループが表示されます。前の例のDEPT列に値 リストを指定すると、そのパラメータ入力フォームには、「Accounting」、「Operations」、
「Research」、「Sales」という選択肢が入った「Department」リストが表示されます。ユー ザーは、リストから値を選択して、コンポーネント内に表示する列の値を指定します。
4.1.11.4 4.1.11.4 4.1.11.4
4.1.11.4 カレンダの カレンダの カレンダの カレンダの SQL SQL SQL SQL 問合せの例 問合せの例 問合せの例 問合せの例
カレンダの問合せの書式を次に示します。
SELECT the_date, the_name, the_name_link, the_target from schema.object
各項の説明 各項の説明各項の説明
各項の説明 説明説明説明説明
the_date(必須) カレンダ上で、この表またはビューの列に含まれる日
付にテキストを表示します。
この列の値は、日付データ型でなければなりません。
the_name(必須) the_date列の日付に従って、この表またはビューの列
からセルのテキストを表示します。
the_name_link(オプション) the_nameの値から別のWebDBコンポーネントまた はURLへのリンクを指定します。
カレンダ名からのリンクを表示しない場合は、この列 にNULLを指定します。
ヒント ヒントヒント
ヒント 次の例に示すように、WebDBのリンク・ウィ ザードを使用してリンクを作成し、SQL問合せにコ ピーできます。
リンクをコピーするには、リンクのテストのステップ に従ってください。
the_date_link(オプション) the_date列の値から別のWebDBコンポーネントまた はURLへのリンクを指定します。
カレンダの日付からのリンクを表示しない場合は、こ の列にNULLを指定します。
the_target_frame(オプション) WebページのフレームのURLを指定します。URLの 特定のフレームにリンクする場合は、この列を指定し ます。
ターゲット・フレームにリンクしない場合は、この列 にNULLを指定します。
別のコンポーネントへのリンクを持つカレンダの 別のコンポーネントへのリンクを持つカレンダの 別のコンポーネントへのリンクを持つカレンダの
別のコンポーネントへのリンクを持つカレンダの SQL SQL SQL SQL 問合せの例 問合せの例 問合せの例 問合せの例
次の問合せは、従業員が雇用された日付にその人の姓を表示するカレンダを作成します。従 業員名をクリックすると、SCOTTスキーマのExample_RPTが表示されます。カレンダのセ クションは、次のとおりです。
select
EMP.HIREDATE the_date, EMP.ENAME the_name,
'SCOTT.EXAMPLE_WIZ_RPT.show?p_arg_names=emp.ename
&p_arg_values='||ename||'&p_arg_names=_emp_ename_cond&' the_name_link,
null the_date_link, null the_target from SCOTT.EMP
4.1.11.5 4.1.11.5 4.1.11.5
4.1.11.5 チャートの チャートの チャートの チャートの SQL SQL SQL SQL 問合せの例 問合せの例 問合せの例 問合せの例 チャートの問合せの書式
チャートの問合せの書式 チャートの問合せの書式 チャートの問合せの書式
SELECT the_link, the_name, the_data from schema.object
各項の説明 各項の説明各項の説明
各項の説明 説明説明説明説明
the_link(オプション) the_nameの値から別のWebDBコンポーネントまた
はURLへのリンクを指定します。
カレンダ名からのリンクを表示しない場合は、この列 にNULLを指定します。
ヒントヒントヒント
ヒント 次の例に示すように、WebDBのリンク・ウィ ザードを使用してリンクを作成し、SQL問合せにコ ピーできます。
リンクをコピーするには、リンクのテストのステップ に従ってください。
the_name(必須) この表またはビューの列に含まれるデータが、チャー
トのラベルとして表示されます。
the_data(必須) この列に含まれるデータを使用して、チャートの棒グ
ラフのサイズが計算されます。選択する列には、必ず 数値データが含まれている必要があります。
注意 注意注意 注意:
■ SQL問合せでオプションの列名(the_link)を指定する必要はありま せん。たとえば、次のようにしてnullを指定できます。
SELECT null, ename, sal from SCOTT.EMP