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VMware Tools 3 へのアップグレード

ドキュメント内 ESX 3.0.1/VC Installation and Upgrade Guide (ページ 182-186)

このセクションでは、仮想マシンのゲスト OS ドライバをアップグレードする手順に ついて説明します。これは、「アップグレードのステージについて(P.128)」で説明 されているステージ 4 に相当します。

VMware Tools 3 を使用してすべての仮想マシンをアップグレードすることを強くお勧 めします。ESX Server バージョン 3 ホストで、VMware Tools 2 を使用して仮想マシン の電源をオンにすると、完全なネットワーク接続が使用できない場合があります。ま た、間違った接続情報が表示されることがあります。

VMware Tools のアップグレード手順

VMware Tools のインストールについては、『基本システム管理』を参照してくださ い。アップグレードの手順は、VMware Tools の初回インストールの場合と同じです。

注意 読み取り専用、追加、または取消可能モードの仮想マシンで仮想ハードウェアをアッ プグレードすると、仮想マシンの REDO ログがスナップショットに変換されます。対 応するスナップショットは、アップグレードの終了後、スナップショット マネー ジャで表示できます。ただし、ヴイエムウェアでは、REDO ログを確定してから仮想 ハードウェアをアップグレードすることを強くお勧めします。

注意 VMware Tools 1 は、ESX Server バージョン 3 ではサポートされていません。仮想マ シンは、ESX Server バージョン 3 ホストで VMware Tools 2 を実行できますが、オリジ ナルの VMware Tools 1 を実行しているすべての仮想マシンは、VMware Tools 3 に アップグレードする必要があります。

仮想アダプタのアップグレード時に発生する予期せぬハードウェア の変更

仮想ハードウェアのアップグレードと VMware Tools 3 のインストールを行うと、仮 想ネットワーク アダプタも強化されます。Windows ゲスト OS は、こうした変更を 仮想マシン内に異種のネットワーク アダプタがあると見なし、新規ハードウェア  ウィザードを表示する場合があります。

複数の仮想マシンでのハードウェアおよび VMware Tools の アップグレード

1 台または複数台の仮想マシンの VMware Tools と仮想ハードウェアを旧リリースか らアップグレードすることができます。ESX Server バージョン 3 ホストを使用して、

VMware Tools と仮想ハードウェアを複数の仮想マシンで同時にアップグレードでき、

コンソールから各仮想マシンが相互に対話する必要はありません。アップグレードを 実行するユーザーは、適切な権限を所持している必要があります。

必要条件

„ VirtualCenter 2 で管理されている仮想マシンのみアップグレードできます。

„ 一斉アップグレードは、Linux および Microsoft Windows 2000 以上のみで使用で きます。

„ Windows NT、Novell Netware および FreeBSD はサポートされていません。

„ 仮想ディスクは、VMFS-3 ボリューム上に配置されている必要があります。

„ 仮想マシンの電源はオフにしておきます。(Linux 仮想マシンは、パワーオフでな く、シャットダウンする必要があります。)

„ Microsoft Windows では、一斉アップグレードのコマンドライン ツールは、

VirtualCenter バージョン 2 のインストールの一部として組み込まれます。

VMware Tools と仮想ハードウェアを複数の仮想マシンでアップグレードするには  1 Windows コマンド プロンプトを開きます。

たとえば Windows 2000 Professional マシンでは、[ スタート  [ プログラム ] -[ アクセサリ ] - ] -[ コマンド プロンプト ] を選択します。

2 VirtualCenter サーバがインストールされているディレクトリを変更します。

3 コマンドと希望するオプションを入力します。

次のコマンド シンタクスを使用します。

注意 多くの場合、こうした現象は Windows ゲスト OS で発生しますが、Linux ゲスト OS の古いバージョンでも発生する可能性があります。

vmware-vmupgrade.exe -u user [-p password] [-n vmname] [-h host]

[-m maxpowerons] [-o port] [-t maxpowerontime] [-s] [-q]

表 10-1 には、使用可能なオプションが掲載されています。

ホストまたは仮想マシン名の指定

vmware-vmupgrade.exeコマンドのホストまたは仮想マシン名を指定するには、そ のホストまたは仮想マシンへのパスを指定する必要があります。パスは、VI Client イ ンベントリに表示されるホストまたは仮想マシンの場所に対応します。ホスト パスを 判別するには、インベントリ パネルで [ ホストおよびクラスタ ] ビューを表示しま 表 10-1.  vmware-vmupgrade.exe のオプション

オプション 内容

-u user 対象となる仮想マシンに対して適切な権限を持つユーザーを指定しま

す(VirtualMachine.Config.*、VirtualMachine.Interact.*、

VirtualMachine.Provisioning.* など)。

-p password コマンド ラインのパスワードを指定します。このオプションを省略す

ると、ただちにパスワードを求めるプロンプトが表示されます。

-n vmname アップグレードする仮想マシンの名前を指定します。この名前は、仮

想マシンの表示名に相当します。複数の -n パラメータを使用して、複 数の仮想マシンを指定します。-h が指定されている場合、-n オプション は無視されます。

このパラメータの詳細については、「ホストまたは仮想マシン名の指定

(P.184)」を参照してください。

-h host 特定ホストのすべての仮想マシンをアップグレードします。指定した

ホストが ESX Server3.0 以上でない場合、アップグレードはフェイルし ます。

このパラメータの詳細については、「ホストまたは仮想マシン名の指定

(P.184)」を参照してください。

-m maxpowerons 特定のホストで、指定した数の仮想マシンだけを同時にパワーオンに

します。

-o port デフォルト ポート 902 とは別のポートが設定されている場合、

VirtualCenter サーバ ポートを指定します。

-t

maxpowerontime

ゲストが自身で仮想マシンの電源をオフにできない場合は、このパラ メータを使用して、仮想マシンをオンにしておく最大時間を設定する ことができます。

仮想マシンでツールのアップグレードがスケジュールされると、その 仮想マシンは電源オンになり、ツール インストール プロセスで動作で きるようになります。多くの場合、プロセスが完了すると、ゲストの 電源は自動的にオフになります。

-s ツールをスキップし、仮想ハードウェアのみをアップグレードします。

-q 自動的に動作します。ステータスや完了を知らせるメッセージは表示 されません。

す。仮想マシン パスを判別するには、インベントリ パネルで [ 仮想マシンおよびテ ンプレート ] ビューを表示します。

図 10-1に示す例では、ホスト testserver3.eng.vmware.com のパスは、

/Datacenter1/Folder1/testserver3.eng.vmware.comです。

図 10-1.  ホストのパスを示すホストおよびクラスタ インベントリ ビューの例 図 10-2に示す例では、仮想マシン vm1 のパスは、

/Datacenter1/MyVMs/vm1です。

図 10-2.  仮想マシンのパスを示す仮想マシンおよびテンプレート インベントリ  ビューの例

使用例

vmware-vmupgradeコマンドの使用例を以下にいくつか示します。

„ ルート仮想マシンフォルダで myvm という名前の 1 つの仮想マシンをデータセン ター DC でアップグレードする

vmware-vmupgrade -u user -n /DC/myvm

„ dcFolderフォルダのデータセンターDC で、フォルダ My VMs の vm1 という名前 の 1 つの仮想マシンをアップグレードする

vmware-vmupgrade -u user -n /dcFolder/DC/MyVMs/vm1

„ 2つの仮想マシンvm1およびvm2の両方をデータセンターDCでアップグレードし て、すべての仮想マシンを 5 分後にパワーオフにする。一つの仮想マシンは、

詳細電源管理が構成されていない Linux 仮想マシンなので、ゲストがシャットダ ウンされるとき、この仮想マシンはパワーオフされません。

vmware-vmupgrade -u user -n /DC/vm1 -n /DC/vm2 -t 5

„ 一度に最大 2 つの仮想マシンをホストでパワーオフにして、ホスト

myhost.vmware.com のすべての(パワーオフした)仮想マシンをデータセン ター DC のルート ホスト フォルダでアップグレードする

vmware-vmupgrade -u user -h /DC/myhost.vmware.com -m 2

„ データセンター フォルダ/DC/folder1のクラスタmyClusterでホスト host1.vmware.com のパワーオフにされた仮想マシンをアップグレードする vmware-vmupgrade -u user -h

/DC/folder1/myCluster/host1.vmware.com

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