5 VFX ソフトウェア
5.6 V-Machineペーン
”Update V-Machine firmware(V-Machineのファームウェアをアップデート)”コマンドは、V-Machineのオペレーティングシステムが最新か確認します。通常この動作は、最新でないソフトウェア を使用しているV-Machineを接続した際に自動的に実行されます。V-Machineがアップデートを必要と する場合は、セクション3.9の手順をご参照ください。
5.6.1 キーパッドを使ったブラウズ
V-Machineペーンのキーパッドは、ハードウェアと全く同じ機能を実行します。左右矢印ボタンをクリ ックして、現在有効なライブラリーに含まれたバンクとプリセットをブラウズできます。
パラメーター値もここで調整できます。また調整内容もパラメーターペーン ビュー(プラグインのグラ フィックパネルまたはパラメーターリスト)で瞬時に確認できます。一般的に後者のほうが使いやすいで しょう。
ハードウェア本体と同様、ディスプレイの左下角には”Load(読み込み)”と”Back(戻る)”というテキ ストが表示され、他のボタンは無効になります。次の手順へ進むには、このふたつのテキスト項目の隣 りにあるボタンをクリックする必要があります。
重要:バンクまたはプリセットの行の左右矢印ボタンを使って、バンクやプリセットを選択
し、”Load”の隣りの左矢印をクリックすると、新しく選択したプリセットが読み込まれます。現在有効 なプリセットに変更を加えた後、新しいプリセットを”Load”コマンドで読み込んだとき、操作の実行を 確認するメッセージなどは表示されません。VFXアプリケーションは新しいプリセットを読み込む前 に、変更内容を保存しているか、破棄することを前提として動作します。また「取り消し」コマンドも ないので、”Load”ボタンをクリックするときは気をつけてください。
5.6.2 V-Machine Global System Settings Menu(グローバルシステム設定メニ ュー)アイコン
上部のストリップの[MENU]アイコンをクリックすると、グローバルシステム設定を変更できます。こ れらのオプションは、プリセットのバッファサイズ変更ができないことを除き、V-Machineハードウェ アと同じように機能します。VFXアプリケーションのオーディオ バッファサイズは、コンピューターの オーディオインターフェースによって定められます。また、LCDディスプレイのコントラストを調整して も、画面には反映されません。
グローバルシステム設定を閉じるには、LCDパネルの”Back"という言葉の隣りにあるキーパッド ボタン を押します。
5.6.3 Save(保存)アイコン
[SAVE]アイコンをクリックすると、Save(保存)コマンドが実行されます。
V-Machineと同様にSaveコマンドは、現在選択されているプリセットの状態を、現在有効なライブラリ ーに保存します。保存が実行されている間、左上のペーンに確認メッセージが表示されます。
5.6.4 Learn(ラーン)アイコン
[LEARN]アイコンをクリックすると、Learn(ラーン)コマンドが実行されます。
Learn(ラーン)コマンドは、プラグインのパラメーターを外部のMIDIコントロールチェンジ メッセー ジにアサインするために使います。これにより、ライブでの使用などで、V-Machineをハンズオンで制 御できます。
この機能はV-Machineハードウェアと同じように機能します:
• MIDIメッセージにアサインしたいプラグインのパラメーターが、バーチャルV-Machineパネルの3 列目に選択されていることを確認します。
• [LEARN]アイコンをクリックしてLearnコマンドを実行します。
• 接続してあるMIDIコントローラーのノブ/フェーダーを操作します。
プラグイン パラメーターは、コントローラーからのMIDIコントロール メッセージを受信するようにアサ インされます。既存のMIDIアサインを解除するには、まずアサインされたパラメーターを選択し、
[LEARN]アイコンをクリックしてから”Unlearn”という言葉の隣りの矢印ボタンをクリックします。
5.6.5 Panic(パニック)アイコン
[PANIC]アイコンをクリックすると、MIDIパニック コマンドが実行されます。
MIDIパニック コマンドは、現在有効なプリセットに含まれるプラグインへオールノートオフMIDIコマン ドを送信します。このコマンドは、MIDIノートが鳴りっぱなしになってしまった場合(MIDIコントロー ラーとVSTiプラグインの組み合わせによっては稀に発生します)に使います。
5.6.6 Sync(同期)アイコン
[SYNC]アイコンをクリックすると、2種類のプロセスのどちらかを実行します。V-Machineがコンピ ューターに接続されている場合、V-Machineのメモリーは、VFXアプリケーションで現在有効なライブ ラリーと同期されます。V-Machineが検知されなかった場合、[SYNC]アイコンはエクスポートを実 行します。
V-Machineにプラグインと関連するファイルを読み込む必要がある場合は、同期よりもエクスポートの ほうが早く処理されます。反対に必要なプラグインが既にV-Machineに保存されている場合、同期のほ うが早く行われます。ただし同期する際に、Syncダイアログの”With Plugins(プラグインを含む)”オ プションからチェックを外してください。プラグインを含んだ同期処理では、プリセット、バンク、また はライブラリーのすべての内容が、USBを介したMIDIシステムエクスクルーシブ データ形式でV-Machineに送信される必要があります。このタイプのデータ送信は大型のプラグイン(特にサンプルを 含んだもの)では相当の時間がかかることがあります。
ダイアログが開き、現在有効なライブラリーの内容がツリー表示されます。ここでV-Machineに送信し たい項目を選択します。これらはV-Machineの内蔵フラッシュメモリーに保存され、使用する時にV-MachineのRAMに読み込まれます。
同期処理が始まる前にもうひとつのダイアログが開き、おおよその転送時間が表示され、エクスポート に切り替えることができます。この転送時間の概算は、様々な要素によって実時間と異なることがあり ます。同期を実行するには[Sync]ボタンをクリックします。
同期ではなく、エクスポートを選択した場合は、ファイルダイアログが開きます。エクスポート先を選択 してください。
5.6.7 Help(ヘルプ)アイコン
[HELP]アイコンをクリックすると、SM Pro AudioウェブサイトのV-Machine FAQページが開きま す。