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VFXアプリケーションの設定

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5   VFX ソフトウェア

5.4  VFXアプリケーションの設定

WindowsではVFXアプリケーションの設定のいくつかは、VFXアプリケーションの”Options(オプショ ン)”ダイアログで変更できます。Macintoshでは”Preferences(環境設定)”ウィンドウでも設定を行 えますが、比較的シンプルな構成となっています。Options/Preferencesを開くには、メインウィンド ウの左上端のVFXアイコンをクリックしてVFXアプリケーションのメインメニューを開き、”Options”も しくは”Preferences”を選択します(図26)。Macintoshでは、VFXメニューからでも環境設定を開け ます。Mac版の環境設定がWindows版のOptionsより単純なのは、MacではオーディオとMIDI接続を OSが自動的に管理するからです。

図26

Optionsを開く方法。

Options/Preferencesには、使用優先順位の異なるVFXライブラリーのディレクトリーを指定できます

(下記参照)。WindowsのOptionsウィンドウではさらにコンピューターのオーディオとMIDIインター フェースを選べます。Options/Preferences設定ウィンドウについての詳細は次のセクションをご覧く ださい。

図27

WindowsのOptionsウィンドウ

5.4.1 Active Library(有効なライブラリー)

VFXアプリケーションでプリセット、バンク、そしてライブラリーを作成する際、これらをどこに保存 するか、プログラムに知らせる必要があります。画面の左上にある[SAVE]アイコンをクリックするた びに、編集しているプリセットは現在「有効」なライブラリーファイルに保存されます。VFXアプリケー ションでは、一般的なコンピューターソフトウェアで保存場所を変更するときに使う「別名で保存」コ マンドではなく、Options(Windows)またはPreferences(Macintosh)ウィンドウで保存先とな る”Primary”ライブラリーを選択します。また、”Select Primary VFX Library(使用VFXライブラリー の選択)”ダイアログで既存のディレクトリーを選択する代わりに、新しいファイル名を指定すること で、新しいライブラリーを作成できます。ライブラリーは実際はファイルではなくフォルダーですが、ラ イブラリーフォルダーを開いて内容に手を加える必要はまずないため、気にする必要もありません。

WindowsでVFXアプリケーションをインストールすると、VFXライブラリーのデフォルトディレクトリ ーは、C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\My Documents\My Music

\VFXLibrary.vfxlibraryになります。Macでは/Users/[ユーザー名]/Music/V-MACHINE 

Library.vfxlibraryになります。他のライブラリーに切り替えない限り、編集内容はすべてのこのディレ クトリーに保存されます。

使用するライブラリーを変える理由はいくつかあります。例えば内蔵ハードディスク上のライブラリーで はなく、USBメモリー上のライブラリーファイルを直接編集したい場合は、ライブラリーを切り替えら

れます。使用するライブラリーを変更するには、Options/Preferencesウィンドウの”Active 

Library"セクションの1行目にある“Primary”設定を変えます。これによりVFXアプリケーションは、指 定したライブラリーを使用します。

VFXアプリケーションのOptions/Preferencesウィンドウでは、”Primary(プライマリ

ー)”と”Fallback(フォールバック)”ライブラリーを指定できます。Fallbackライブラリーとは、

Primaryライブラリーが使用できないとき、代わりに使用されるライブラリーです。例えばPrimaryライ ブラリーが保存されているUSBドライブを取り外したとき、VFXアプリケーションは代わりにFallback として指定されたライブラリーを使用します。編集を行っている間にPrimaryライブラリーを外してしま った場合、次に[SAVE]を押したとき、編集内容はFallbackライブラリーに保存されます。ファイル管 理上の混乱を防ぐためにも、VFXアプリケーションでプリセット編集を行っているときには、Primary ライブラリーを含んだドライブを取り外さないことを推奨します。

重要:VFXアプリケーションがFallbackライブラリーを使用しているときに、Primaryライブラリーを 含んだドライブを接続すると、VFXアプリケーションは自動的にPrimaryライブラリーに切り替わりま す。この際、現在編集しているプリセットに施した変更が失われてしまうことがあります。このため、

VFXアプリケーションを使用しているときは、ライブラリーを含んだドライブの取り付け/取り外しを行 わないことを推奨します。

”Current(現在有効なライブラリー)”のテキスト欄には、現在VFXアプリケーションによって使用され ているライブラリーが表示されます。このテキスト欄は編集できません。他のライブラリーに切り替え る、または新しいライブラリーを作成するには、Primary欄の右側にある「ブラウズ」ボタン

(Windowsでは[...]、Macintoshでは[Browse…])をクリックするか、テキスト欄に直接ディレ クトリーを入力します。

5.4.2 Audio System(オーディオシステム)

Windowsでは、VFXアプリケーションで使用したいオーディオシステムと、再生とキャプチャー(入 力)に使用するデバイスを選択する必要があります。最も良いパフォーマンスを得るためには、ASIOド ライバーを選択することを推奨します(ご使用のハードウェアがASIOに対応している場合)。ASIOを使 用する場合、入力デバイスと出力デバイスは必ず同じデバイスになります。そのため”Capture(キャプ チャー)”のポップアップメニューはグレー表示になります。より柔軟性の高いルーティングが必要であ る場合は、Asio4Allドライバーの使用を推奨します(フリーウェア:www.asio4all3.comからダウンロ ード)。DirectXオーディオ出力を選択した場合は、オーディオ入力を使用することはできません。

Windowsでは、ご使用のオーディオインターフェースのコントロールパネルを開くには、

[Configure]ボタンをクリックします。コンピューターのオーディオインターフェースのコントロール パネルでは、バッファーサイズ設定やミキサーなどが備わっていることがあります。詳しくはご使用の オーディオインターフェースの操作マニュアルをご参照ください。

MacOSでは通常、オーディオ入力デバイスはオーディオ出力デバイスと同一になります。ただし、必要 に応じてMacのAudio MIDI設定の機器セット エディターで複合デバイスを構成することができます。詳 しくはwww.apple.com/pro/techniques/aggregateaudio/をご参照ください。

5.4.3 MIDIシステム

Optionsウィンドウの"MIDI-IN"欄で、使用したい入力デバイスにチェックを入れます。このMIDI入力設 定によって、VFXアプリケーションで編集しているプリセットを演奏できます。通常ではVFXアプリケ ーションとV-Machineが通信できるように、MIDI-INとMIDI-OUT欄でV-Machineにもチェックを入れ ます。

接続されているV-MachineとUSB経由で通信する以外に、VFXアプリケーションからMIDIデータを送信 する機能はありません。そのため、MIDI-OUT欄で他のMIDIインターフェースにチェックを入れる必要は ありません。

MacではMIDI入出力はOSによって自動的に管理されるため、MIDI入出力デバイスを選択する必要はあ りません。

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