• 検索結果がありません。

Storage Cruiser マネージャーのセットアップ

ドキュメント内 導入ガイド (ページ 92-97)

第4章 ETERNUS SF Managerのセットアップ

4.3 Storage Cruiser マネージャーのセットアップ

本節では、Storage Cruiserマネージャーをセットアップする方法について説明しています。

4.3.1 ネットワーク環境の設定

運用管理サーバと管理対象サーバの間、運用管理サーバとETERNUS ディスクアレイの間にファイアーウォールを設置する場合は、

ファイアーウォールを通過できるように、以下のポート番号を設定してください。

ポート番号/プロトコル 通信開始方向 機能

161/udp 運用管理サーバ→ ETERNUS ディスクアレイ 構成管理、性能管理、およびポーリング監視

162/udp ETERNUS ディスクアレイ → 運用管理サーバ 障害管理

1372/tcp 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ 性能管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、

ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)

1999/tcp 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ 構成管理

22/tcp 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ 構成管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、

ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)

性能管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、

ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)

23/tcp 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ 構成管理(ETERNUS DX60/DX60 S2、

DX80/DX80 S2、DX90/DX90 S2、 ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)

注意

・ ETERNUS ディスクアレイにライセンスを登録する場合は、ETERNUS ディスクアレイのインターフェース設定でssh接続またはtelnet

接続を有効にしてください。

モデルにより使用可能な通信方法が異なります。詳細は、「B.3 ライセンス管理機能の操作」の注意を参照してください。

・ Storage CruiserマネージャーのIPアドレスとホスト名を対応付けてください。対応付けの方法には、DNSへの登録、hostsファイルへ

の記述などがあります。対応付けができていない場合、Storage Cruiserマネージャーが起動しません。

参照

Storage Cruiserマネージャーが使用するポート番号の詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「ネットワーク条件」を参

照してください。

4.3.2 Storage Cruiserのライセンス登録

Storage Cruiserで管理するすべてのETERNUS ディスクアレイに対して、Storage Cruiserの使用ライセンスを登録します。

ライセンスと使用可能な機能の関係は「B.1 ライセンスの種類」を参照してください。

ライセンスの登録方法は「B.3.1 ライセンスの登録」を参照してください。

ポイント

ライセンスの登録方法には、Webコンソールおよびコマンドの2通りがあります。

Webコンソールを使ったライセンス登録は、ETERNUS ディスクアレイの登録後に実施できます。

ETERNUS ディスクアレイの登録手順は、「4.2.4 装置登録」を参照してください。

コマンドを使ったライセンス登録は、ETERNUS ディスクアレイの登録前でも実施できます。

4.3.3 SNMPトラップの設定

運用管理サーバでSNMPトラップを受信するために、SNMPの設定をします。

4.3.3.1 SNMPトラップ設定(Windows環境の場合)

以下のWindows標準 SNMPトラップ受信サービスをインストールしてください。

これらのサービスは、OSのインストールメディアに含まれています。

・ SNMP Trap Service (Windows Server 2003の場合)

・ SNMP Trap (Windows Server 2008の場合)

注意

SNMPトラップ受信機能利用製品との混在時における注意事項

ETERNUS SF ManagerはSNMPトラップ受信による障害管理を行うために、ServerView AlarmServiceと同じく、OS標準のSNMPト ラップを使用します。

そのため、以下の製品と混在する場合、ServerView AlarmServiceと混在する場合の設定を実施してください。

- Systemwalker Centric Manager

具体的な設定方法は、各製品のマニュアルを参照してください。

4.3.3.2 SNMP トラップ設定 (Linux 環境の場合 )

運用管理サーバでSNMPトラップを受信するために、OS標準のnet-snmpパッケージに含まれるsnmptrapdの設定ファイルをカスタマイ ズします。

snmptrapdの状態確認

以下のコマンドを実行し、snmptrapdの起動が有効になっているか確認します。

# chkconfig --list snmptrapd

snmptrapd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off

有効になっていない場合は、以下のコマンドを実行して有効にしてください。

# chkconfig --add snmptrapd

# chkconfig snmptrapd on

ポイント

snmptrapdの設定ファイルは/etc/snmp/snmptrapd.confにありますが、他製品では/usr/share/snmp/snmptrapd.confも使用している場合が あります。

設定においては、他製品との共存のために両方のファイルを確認します。

アクセス制御の設定状況確認

アクセス制御の設定状況を確認します。

snmptrapd.confに以下の設定がなければ、アクセス制御が有効になっています。

disableAuthorization yes

注意

- /etc/snmp/snmptrapd.confと/usr/share/snmp/snmptrapd.confの両方の、アクセス制御の設定状況を確認してください。

- 他製品からの要求がなければ、/etc/snmp/snmptrapd.confに上記の"disableAuthorization yes"を設定して、アクセス制御を無効 にしてください。

SNMPトラップ受信の設定(アクセス制御が無効な場合) /etc/snmp/snmptrapd.confに以下の設定を追加します。

forward default unix:/var/opt/FJSVssmgr/trap_socket SNMPトラップ受信の設定(アクセス制御が有効な場合)

以下の設定を追加します。

authCommunity net public authCommunity net SANMA

forward default unix:/var/opt/FJSVssmgr/trap_socket

注意

- /etc/snmp/snmptrapd.confと/usr/share/snmp/snmptrapd.confの両方を確認し、他製品によってautoCommunityが設定されている 方のsnmptrapd.confを編集してください。どちらにも設定がなければ、/etc/snmp/snmptrapd.confを編集してください。

- SNMPトラップのコミュニティー名がpublicとSANMA以外の装置を監視する場合は、authCommunityの設定を追加します。例 えば、commonというコミュニティー名の装置を監視対象とする場合は以下のように設定します。なお、publicとSANMAの設定 は必須です。

authCommunity net public authCommunity net SANMA authCommunity net common

forward default unix:/var/opt/FJSVssmgr/trap_socket

- 他製品によって既にauthCommunity logやauthCommunity executeが設定されている場合は、カンマ区切りでnetを追加します。

例えば、authCommunity execute publicが設定されている場合は以下のように設定します。

authCommunity execute,net public authCommunity net SANMA

forward default unix:/var/opt/FJSVssmgr/trap_socket

設定ファイルの反映

snmptrapd.confの変更後、以下のコマンドを実行してsnmptrapdを再起動します。

変更後の内容がSNMPトラップの設定に反映されます。

# /etc/init.d/snmptrapd stop

# /etc/init.d/snmptrapd start

注意

snmptrapd.confを編集した後に、snmptrapdを利用するアプリケーション(ServerView AlarmServiceなど)を、インストール、アンインス トール、または設定変更を実施した場合は、snmptrapd.confで編集した内容が変更されていないかどうか確認してください。

ポイント

ServerViewトラップ転送プログラムを使用している環境の場合は、以下のコマンドを実行して再起動してください。

# /etc/init.d/snmptrapd stop

# /etc/init.d/trpsrvd stop

# /etc/init.d/snmptrapd start

# /etc/init.d/trpsrvd start

注意

snmptrapd.confをカスタマイズした後に、ServerView AlarmServiceなどのsnmptrapdを利用するアプリケーションをインストール、アンイ ンストールまたは設定変更を実施した場合は、snmptrapd.confのカスタマイズ内容が変更されていないか確認してください。

参照

snmptrapd.confの詳細については『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「snmptrapd.confファイル説明」を参照してください。

snmptrapd用SELinuxポリシーモジュールのインストール

SELinux=Enforcingの環境の場合、以下の手順に従って、ポリシーモジュールを適用してください。

本手順を実施することで、SNMP トラップによるイベント受信が可能になります。

1. 以下のコマンドを実行して、設定を「SELinux=Permissive」に変更します。

# setenforce 0

2. ディレクトリを移動して、ポリシーモジュールを適用します。

# cd /opt/FJSVssmgr/etc/selinux/

# /usr/sbin/semodule -i snmptrapd.pp

3. 以下のコマンドを実行して、snmptrapd.ppが表示されることを確認します。

# ls /etc/selinux/targeted/modules/active/modules/ | grep snmptrapd.pp snmptrapd.pp

4. 以下のコマンドを実行して、設定を「SELinux=Enforcing」に戻します。

# setenforce 1

注意

snmptrapd に本製品のポリシーを適用する前に、他製品が snmptrapd のポリシー設定を変更していないか確認します。必要であれば 本製品で設定するポリシーをカスタマイズしてください。

正しく設定できていない場合、snmptrapdが正しく動作しないことがあります。

ポイント

本手順を実行することで、snmptrapdに対するSELinuxのポリシーを変更できます。

/opt/FJSVssmgr/etc/selinux/snmptrapd.pp を適用することで設定されるポリシーは、/opt/FJSVssmgr/etc/selinux/snmptrapd.te で定義さ れています。

/opt/FJSVssmgr/etc/selinux/snmptrapd.te の内容を以下に示します。

module snmptrapd 1.0;

require {

type unconfined_java_t;

type snmpd_t;

type var_t;

class sock_file write;

class unix_stream_socket connectto;

}

#============= snmpd_t ==============

allow snmpd_t unconfined_java_t:unix_stream_socket connectto;

allow snmpd_t var_t:sock_file write;

以下の場合は、/opt/FJSVssmgr/etc/selinux/snmptrapd.ppを再作成してから適用してください。

・ すでにsnmptrapdに対するSELinuxのポリシーを変更している

・ snmptrapdに対するポリシー設定を変更する

snmptrapd.pp の再作成は、以下の手順で実施してください。

1. /opt/FJSVssmgr/etc/selinux/snmptrapd.te を修正します。

2. ファイルコンテキストの定義を変更する場合は、ファイルコンテキストを定義したsnmptrapd.fc ファイルを作成します。

作成したsnmptrapd.fc ファイルを、修正したsnmptrapd.teファイルが存在するディレクトリに格納します。

3. 修正したsnmptrapd.te ファイルが存在するディレクトリに移動します。

4. 以下のコマンドを実行します。カレントディレクトリにsnmptrapd.pp が作成されます。

# make -f /usr/share/selinux/devel/Makefile

4.3.3.3 SNMP トラップ設定 (Solaris 環境の場合 )

運用管理サーバでSNMPトラップを受信するための特別な設定はありません。

注意

本製品は、同一サーバ上で以下の製品と混在して使用できますが、これらの製品をアンインストールすると、SNMPトラップデーモンが 停止する場合があります。

・ Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ

・ Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ

・ Systemwalker Network Assist

・ Systemwalker Network Topology Manager

混在環境から上記の製品をアンインストールした場合は、以下を実施してください。

1. 以下のコマンドを実行して、nwsnmp-trapd が動作しているか確認します。

# /bin/ps -ef | grep nwsnmp-trapd

2. nwsnmp-trapd が動作していない場合は、システムを再起動するか、または、以下を実行してください。

# /opt/FJSVswstt/bin/mpnm-trapd stop

# /opt/FJSVswstt/bin/mpnm-trapd start

4.3.4 Hyper-V End to Endリスト表示の設定(Windows環境だけ)

Hyper-VホストのVMゲストのEnd to Endリストを表示する場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「End to Endリスト表 示」を参照して、運用管理サーバの設定をしてください。

ドキュメント内 導入ガイド (ページ 92-97)