第 3 章 : セットアップ
5. Net-It Central によるサイト構築
ここでは、Net-It Central でのサイト作成、Web サイト公開のための基本的な手順を説明します。
5-1. プロジェクトの作成
Net-It Central では公開する変換データの集まりを「サイト」として扱います。作成したサイトは、「プロジェクトファ イル」(拡張子 .ncp)で管理します。(プロジェクトファイルの詳細については「第 5 章:. プロジェクトの管理」の項を ご参照ください)
サイト構築の際には、まずプロジェクトファイルを作成した後に、サイトの設定情報を追加していきます。まず、下 記の手順にしたがって、プロジェクトファイルを作成します。
(1) Windows メニューから、[スタート]→[プログラム]→[Net-It Central]→[Net-It Central]を選択し、Net-It Central の管 理画面を表示します。
プロジェクトファイルが存在しない状態で Net-It Central を 起動すると、チュートリアルを見るか確認するメッセージが 表示されます。
ここでは [いいえ]ボタンをクリックして次の手順に進みま す。
(2) プロジェクトファイル名を決めて任意の場所に保存します。
メニューから[Site]→[Save Site List]を選択します。
既定の設定では、「Untitled Site List.ncp」という名称で保 存されます。
※プロジェクトファイル名には、原則として半角英数文字の み使用してください。
2 回目以降の起動時には、最後に保存したプロジェクトフ ァイルを読み込みます。
5-2. サイトの作成
続けて、サイトを新規作成する際の基本的な設定手順や各設定を説明します(サイトプロパティの設定に関する 詳細については、「第 7 章: サイトプロパティ」の項をご参照ください。)
(1)から(4)の手順は、サイトを新規作成する際、最低限必要な手順です。これらを行うと、後述するビルド処理 を実行して公開用サイトを構築できます。(5)から(14)の手順は、必要に応じて設定してください。
複数の公開用サイトを作成する場合は、(1)から(14)の手順を繰り返し行ってください。
(1) サイトを新規作成(追加)するには、メニューの [Site]→[Add ...]から実行します。
(2) 「Name Site」ダイアログが表示されたら、任意のサ イト名を入力して、[OK]ボタンをクリックします。
※サイト名には、原則として半角英数文字のみ使 用可能です。全角文字は使用できないのでご注意 ください。
(3) 新規サイトのプロパティ設定画面が表示されるの で、まず「Locations」タブの「Document Source」に 対して、変換元のファイルが含まれるフォルダ(以 後「変換元フォルダ」)を指定します。
フォルダを指定するには、対象パスを直接入力す るか、[Browse]ボタンをクリックして、フォルダ選択 ダイアログから対象フォルダを選択します。
変換元フォルダには、Office や PDF などの変換対 象となる原本ファイルが置かれているフォルダを指 定します。
(4) 変換後データのアップロード先(以後「出力先フォルダ」)を「Published Site Location (Target Site)」で指定 します。出力先フォルダは、下記のどちらかの形式を選択します。
ローカルのハードディスクやネットワーク上の ファイルサーバーなどに出力先フォルダを構 築する場合に選択します。(推奨設定)
出力先フォルダを指定するには、「Upload using Copy」ラジオボタンをチェックしてから、パスを直 接入力するか、[Browse]ボタンをクリックして、フ ォルダの選択を行います。
重要 ドキュメントソースまたは出力先フォルダにネットワーク上の共有フォルダを指定する場合は、UNC
(汎用名前付け規則)にしたがった書式でフォルダパスを入力する必要があります。
UNC でパス指定を行う際は、以下の「\\サーバー名\共有名\フォルダ名」のように3 階層以上の構 成でパス指定できるようにディレクトリを用意してください。(3 階層未満でのパス指定はしないでくだ さい)
\\ ServerName \ SharedFolder \ Folder 1 階層 2 階層 3 階層
例:ファイルサーバー「FileSV」のローカルドライブ「D:\netit\documents」をドキュメントソース フォルダとして Net-It サーバーから参照する場合、netit フォルダに共有(共有名 netit など)の 設定をすると、使用するパスは「\\ FileSV \netit\documents」となります。
変換元フォルダまたは出力先フォルダに対して、マッピングしたドライブ(ネットワークドライブ)のパ スを指定しないでください。
Upload using FTP
出力先フォルダとして、FTP サーバー上の フォルダを指定する場合に選択します。
FTP サーバー名・フォルダ名と実行アカウ ント情報、その他接続オプションを設定し ます。
Published Site URL
ユーザーがアクセスする際の URL を設定します。
※本欄が設定されていない場合は、ダウンロード機能、Contributor 機能、Side by Side Thumbnails テン プレートを使用する場合に正しく動作しませんので必ず設定してください。
例: http://WebServerName/netit/site/
(5) 「Template」タブで、変換後データを公開する際に使用するテ ンプレートの書式を選択します。
標準インストールでは、9 種類のテンプレート(※)が準備され ています。テンプレート名を選択すると、その右側にプレビュー 情報が表示されるので、どれか一つを選択してください。
※日本語版では利用できないテンプレートが一部含まれてい ます。詳細は「運用ガイド」の「[1-2] 各テンプレートの概要」の 項をご覧ください。
(6) サイトの属性情報を登録する場合には、「Site Identification」
下の「Site Title」(サイト名)、「Footer」(フッター情報)、「Logo Image」(ロゴ画像)の各項目に、適宜値を入力します。
ここで設定された属性情報は、変換後データを表示するサイト に反映されます。
(7) Net-It Central サイトに外部ページ(企業のイントラサイトなど)
へのリンクを追加する場合には、「Home Site Link」下の
「URL」および「Image」(ロゴ画像)の各項目に、適宜値を入力 します。
ここで設定された外部リンク情報は、変換後データを表示する サイトに反映されます。
(8) 「General」タブでは、サイト構成ファイルの生成条件や検索機 能の使用可否に関する設定を行います。各項目の設定につ いては、下記をご参照ください。
「HTML Generation」セクション
Default HTML page filename
このサイトの目次ページとして使用する HTML ファイルのファイル名を指定します。その際、既定のファ イル名をドロップダウンから選択するか、任意のファイル名を直接入力することが可能です。
Define all links as absolute URLs
サイト内の各種リンクを絶対パスで記述する場合には、このチェックボックスにチェックを入れます。特に 必要の無い限りは、チェックを外して運用します。
Rebuild all HTML pages
ビルド処理実行時にすべての HTML ページをあわせて更新する場合には、このチェックボックスにチェ ックを入れます。既存のサイトで参照しているテンプレートをカスタマイズした際は、このオプションを有
効にした状態でビルド処理を一回実行して、その後チェックを外しておきます。
※Net-It Central 6.3 のプロジェクトファイルをアップデートして使用した場合
Net-It Central 6.3 のプロジェクトファイル(.ncp)をそのまま引き継いだ場合は、テンプレートに対する 変更箇所を反映させるため、初期状態でこのオプションが有効になっています。アップグレード後最 初のビルド処理を本オプションが有効な状態で実行したら、その後はチェックを外して運用してくださ い。
「Site Features」セクション
Enable site searching
Net-It Central の検索エンジン連携機能を有効にする場合には、このチェックボックスにチェックを入れ ます。これにより、ファイルの変換処理実行時に、検索インデックス作成用 HTML ファイルが生成される ようになります。なお、検索エンジン連携機能を利用するためには、別途検索エンジン製品を購入する 必要があります。
運用開始の時点では検索エンジン連携機能を使用しなくとも、将来的に使用する可能性がある場合 は、下記の手順で検索インデックス作成用 HTML の生成を設定しておきます。
(1) 「Enable site searching」にチェックを入れ、[Search Settings]ボタンをクリックします。
(2) Microsoft Indexing Service Configurator ダイアログが 表示されたら、[Manual Setup]ボタンをクリックしま す。
(3) Search Settings ダイアログが表示されたら、「Action」
および「Query Parameter」の両項目に、それぞれ「a」
(または任意の文字列)を入力して、[OK]ボタンをクリ ックします。
検索インデックス作成用 HTML の生成には、上記 2 項目への入力が必須です。
※検索エンジンとの連携を有効にする場合は、上記とは異なる設定が必要になります。詳細について は「運用ガイド」の第 1 章「2-1.検索エンジン連携の設定」の項をご参照ください。
Enable “I Have Read This”
日本語版の Net-It Central では、この機能は使用できません。必ずチェックを外した状態で運用してく ださい。
Flag as “New” or “Updated” if added/changed in the last ## days
新規に追加されたファイルや更新された既存ファイルに対して、「新規」または「更新」マークを表示させ る場合は、このチェックボックスにチェックを入れます。あわせて、追加または更新が発生してから何日 間マークを表示させるかを、1~365 の範囲内で入力します。
If document fails to convert, list it in the table of contents anyway
何らかの理由によって変換に失敗したファイルを Net-It Central サイトの目次ページ上に表示させる場 合には、このチェックボックスにチェックを入れます。このオプションが無効に設定された状態で変換に 失敗したファイルは Net-It Web サイト上に一切表示されなくなります。