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LCParam クラス

ドキュメント内 帳票Webサービス機能編 (ページ 41-45)

第5章 帳票Webサービス インタフェース仕様

5.3 クラスインタフェース

5.3.3 LCParam クラス

帳票出力時に使用するパラメタを保持します。本クラスのインスタンスを、LCWebSvcSoapClientクラス/LCWebSvcクラスの帳票出力メ ソッドにパラメータとして指定します。

5.3.3.1 コンストラクタの概要

LCParamクラスのコンストラクタを以下に示します。

LCParam()

LCParamオブジェクトを生成します。

5.3.3.2 プロパティの概要

LCParamクラスのプロパティを以下に示します。

プロパティの種類 プロパティの概要

バージョン情報 string version

帳票Webサービスのバージョンを指定します。

プロパティの種類 プロパティの概要

認証 string userName

帳票出力実行時のユーザのアカウントを指定します。

string password

帳票出力実行時のユーザのアカウントに対応するパスワードを指定します。

string domain

帳票出力実行時のユーザのアカウントが属するWindowsドメインを指定します。

実行環境 string fileType

帳票Webサービスの帳票出力の中で実行されるList Creatorの実行環境のコード系を指定し ます。

コマンドパラメタ string commandLine

帳票出力コマンドに与えるパラメタを指定します。

転送ファイル DataByte配 列

grhFile

グラフ属性ファイルのファイル名とデータを指定します。

DataByte配 列

grdFile

グラフデータファイル名とデータを指定します。

5.3.3.3 コンストラクタの詳細

LCParam LCParam() 用途

LCParamオブジェクトを生成します。

5.3.3.4 プロパティの詳細

●バージョン情報に関するプロパティ

string version 用途

帳票Webサービスのバージョンを指定します。

留意事項

以下の値を指定します。ほかの値が指定されると、エラーとなります。

1.0

●認証に関するプロパティ

string userName 用途

帳票出力実行時のユーザのアカウントを指定します。

留意事項

以下の値を指定します。ほかの値が指定されると、エラーとなります。

null

string password 用途

帳票出力実行時のユーザのアカウントに対応するパスワードを指定します。

留意事項

以下の値を指定します。ほかの値が指定されると、エラーとなります。

null

string domain 用途

帳票出力実行時のユーザのアカウントが属するWindowsドメインを指定します。

留意事項

以下の値を指定します。ほかの値が指定されると、エラーとなります。

null

●実行環境に関するプロパティ

string fileType 用途

帳票Webサービスの帳票出力の中で実行されるList Creatorの実行環境のコード系を指定します。

以下の値を文字列で指定します。ほかの値が指定されると、エラーとなります。

【Windows版】

CODE_SJIS

●コマンドパラメタに関するプロパティ

string commandLine 用途

帳票出力コマンドに与えるパラメタを指定します。

留意事項

・ 本パラメータで指定する文字列の文字数は、1~900文字の範囲です。

・ 帳票出力時に使用するメディアデータの運用方法によって、-visualdirオプション、または-gcmvisualfileオプションの指定が異なり ます。以下の場合があります。

a. 帳票Webサービスが動作するサーバに格納されたメディアデータを使用する場合 b. アプリケーションからグラフ属性ファイル、またはグラフデータファイルを転送する場合 aのみ該当する場合

-visualdirオプション、または-gcmvisualfileオプションを指定します。

bのみ該当する場合

-visualdirオプション、または-gcmvisualfileオプションは、指定不要です。

aおよびbが該当する場合

-visualdirオプション、または-gcmvisualfileオプションを指定します。

注意

アプリケーションからグラフ属性ファイル、またはグラフデータファイルを転送する場合、-visualdirに指定するフォルダ名は、200 バイト以下になるように指定します。

オプションの指定方法の詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。

・ 本パラメータで指定された文字列は、帳票出力で使用するList Creatorのprprintコマンドの起動パラメータとして使用されます。

LCWebSvcSoapClientクラスのメソッドごとの、指定可能なオプション文字列は以下のとおりです。

【Windows版】

LCWebSvcSoapClientクラスのメソッド commandLineに指定できるList Creatorのprprintコマンドのオプション文

字列

Prprint 全て指定可能。

PrprintRetDataByMem(注) 以下のオプションを除き指定可能。

・ -atdirectオプションのprint/stream/fax

・ -atmethodオプションのprint/stream/fax(出力方法)

・ -keeppdfオプション(PDFファイル保存時の格納先ファイル名)

・ -keepxlsxオプション(Excelファイル出力時の格納先ファイル名)

・ -gowffileオプション(OWFファイル生成時の格納先ファイル名)

・ -keeptiffオプション(TIFF出力時の格納先ファイル名)

PrprintWithFormData 以下のオプションを除き指定可能。

・ -f オプション(データファイル名)

・ -indatacodeオプション(入力データの文字コード系)

PrprintWithFormDataRetDataByMem(注 )

以下のオプションを除き指定可能。

・ -f オプション(データファイル名)

・ -indatacodeオプション(入力データの文字コード系)

・ -atdirectオプションのprint/stream/fax

・ -atmethodオプションのprint/stream/fax(出力方法)

・ -keeppdfオプション(PDFファイル保存時の格納先ファイル名)

・ -keepxlsxオプション(Excelファイル出力時の格納先ファイル名)

・ -gowffileオプション(OWFファイル生成時の格納先ファイル名)

・ -keeptiffオプション(TIFF出力時の格納先ファイル名)

注:-atdirectオプション、または-atmethodオプションを省略した場合は、PDF出力を行います。

List Creatorのprprintコマンドに指定可能なオプション文字列については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”の

prprintコマンドのオプション文字列の仕様を参照してください。

●転送ファイルに関するプロパティ

DataByte[] grhFile 用途

アプリケーションから転送する、グラフ属性ファイルのファイル名とデータを指定します。

留意事項

指定するDataByte型のFileNameは、拡張子「.grh」を含むファイル名のみを指定してください。

DataByte[] grdFile 用途

アプリケーションから転送する、グラフデータファイル名とデータを指定します。

留意事項

指定するDataByte型のFileNameは、拡張子「.grd」を含むファイル名のみを指定してください。

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