第4章 プログラム開発方法
4.4 帳票資源の配置と準備
ここでは、設計した帳票を運用環境に配置する方法について説明します。
帳票資源の配置とは、設計した帳票や帳票の出力時に必要なその他の資源を、アプリケーションサーバまたは帳票出力サーバに配 置する操作です。
4.4.1 【Windows版】
設計した帳票や帳票の出力時に必要なその他の資源をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバに配置します。
なお、同一コンピュータで帳票の設計と運用を行う場合、配置作業は不要です。
●準備する資源
準備する資源は、以下のとおりです。資源の格納先は、実行時に指定できます。
アプリケーションサーバに配置する資源
・ クライアントアプリケーション
・ グラフ属性ファイル/グラフデータファイル(使用する場合のみ)
帳票出力サーバに配置する資源
・ 帳票定義情報
・ データファイル(使用する場合のみ)
・ 情報ファイル(使用する場合のみ)
- 置換フォントファイル情報
- バーコード補正情報ファイル
- 帳票出力情報ファイル
- 電子帳票情報ファイル
- 電子保存時のFAX受信者情報ファイル
- FAX送信時のFAX受信者情報ファイル
- PDFメール配信情報ファイル
- PDF文書情報ファイル
- Excel文書情報ファイル
・ PDFファイルに添付するファイル(使用する場合のみ)
・ PDFメール配信時のメールに添付するファイル(使用する場合のみ)
・ PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル(使用する場合のみ)
●帳票資源の配置手順
以下に、資源をアプリケーションサーバ/帳票出力サーバに配置する手順を示します。
= 操作手順 =
1. 帳票格納ディレクトリを作成する
配置先コンピュータに帳票定義情報を格納するディレクトリを準備します。帳票を設計したコンピュータとディレクトリ名が異なっ ていても構いません。
2. クライアントアプリケーションにおけるWebサービスが動作するサーバのホスト名またはIPアドレス指定を変更する。
クライアントアプリケーションで指定する、Webサービスが動作するサーバのホスト名またはIPアドレスを、配置先のアプリケーショ ンサーバ/帳票出力サーバのホスト名またはIPアドレスに変更します。必要に応じて、クライアントアプリケーションを再コンパイ ルします。
3. 帳票資源を配置する
1. 前項でWebサービスが動作するサーバのホスト名またはIPアドレスの指定を変更したクライアントアプリケーションを、アプリ ケーションサーバ/帳票出力サーバに配置します。
2. 帳票を設計したコンピュータの帳票格納ディレクトリに格納されている帳票定義情報を、配置先コンピュータの帳票格納ディ レクトリに配置します。
対象となる資源を以下に示します。
- 帳票名.pmd
- 帳票名.ovd(オーバレイを使用する場合のみ)
- 帳票名.psf
- 帳票名.bip
3. データファイルを配置する場合は、配置先コンピュータに配置します。
4. 以下の帳票資源を使用する場合は、これらの資源も配置先コンピュータに配置します。
- メディアデータファイル - 情報ファイル
- PDFファイルに添付するファイル
- PDFメール配信時のメールに添付するファイル
- PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル
注意
帳票定義情報やメディアデータファイルなどのテキストファイル以外の資源をFTPなどのファイル転送を利用して配置先のコンピュー タに配置する場合、必ずバイナリモードで転送してください。その他のモードで転送した場合、帳票の出力に失敗することがありま す。