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セットアップ

ドキュメント内 帳票Webサービス機能編 (ページ 57-62)

第8章 トラブル情報採取について

A.1 互換のための帳票 Web サービスとは

A.2.2 セットアップ

ASP.NETを使用可能にするセットアップ”を実施してください。

・ Windows Server 2012に標準搭載されている.NET Framework4.5に対応していません。使用する場合は、Windows Updateから.NET

Framework 3.xをダウンロードし、インストールしてください。

手順3:List Creatorのインストール

帳票Webサービスを使用して帳票を出力するには、帳票Webサービスをセットアップするサーバに、List Creator Standard Edition、ま

たはList Creator Enterprise Editionをインストールする必要があります。List Creatorのインストールについては、ソフトウェア説明書を参

照してください。

手順4:帳票Webサービスモジュールのインストール

帳票Webサービスを使用して帳票を出力するには、帳票Webサービスをセットアップするサーバに、帳票Webサービスモジュールをあ らかじめインストールしておく必要があります。インストールの手順については、ソフトウェア説明書を参照してください。

A.2.2 セットアップ

●IISでASP.NETを使用可能にするセットアップ

帳票Webサービスの動作には、インターネットインフォメーション サービス (IIS)にて、ASP.NETを使用可能である必要があります。

ASP.NETを使用可能とするためには、以下の手順を実行してください。

aspnet_regiisコマンドの実行

ポイント

本項目は、Windows Server 2003で動作するIIS 6.0のみ対象となります。

1. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2. 帳票Webサービスが動作するサーバで、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、[名前]に以下のとおり入力して、[OK]

ボタンをクリックします。

- 【Windows版】の場合

%SYSTEMROOT%\Microsoft.NET\Framework

- 【Windows(x64)版】の場合

%SYSTEMROOT%\Microsoft.NET\Framework64

3. 表示されるエクスプローラの中からVersion 2.0用のフォルダ「v2.0.NNNNN」(※.NET Framework 2.0、3.0、または3.5を使用する 場合。v2.0で始まるフォルダが複数ある場合は、NNNNNが一番大きな値のフォルダ。例:v2.0.50727)を開きます。このフォルダ 内のaspnet_regiis.exeを表示してください。

4. エクスプローラを開いたまま、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、[名前]に“cmd.exe”と入力して、[OK]ボタンをク リックします。すると、コマンドプロンプトのウィンドウが表示されます。

5. 項番3で表示したaspnet_regiis.exeをエクスプローラで選択し、それを項番4で表示したコマンドプロンプトのウィンドウにドラッグ&

ドロップします。すると、aspnet_regiis.exeの絶対パス名がコマンドプロンプトに貼り付けられます。

6. 項番5でコマンドプロンプトに貼り付けたaspnet_regiis.exeの絶対パス名の末尾に、半角空白を一文字挿入し、その後に“/i”と入 力してから改行キーを押し、aspnet_regiis.exeを実行します。

7. aspnet_regiis.exeの実行が正常に終了することを確認してください(ASP.NETのインストールが完了した旨のメッセージが画面に 表示されれば、正常終了しています)。

8. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

IISのWebサービス拡張でASP.NETの状態を「許可」に設定する

ポイント

本項目は、Windows Server 2003で動作するIIS 6.0のみ対象となります。

1. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2. 帳票Webサービスが動作するサーバで、[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション

サービス (IIS) マネージャ]を選択し、インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャを起動します。

3. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の左の画面で、[インターネット インフォメーション サービス]>[<サー

バ名> (ローカル コンピュータ)](※注:<サーバ名>は帳票Webサービスが動作するサーバ名)と展開し、[Webサービス拡張]を 選択します。

4. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の右の画面に、Webサービス拡張の一覧が表示されます。この一

覧にある [ASP.NET V2.0.NNNNN] (※.NET Framework 2.0、3.0、または3.5を使用する場合。NNNNNは5桁の数字)の状態を [許可]に設定します。

ポイント

Webサービス拡張の一覧に [ASP.NET V2.0.NNNNN]が存在しない場合は、前項で説明したaspnet_regiisコマンドが正常に実 行されていない可能性があります。この場合は、aspnet_regiisコマンドを再度実行してください。

5. [インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ]画面を閉じます。

6. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

IISの設定でASP.NETの状態を「許可」に設定する

ポイント

本項目は、Windows Server 2008で動作するIIS 7.0、Windows Server 2008 R2で動作するIIS 7.5、Windows Server 2012で動作するIIS 8.0、およびWindows Server 2012 R2で動作するIIS 8.5が対象となります。

1. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2. 帳票Webサービスが動作するサーバで、インターネットインフォメーション サービス (IIS) マネージャを起動します。

Windows Server 2008の場合は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネットインフォメーションサービ

ス (IIS) マネージャ]を選択してください。

Windows Server 2012の場合は、[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]または[すべての アプリ]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]を選択してください。

3. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の左の[接続]画面にWebサーバの一覧が表示されます。この画面

で、帳票Webサービスが動作するコンピュータ名を持つサーバを選択してください。

4. [インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ]の中央画面に、前項で選択したサーバの[ホーム]が表示されます。

中央画面の最下部にビューの選択ボタンがありますので、[機能ビュー]をクリックして選択してください。次に、[ホーム]画面に存 在する機能アイコンから、[ISAPIおよびCGIの制限]を選び、マウスを右ボタンクリックして[機能を開く]を実行してください。

5. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の中央画面に、[ISAPIおよびCGIの制限]画面が表示されます。中 央画面の最下部にビューの選択ボタンがありますので、[機能ビュー]をクリックして選択してください。すると、Webサーバ上で実

行できるISAPIおよびCGI拡張の一覧が表示されますので、[説明]列に”ASP.NET”と書かれた列を確認します。もし、[制限]列

の内容が”許可”以外の場合は、その”ASP.NET”と書かれた列を選択し、マウスを右ボタンクリックして、[許可]を実行してくださ い。”ASP.NET”と書かれた列が複数行存在する場合は、全ての行に対して[許可]を実行してください。

6. [インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ]画面を閉じます。

7. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

●帳票Webサービスモジュールのセットアップ

帳票Webサービスを使用する前に、帳票Webサービスモジュールのセットアップを完了しておく必要があります。セットアップの前に、

帳票Webサービスモジュールのインストールを完了させておいてください。

コンポーネントの実行アカウントの設定

帳票Webサービスを実行して帳票出力するときの、実行ユーザのアカウントを設定します。帳票出力は、この実行ユーザアカウントの 権限で実行されます。

コンポーネントの実行アカウントの設定手順は、以下のとおりです。

1. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2. Windows Server 2003、Windows Server 2008の場合は[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[コンポーネントサー ビス]を選択します。

Windows Server 2012の場合は、[管理ツール]-[コンポーネントサービス]または[すべてのアプリ]-[コンポーネントサービス]を 選択します。

3. [コンポーネントサービス]の左の画面で、[コンポーネントサービス]>[コンピュータ]>[マイコンピュータ]>[COM+アプリケーション]

と展開し、【Windows版】の場合は「f3gbwbs0」を、【Windows(x64)版】の場合は「f4gbwbs0」を右ボタンクリックして、[プロパティ]

を選択します。

以下に、【Windows版】での設定画面を示します。

4. プロパティのダイアログボックスで[ID]タブを選択します。[このユーザー]のラジオボタンを選択し、帳票Webサービスを実行する 実行ユーザのアカウントを設定して、[OK]ボタンをクリックします。

5. [コンポーネント サービス]画面を閉じます。

6. 帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

ポイント

帳票出力は、ここで指定したユーザアカウントで実行されます。このため、ここで指定するユーザアカウントには、以下が必要で す。

- List Creatorコマンド(prprintコマンド)の実行権があること。

- List Creatorコマンド(prprintコマンド)へのPATHが、このユーザアカウントで設定されていること。

- 帳票出力時に使用する帳票定義情報、メディアデータの読み取り権限、およびこれらファイルが格納されたフォルダの読み 取り権限があること。

- 印刷する場合は、出力属性として指定する出力先プリンタ名が、このユーザアカウントで定義されていること。

- PDFファイル、OWFファイル、またはExcelファイルに帳票出力する場合は、出力先フォルダの書き込み権限と読み取り権限 があること。

- イベントログへの書き込み権があること。

●オペレーティングシステムのファイアウォール設定

帳票Webサービスが動作するサーバのオペレーティングシステムにファイアウォールが導入されている場合は、帳票Webサービスが通 信するポートをブロックしないように設定してください。帳票Webサービスは、デフォルトではポート番号が80のポートを使用します。

A.3 【Solaris版】帳票Webサービスの準備

互換のための帳票Webサービス【Solaris版】を使用するための、ソフトウェアのインストールとセットアップについて説明します。

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