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帳票Webサービス機能編

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Academic year: 2021

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(1)

B1X1-0202-07Z0(00)

2015年1月

Windows/Windows(64)/Solaris

FUJITSU Software

Interstage List Creator V10.4.0

(2)

まえがき

本書は、帳票Webサービスの概要、使用するための準備、プログラム開発方法、Webサービスインタフェース仕様、動作設定、運用上 の注意、およびトラブル情報収集について説明しています。 本書の内容は、各オペレーティングシステムで共通となっています。

対象読者と前提知識

本書は、帳票Webサービスを利用する一般ユーザ、システム管理者を対象としています。本書を読むためには、以下の知識が必要で す。

SOAP、Webサービスに関する基本的な知識

SOAP-RPC方式を使ったWebサービスを利用するクライアントアプリケーションの作成に関する知識

WS-I Basic Profileに準拠したWebサービスを利用するクライアントアプリケーションの作成に関する知識

XMLに関する基本的な知識

C#言語、Java言語の知識(各言語を使ってクライアントアプリケーションを開発する場合)

.NET Frameworkの知識(.NET Framework上で動作するクライアントアプリケーションを開発する場合)

Interstage Application Serverに関する知識(【Solaris版】の場合)

オブジェクト指向技術に関する基本的な知識

使用するオペレーティングシステムに関する基本的な知識

本書の構成

本書は、次の構成になっています。 第1章帳票Webサービスとは 帳票Webサービスの概要について説明します。 第2章インストール 帳票Webサービスを使用するために必要なソフトウェアのインストールとアンインストールについて説明します。 第3章セットアップ 帳票Webサービスを使用するためのセットアップについて説明します。 第4章プログラム開発方法 帳票Webサービスが提供するインタフェースを使用したユーザアプリケーション(プログラム)の作成方法について説明します。 第5章帳票Webサービスインタフェース仕様 帳票Webサービスのインタフェース仕様について説明します。 第6章動作設定 帳票Webサービスの動作の設定方法について説明します。 第7章運用上の注意 帳票Webサービスの運用上の注意について説明します。 第8章トラブル情報採取について 帳票Webサービスを使用中に発生したトラブルの情報を採取する方法について説明します。 付録A 互換のための帳票Webサービス V10.1.0以前で提供していた帳票Webサービスの概要、構築、インタフェースなどについて、説明します。

(3)

付録B 文字コード系について

帳票Webサービスのインタフェースで使用できる文字コードの留意事項について説明します。 付録C 帳票Webサービス機能の互換について

WS-I Basic Profileに準拠した帳票Webサービス(V10.2.0以降)と、互換のための帳票Webサービス(V10.1.0以前)の互換につい

て、説明します。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、 必要な手続きをおとりください。

著作権

Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。

(4)

マニュアルの体系と読み方

本書をお読みになる前に、オンラインマニュアル“マニュアル体系と読み方”をお読みください。

オンラインマニュアル“マニュアル体系と読み方”には、List Creatorのマニュアル体系、マニュアルの読み方、表記上の規則、対象読 者と前提知識、用語の対応表、および商標などについて記載されています。

(5)

目 次

第1章帳票Webサービスとは... 1 1.1 機能概要... 1 1.2 出力形態... 1 第2章インストール...2 2.1 インストール... 2 2.1.1 インストール前の作業...2 2.1.2 インストール手順... 2 2.1.2.1 IISのインストール...2 2.1.2.2 .NET Frameworkのインストール... 3 2.1.2.3 List Creatorのインストール... 3 2.1.2.4 帳票Webサービスモジュールのインストール... 3 2.1.3 インストール後の作業...3 2.2 アンインストール... 5 2.2.1 アンインストール前の作業...5 2.2.2 アンインストール手順... 6 2.2.3 アンインストール後の作業...10 第3章セットアップ... 12 3.1 IISでASP.NETを使用可能にするセットアップ... 12 3.2 帳票Webサービスモジュールのセットアップ...13 3.3 IISの設定...16 3.4 オペレーティングシステムのファイアウォール設定... 17 第4章プログラム開発方法...18 4.1 作成の流れ...18 4.2 WSDLドキュメントについて...18 4.2.1 WSDLドキュメント... 18 4.3 帳票Webサービスを使用したアプリケーションの作成...19 4.3.1 アプリケーションの作成手順... 20 4.3.2 アプリケーションの記述例... 21 4.3.3 アプリケーションのコンパイル・実行... 26 4.4 帳票資源の配置と準備...26 4.4.1 【Windows版】... 26 第5章帳票Webサービスインタフェース仕様... 29 5.1 インタフェース定義... 29 5.2 クラスについて... 29 5.3 クラスインタフェース...29 5.3.1 LCWebSvcSoapClientクラス...29 5.3.1.1 コンストラクタの概要... 29 5.3.1.2 メソッドの概要... 29 5.3.1.3 コンストラクタの詳細... 30 5.3.1.4 メソッドの詳細... 30 5.3.2 LCWebSvcクラス... 32 5.3.2.1 コンストラクタの概要... 32 5.3.2.2 メソッドの概要... 32 5.3.2.3 コンストラクタの詳細... 32 5.3.2.4 メソッドの詳細... 32 5.3.3 LCParamクラス...34 5.3.3.1 コンストラクタの概要... 34 5.3.3.2 プロパティの概要...34 5.3.3.3 コンストラクタの詳細... 35 5.3.3.4 プロパティの詳細...35 5.3.4 FormDataクラス... 38

(6)

5.3.4.1 コンストラクタの概要... 38 5.3.4.2 プロパティの概要...38 5.3.4.3 プロパティの詳細...38 5.3.5 RetMemDataクラス...39 5.3.5.1 コンストラクタの概要... 39 5.3.5.2 プロパティの概要...39 5.3.5.3 プロパティの詳細...39 5.3.6 DataByteクラス... 39 5.3.6.1 コンストラクタの概要... 40 5.3.6.2 プロパティの概要...40 5.3.6.3 プロパティの詳細...40 第6章動作設定... 41 6.1 【Windows版】の動作設定... 41 6.1.1 動作設定ファイル... 41 6.1.2 設定方法... 41 6.1.3 設定項目... 42 第7章運用上の注意...45 7.1 【Windows版】の注意事項... 45 7.1.1 帳票定義情報の注意事項...45 7.1.1.1 入力データをメモリ渡しする場合の項目定義の項目長について... 45 7.1.2 クライアントアプリケーション作成時の注意事項... 45 7.1.2.1 タイムアウトについて... 45 7.1.3 実行時の注意事項...45 7.1.3.1 帳票定義情報の配置ディレクトリについて...45 7.1.3.2 クライアントアプリケーションがメモリ不足を起こす場合... 45 7.1.3.3 一時ファイルについて...45 7.1.3.4 ASP.NETでデッドロック検出のエラーが発生した場合について... 46 7.1.4 環境設定時の注意事項...46 7.1.4.1 List Creatorの環境設定について... 46 第8章トラブル情報採取について... 47 8.1 帳票出力時のトラブルの情報を採取する... 47 付録A 互換のための帳票Webサービス...48 A.1 互換のための帳票Webサービスとは...48 A.1.1 機能概要...48 A.1.2 出力形態...48 A.2 【Windows版】帳票Webサービスの準備... 49 A.2.1 必須ソフトウェアのインストール... 49 A.2.2 セットアップ... 50 A.3 【Solaris版】帳票Webサービスの準備...55 A.3.1 必須ソフトウェアのインストール... 55 A.3.2 セットアップ... 55 A.4 プログラム開発方法...58 A.4.1 作成の流れ...58 A.4.2 WSDLドキュメントについて... 58 A.4.3 互換のための帳票Webサービスを使用したアプリケーションの作成手順...59 A.4.4 互換のための帳票Webサービスを使用したアプリケーションの記述例...60 A.4.5 互換のための帳票Webサービスを使用したアプリケーションのコンパイル・実行... 64 A.4.6 帳票資源の配置と準備... 64 A.5 帳票Webサービス インタフェース仕様... 69 A.5.1 LCWebSvcクラス...69 A.5.2 LCParamクラス... 72 A.5.3 FormDataクラス... 75 A.5.4 RetMemDataクラス...76 A.6 動作設定...77

(7)

A.6.1 【Windows版】の動作設定... 77 A.6.2 【Solaris版】の動作設定...79 A.7 運用上の注意...81 A.7.1 【Windows版】と【Solaris版】共通の注意事項...81 A.7.2 【Windows版】の注意事項... 82 A.7.3 【Solaris版】の注意事項...83 A.8 トラブル情報採取について... 86 A.8.1 帳票出力時のトラブルの情報を採取する... 86 付録B 文字コード系について...89 B.1 【Windows版】... 89 B.1.1 使用できる文字コード系...89 B.1.2 使用する文字コードに関する注意事項...89 B.2 【Solaris版】...90 B.2.1 使用できる文字コード系...90 B.2.2 使用する文字コードに関する留意事項...90 付録C 帳票Webサービス機能の互換について... 91

(8)

1

帳票

Web

サービスとは

本章では、帳票Webサービスの概要について説明します。

1.1

機能概要

帳票Webサービスとは、帳票出力を行うWebサービスです。WS-I Basic Profileに準拠した帳票出力インタフェースを提供します。 帳票出力には、List Creatorを使用します。帳票Webサービスをユーザアプリケーションから呼び出すことにより、List Creatorのprprint コマンドと同等の帳票出力を実行できます。 入力データとしては、以下のデータを扱います。

帳票出力サーバに格納されているデータファイル(以降、ファイル渡しと呼びます。)

ユーザアプリケーションでデータ生成(以降、メモリ渡しと呼びます。)

注意

V10.1.0以前で提供していたSOAP-RPC方式の帳票Webサービスを使用する場合には、インストール方法やセットアップ手順が異なり ます。 V10.1.0以前で提供していたSOAP-RPC方式の帳票Webサービスのインストールについては「ソフトウェア説明書」、概要、セットアッ プ、および運用については“付録A 互換のための帳票Webサービス”を参照してください。

1.2

出力形態

帳票Webサービスは、帳票出力にList Creatorのprprintコマンドを使用しているため、List Creatorのprprintコマンドが出力可能な出力 先に帳票を出力することができます。出力方法として「PDFファイル」「印刷」「電子帳票(List Worksに格納)」「OWFファイル」「FAX」 「Excelファイル」「TIFFファイル」を指定できます。

また、帳票Webサービスでは、生成した帳票(PDFファイル、OWFファイル、Excelファイル、TIFFファイル)をユーザアプリケーションに 転送したり、帳票出力サーバでそのまま保存したりできます。

(9)

2

インストール

帳票Webサービスを使用するために必要なソフトウェアのインストールおよびアンインストールについて説明します。

2.1

インストール

帳票Webサービスを使用するために必要なソフトウェアのインストールについて説明します。

2.1.1

インストール前の作業

帳票Webサービスをインストールする前に、以下の注意事項を確認します。

帳票Webサービスは、サイレントインストールをサポートしていません。

帳票Webサービスは、インターネット環境下では利用できません。必ず、イントラネット環境下で利用してください。

帳票Webサービスのインストールは、必ず付属のインストールプログラムで行ってください。COPYコマンドなどで複写した場合は動 作しません。

帳票Webサービスをインストールすると、インターネット インフォメーション サービス (IIS)のポート番号80のWebサイトの配下に、 「LCWebSvcEx」の仮想ディレクトリが作成されます。

IISにポート番号80のWebサイトが存在しない状態で、帳票Webサービスをインストールすると、IISにはポート番号80の「Default Web Site」が作成され、帳票Webサービスは「Default Web Site」を使用するように定義されます。

そのため、以下の場合は、インストール後にIISでの設定が必要です。

80以外のポート番号で帳票Webサービスを使用したい場合

「Default Web Site」以外のWebサイトで帳票Webサービスを使用したい場合

IISでの設定手順については、“2.1.3 インストール後の作業”を参照してください。

Windows版 帳票WebサービスおよびWindows(x64)版 帳票Webサービスを、同一サーバ上にインストールできません。サーバに

は、Windows版またはWindows(x64)版のどちらかをインストールします。

2.1.2

インストール手順

2.1.2.1 IIS

のインストール

帳票Webサービスを使用するには、帳票Webサービスをセットアップするサーバに、IISを事前にインストールしておく必要があります。 IISのインストール方法は、オペレーティングシステムのヘルプを参照してください。

注意

Windows Server 2008のIIS7、Windows Server 2008 R2のIIS7.5を使用する場合は、Webサーバ(IIS)のセットアップ時に、以下の [役割サービス]の追加を行ってください。

[Webサーバ]-[アプリケーション開発]の[ASP.NET]

[管理ツール]-[IIS 6 管理互換]の[IIS 6 メタベース互換]

Windows Server 2012のIIS8.0、Windows Server 2012 R2のIIS8.5を使用する場合は、以下の[役割サービス]の追加を行ってくだ

さい。

[Webサーバ]-[アプリケーション開発]の[ASP.NET 3.5]

[管理ツール]-[IIS6管理互換]の[IIS6メタベース互換]

(10)

なお、ASP.NET 3.5を有効にする場合、ASP.NET 4.5も有効にする必要があります。詳細については、マイクロソフトの技術情報を 参照してください。

2.1.2.2 .NET Framework

のインストール

帳票Webサービスを使用するには、帳票Webサービスをセットアップするサーバに、以下のいずれかを事前にインストールしておく必 要があります。

.NET Framework 2.0(日本語版)

.NET Framework 3.0(日本語版)

.NET Framework 3.5(日本語版)

.NET Framework 4.0(日本語版)

.NET Framework 4.5(日本語版)

.NET Frameworkは、Windows Updateからインストール可能です。または、Microsoft社のWWWサイトから入手可能です。

注意

IISがインストールされていないサーバに.NET Frameworkをインストールする場合は、IISをインストール後、.NET Frameworkをイン

ストールしてください。

帳票WebサービスをWindows Server 2003で動作するIIS 6.0上で、.NET Framework 2.0、3.0、または3.5と組み合わせて使用する

場合は、.NET Frameworkをインストールした後、帳票Webサービスモジュールのインストール前に“3.1 IISでASP.NETを使用可能 にするセットアップ”を実施してください。

2.1.2.3 List Creator

のインストール

帳票Webサービスを使用して帳票を出力するには、帳票Webサービスをセットアップするサーバに、List Creator Standard Edition、ま たはList Creator Enterprise Editionをインストールする必要があります。List Creatorのインストールについては、ソフトウェア説明書を参 照してください。

2.1.2.4

帳票

Web

サービスモジュールのインストール

帳票Webサービスを使用して帳票を出力するには、帳票Webサービスをセットアップするサーバに、帳票Webサービスモジュールをあ らかじめインストールしておく必要があります。 インストールの手順は、以下のとおりです。

1.

Administratorsグループに属するユーザでログインします。

2.

製品媒体の\Japanese\LCWebSvc\WSI_BP\setup.exeを起動します。

3.

インストーラが起動されますので、表示されるメッセージにしたがってインストールを行います。

注意

互換のための帳票Webサービス機能、または、V10.1までの帳票Webサービス機能と同じインストールディレクトリを指定しないで ください。

4.

コンピュータを再起動します。Administratorsグループに属するユーザでログインします。

2.1.3

インストール後の作業

80以外のポート番号で帳票Webサービスを使用したい場合、または「Default Web Site」以外のWebサイトで帳票Webサービスを使用

(11)

Windows Server 2003の場合

1.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」を以下のよう に起動します。 [スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]

2.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で、以下のように展開します。 [インターネット インフォメーション サービス]-[<<サーバ名>>(ローカルコンピュータ)]-[Web サイト]-[既定の Web サイ ト](注) 注:ポート番号が80の[既定の Web サイト]を展開します。

3.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧に[LCWebSvcEx]が存在した場合は、右ボタンクリッ クし[削除]を実行します。

4.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧に表示された、帳票Webサービスを使用するポート 番号のWebサイト上で右ボタンクリックし、[新規作成]-[仮想ディレクトリ]を実行します。

5.

「仮想ディレクトリの作成ウィザード」が起動します。 「仮想ディレクトリの「作成ウィザードの開始」画面では[次へ]をクリックします。

6.

「仮想ディレクトリ エイリアス]の画面で、[エイリアス]に"LCWebSvcEx"を設定して、[次へ]をクリックします。

注意

"LCWebSvcEx"は、この通りの綴りで英大文字/英小文字を設定してください。

7.

「Webサイトのコンテンツのディレクトリ」画面で、以下のディレクトリを設定して、[次へ]をクリックします。 <<帳票Webサービスのインストールディレクトリ>>\inetpub\LCWebSvcEx 以下にデフォルトのインストールディレクトリを示します。 Windows 32ビットOSの場合 (インストールドライブ):\Program Files\LCWebService\LCWebSvcEx Windows 64ビットOSの場合 【Windows版】

(インストールドライブ):\Program Files (x86)\LCWebService\LCWebSvcEx

【Windows(x64)版】 (インストールドライブ):\Program Files\LCWebService\LCWebSvcEx

8.

「仮想ディレクトリのアクセス許可」画面では[読み取り]と[ASPなどのスクリプトを実行する]にチェックを入れ、[次へ]をクリックしま す。

9.

「仮想ディレクトリの作成ウィザードは正常終了しました」の画面が表示されたら、[完了]をクリックします。

10.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」画面を閉じます。

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

1.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」を以下のように起動します。 Windows Server 2008の場合 [スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] Windows Server 2012の場合 [管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]または[すべてのアプリ]-[インターネット イン フォメーション サービス (IIS) マネージャ]

(12)

2.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で、以下のように展開します。

[<<帳票Webサービスが動作するサーバ名>>]-[サイト]-[Default Web Site]または[既定の Web サイト](注)

注:ポート番号が80の[Default Web Site]または[既定の Web サイト]を展開します。

3.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧に[LCWebSvcEx]が存在した場合は、右ボタンクリッ クし[削除]を実行します。

4.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧に表示された、帳票Webサービスを使用するポート 番号のWebサイト上で右ボタンクリックし、[アプリケーションの追加]を実行します。

5.

「アプリケーションの追加」が起動します。 [エイリアス]には、"LCWebSvcEx"を設定します。

注意

"LCWebSvcEx"は、この通りの綴りで英大文字/英小文字を設定してください。 [物理パス]には、以下のディレクトリを設定します。 <<帳票Webサービスのインストールディレクトリ>>\inetpub\LCWebSvcEx 以下にデフォルトのインストールディレクトリを示します。 Windows 32ビットOSの場合 (インストールドライブ):\Program Files\LCWebService\LCWebSvcEx Windows 64ビットOSの場合 【Windows版】

(インストールドライブ):\Program Files (x86)\LCWebService\LCWebSvcEx

【Windows(x64)版】 (インストールドライブ):\Program Files\LCWebService\LCWebSvcEx 指定が完了したら、[OK]をクリックします。

6.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」画面を閉じます。

2.2

アンインストール

帳票Webサービスを使用するために必要なソフトウェアのアンインストールについて説明します。

2.2.1

アンインストール前の作業

帳票Webサービスをアンインストールする前に、以下の注意事項を確認します。

アンインストール中に、キャンセルボタンを押下してアンインストールを中断すると、製品が正しく動作しません。再度アンインストー ルを実行し、すべてのファイルおよび環境を削除した上で、再度インストールしてください。

帳票Webサービスのインストール時に、IISにポート番号80のWebサイトが存在しなかったために作成されたポート番号80の「Default Web Site」は、アンインストール時に削除されません。帳票Webサービスをアンインストールした後に削除します。

「Default Web Site」の削除手順については、“2.2.3 アンインストール後の作業”を参照してください。

“2.1.3 インストール後の作業”を行った場合は、帳票Webサービスのアンインストール前に、以下の手順で「帳票Webサービスが存 在するWebサイト」を削除してください。

(13)

2.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」を以下のように起動します。

Windows Server 2003、またはWindows Server 2008の場合

[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] Windows Server 2012の場合 [管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]または[すべてのアプリ]-[インターネット イ ンフォメーション サービス (IIS) マネージャ]

3.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で、以下のように展開します。 Windows Server 2003の場合 [インターネット インフォメーション サービス]-[<<サーバ名>>(ローカルコンピュータ)]-[Web サイト]-<<帳票Webサー ビスが存在するWebサイト>>

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

[<<帳票Webサービスが動作するサーバ名>>]-[サイト]-[Default Web Site]または[既定の Web サイト]

4.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧にある[LCWebSvcEx]を右ボタンクリックし、[削 除]を実行します。

5.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」画面を閉じます。

6.

“2.2.2 アンインストール手順”に記載されている手順で、帳票Webサービスをアンインストールします。

2.2.2

アンインストール手順

以下の手順で、帳票Webサービスをアンインストールします。

1.

インストールを実行したユーザでログインします。

ポイント

インストールを実行したユーザでログインすると、以下の画面に「帳票Webサービス」が表示されます。

Windows Server 2003の場合 「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

「プログラムと機能」の「インストールと削除」タブの一覧

2.

帳票Webサービスを使用するユーザアプリケーションが実行中の場合は、そのアプリケーションを終了します。

3.

「コントロールパネル」から「帳票Webサービス(WS-I Basic Profile対応)」をアンインストールします。

4.

コンピュータを再起動します。

●手動で製品を削除する手順

インストール時の不測の事態により、再インストールまたはアンインストールが正常に動作しなくなった場合、以下の手順により、ハード ディスク上からすべての関連資産を削除できます。すべての関連資産を削除することで、元の環境に復旧できます。

1.

インストール先のサーバを再起動します。

2.

Administratorsグループに属するユーザでログインします。

3.

起動中のアプリケーションを、すべて終了します。

(14)

4.

インターネット インフォメーション サービス(IIS)を停止します。

1.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」を以下のように起動します。

Windows Server 2003、またはのWindows Server 2008場合

[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ] Windows Server 2012の場合 [管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ]または[すべてのアプリ]-[インターネット イ ンフォメーション サービス(IIS)マネージャ]

2.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で、以下のように展開します。 Windows Server 2003の場合 [インターネット インフォメーション サービス]-[<<サーバ名>>(ローカルコンピュータ)]-[Web サイト]-[既定の Web サイト](注) 注:ポート番号が80の[既定の Web サイト]を展開します。

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

[<<帳票Webサービスが動作するサーバ名>>]-[サイト]-[Default Web Site]または[既定の Web サイト](注)

注:ポート番号が80の[Default Web Site]または[既定の Web サイト]を展開します。

3.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧に「LCWebSvcEx」が存在した場合、以下の手

順で「LCWebSvcEx」のアプリケーションプール名を確認します。

Windows Server 2003の場合

「LCWebSvcEx」を右ボタンクリックし、[プロパティ]を開きます。

[仮想ディレクトリ]タブの[アプリケーションプール]に表示されるアプリケーションプール名を確認します。

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

「LCWebSvcEx」を右ボタンクリックし、[アプリケーションの管理]-[詳細設定]を開きます。

[全般]-[アプリケーションプール]に表示されるアプリケーションプール名を確認します。

4.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で、以下のように展開します。

Windows Server 2003の場合

[インターネット インフォメーション サービス]-[<<サーバ名>>(ローカルコンピュータ)]

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

[<<帳票Webサービスが動作するサーバ名>>]

5.

[アプリケーションプール]を選択します。 表示されるアプリケーションプールの一覧から、3で確認したアプリケーションプールを右ボタンクリックし、「停止」を実行し ます。

6.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」画面を閉じます。

5.

実行コンポーネントを、コンポーネント サービスからシャットダウンします。

1.

「コンポーネント サービス」を以下のように起動します。

Windows Server 2003、またはWindows Server 2008の場合

[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[コンポーネント サービス] Windows Server 2012の場合 [管理ツール]-[コンポーネント サービス]または[すべてのアプリ]-[コンポーネント サービス]

2.

「コンポーネント サービス」の左の画面で、[コンポーネント サービス]-[コンピュータ]-[マイコンピュータ]-[COM+ アプ リケーション]と展開し、以下の実行コンポーネントが存在するか確認します。 存在した場合は、右ボタンクリックし、「シャットダウン」を実行します。

(15)

【Windows版】

LCWebService(WS-I Basic Profile)

【Windows(x64)版】

LCWebService(WS-I Basic Profile)(x64)

3.

「コンポーネント サービス」画面を閉じます。

6.

実行コンポーネントを、アセンブリキャッシュから削除します。

1.

エクスプローラを起動し、Windowsディレクトリ配下のassemblyフォルダを開きます。

2.

以下のように実行コンポーネントを、アセンブリキャッシュから削除します。

【Windows版】

Windows Server 2003、またはWindows Server 2008の場合

表示されたassemblyディレクトリの内容一覧に「f3gbwbs0」がある場合には、「f3gbwbs0」を右ボタンクリックして、「アン インストール」を実行します。 Windows Server 2012の場合 assemblyフォルダ配下のGAC_MSILフォルダを開きます。 GAC_MSILフォルダ配下にf3gbwbs0フォルダがある場合には、f3gbwbs0フォルダを右クリックし、「削除」を実行しま す。 【Windows(x64)版】

Windows Server 2003、またはWindows Server 2008の場合

表示されたassemblyディレクトリの内容一覧に「f4gbwbs0」がある場合には、「f4gbwbs0」を右ボタンクリックして、「アン インストール」を実行します。 Windows Server 2012の場合 assemblyフォルダ配下のGAC_MSILフォルダを開きます。 GAC_MSILフォルダ配下にf4gbwbs0フォルダがある場合には、f4gbwbs0フォルダを右クリックし、「削除」を実行しま す。

3.

エクスプローラ画面を閉じます。

7.

実行コンポーネントを、コンポーネント サービスから削除します。

1.

「コンポーネント サービス」を以下のように起動します。

Windows Server 2003、またはWindows Server 2008の場合

[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[コンポーネント サービス] Windows Server 2012の場合 [管理ツール]-[コンポーネント サービス]または[すべてのアプリ]-[コンポーネント サービス]

2.

「コンポーネント サービス」の左の画面で、[コンポーネント サービス]-[コンピュータ]-[マイコンピュータ]-[COM+ アプ リケーション]と展開し、以下の実行コンポーネントが存在するか確認します。 存在した場合は、右ボタンクリックし、「削除」を実行します。 【Windows版】

LCWebService(WS-I Basic Profile)

【Windows(x64)版】

LCWebService(WS-I Basic Profile)(x64)

3.

「コンポーネント サービス」画面を閉じます。

8.

IISに登録されたモジュールを削除します。

1.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」を以下のように起動します。

Windows Server 2003、またはのWindows Server 2008場合

(16)

Windows Server 2012の場合 [管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]または[すべてのアプリ]-[インターネット インフォメーション サービス(IIS)マネージャ]

2.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で、以下のように展開します。 Windows Server 2003の場合 [インターネット インフォメーション サービス]-[<<サーバ名>>(ローカルコンピュータ)]-[Web サイト]-[既定の Web サイト](注) 注:ポート番号が80の[既定の Web サイト]を展開します。

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

[<<帳票Webサービスが動作するサーバ名>>]-[サイト]-[Default Web Site]または[既定の Web サイト](注)

注:ポート番号が80の[Default Web Site]または[既定の Web サイト]を展開します。

3.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面の一覧に「LCWebSvcEx」が存在すれば、右ボタンク リックし「削除」を実行します。

4.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」画面を閉じます。

9.

帳票Webサービスのインストールフォルダを削除します。エクスプローラを起動し、インストール時に指定したフォルダを削除して ください。 以下にデフォルトのフォルダ名を記述します。これを参考に該当するフォルダを削除してください。 Windows 32ビットOSの場合 (インストールドライブ):\Program Files\LCWebService\LCWebSvcEx Windows 64ビットOSの場合 【Windows版】

(インストールドライブ):\Program Files (x86)\LCWebService\LCWebSvcEx

【Windows(x64)版】 (インストールドライブ):\Program Files\LCWebService\LCWebSvcEx

10.

レジストリを削除します。 「レジストリエディタ」(Windowsフォルダ配下のSYSTEM32サブフォルダ内の[REGEDT32.EXE])を起動し、以下のレジストリキー のうち該当するキー配下を、すべて削除してください。 Windows 32ビットOSの場合

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog\Application配下の以下のキー ListCREATOR:LCWebSvc ListCREATOR LCWebSvc

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall配下の以下のキー {70F090BC-BE68-41D8-B944-EBA68BBED604}

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install配下の以下のキー LCWebServiceEx Windows 64ビットOSの場合 【Windows版】

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog\Application配下の以下のキー ListCREATOR:LCWebSvc ListCREATOR LCWebSvc

(17)

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall配下の以下 のキー {70F090BC-BE68-41D8-B944-EBA68BBED604}

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\Install配下の以下のキー LCWebServiceEx 【Windows(x64)版】

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog\Application配下の以下のキー ListCREATOR:LCWebSvc ListCREATOR LCWebSvc

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall配下の以下のキー {74AC55E5-B850-45B8-8B78-84B3C629431C}

-

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\Install配下の以下のキー LCWebServiceEx

11.

上記操作の終了後、コンピュータの再起動を行ってください。

2.2.3

アンインストール後の作業

以下の手順でポート番号80の「Default Web Site」を削除します。

1.

“2.2.2 アンインストール手順”に従って、帳票Webサービスをアンインストールします。

2.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」を以下のように起動します。

Windows Server 2003、またはWindows Server 2008の場合

[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] Windows Server 2012の場合 [管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]または[すべてのアプリ]-[インターネット イン フォメーション サービス (IIS) マネージャ]

3.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で以下のように展開します。 Windows Server 2003の場合 [インターネット インフォメーション サービス]-[<<サーバ名>>(ローカルコンピュータ)]-[Web サイト]-[既定の Web サイト] (注) 注:ポート番号が80の[既定の Web サイト]を展開します。

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

[<<帳票Webサービスが動作するサーバ名>>]-[サイト]-[Default Web Site]または[既定の Web サイト](注)

注:ポート番号が80の[Default Web Site]または[既定の Web サイト]を展開します。

4.

「インターネット インフォメーション サービス マネージャ」の左の画面で、以下を右ボタンクリックし、[削除]を実行します。

Windows Server 2003の場合

[既定の Web サイト]

Windows Server 2008、またはWindows Server 2012の場合

[Default Web Site]または[既定の Web サイト]

(18)
(19)

3

セットアップ

帳票Webサービスを使用するためのセットアップについて説明します。

3.1 IIS

ASP.NET

を使用可能にするセットアップ

帳票Webサービスの動作には、インターネット インフォメーション サービス (IIS)にて、ASP.NETを使用可能である必要があります。 ASP.NETを使用可能とするためには、以下の手順を実行してください。

aspnet_regiis

コマンドの実行】

ポイント

本項目は、Windows Server 2003で動作するIIS 6.0のみ対象となります。

1.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2.

帳票Webサービスが動作するサーバで、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、[名前]に以下のとおり入力して、[OK] ボタンをクリックします。

【Windows版】の場合 %SYSTEMROOT%\Microsoft.NET\Framework

【Windows(x64)版】の場合 %SYSTEMROOT%¥Microsoft.NET¥Framework64

3.

表示されるエクスプローラの中からVersion 2.0用のフォルダ「v2.0.NNNNN」(注)を開きます。このフォルダ内のaspnet_regiis.exe を表示してください。 注:.NET Framework 2.0、3.0、または3.5を使用し、v2.0で始まるフォルダが複数ある場合は、NNNNNが一番大きな値のフォ ルダを開きます。(例:v2.0.50727)

4.

エクスプローラを開いたまま、[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、[名前]に“cmd.exe”と入力して、[OK]ボタンをク リックします。すると、コマンドプロンプトのウィンドウが表示されます。

5.

項番3で表示したaspnet_regiis.exeをエクスプローラで選択し、それを項番4で表示したコマンドプロンプトのウィンドウにドラッグ& ドロップします。すると、aspnet_regiis.exeの絶対パス名がコマンドプロンプトに貼り付けられます。

6.

項番5でコマンドプロンプトに貼り付けたaspnet_regiis.exeの絶対パス名の末尾に、半角空白を一文字挿入し、その後に“/i”と入 力してから改行キーを押し、aspnet_regiis.exeを実行します。

7.

aspnet_regiis.exeの実行が正常に終了することを確認してください(ASP.NETのインストールが完了した旨のメッセージが画面に 表示されれば、正常終了しています)。

8.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

IIS

Web

サービス拡張で

ASP.NET

の状態を「許可」に設定する】

ポイント

本項目は、Windows Server 2003で動作するIIS 6.0のみ対象となります。

1.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2.

帳票Webサービスが動作するサーバで、[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション

(20)

3.

[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の左の画面で、[インターネット インフォメーション サービス]>[<サー バ名> (ローカル コンピュータ)](注)と展開し、[Webサービス拡張]を選択します。 注:<サーバ名>は、帳票Webサービスが動作するサーバ名です。

4.

[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の右の画面に、Webサービス拡張の一覧が表示されます。この一 覧にある [ASP.NET V2.0.NNNNN](注)の状態を[許可]に設定します。 注:.NET Framework 2.0、3.0、または3.5を使用している場合は、NNNNNには5桁の数字が表示されます。

ポイント

Webサービス拡張の一覧に [ASP.NET V2.0.NNNNN]が存在しない場合は、前項で説明したaspnet_regiisコマンドが正常に実

行されていない可能性があります。この場合は、aspnet_regiisコマンドを再度実行してください。

5.

[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]画面を閉じます。

6.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

IIS

の設定で

ASP.NET

の状態を「許可」に設定する】

ポイント

本項目は、Windows Server 2008で動作するIIS 7.0、Windows Server 2008 R2で動作するIIS 7.5、Windows Server 2012で動作するIIS

8.0、およびWindows Server 2012 R2で動作するIIS 8.5が対象となります。

1.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2.

帳票Webサービスが動作するサーバで、インターネットインフォメーション サービス (IIS) マネージャを起動します。

Windows Server 2008の場合は、[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービ

ス (IIS) マネージャ]を選択してください。

Windows Server 2012の場合は、[管理ツール]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]または[すべての

アプリ]-[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]を選択してください。

3.

[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の左の[接続]画面にWebサーバの一覧が表示されます。この画面 で、帳票Webサービスが動作するコンピュータ名を持つサーバを選択してください。

4.

[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の中央画面に、前項で選択したサーバの[ホーム]が表示されます。 中央画面の最下部にビューの選択ボタンがありますので、[機能ビュー]をクリックして選択してください。次に、[ホーム]画面に存 在する機能アイコンから、[ISAPIおよびCGIの制限]を選び、マウスを右ボタンクリックして[機能を開く]を実行してください。

5.

[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の中央画面に、[ISAPIおよびCGIの制限]画面が表示されます。中 央画面の最下部にビューの選択ボタンがありますので、[機能ビュー]をクリックして選択してください。すると、Webサーバ上で実 行できるISAPIおよびCGI拡張の一覧が表示されますので、[説明]列に”ASP.NET”と書かれた列を確認します。もし、[制限]列 の内容が”許可”以外の場合は、その”ASP.NET”と書かれた列を選択し、マウスを右ボタンクリックして、[許可]を実行してくださ い。”ASP.NET”と書かれた列が複数行存在する場合は、全ての行に対して[許可]を実行してください。

6.

[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]画面を閉じます。

7.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

3.2

帳票

Web

サービスモジュールのセットアップ

帳票Webサービスを使用する前に、帳票Webサービスモジュールのセットアップを完了しておく必要があります。セットアップの前に、 帳票Webサービスモジュールのインストールを完了させておいてください。

(21)

●コンポーネントの実行アカウントの設定

帳票Webサービスを実行して帳票出力するときの、実行ユーザのアカウントを設定します。帳票出力は、この実行ユーザアカウントの 権限で実行されます。

コンポーネントの実行アカウントの設定手順は、以下のとおりです。

1.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動し、管理者権限を持つアカウントでログオンしてください。

2.

Windows Server 2003、Windows Server 2008の場合は[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]-[コンポーネントサー

ビス]を選択します。

Windows Server 2012の場合は、[管理ツール]-[コンポーネントサービス]または[すべてのアプリ]-[コンポーネントサービス]を

選択します。

3.

[コンポーネントサービス]の左の画面で、[コンポーネントサービス]>[コンピュータ]>[マイコンピュータ]>[COM+アプリケーション]

と展開し、【Windows版】の場合は「LCWebService(WS-I Basic Profile)」を、【Windows(x64)版】の場合は「LCWebService(WS-I

Basic Profile)(x64)」を右ボタンクリックして、[プロパティ]を選択します。

(22)

4.

プロパティのダイアログボックスで[ID]タブを選択します。[このユーザー]のラジオボタンを選択し、帳票Webサービスを実行する 実行ユーザのアカウントを設定して、[OK]ボタンをクリックします。

5.

[コンポーネント サービス]画面を閉じます。

6.

帳票Webサービスが動作するサーバを再起動してください。

ポイント

帳票出力は、ここで指定したユーザアカウントで実行されます。このため、ここで指定するユーザアカウントには、以下が必要で す。

List Creatorコマンド(prprintコマンド)の実行権があること。

List Creatorコマンド(prprintコマンド)へのPATHが、このユーザアカウントで設定されていること。

帳票出力時に使用する帳票定義情報、メディアデータの読み取り権限、およびこれらファイルが格納されたフォルダの読み 取り権限があること。

印刷する場合は、出力属性として指定する出力先プリンタ名が、このユーザアカウントで定義されていること。

PDFファイル、OWFファイル、Excelファイル、またはTIFFファイルに帳票出力する場合は、出力先フォルダの書き込み権限 と読み取り権限があること。

イベントログへの書き込み権があること。

●帳票

Web

サービスのサーバ動作設定

入力データをメモリ渡しするメソッドを使用して帳票出力する場合、入力データの量が2Mバイトを超える場合は、以下のファイルの設 定を適切な値に変更してください。

(23)

注意

必ずWeb.configファイルのバックアップを取ってから変更してください。 ファイル名 帳票Webサービスインストールフォルダ\inetpub\LCWebSvcEx\Web.config 設定箇所 <system.web>の直後の行に、以下の定義を挿入します。 <httpRuntime maxRequestLength="NNNNN" /> NNNNNには、以下の計算式で算出された値の整数値を設定します。 (入力データの最大量(MB) * 4096 / 3) + 1024 設定例 メモリ渡しする入力データの量の最大値が20MBの場合 <httpRuntime maxRequestLength="28330" /> (20(MB)*4096/3)+1024=28330.666...の整数部を使用するため、「28330」となります。 IIS 7、7.5、または8.0を使用している場合は、上記の設定に加えて、<configuration>の直後の行に以下の定義を挿入します。 <system.webServer> <security> <requestFiltering> <requestLimits maxAllowedContentLength="MMMMM" /> </requestFiltering> </security> </system.webServer> MMMMMには、以下の計算式で算出された値の整数値を設定します。 (入力データの最大量(MB) * 1024 * 4096 / 3) + 1024 * 1024 設定例 メモリ渡しする入力データの量の最大値が20MBの場合 <system.webServer> <security> <requestFiltering> <requestLimits maxAllowedContentLength="29010602" /> </requestFiltering> </security> </system.webServer> (20(MB)*1024*4096/3)+1024*1024=29010602.6...の整数部を使用するため、「29010602」となります。

3.3 IIS

の設定

●サービスの開始設定

帳票Webサービスを開始するには、IISに定義された帳票Webサービスの仮想ディレクトリが存在するWebサイトの状態を「開始」に変 更してください。 Webサイトの開始方法は、IISのヘルプを参照してください。

(24)

帳票Webサービスのデフォルトの定義先のWebサイトは、以下のとおりです。

Windows Server 2003の場合 ポート番号80の「既定の Web サイト」

Windows Server 2008、Windows Server 2012の場合 ポート番号80の「Default Web Site」

3.4

オペレーティングシステムのファイアウォール設定

帳票Webサービスが動作するサーバのオペレーティングシステムにファイアウォールが導入されている場合は、帳票Webサービスが通 信するポートをブロックしないように設定してください。帳票Webサービスは、デフォルトではポート番号が80のポートを使用します。

(25)

4

プログラム開発方法

帳票Webサービスが提供するインタフェースを使用したユーザアプリケーション(プログラム)の作成方法について説明します。

4.1

作成の流れ

帳票Webサービスインタフェースを使用したアプリケーションを作成する場合は、以下の流れで作成します。 1) WSDLドキュメントの入手 2) WSDLドキュメントからスタブ(プロキシ)モジュールの生成 3) アプリケーションの作成 4) アプリケーションのコンパイル 5) アプリケーションの配置・実行 以下に、帳票Webサービスを使用したアプリケーションを開発する場合の開発環境、プログラム作成方法、およびアプリケーションの記 述例などについて説明します。

4.2 WSDL

ドキュメントについて

帳票Webサービスは、WS-I Basic Profileに準拠した帳票出力用メソッド、およびそのメソッドのインタフェースを記述したWSDLドキュメ ントを提供しています。

Interstage Studioや、Microsoft Visual Studioなどの開発環境を使うと、WSDLドキュメントからWebサービスを呼び出すためのスタブ(プ

ロキシ)モジュールを生成することができます。スタブ(プロキシ)の生成方法は、使用する開発環境の使用手引書などを参照してくださ い。

4.2.1 WSDL

ドキュメント

(26)

名前 格納フォルダ LCWebSvc.wsdl 【Windows版】 帳票Webサービスインストールフォルダ\WSDL 配下 または http://localhost/LCWebSvcEx/Service.asmx?WSDL(注) 注:localhostには、帳票Webサービスが動作するサーバを指定するように変更してください。localhostは、IPアドレスまたはFQDNで 記述します。

ポイント

帳票Webサービスが動作するサーバと、アプリケーションが動作するコンピュータを別にする場合 帳票Webサービスが提供しているWSDLドキュメントは、帳票Webサービスを使用するアプリケーションと帳票Webサービスが同じサー バ上で動作する場合に合わせて作成されています。帳票Webサービスが動作するサーバとは別のコンピュータにアプリケーションを配 置する場合は、以下の手順で修正します。

1.

元のWSDLドキュメントのバックアップを取ります。

2.

WSDLドキュメントに記述されたサーバ名を、帳票Webサービスが動作するサーバ名に修正します。サーバ名は、IPアドレスまた はFQDNで記述します。 WSDLドキュメントの修正箇所は、以下のとおりです。 <wsdl:service name="LCWebSvc">

<wsdl:port name="LCWebSvcSoap" binding="tns:LCWebSvcSoap">

<soap:address location="http://localhost/LCWebSvcEx/Service.asmx" /> </wsdl:port>

<wsdl:port name="LCWebSvcSoap12" binding="tns:LCWebSvcSoap12">

<soap12:address location="http://localhost/LCWebSvcEx/Service.asmx" /> </wsdl:port>

</wsdl:service>

太字下線の"localhost"を、帳票Webサービスが動作するサーバに変更します。IPアドレスまたはFQDNで記述します。

SOAP 1.2を使用する場合は、タグ<wsdl:port name="LCWebSvcSoap12" binding="tns:LCWebSvcSoap12">内のサーバ名を、帳

票Webサービスが動作するサーバ名に変更します。

IPv4アドレスを設定する場合の修正例は、以下のとおりです。

【修正例】

<wsdl:service name="LCWebSvc">

<wsdl:port name="LCWebSvcSoap" binding="tns:LCWebSvcSoap">

<soap:address location="http://NNN.NNN.NNN.NNN/LCWebSvcEx/Service.asmx" /> </wsdl:port>

<wsdl:port name="LCWebSvcSoap12" binding="tns:LCWebSvcSoap12">

<soap12:address location="http://NNN.NNN.NNN.NNN/LCWebSvcEx/Service.asmx" /> </wsdl:port> </wsdl:service> 太字下線の"NNN.NNN.NNN.NNN"には、帳票Webサービスが動作するサーバのIPアドレスを指定します。

4.3

帳票

Web

サービスを使用したアプリケーションの作成

帳票Webサービスを使用したアプリケーションの作成について、以下の場合に分けて説明します。

アプリケーションの作成手順

アプリケーションの記述例

(27)

アプリケーションソースのコンパイル・実行

4.3.1

アプリケーションの作成手順

帳票Webサービスを使用したアプリケーションを作成する場合は、以下の手順で行います。

1.

帳票WebサービスのWSDLドキュメントから、スタブ(プロキシ)モジュールを生成します。WSDLドキュメントについては“4.2.1 WSDL ドキュメント”を参照してください。

2.

入力データの指定方法、および出力先を決めます。 帳票Webサービスを使用する際の入力データの指定方法と出力先により、使用するメソッドを決めます。 入力データ 出力先 使用するメソッド 帳票出力サーバの入力 データファイルを使用 (ファイル渡し) 印刷、電子帳票、PDFファイル、OWFファイル、 Excelファイル、FAX、TIFFファイル Prprint PDFファイル、Excelファイル、OWFファイル、TIFF ファイル PrprintRetDataByMem アプリケーションで入力 データを生成 (メモリ渡し) 印刷、電子帳票、PDFファイル、OWFファイル、 Excelファイル、FAX、TIFFファイル PrprintWithFormData PDFファイル、Excelファイル、OWFファイル、TIFF ファイル PrprintWithFormDataRetDataByMem

ポイント

使用するメソッドは、入力データの形式により以下を参考にして選択してください。 【ファイル渡しが適している場合】

入力データが帳票Webサービスの動作するサーバ上にファイルで存在する場合、または入力データをファイルで生成する のが容易な場合

入力データが大量な場合

入力データのファイルを帳票Webサービスと同じサーバ内に配置できる場合 【メモリ渡しが適している場合】

入力データをアプリケーションが動的に作成し、かつその入力データをファイル化して、帳票Webサービスのファイル渡しの メソッドを呼び出す運用が困難な場合

入力データが少量である場合

帳票Webサービスが動作するサーバと別のコンピュータでアプリケーションが動作し、入力データのファイルを帳票Webサー ビスが動作するサーバに配置することが困難な場合

注意

入力データがメモリ渡しの場合は、入力データを一旦メモリ上に記憶するため、コンピュータの使用メモリ量が増大します。この ため、大量の入力データをメモリ渡しした場合は、コンピュータの動作に影響を与える場合があります。

3.

帳票出力の実行オプション(コマンドライン)を記述した文字列を作成します。

4.

LCWebSvcクラスのインスタンスオブジェクトを生成し、2.で選択したメソッドを呼び出します。帳票出力の実行オプション(コマン ドライン)には、3.で作成した文字列を指定します。

(28)

4.3.2

アプリケーションの記述例

帳票WebサービスセットアップサーバがWindowsの場合の記述例を、以下に示します。

記述例(言語は

Visual C#

以下の開発環境を使用した場合の記述例です。

Microsoft® Visual Studio® 2010

.NET Framework 2.0 //[ソース例:(1)] //[入力データ :帳票出力サーバ ] //[転送ファイル:なし ] //[出力先 :帳票出力サーバ ] //※備考:帳票Webサービスのプロキシ名はusingに指定する ・・・ //出力属性指定

LCParam lcparam = new LCParam(); lcparam.version = "1.0"; lcparam.userName = null; lcparam.password = null; lcparam.domain = null;

lcparam.fileType = "CODE_SJIS";

lcparam.commandLine = @"-assetsdir C:\assets -atdirect file -keeppdf C:\output\test.pdf" + @" -f C:\data\入力データ.dat 従業員情報";

//出力実行 int resultCode;

LCWebSvc svc = new LCWebSvc(); resultCode = svc.Prprint(lcparam); ・・・ //[ソース例:(2)] //[入力データ :帳票出力サーバ ] //[転送ファイル:あり ] //[出力先 :帳票出力サーバ ] //※備考:帳票Webサービスのプロキシ名はusingに指定する ・・・ //出力属性指定

LCParam lcparam = new LCParam(); lcparam.version = "1.0"; lcparam.userName = null; lcparam.password = null; lcparam.domain = null;

lcparam.fileType = "CODE_SJIS";

lcparam.commandLine = @"-assetsdir C:\assets -atdirect file -keeppdf C:\output\test.pdf" + @" -f C:\data\入力データ.dat 従業員情報";

//グラフ属性ファイルとグラフデータファイルの転送設定

FileStream grdData = new FileStream(@"C:\var.grd",FileMode.Open, FileAccess.Read); Byte[] _bsgrd = new Byte[grdData.Length];

grdData.Read(_bsgrd,0, _bsgrd.Length); grdData.Close();

FileStream grhData = new FileStream(@"C:\var.grh",FileMode.Open, FileAccess.Read); Byte[] _bsgrh = new Byte[grhData.Length];

grhData.Read(_bsgrh,0, _bsgrh.Length); grhData.Close();

DataByte _grd = new DataByte(); _grd.FileName = "var.grd";

(29)

_grd.FileStream = _bsgrd; DataByte _grh = new DataByte(); _grh.FileName = "var.grh"; _grh.FileStream = _bsgrh;

lcparam.grdFile = new DataByte[] { _grd }; lcparam.grhFile = new DataByte[] { _grh }; //出力実行

int resultCode;

LCWebSvc svc = new LCWebSvc(); resultCode = svc.Prprint(lcparam); ・・・ //[ソース例:(3)] //[入力データ :アプリケーション] //[転送ファイル:なし ] //[出力先 :帳票出力サーバ ] //※備考:帳票Webサービスのプロキシ名はusingに指定する ・・・ //出力属性指定

LCParam lcparam = new LCParam(); lcparam.version = "1.0"; lcparam.userName = null; lcparam.password = null; lcparam.domain = null;

lcparam.fileType = "CODE_SJIS";

lcparam.commandLine = @"-assetsdir C:\assets -atdirect file -keeppdf C:\output\test.pdf" + @" 従業員情報";

// 入力レコード生成 String rec;

rec = "△△△株式会社|第一開発部|△△△太郎|XXX-XXX-XXXX|XXX-XXX-XXXX"; // 入力データ生成

FormData formdata = new FormData(); formdata.dataCode = "CODE_UTF8"; formdata.records = new String[] { rec }; //出力実行

int resultCode;

LCWebSvc svc = new LCWebSvc();

resultCode = svc.PrprintWithFormData(lcparam, formdata); ・・・ //[ソース例:(4)] //[入力データ :帳票出力サーバ ] //[転送ファイル:なし ] //[出力先 :アプリケーション] //※備考:帳票Webサービスのプロキシ名はusingに指定する ・・・ //出力属性指定

LCParam lcparam = new LCParam(); lcparam.version = "1.0"; lcparam.userName = null; lcparam.password = null; lcparam.domain = null;

lcparam.fileType = "CODE_SJIS";

lcparam.commandLine = @"-assetsdir C:\assets -atdirect file" + @" -f C:\data\入力データ.dat 従業員情報";

(30)

//出力ファイルの格納用オブジェクト RetMemData rdata = new RetMemData(); //アプリケーション側の保存先

string outdataPDF = @"C:\out\test.pdf"; //出力実行

int resultCode;

LCWebSvc svc = new LCWebSvc();

resultCode = svc.PrprintRetDataByMem(lcparam, out rdata); if (resultCode == 0)

{

using (BinaryWriter bw = new BinaryWriter(File.OpenWrite(outdataPDF))) { bw.Write(rdata.data); } }

記述例(言語は

Java

以下の開発環境を使用した場合の記述例です。

Interstage Studio V10

JDK1.6 //[ソース例:(1)] //[入力データ :帳票出力サーバ ] //[転送ファイル:なし ] //[出力先 :帳票出力サーバ ] //※備考:帳票Webサービスのプロキシ名をimportに指定する public class Sample {

public static void main(String[] args) { try{

int resultCode; // 出力パラメタ生成

LCParam param = new LCParam(); param.setVersion("1.0"); param.setUserName(null); param.setPassword(null); param.setDomain(null);

param.setFileType("CODE_SJIS");

param.setCommandLine("-assetsdir C:\\assets -atdirect file -keeppdf C:\\output\\test.pdf " + "-f C:\\data\\入力データ.dat 従業員情報");

// 出力実行

LCWebSvc service = new LCWebSvc();

LCWebSvcSoap soap = service.getLCWebSvcSoap(); resultCode = soap.prprint(param); } catch(Exception e) { e.printStackTrace(); } } }

(31)

//[ソース例:(2)]

//[入力データ :帳票出力サーバ ] //[転送ファイル:あり ]

//[出力先 :帳票出力サーバ ]

//※備考:帳票Webサービスのプロキシ名をimportに指定する public class Sample {

public static void main(String[] args) { try{

int resultCode; // 出力パラメタ生成

LCParam param = new LCParam(); param.setVersion("1.0"); param.setUserName(null); param.setPassword(null); param.setDomain(null);

param.setFileType("CODE_SJIS");

param.setCommandLine("-assetsdir C:\\assets -atdirect file -keeppdf C:\\output\\test.pdf " + "-f C:\\data\\入力データ.dat 従業員情報");

//グラフ属性ファイルとグラフデータファイルの転送設定 File grhData = new File("C:\\var.grh");

byte[] _bsgrh = new byte[(int)grhData.length()];

BufferedInputStream _bisgrh = new BufferedInputStream(new FileInputStream(grhData)); _bisgrh.read(_bsgrh);

_bisgrh.close();

File grdData = new File("C:\\var.grd");

byte[] _bsgrd = new byte[(int)grdData.length()];

BufferedInputStream _bisgrd = new BufferedInputStream(new FileInputStream(grdData)); _bisgrd.read(_bsgrd);

_bisgrd.close();

DataByte _grh = new DataByte(); _grh.setFileName("var.grh"); _grh.setFileStream(_bsgrh); DataByte _grd = new DataByte(); _grd.setFileName("var.grd"); _grd.setFileStream(_bsgrd);

ArrayOfDataByte arraygrh = new ArrayOfDataByte(); arraygrh.getDataByte().add(_grh);

ArrayOfDataByte arraygrd = new ArrayOfDataByte(); arraygrd.getDataByte().add(_grd);

param.setGrhFile(arraygrh); param.setGrdFile(arraygrd); // 出力実行

LCWebSvc service = new LCWebSvc();

LCWebSvcSoap soap = service.getLCWebSvcSoap(); resultCode = soap.prprint(param); } catch(Exception e) { e.printStackTrace(); } } }

(32)

//[ソース例:(3)]

//[入力データ :アプリケーション] //[転送ファイル:なし ]

//[出力先 :帳票出力サーバ ]

//※備考:帳票Webサービスのプロキシ名をimportに指定する public class Sample {

public static void main(String[] args) { try{

int resultCode; // 出力パラメタ生成

LCParam param = new LCParam(); param.setVersion("1.0"); param.setUserName(null); param.setPassword(null); param.setDomain(null);

param.setFileType("CODE_SJIS");

param.setCommandLine("-assetsdir C:\\assets -atdirect file -keeppdf C:\\output\\test.pdf " + "従業員情報");

FormData formdata = new FormData(); ArrayOfString indata = new ArrayOfString();

indata.getString().add("△△△株式会社|第一開発部|△△△太郎|XXX-XXX-XXXX|XXX-XXX-XXXX"); formdata.setRecords(indata);

formdata.setDataCode("CODE_UTF8"); // 出力実行

LCWebSvc service = new LCWebSvc();

LCWebSvcSoap soap = service.getLCWebSvcSoap();

resultCode = soap.prprintWithFormData(param, formdata); } catch(Exception e) { e.printStackTrace(); } } } //[ソース例:(4)] //[入力データ :帳票出力サーバ ] //[転送ファイル:なし ] //[出力先 :アプリケーション] //※備考:帳票Webサービスのプロキシ名をimportに指定する public class Sample {

public static void main(String[] args) { try{

// 出力パラメタ生成

LCParam param = new LCParam(); param.setVersion("1.0"); param.setUserName(null); param.setPassword(null); param.setDomain(null);

param.setFileType("CODE_SJIS");

param.setCommandLine("-assetsdir C:\\assets -atdirect file " + "-f C:\\data\\入力データ.dat 従業員情報"); //結果の格納先と、復帰値を格納

Holder<RetMemData> outdata = new Holder<RetMemData>(); Holder<Integer> result = new Holder<Integer>(); // 出力実行

参照

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