第8章 トラブル情報採取について
A.7 運用上の注意
省略値 1 指定例
-Dcom.fujitsu.systemwalker.outputassist.webs.loglevel=1 留意事項
指定値が1,2,3のいずれでもない場合は、1が指定されたと見なす。
一時ファイルについて
帳票Webサービスは、帳票出力時に帳票Webサービスが動作するサーバに一時ファイルを作成します(※LCWebSvcクラスのPrprint メソッドを除く)。一時ファイルは、帳票出力実行が終わると削除されますが、帳票Webサービスが帳票出力を実行中に何らかの理 由で出力処理が中断されると、一時ファイルが削除されずに残る場合があります。この場合は、一時ファイルを削除してください。
一時ファイルは、帳票Webサービスが動作するサーバ上に以下のように作成されます。
【Windows版】
一時ファイルの作成フォルダ
“A.2.2 セットアップ”の“●帳票Webサービスモジュールのセットアップ”の“コンポーネントの実行アカウントの設定”で指定
した実行ユーザアカウントの環境変数TMP、またはTEMPで示されるフォルダ。
一時ファイル名
先頭3文字が“LCW”で始まり、拡張子が“.tmp”のファイル。
【Solaris版】
一時ファイルの作成ディレクトリ
/tmp ディレクトリ、または/var/tmp ディレクトリ 一時ファイル名
先頭3文字が“LCW”で始まるファイル
A.7.2 【Windows版】の注意事項
●クライアントアプリケーション作成時の注意事項
Interstage Apworks V7のSOAPアクセスソースウィザードを使う場合 SOAPアクセスソースが復帰する例外について
Interstage Apworks V7のSOAPアクセスソース生成ウィザードを使ってSOAPアクセスソースを生成する場合、LCWebSvcクラス
が提供するメソッドが、以下の例外を復帰するようにSOAPアクセスソースがウィザードにより生成される場合があります。この場 合は、コンパイルエラーが発生しないように、これらの例外をtry/catchするようにクライアントアプリケーションを作成してください。
【SOAPアクセスソースが復帰する可能性のある例外】
javax.xml.rpc.ServiceException java.net.MalformedURLException java.rmt.RemoteException
SOAPアクセスソース生成ウィザードで指定するurn名について
Interstage ApworksのSOAPアクセスソース生成ウィザードを使ってSOAPアクセスソースを生成する場合、ウィザードで指定する urn名は以下を指定してください。
【SOAPアクセスソース生成ウィザードで指定するurn名】
http://www.fujitsu.com/LCWebSvc/1.0/
Interstage Apworks V8のWebサービスクライアント生成ウィザードを使う場合 Webサービスクライアントが復帰する例外について
Interstage Apworks V8のWebサービスクライアント生成ウィザードを使ってWebサービスクライアントを生成する場合、LCWebSvc
クラスのインスタンスを生成するときに、以下の例外を復帰するようにWebサービスクライアントがウィザードにより生成される場合 があります。この場合は、コンパイルエラーが発生しないように、これらの例外をtry/catchするようにクライアントアプリケーション を作成してください。
【SOAPアクセスソースが復帰する可能性のある例外】
javax.xml.rpc.ServiceException java.rmt.RemoteException
Webサービスクライアント生成ウィザードが生成するインタフェース定義について
Interstage Apworks V8のWebサービスクライアント生成ウィザードを使ってWebサービスクライアントを生成する場合、帳票Web サービスのインタフェース定義について、LCWebSvcクラスのクラス名がLCWebSvcSoapと生成されます。
また、メソッド(Prprint, PrprintWithFormData, PrprintRetDataByMem, PrprintWithFormDataRetDataByMem)のメソッド名の先頭 文字が、小文字になります。コンパイルエラーを避けるため、クライアントアプリケーションで帳票Webサービスのメソッド名の先 頭文字を小文字にしてください。
●環境設定時の注意事項 List Creatorの環境設定について
帳票Webサービスが動作するサーバにおいて、List Creatorの帳票出力時のエラー通知先をイベントログにするよう環境設定する 必要があります。設定方法については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のList Creatorの環境設定に関する記述を 参照してください。
●実行時の注意事項
ASP.NETでデッドロック検出のエラーが発生した場合について
帳票Webサービスが動作するサーバにおいて、帳票Webサービスの実行時にソースが[ASP.NET 2.0.NNNN.N] (※Nは数字)、イ ベントIDが1003のエラーが発生し、アプリケーションログに出力される場合や、帳票Webサービスの実行時にASP.NETがデッドロッ クを検出したことを示すエラーメッセージがアプリケーションログに出力される場合があります。このエラーは、帳票出力サービスへ の出力要求の多重度が高く、出力処理に時間が掛かるときに発生することがあります。
このエラーが発生した場合は、帳票Webサービスが動作するサーバの.NET Frameworkの環境設定ファイル Machine.configファイ ル内の、<processModel>セクションのresponseDeadlockInterval属性に設定された時間間隔を大きくしてください。
Machine.configファイルは、以下のフォルダ内に存在します。
【Windows版】の場合
(Windowsのシステムフォルダ)\Microsoft.NET\Framework\v2.0.NNNNN\CONFIG
【Windows(x64)版】の場合
(Windowsのシステムフォルダ)\Microsoft.NET\Framework64\v2.0.NNNNN\CONFIG
(※.NET Framework 2.0、3.0、または3.5を使用している場合。v2.0で始まるフォルダが複数ある場合は、NNNNNが一番大きな値 のフォルダ。例:v2.0.50727)。
設定する属性の様式は、以下のとおりです。
<processModel responseDeadlockInterval=”HH:MM:SS”>
HH:時、MM:分、SS:秒。
(例)responseDeadlockIntervalを30分にする場合。
<processModel responseDeadlockInterval=”00:30:00”>
A.7.3 【Solaris版】の注意事項
●帳票Webサービスがサポートしない出力先について
帳票Webサービスでは、List Creatorのprprintコマンドがサポートする出力先のうち、OWFファイル生成をサポートしていません。
LCWebSvcクラスのPrprintメソッド、およびPrprintWithFormDataメソッド呼び出し時に、LCParamオプションのcommandLineパラメータ で出力先としてOWFファイル生成が指定された場合(「-atdirect owf」オプションが指定された場合)は、エラーが復帰されます(エラー コード:29005 OWFファイル生成が指定された)。
●クライアントアプリケーション作成時の注意事項 Webサービスクライアントが復帰する例外について
Webサービスクライアント生成ウィザードを使ってWebサービスクライアントを生成する場合、LCWebSvcクラスのインスタンスを生成 するときに、以下の例外を復帰するようにWebサービスクライアントがウィザードにより生成される場合があります。この場合は、コン パイルエラーが発生しないように、これらの例外をtry/catchするようにクライアントアプリケーションを作成してください。
【SOAPアクセスソースが復帰する可能性のある例外】
javax.xml.rpc.ServiceException java.rmt.RemoteException
●実行時の注意事項
PDFファイル、Excelファイルの所有者設定について
LCWebSvcクラスのPrprintメソッド、およびPrprintWithFormDataメソッド呼び出しでPDFファイル出力を行うとき、PDFファイル、また
はExcelファイルの所有者を動作設定の「PDFファイル、Excelファイル所有者ユーザID」で指定されたユーザIDにする場合は、下
記の条件を満たす必要があります。この条件を満たさない場合、出力されたPDFファイルの所有者はrootアカウントとなります。
- LCParamクラスのcommandLineプロパティに指定する出力属性に、“-atdirect”オプション、または“-atmethod”オプションで、
file、またはexcelのいずれかを指定する、かつ
- “-keeppdf”オプション、または“-keepxlsx”でPDF、またはExcel保存時の格納ファイル名を指定する。
実行環境のコード系について
LCWebSvcクラスの帳票出力メソッドを使って帳票出力を行うとき、LCParamパラメータのfileTypeプロパティに指定するList Creator の実行環境のコード系には、帳票Webサービスが動作するサーバにインストールされているコード系を指定してください。サーバに インストールされていないコード系が指定された場合は、帳票出力時に呼び出されるList Creatorでエラーが発生します。
●Interstage Application Serverの設定変更について ワークユニットのメモリサイズの変更方法について
ワークユニットの最大メモリ割当てサイズの変更方法は、以下のとおりです。
1. Webブラウザで、以下に示すURLを指定し、「Interstage管理コンソール」を起動します。rootアカウントでログインします。
※注:hostnameには、帳票WebサービスをインストールしたサーバのIPアドレス、またはホスト名を設定します。
http://hostname:12000/IsAdmin
2. [Interstage管理コンソール]>[Interstage Application Server]>[システム]>[ワークユニット]をクリックします。クリックすると、右の画 面に[ワークユニット:状態]が表示されます。この画面に表示されるワークユニット一覧のワークユニット名 LCWebService をクリッ
クして、[LCWebService:操作]画面を表示します。
3. [LCWebService:操作]画面でワークユニット名にLCWebServiceが表示されていることを確認します。ワークユニットの状態が[起
動]であれば、[停止]ボタンをクリックします。「ワークユニットの停止方法を選択してください。」と表示されるので、[停止]を選択し て、[実行]ボタンをクリックします。
4. [LCWebService:操作]画面で、[環境設定]タブをクリックし、[LCWebService:環境設定]画面を表示します。
5. [LCWebService:環境設定]画面で、以下のとおり設定します。設定後に、[適用]ボタンをクリックします。
[ワークユニット設定]
設定項目および選択項目 設定値および選択値
JavaVMオプション 本項目に設定されているオプションのうち、-Xmxオプションの値を変更する。
例:JavaVMの最大メモリ使用量を512Mバイトに変更する場合の設定方法は、
以下のとおり。
-Xmx512m
6. [操作]タブをクリックします。[LCWebService:操作]画面が表示されるので、[起動]ボタンをクリックし、ワークユニットを起動しま
す。
7. Webブラウザを閉じます。
実行時に「Internal Server Error」が通知された場合について
クライアントアプリケーションに「Internal Server Error」が通知され、システムログに何も出力されていない場合は、帳票Webサービス のワークユニットが起動していない可能性があります。帳票Webサービスのワークユニットが起動していない場合は、起動させてか らクライアントアプリケーションを実行してください。
ワークユニットの起動方法は、以下のとおりです。
1. Webブラウザで、以下に示すURLを指定し、「Interstage管理コンソール」を起動します。rootアカウントでログインします。
※注:hostnameには、帳票WebサービスをインストールしたサーバのIPアドレス、またはホスト名を設定します。
http://hostname:12000/IsAdmin
2. [Interstage管理コンソール]>[Interstage Application Server]>[システム]>[ワークユニット]をクリックします。クリックすると、右の画 面に[ワークユニット:状態]が表示されます。この画面に表示されるワークユニット一覧のワークユニット名 LCWebService をクリッ クして、[LCWebService:操作]画面を表示します。
3. [LCWebService:操作]画面でワークユニット名にLCWebServiceが表示されていることを確認します。ワークユニットの状態が[停
止]であれば、[起動]ボタンをクリックし、ワークユニットを起動します。
4. Webブラウザを閉じます。
タイムアウト値変更について
帳票Webサービス実行時に、クライアントアプリケーションに「Internal Server Error」が通知され、システムログにIJServer12044のロ グが出力されている場合は、帳票Webサービスのワークユニットでタイムアウトが発生しています。この場合は、帳票Webサービス のワークユニットのタイムアウト値を増やして、タイムアウトが発生しないように設定を変更してください。
タイムアウト値の変更手順は以下のとおりです。
1. Webブラウザで、以下に示すURLを指定し、「Interstage管理コンソール」を起動します。root アカウントでログインします。
※注:hostnameには、帳票WebサービスをインストールしたサーバのIPアドレス、またはホスト名を設定します。「Interstage管理コ ンソール」のポート番号を12000から変更している場合は、変更後のポート番号を設定してください。
http://hostname:12000/IsAdmin
2. [Interstage管理コンソール]-[Interstage Application Server]-[システム]-[ワークユニット]をクリックします。クリックすると、右の
画面に[ワークユニット:状態]が表示されます。この画面に表示されるワークユニットの一覧のワークユニット名LCWebServiceを クリックして、[LCWebService:操作]画面を表示します。
3. [LCWebService:操作]画面でワークユニット名にLCWebServiceが表示されていることを確認します。ワークユニットの状態が[起
動]であれば、[停止]ボタンをクリックします。「ワークユニットの停止方法を選択してください。」と表示されるので、[停止]を選択し て、[実行]ボタンをクリックします。
4. [LCWebService:操作]画面で[環境設定]タブをクリックし、[LCWebService:環境設定]画面を表示します。
5. [LCWebService:環境設定]画面で、以下のとおり設定します。設定後に、[設定]ボタンをクリックします。
[Servletコンテナ設定]
設定項目および選択項目 設定値および選択値
タイムアウト 帳票Webサービスの実行開始から終了までの最大値以上の時間を秒で設定 する。
6. [操作]タブをクリックします。[LCWebService:操作]画面が表示されるので、[起動]ボタンをクリックし、ワークユニットを起動しま
す。
7. Webブラウザを閉じます。