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JP1/AJS2 for Mainframe を使ったメインフレームとの連携の概要

ドキュメント内 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド (ページ 155-158)

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8.1  JP1/AJS2 for Mainframe を使ったメインフレームとの連携の概要

JP1/AJS2 for Mainframe と連携すると,メインフレーム上に定義したジョブやジョブネットと PC/WS 上に定義したジョブやジョブネットとを連動させた処理を実行できます。これによって,メインフレーム のジョブスケジューラーが管理するジョブネットと JP1/AJS3 が管理するジョブネットの定義,監視,操 作方法を統一し,一元管理できるようになります。そのため,ユーザーがジョブを実行したり監視したり するときの作業負荷を軽減できます。

JP1/AJS2 for Mainframe を使ったメインフレームとの連携では,次の二つの処理ができます。

• JP1/AJS3 のジョブネットの中に,メインフレームの処理を定義する。

ホストリンクジョブネットを使います。メインフレームの処理(ネットグループ)をホストリンクジョ ブネットと関連づけて定義します。

• メインフレームのジョブネットの中に,JP1/AJS3 のルートジョブネットを定義する。

サーバリンクジョブを使います。ルートジョブネットをサーバリンクジョブと関連づけて定義します。

JP1/AJS3 - View および JP1/AJS2 - View for Mainframe を使用すると,JP1/AJS3 - View の画面から JP1/AJS2 - View for Mainframe の画面を,また逆に JP1/AJS2 - View for Mainframe の画面から JP1/

AJS3 - View の画面を呼び出せます。例えば,JP1/AJS3 - View の[ジョブネットエディタ]でホストリ ンクジョブネットを定義しているときに,ホストリンクジョブネットのアイコンをダブルクリックして,

JP1/AJS2 - View for Mainframe の[ジョブネットエディタ(ホスト)]を表示して,ホストリンクジョ ブネットとリンクするネットグループの設定内容を変更できます。

JP1/AJS2 for Mainframe の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 メインフレーム 運用・操作編」,およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 メイ ンフレーム リファレンス編」を参照してください。

注意事項

• JP1/AJS3 および JP1/AJS2 for Mainframe の連携できるバージョンについては,マニュアル「JP1/

Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 8.1 バージョン互換」を 参照してください。

• JP1/AJS3 と JP1/AJS2 for Mainframe を連携する場合は,組み込み DB のインスタンスを共有す る構成では使用できません。組み込み DB のインスタンスを別構成にして使用してください。

8.1.1 ホストリンクジョブネット

メインフレームのジョブスケジューラーで定義されているジョブネットと JP1/AJS3 とを関連づける処理 を,「ホストリンクジョブネット」としてジョブネットに定義し,実行登録できます。

(1) ホストリンクジョブネットの運用

ホストリンクジョブネットは,すでにメインフレームのジョブスケジューラーで構築されている運用内容 を監視したり,部分的な実行順序と連携したりする場合に使用します。メインフレームのジョブネットは メインフレーム上で管理され,スケジューリングもメインフレームのジョブスケジューラーで実施します。

メインフレームのジョブネットには,JP1/AJS3 のスケジュールは適用されません。そのため,ホストリ ンクジョブネットには,スケジュールに関する情報は設定できません。また,メインフレームのジョブネッ トやジョブを操作するには,基本的にはメインフレーム側でコマンドを実行する必要があります。

JP1/AJS3 でメインフレーム側のジョブを制御したい場合は,JP1/OJE を利用した,QUEUE ジョブで運 用してください。

(2) ホストリンクジョブネットとメインフレームのジョブネットとの関係

ホストリンクジョブネットを利用すると,メインフレーム側のジョブネットを PC/WS 上のジョブネット と同じように扱えます。そのために,ホストリンクジョブネットを,「ネットグループ」と呼ばれる管理単 位と関連づけます。ネットグループは,メインフレームのジョブネットの中から,JP1/AJS3 と連携する ジョブネットを抜き出したもので,運用に応じてメインフレームのジョブネットを選択するスコープの役 割を持っています。

階層関係を,次の図に示します。

図 8‒1 ホストリンクジョブネットとメインフレームのジョブネットの階層関係

ホストリンクジョブネットおよびネットグループを使用して,JP1/AJS3 - Manager から,メインフレー ムのジョブネットおよびジョブを監視したり,メインフレームのジョブネットやジョブの開始や終了を制 御したりできます。

8.1.2 サーバリンクジョブ

PC/WS の JP1/AJS3 で定義されているルートジョブネットを,サーバリンクジョブとして,メインフレー ムのジョブスケジューラーに定義できます。サーバリンクジョブは,メインフレームのジョブスケジュー ラーに定義し,ほかのジョブとの実行順序や,スケジュールを管理できます。

サーバリンクジョブと関連づけられたルートジョブネットのスケジュールは,メインフレーム側で管理さ れます。サーバリンクジョブの起動条件が満たされると,メインフレームのジョブスケジューラーによっ て,ルートジョブネットが即時実行登録されます。サーバリンクジョブと関連づけられたルートジョブネッ トは,実行のたびに即時実行登録されるので,JP1/AJS3 の画面ではそのルートジョブネットの未来の実 行予定を表示できません。サーバリンクジョブの状態は,メインフレームのジョブスケジューラーで確認 できます。

サーバリンクジョブとリンク先ルートジョブネットの関係を次に示します。

図 8‒2 サーバリンクジョブとルートジョブネットの関係

ドキュメント内 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド (ページ 155-158)