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他ホストの電源制御を定期的に実行する

ドキュメント内 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド (ページ 114-121)

3.4  ホストの電源制御を定期的に実行するための定義例

3.4.2  他ホストの電源制御を定期的に実行する

図 3‒9 他ホストの電源制御を定期的に実行するためのシステム構成(Windows の場合)

(a) ホストの起動時刻の設定

JP1/Power Monitor でホストの起動時刻を設定します。この設定は,MANAGER,HOST1,および HOST2 で行います。なお,MANAGER で設定したあと,スケジュール情報の退避コマンドや運転スケ ジュール定義ファイルのエクスポートを実行して HOST1 および HOST2 に配布したあと,スケジュール 情報の回復コマンドや運転スケジュール定義ファイルのインポートを実行すれば,HOST1 および HOST2 に MANAGER と同じスケジュール情報を設定することもできます。

JP1/Power Monitor でホストの起動時刻を設定する手順を次に示します。この例では,ホストの起動時刻 を 6:00 に設定するとします。

1. Windows の[スタート]メニューから,[プログラム]−[JP1_Power Monitor]−[カレンダー 設定]を選択する。

JP1/Power Monitor の[カレンダー設定]ダイアログボックスが表示されます。

2. カレンダーからホストを起動する曜日を選択し,[時刻設定]ボタンをクリックする。

[時刻設定]ダイアログボックスが表示されます。

3.[時刻]にホストの起動時刻を設定する。

ホストを起動したい時刻を設定します。この例の場合,6:00 と設定します。

4.[電源オン]ラジオボタンを選択し,[追加]ボタンをクリックする。

[時刻設定リスト]に「6:00 オン」と表示されます。

5.[OK]ボタンをクリックする。

設定した内容が登録されます。

手順 2〜5 の操作を,日曜日を除くすべての曜日に行います。

(b) ホスト停止の設定

ホストの停止については,JP1/AJS3 でホストを停止するジョブネットを定義します。

1 日のジョブスケジュールが次のような場合,ジョブネットの定義方法には幾つかのパターンがあります。

図 3‒10 1 日のジョブスケジュール

■ JP1 イベントを使って電源制御ジョブを実行する

図 3-10のジョブネット「業務 D」の最後に,ジョブネット実行終了時に JP1 イベントを送信する JP1 イ ベント送信ジョブを定義し,その JP1 イベントを受信してから電源制御ジョブを実行するジョブネット

「ローカルオフ」を定義します。

ジョブネット「ローカルオフ」は,次のように定義します。

■ 最後のジョブネットの終わりに電源制御ジョブを定義する

図 3-10のジョブネット「業務 D」に,最後に実行されるジョブとしてローカル電源制御ジョブを定義し ます。

なお,ローカル電源制御ジョブの[終了要求種別]に[計画終了]を設定すると,電源制御ジョブの実行 時にほかのジョブが実行中のとき,ジョブの終了を待って JP1/AJS3 を停止させ,停止完了を待ってシス テムを終了できます。

また,ローカル電源制御ジョブの[終了要求種別]で[強制終了]を設定すると,電源制御ジョブの実行 時にほかのジョブが実行中のとき,実行中のジョブネットを安全に実行中断した上で JP1/AJS3 を停止さ せ,停止完了を待ってシステムを終了できます。

(2) UNIX の場合の設定例

他ホストを電源制御する場合は,次のようなシステム構成になります。

図 3‒11 他ホストの電源制御を定期的に実行するためのシステム構成(UNIX の場合)

(a) ホストの起動時刻の設定

ホストの起動時刻を設定します。ホストの起動時刻の設定には,構成定義ファイルおよび運転スケジュー ル定義ファイルを使用します。この例では,構成定義ファイルおよび運転スケジュール定義ファイルの名 称を次のとおりとします。

• 構成定義ファイル:

/usr/lib/jp1_aom/conf

• 運転スケジュール定義ファイル:

/usr/lib/jp1_aom/sch

この設定は,MANAGER,HOST1,および HOST2 で行います。なお,MANAGER で定義ファイルを 設定したあとに定義ファイルの退避コマンドを実行し,HOST1 および HOST2 に配布して定義ファイル

の回復コマンドを実行すれば,HOST1 および HOST2 を MANAGER と同じ設定内容にすることもでき ます。

ホストの起動時刻を設定する手順を次に示します。

1. 自動起動用シェルスクリプトファイル(/usr/lib/jp1_aom/startup)を,vi などのエディターで開く。

次のような,自動起動用シェルスクリプトファイルの内容が表示されます。

2.「LANG=」の前の「: #」を削除する。

コメントとして記述されていた「

: #

」を削除し,OS から呼び出せるように設定します。

3.「LANG=」の部分に,イベントを解釈するときに使用する言語種別を設定する。

ここでは「

Ja_JP.IBM-932

」を設定します。

4.「/usr/lib/jp1_aom/conf」の部分を,使用する構成定義ファイル名に書き換える。

ここでは,標準構成定義ファイルをそのまま使うので,「

/usr/lib/jp1_aom/conf

」のままとします。

5. 書き換えた内容を保存し,エディターを終了する。

6. 構成定義ファイル(/usr/lib/jp1_aom/conf)を,vi などのエディターで開く。

構成定義ファイルで次のようにパラメーターを設定します。

パラメーター

schedule_file

には,運転スケジュール定義ファイル(

/usr/lib/jp1_aom/sch

)を指定し ます。また,JP1/AJS3 と連携して運用するため,パラメーター

restrict_ajs_exec_job

には,「

y

」を 指定します。

7. 書き換えた内容を保存し,エディターを終了する。

これで,構成定義ファイルの設定が完了です。

8. jaomchecc コマンドを実行し,構成定義ファイルで設定した情報の妥当性をチェックする。

次のようにコマンドを実行します。

jaomchecc /usr/lib/jp1_aom/conf

構成定義ファイルで設定した情報に誤りがあった場合は,標準エラー出力ファイルにエラー情報が出力 されます。

9. 運転スケジュール定義ファイル(/usr/lib/jp1_aom/sch)を,vi などのエディターで開く。

運転スケジュール定義ファイルで次のようにパラメーターを設定します。

月曜日から土曜日は,同じ時刻に電源オンするので,まとめて設定します。

この設定例では,自動起動用シェルスクリプトファイルに設定した構成定義ファイル(

/usr/lib/jp1_aom/

conf

)を使って運用するため,構成定義ファイル名の位置には何も指定しません。

10. 書き換えた内容を保存し,エディターを終了する。

11. ホストまたは JP1/Power Monitor を再起動する。

(b) ホスト停止の設定

ホストの停止については,JP1/AJS3 でホストを停止するジョブネットを定義します。

1 日のジョブスケジュールが次のような場合,ジョブネットの定義方法には幾つかのパターンがあります。

図 3‒12 1 日のジョブスケジュール

■ JP1 イベントを使って電源制御ジョブを実行する

図 3-12のジョブネット「業務 D」の最後に,ジョブネット実行終了時に JP1 イベントを送信する JP1 イ ベント送信ジョブを定義し,その JP1 イベントを受信してから電源制御ジョブを実行するジョブネット

「ローカルオフ」を定義します。

ジョブネット「ローカルオフ」は,次のように定義します。

■ 最後のジョブネットの終わりに電源制御ジョブを定義する

図 3-12のジョブネット「業務 D」に,最後に実行されるジョブとしてローカル電源制御ジョブを定義し ます。

なお,ローカル電源制御ジョブの[終了要求種別]に[監視終了]または[制限終了]を設定すると,電 源制御ジョブの実行時にほかのジョブが実行中のとき,ジョブの終了を待って JP1/AJS3 を停止させ,停 止完了を待ってシステムを終了できます。

また,ローカル電源制御ジョブの[終了要求種別]で[強制終了]を設定すると,電源制御ジョブの実行 時にほかのジョブが実行中のとき,実行中のジョブネットを安全に実行中断した上で JP1/AJS3 を停止さ せ,停止完了を待ってシステムを終了できます。

ドキュメント内 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド (ページ 114-121)