2.2.6 2 信号の分離
2.2.11 F/T 機能による測定
2.3.6.1 FULL 画面表示
ここでは、PDCのデジタル変調信号をルート・ナイキスト・フィルタを使用して、FULL画面 法による測定方法を説明します。
測定条件: ここでの測定対象は、出力が周波数917.950MHz、レベル +10dBmのPDC信号です。
測定中の各設定については、測定対象に合った数値を設定して下さい。
機器の接続
1. 図 2-95のように機器を接続します。
RBW ≤ × 規定帯域幅1 40
2.3.6 隣接チャンネル漏洩電力(ACP)の測定
図 2-95 ACP測定の接続 電源の投入
2. 機器の電源を投入します。
被試験ユニットの設定
3. 被試験ユニットの信号を出力します。
設定条件の初期化
本器の設定条件を初期化します。
4. SHIFT, CONFIG(PRESET)と押します。
初期値設定条件が読み出されます。
測定条件の設定
入力信号が観測しやすいように、測定条件を設定します。
5. FREQ, 9, 1, 7, ., 9, 5, 0, MHzと押します。
中心周波数が917.950MHzに設定されます。
6. SAPN, 2, 5, 0, kHzと押します。
周波数スパンが250kHzに設定されます。
注意 周波数スパンは、以下の条件で設定して下さい。
SPAN ≥ 2 × チャンネル・スペース+ X
ルート・ナイキスト・フィルタを設定している場合:
X = (1+ロール・オフ・ファクタ) × シンボル・レート ルート・ナイキスト・フィルタを設定していない場合:
X = 規定帯域幅
2.3.6 隣接チャンネル漏洩電力(ACP)の測定
8. VBW AUTO/MNL(MNL), 3, kHzと押します。
VBWが3kHzに設定されます。
9. ATT, ATT AUTO/MNL(MNL), 3, 0, GHz(dB)と押します。
アッテネータが30dBに設定されます。
10. LEVEL, 0, GHz(+dBm)と押します。
リファレンス・レベルが0dBmに設定されます。
11. A, Trace A Detector, Positiveと押します。
トレース・ディテクタが正ピーク検波モードに設定されます。
12. LEVELを押し、データ・ノブで調整します。
トレースのピークがリファレンス・レベルから1目盛り以内に入るよう に調整します。
注意 信号レベルがリファレンス・レベルより大きく下がると誤差が大 きくなります。
13. SWP, Sweep Time AUTO/MNL(MNL), 2, 1, MHz(sec)と押します。
掃引時間が21秒に設定されます。
注意 掃引時間は、以下の条件で設定して下さい。
掃引時間 ≥トレース・ポイント数×バースト繰り返し時間
2.3.6 隣接チャンネル漏洩電力(ACP)の測定
図 2-96 PDCのトレース チャンネル・スペースと規定帯域幅の設定
PDCにおけるチャンネル・スペースと規定帯域幅を設定します。
14. POWER, ACP, CS/BS Setupと押します。
チャンネル・スペースと規定帯域幅を設定するダイアログ・ボックスが 表示されます。
15. 5, 0, kHzと押します。
1st CHのチャンネル・スペースが50kHzに設定されます。カーソルが規
定帯域幅へ移動します。
16. 2, 1, kHzと押します。
1st CH の規定帯域幅が 21kHz に設定されます。カーソルが 2nd CH の
チャンネル・スペースへ移動します。
17. 1, 0, 0, kHzと押します。
2nd CHのチャンネル・スペースが、100kHzに設定されます。カーソル
が規定帯域幅へ移動します。
18. 2, 1, kHzと押します。
2nd CHの規定帯域幅が21kHzに設定されます。
2.3.6 隣接チャンネル漏洩電力(ACP)の測定
図 2-97 CS/BS Setupダイアログ・ボックス
19. RETURNを押します。
CS/BS Setupダイアログ・ボックスが消去されます。
注意 規定帯域幅およびチャンネル間隔に対して周波数スパンの設定が 不適当な場合や設定されていないときは ACP 測定ができませ ん。
ルート・ナイキスト・フィルタの設定
20. √Nyquist Filter Setupを押します。
√Nyquist Filter Setupダイアログ・ボックスが表示されます。
21. Symbol Rate 1/Tを選択し、2, 1, kHzと押します。
シンボル・レートが21kHzに設定され、Rolloff Factorが選択されます。
22. 0, ., 5, Hz(ENTR)と押します。
ロール・オフ・ファクタが0.5に設定されます。
23. √Nyquist Filter ON/OFF(ON) を設定します。
ルート・ナイキスト・フィルタが有効になります。
2.3.6 隣接チャンネル漏洩電力(ACP)の測定
図 2-98 √Nyquist Filter Setupダイアログ・ボックス 24. √Nyquist Filter Setupを押します。
√Nyquist Filter Setupダイアログ・ボックスが消去されます。
ACPの測定
25. 掃引毎に、マーカが両隣接チャンネルの位置に表示され、上側・下側の 隣接チャンネル漏洩電力が表示されます。
SINGLEを押すことにより、測定を一回にすることもできます。
図 2-99 FULL画面表示のACP測定
2.3.6 隣接チャンネル漏洩電力(ACP)の測定
グラフ表示による測定
26. Graph, Graph ON/OFF(ON)と押します。
ACPの演算結果がグラフで表示されます。デルタ・マーカが表示されま す。
図 2-100 ACP GRAPHによる測定 測定点の指定
マーカで任意の点のACPを測定することができます。
27. MKRを押し、データ・ノブでマーカを100kHzに移動します。
100kHzでの隣接チャンネル漏洩電力が結果エリアに表示されます。
図 2-101 100kHzでのACP
2.3.6 隣接チャンネル漏洩電力(ACP)の測定