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Cal Each Item

ドキュメント内 r3267_series_sa_om_vol1_j.book (ページ 102-126)

2.2.6 2 信号の分離

2.2.11 F/T 機能による測定

2.2.13.3 Cal Each Item

Cal Allは全項目のキャリブレーションを実行するのに対して、Cal Each Itemは個別にキャリ

ブレーションを実行します。ここでは、PBWのキャリブレーション方法を説明します。

校正信号の接続

校正信号を接続します。

1. 正面パネルにあるINPUTコネクタにN-BNCアダプタを取り付けます。

2. 正面パネルにあるCAL OUT コネクタとINPUTコネクタを付属の入力 ケーブルで接続します。

キャリブレーションの実行

3. SHIFT, 7(CAL)と押します。

キャリブレーションの設定を行うCalメニューが表示されます(図 2-72 参照)。

4. Cal Each Item, PBWと押します。

PBW(雑音電力帯域幅)のキャリブレーションが実行されます。

2.2.14 リミットラインによるパス/フェイル判定

2.2.14 リミットラインによるパス / フェイル判定

リミット・ライン機能により、画面上の波形の上限値または下限値を設定し、パス/フェイル 判定を容易に行うことができます。

電源の投入

1. 機器の電源を投入します。

入力信号の接続

測定に使用する校正信号を接続します。

2. 正面パネルにあるINPUTコネクタにN-BNCアダプタを取り付けます。

3. 正面パネルにあるCAL OUT コネクタとINPUTコネクタを付属の入力 ケーブルで接続します。

設定状態の初期化

本器の設定状態を初期化します。

4. SHIFT, CONFIG(PRESET)と押します。

初期設定条件が読み出されます。

測定条件の設定

入力信号を測定しやすいように、測定条件を設定します。

5. FREQ, 3, 0, MHzと押します。

中心周波数が30MHzに設定されます。

6. SPAN, 2, 0, MHzと押します。

周波数スパンが20MHzに設定されます。

7. LEVEL, 0, GHz(+dBm)と押します。

リファレンス・レベルが0dBmに設定されます。

2.2.14 リミットラインによるパス/フェイル判定

リミット・ラインの設定

ここでは、以下のようなデータをリミット・ラインとして設定します。

表2-3 リミット・ライン1の設定

表2-4 リミット・ライン2の設定

8. FORMAT, Limit Line, Limit Line Editと押します。

Editメニューとリミット・ライン1用のエディタが表示されます。

図 2-73 リミット・ライン1の編集 9. 2, 0, MHzと押します。

1番目の周波数が20MHzに設定され、入力カーソルが1番目のレベル欄 周波数 レベル

1 20MHz -70dBm

2 26MHz -70dBm

3 28MHz -5dBm

4 32MHz -5dBm

5 34MHz -70dBm

6 40MHz -70dBm

周波数 レベル

1 20MHz -95dBm

2 28MHz -95dBm

3 29MHz -60dBm

4 31MHz -60dBm

5 32MHz -95dBm

6 40MHz -95dBm

2.2.14 リミットラインによるパス/フェイル判定

10. 7, 0, MHz(-dBm)と押します。

1 番目のレベルが-70dBmに設定され、入力カーソルが 2番目の周波数 欄に移動します。

11. 9、10の操作を繰り返し、表2-3のデータを順次入力します。

図 2-74 リミット・ライン1の入力結果

12. Limit Line 1/2を押します。

リミット・ライン 1用のエディタからリミット・ライン 2用のエディタ に切り換わります。

13. 2, 0, MHzと入力します。

リミット・ライン2用のデータとして、1番目の周波数が20MHzに設定 されます。入力カーソルは、1番目のレベル項目に移動します。

14. 9, 5, MHz (-dBm)と押します。

1番目のレベルが-95dBmに設定されます。

2.2.14 リミットラインによるパス/フェイル判定

15. 13、14の操作を繰り返し、表2-4のデータを順次入力します。

図 2-75 リミット・ライン2の入力結果

16. RETURNを押します。

リミット・ライン 2 用のエディタが消去され、Limit Lineメニューが表 示されます。

Limit Line 1の表示とPass/Fail判定条件の設定

17. Limit Line Setupを押します。

Limit Lineの条件を設定するためのLimit Line Setupダイアログ・ボック

スが表示されます。

図 2-76 パス/フェイルの設定

18. Limit Line 1をONに選択します。

2.2.14 リミットラインによるパス/フェイル判定

19. Pass Range をBELOW the Lineに選択します。

リミット・ライン1から下の範囲をPassと判定するモードに設定されま す。

20. Limit Line Setupを押します。

Limit Line Setupダイアログ・ボックスが消去されます。

リミット・ライン 1 と画面のトレースとの関係を判断し、画面にPASS のメッセージが表示されます。

図 2-77 リミット・ライン1による判定結果

Limit Line 2の表示とPass/Fail判定条件の設定

21. Limit Line Setupを押します。

Limit Lineの条件を設定するためのLimit Line Setupダイアログ・ボック

スが表示されます。

22. Limit Line 2をONに選択します。

23. Pass RangeをABOVE the Lineに選択します。

リミット・ライン2から上の範囲をPassと判定するモードに設定されま す。

2.2.14 リミットラインによるパス/フェイル判定

24. Limit Line Setupを押します。

Limit Line Setupダイアログ・ボックスが消去され、リミット・ラインに

よる判定結果が表示されます。

図 2-78 リミット・ライン1、2による判定結果 リミット・ラインのオフセット設定

25. Limit Line Setupを押します。

Limit Line Setupダイアログ・ボックスが表示されます。

26. ステップ・キー を押します。

入力カーソルが、Y Data ModeのOffsetの項目に移動します。

27. 1, 0, MHz(-dBm)と押します。

入力されたリミット・ライン1、2が10dB下に移動します。

28. RETURNを押します。

Limit Line Setupダイアログ・ボックスが消去され、リミット・ラインに

よる判定結果が表示されます。

2.2.14 リミットラインによるパス/フェイル判定

図 2-79 オフセット変更後の判定結果

2.3 測定例

2.3 測定例

ここでは、具体的な測定例を通して、本器の実用的な使い方を説明します。

2.3.1 デジタル変調信号の平均電力測定

ここでは、PHSなどのデジタル変調信号における平均電力の測定方法を説明します。

測定条件 : ここでの測定対象は、PHS方式の被試験ユニットの出力で、周波数1917.950MHz、

レベル10dBmです。信号は連続信号とします。

測定例中の各設定値については、測定対象に合った数値を設定して下さい。

注意 本器は、電力の最大入力が30dBm(1W)です。最大入力を超える電力測定の場合、外部 にアッテネータを接続して30dBmを超えないようにして下さい。

機器の接続

1. 図 2-80のように機器を接続します。

図 2-80 平均電力測定の接続 電源の投入

2. 機器の電源を投入します。

被試験ユニットの設定

3. 被試験ユニットの信号を出力します。

設定状態の初期化

本器の設定状態を初期化します。

4. SHIFT, CONFIG (PRESET)と押します。

初期設定条件が読み出されます。

2.3.1 デジタル変調信号の平均電力測定

測定条件の設定

入力信号が観測しやすいように、測定条件を設定します。

5. FREQ, 1, 9, 1, 7, ., 9, 5, MHzと押します。

中心周波数が1917.95MHzに設定されます。

6. SPAN, 2, 0, MHzと押します。

周波数スパンが20MHzに設定されます。

7. COUPLE, RBW AUTO/MNL(MNL), 1, MHzに設定します。

RBWが1MHzに設定されます。

8. VBW AUTO/MNL(MNL), 1, 0, MHzと押します。

VBWが10MHzに設定されます。

注 測定誤差を少なくするために、以下の条件で使用して下さい。

VBW>RBW

9. LEVEL, 1, 5, GHz(+dBm)と押します。

リファレンス・レベルが+15dBmに設定されます。

10. A, Trace A Detector, Sampleと押します。

トレース・ディテクタがサンプル検波モードに設定されます。

注 測定誤差を少なくするために、サンプル検波モードで使用して下 さい。

11. LEVELを押し、データ・ノブでリファレンス・レベルを調整します。

信号のピークが1目盛り以上リファレンス・レベルから離れている場合 は、信号のピークをリファレンス・レベルの近くになるように、データ・

ノブで合わせます。

2.3.1 デジタル変調信号の平均電力測定

図 2-81 入力信号の確認

12. SPAN, Zero Spanと押します。

周波数スパンがゼロ・スパン・モードに設定されます(図 2-82参照)。

図 2-82 平均電力の測定条件設定 平均電力の測定

13. POWER, Average Powerと押します。

対象範囲内の平均電力が測定され、表示されます。

アベレージ回数がアクティブになります。

14. 1, 0, Hz (ENTR)と押します。

アベレージ回数が10回に設定されます。

結果エリアに平均電力およびアベレージ回数が表示されます(図 2-83参 照)。

2.3.1 デジタル変調信号の平均電力測定

図 2-83 平均電力測定の結果 測定結果の見えにくい場合

15. FORMAT, Result Area Posi UP/LOW(LOW)と押します。

結果表示が下に移動します。

図 2-84 結果表示の移動

2.3.2 CDMAの総電力測定

2.3.2 CDMA の総電力測定

ここでは、CDMA信号の総電力の測定方法を説明します。

測定条件 : ここでの測定対象は、CDMA方式の被試験ユニットの出力で、周波数916.25MHz、

レベル+10dBmです。

測定例中の各設定値については、測定対象に合った数値を設定して下さい。

注意 本器は、電力の最大入力が30dBm(1W)です。最大入力を超える電力測定の場合、外部 にアッテネータを接続して30dBmを超えないようにして下さい。

機器の接続

1. 図 2-85のように機器を接続します。

図 2-85 総電力測定の接続 電源の投入

2. 機器の電源を投入します。

被試験ユニットの設定

3. 被試験ユニットの信号を出力します。

設定状態の初期化

本器の設定状態を初期化します。

4. SHIFT, CONFIG(PRESET)と押します。

初期設定条件が読み出されます。

測定条件の設定

入力信号が観測しやすいように、測定条件を設定します。

5. FREQ, 9, 1, 6, ., 2, 5, MHzと押します。

中心周波数が916.25MHzに設定されます。

2.3.2 CDMAの総電力測定

6. SPAN, 1, 0, MHzと押します。

周波数スパンが10MHzに設定されます。

注 周波数スパンは、測定するすべての信号スペクトラムが表示され る最小スパンに設定します。

7. LEVEL, 1, 0, GHz(+dBm)と押します。

リファレンス・レベルが+10dBmに設定されます。

8. ATT, ATT AUTO/MNL(MNL), 3, 0, GHz(dB)と押します。

アッテネータが30dBに設定されます。

注 アッテネータは、入力ミキサの飽和を防ぐため、入力レベル +10dB以上に設定します。

9. COUPLE, RBW AUTO/MNL(MNL), 3, 0, kHzと押します。

RBWが30kHzに設定されます。

10. VBW AUTO/MNL(MNL), 3, 0, 0, kHzと押します。

VBWが300kHzに設定されます。

注 測定誤差を少なくするために、以下の条件で使用して下さい。

VBW>RBW

11. A, Trace A Detector, Sampleと押します。

トレース・ディテクタがサンプル検波モードに設定されます。

注 測定誤差を少なくするために、サンプル検波モードで使用して下 さい。

12. LEVELを押し、データ・ノブでリファレンス・レベルを調整します。

信号のピークが1目盛り以上リファレンス・レベルから離れている場合 は、信号のピークをリファレンス・レベルの近くになるように、データ・

ノブで合わせます。

ドキュメント内 r3267_series_sa_om_vol1_j.book (ページ 102-126)