ノードおよびプールに割り当てられるまで新しいディスクは認識されません。新しいディスクを手 動で割り当てることができます。また、ディスクの自動割り当てルールを適用しているノードの 場合は、新しいディスクが自動的に割り当てられるまで待つこともできます。
3. 新しいディスクがすべて認識されたら、次のコマンドを入力して、追加されたディスクと所有権を 確認します。
storage aggregate show-spare-disks
新しいディスクが正しいノードに所有されていること、および正しいプールに割り当てられている ことを確認してください。
4. オプション: 次のコマンドを入力して、新しく追加したディスクを初期化します。
storage disk zerospares
別のData ONTAPアグリゲートで以前使用されていたディスクは、アグリゲートに追加する前に 初期化する必要があります。この時点でディスクを初期化しておくと、アグリゲートのサイズを すぐに拡張する必要がある場合に時間を短縮できます。ディスク初期化コマンドはバックグラウ ンドで実行されます。ノード内の初期化されていないディスクのサイズによっては、初期化が完 了するまでに数時間かかることもあります。
タスクの結果
新しいディスクをアグリゲートに追加したり、既存のディスクと交換したり、ホット スペアのリストに 加えたりできるようになります。
関連コンセプト
ディスクの所有権自動割り当ての仕組み(59ページ)
ディスクの所有権を割り当てる際のガイドライン(61ページ)
関連情報
NetApp Hardware Universe
ネットアップのダウンロード:ディスク ドライブおよびファームウェア
• ディスクファームウェアを更新したとき
• 新しいディスクファームウェアやDQPファイルが利用可能になったとき
• 新しいバージョンのData ONTAPにアップグレードするとき
Data ONTAPのアップグレードの一環としてDQPが更新されることはありません。
関連情報
ネットアップのダウンロード:Disk Qualification Package
ネットアップのダウンロード:ディスク ドライブおよびファームウェア
アグリゲートで使用中のディスクの交換
RAIDグループから他と異なるディスクを取り除くには、アグリゲートで使用中のディスクを交換しま す。RAIDグループの構成ディスクを均一にすると、ストレージシステムのパフォーマンスの最適化 に役立ちます。
開始する前に
適切なタイプ、サイズ、速度、チェックサム方式のホットスペアディスクが、すでにストレージシス テムに搭載されている必要があります。スペアディスクは、交換するディスクと同じシステム、同じ プールに割り当てられている必要があります。交換するディスクがパーティショニングされている場 合やストレージ プール内にある場合は、HAペアのどちらのノードでもスペア ディスク(該当する場 合は、そのパーティション)を所有できます。
マルチディスクキャリアのディスクの場合、ディスクのレイアウトが最適になるようにするには、使 用可能なホットスペアディスクを少なくとも2つ用意しておく必要があります。
タスク概要
容量の小さいディスクを容量の大きいディスクに交換すると、容量の大きいディスクが小さいディス クのサイズに合うように縮小されます。したがって、アグリゲートの使用可能容量は増えません。
手順
1. ディスクを交換します。
storage disk replace -disk old_disk_name -replacement new_spare_disk_name -action start
ディスク交換操作を停止する場合は、-action stopパラメータを使用します。
タスクの結果
元のディスクがスペアディスクに変換され、アグリゲートで新しいディスクが使用されるようになり ます。
自己暗号化ディスクの交換
Self-Encrypting Disk(SED;自己暗号化ディスク)の交換は通常のディスクの交換と同様です。ただ
し、ディスクの交換後にいくつかの追加の手順を実行して、ストレージ暗号化を再度有効にする必 要があります。
開始する前に
ストレージシステムのSEDで使用されているキーを確認しておき、交換後のSEDで同じキーを使用 するように設定してください。
手順
1. 次のコマンドを入力して、再構築が開始されていることを確認します。
aggr status -r
ディスクのステータスが「Reconstructing」と表示されます。
2. ディスク シェルフ モデルのハードウェア ガイドの指示に従い、障害ディスクを取り外して、新し いSEDに交換します。
3. 次のコマンドを入力して、新しく交換したSEDの所有権を割り当てます。
disk assign disk_name
4. 次のコマンドを入力して、新しいディスクが適切に割り当てられたことを確認します。
disk encrypt show
新しく追加したディスクが出力に表示されます。
5. 次のコマンドを入力して、ディスクを暗号化します。
disk encrypt rekey key_id disk_name 6. 次のコマンドを入力して、交換プロセスを完了します。
disk encrypt lock disk_name
新しく交換したSEDが使用可能な状態になり、このシステムでストレージ暗号化が有効になりま す。
データ ディスクのホット スペアへの変換
データディスクが含まれているアグリゲートを削除することによって、データディスクをホットスペ アに変換できます。
開始する前に
ボリュームが含まれているアグリゲートは削除できません。
タスク概要
データディスクをホットスペアに変換しても、そのディスクの所有権情報は変更されません。ディス クを別のストレージシステムに移動する前に、所有権情報を削除する必要があります。
手順
1. 次のコマンドを入力して、ディスクが含まれているアグリゲートを削除します。
storage aggregate delete -aggregate aggr_name
そのアグリゲートで使用されているすべてのディスクは、ホットスペアディスクに変換されま す。
ノードからのディスクの取り外し
ノードからのディスクの取り外し方法は、ディスクがどのように使用されていたかによって異なりま す。適切な手順で取り外せば、不要なAutoSupport通知は生成されません。また、そのディスクを 別のノードで再利用する際に、正常に機能させることができます。
データディスクを取り外すことによって、アグリゲート内のディスクの数を減らすことはできません。
アグリゲート内のデータディスクの数を減らす唯一の方法は、データを複製し、データディスクの 数がより少ない新しいアグリゲートへ転送することです。
パーティショニングされたドライブを取り外す場合は、両方のパーティションの使用方法を考慮する 必要があります。また、ドライブを取り外す前にパーティショニングを解除する必要があります。
マルチディスク キャリアのディスクを取り外す場合は、特に注意が必要です。
関連コンセプト
ルートデータのパーティショニングの概要(32ページ)
マルチディスク キャリアを安全に取り外せるかどうかを確認する方法(29ページ)
障害ディスクの取り外し
完全な障害状態にあるディスクは、Data ONTAPで使用可能なディスクとみなされなくなり、ディスク シェルフからただちに取り外すことができます。ただし、障害が部分的なものである場合は、高速 RAIDリカバリプロセスが完了するまで接続したままにしておく必要があります。
タスク概要
障害が発生したり、エラーメッセージが頻繁に生成されたりするために取り外したディスクは、その ストレージシステムまたは別のストレージシステムで再利用しないでください。
手順
1. 次のコマンドを入力して、障害ディスクのディスクIDを検索します。
storage disk show -broken
障害ディスクのリストにディスクが表示されない場合、障害が部分的なものであるために高速 RAIDリカバリの実行中である可能性があります。この場合は、障害ディスクのリストに表示さ れるまで(つまり高速RAIDリカバリプロセスが完了するまで)待ってから、ディスクを取り外して ください。
2. 次のコマンドを入力して、取り外すディスクの物理的な場所を調べます。
storage disk set-led -disk disk_name 2 ディスクの前面の警告LEDが2分間点灯します。
3. ディスクシェルフモデルのハードウェアガイドの指示に従い、ディスクシェルフからディスクを 取り外します。
ホット スペア ディスクの取り外し
ホットスペアディスクを取り外すときは、ディスクから所有権情報を削除する必要があります。これ により、ディスクを別のノードに挿入したときに問題が発生しなくなり、ディスクを取り外すときに
Data ONTAPから不要なAutoSupportメッセージが送信されなくなります。
タスク概要
ホットスペアディスクを取り外しても、そのディスクの内容にアクセスできなくなるわけではありま せん。このディスクに格納されているデータを完全に取得できない状態にする必要がある場合は、
この手順ではなく、ディスクの完全消去を実行してください。
手順
1. 取り外すホットスペアディスクのディスク名を確認します。
storage aggregate show-spare-disks