第
2章
微 分形 式 と外微 分 57 例2,1.5Sを
曲面 として、Pを S上
の点 とす る。∫をPの
まわ りの近傍y⊂ Sを
定義域 にもつ θ∞級関数 とする。このとき、υ∈TP(S)に
υ(y.)∈Rを
対応 させ る写像 を(ィ)ρ と表す ことにす る。 す る と、(ィ)pは 余接ベ ク トルである。証明
υ,り を
TP(S)の
元 として、α,わ を実数 とす る。 この とき、(dハP(αυ+わυ
)=(α
υ十わυ)(.f)=α υ(∫
)十
bυ(∫)=a(イ
)ρ(υ)十 b(イ )p(υ
)と変形で き、写像
(げ )p i TP(S)→ Rは
線型写像 で あ るので、(げ)pは 写(S)の
元であ る。□
ベ ク トル場 を考 えた ときと同様 に、曲面上の各点 に余接ベク トル を対 応 させ るものを考 える。
定義
2.1.6Sを
曲面 とす る。S上
の各点Pに
余接 ベ ク トル空間 写 (S)の元ω Pを ひとつずつ対応させる対応ω ={ω
p}p∈Sを 、 S上 の 1次 微分形式
とよ
̀ミ
。
次 に、 曲面
S上
の一次微 分形 式 ωの 「微 分可能性 」 につ いて考 え る こ とにす る。 こ こで注意 した い こ とは、 ベ ク トル場 の とき と同様 に各 点 で の余接 ベ ク トル空 間 が異 な る こ とで あ る。 そ こで まず は、S内
の座標 近 傍 内で局所 座標 を用 いて余接 ベ ク トル を表 す こ とにす る。命題
2.1.7Sを
曲面 と して、Pを S上
の点 とす る。 (y;.1,・ 2)をPを
含む
Sの
座標 近傍 とす る。 この とき、7⊂ S上
で定 義 され る座標 関数 ■1,■2制 して、に¬冷 .ば 砲 LCOは (舟 )P,(洗 )P∈ Ъ O剛 す
る双対基底である。
証 明
第
2章
微 分形 式 と外微 分58
それで は、
1次
微 分形式 ωを局所座標 に よって表 す こ とを考 える。命題 2.1.7よ り、y上
の各点Pで
の余接 ベ ク トル ωPは
ω
2=α
(dTl)P十 ♭(αχ2)P(a.b∈ R)
と表 す こ とがで きる。 ここで、ω
pは
点Pに
対応 す るひ とつ の余接 ベ ク ト ルであるので、y上
の関数A,ん
を用 いてω
p=A(P)(α
・1)p十
ん(P)(d・
2)Pと表す ことがで きる。 これ を用 いて、一次微分形 式の微 分可能性 の定 義 を次で与 えることにす る。
定義
2.1.8Sを
曲面 とし、ωをS上
の一次微分形 式 とす る。S上
の点P。に対して、
「
;χl,・2)を P。
を含む Sの 座標近傍とする。 S上 の一次微分
形 式 ω を
yに
制 限 した もの を ω′として、″ ={■ Omゝ +ん 0回 P}〆 ソ
とお く。ただ し、∫1,ノちは1/上の関数である。 この とき、
S上
の一次微分 形式 ωがP。 で0∞ 級である とは次 をみたす ことをい う。y上
の関数 ∫1,ん がpoで
θ∞級関数である。任意の点
P∈ Sで
ωが θ∞級であるとき、S上
の一次微分形式 ωは σ∞級である とい う。
定義2.1.8では、
S上
の一次微分形式 ωがpOで
θ∞級 であるか どうか は座標近傍 の と り方に依存す る。 しか し次の補題2.1.9と命題2110で
確 かめるように実際 は座標近傍 の と り方によらない。補題
2.1.9Sを
曲面 とす る。(ス;χl,π2),(b;νl,ν2)をSの
座標近傍 とし、レ1∩ ち キ0と す る。
p∈
И ∩1/2において、(απl)P,(α"2)P,(dν
l)P,(αν2)p は次 をみたす。解 眈 b=1等 +0い ヽ +1等 ;0解 め ら
ば 挽 b=t等 争 0 ab十 劣 0に ヽ
第
2章
微 分形 式 と外微 分59
証 明
a,bを
実 数 と して 、(∂νl)p=α
・(α 1)P tt b(α・ 2)pと お く。 両 辺 に(ザ
汗)Pを
作 用 させ る とヽ
︱
′ ノ
∂ れ一
/ 1 1
\
/
′
︲ ヽ
\ χ p b ご ρ +
απ α ヽ
︱ 1 p/ ヽ
ヽ
︱ ノ
/
∂ 一鍋
/ 1 t
\
/
′
︲ ヽ
\ y ρ d
p)
よ っ て 、 α =讐 0と な る 。 ま た 、 両 辺 に 〔 Jb)pを 作 用 さ せ る と
b=劣 oと なり 、 uttЬ =警 Om》 十 帰 0%ヽ と な る 。
同様 に 解悦ヽ
=券 0解
助 Ь+劣 09め
ヽ とな る ことも示 され る。□
命題 2.1。
10Sを
曲面 として、ωをS上
の一次微 分形 式 とす る。(し11,7.1,■2)ヽ(blyl,y2)を
Sの
座標 近傍 として、И ∩ち キ0とす る。ω を И ∩ち に制 限 したベ ク トル場 を ω′とお く。 この とき、И ∩ち 上の関数Jぃ ん,gl、 ク2を用いて げ を
ω′
=ノ・
ldrl十 んど■2
=glごυ
l+g2dν
2 と表す と、関数 チ1,.チち,ク1,g2は次の式をみたす。A=Я 弁 +"警 ん =釣 劣 +"劣
証 明
補題 2.1.9よ り、
ω′
=glイッ1+g2どツ2
=釣 (警 ぬ ・ +劣 山 2)+の (器 α 均十 劣″ め
)
=し
::十十 の t惚 争
)αけ
(Й
:惚 ;+ル t揚 :)α Q
第
2章
微 分形 式 と外微 分60
と変形 で きる。 И ∩ち 上の各 点
Pで
(d″1)Pと (αr2)pは次
独 立 なので、A=ヵ t等 十 十 の 1惚 争 ん ="劣 +"%
とな る。 □
座 標 の変 換 を表 す 写 像 (・1,72)→ (71,υ2)は θ∞ 級 写 像 な の で 、
7∩
y′上 叫撒讐 ,劣 ,解 ,裁 す 驚躙》』 [[亀 λ蜆 ∩
ドキュメント内
曲面上の微分形式について : ストークスの定理の応用まで
(ページ 58-61)