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③窓

写真 2- 28 ロフト

運営主体 社会福祉法人 Ho

対象者 横浜市栄区、戸塚区、港南区在住の医療的ケアを要する重心児者 訪問見学日 2014年9月30日

所在地 神奈川県横浜市

開設年月日 2012年10月1日

施設面積 730.0㎡

短期入所面積 164.5㎡ (定員1人当たり41.25㎡)

利用者活動面積 78.28㎡ (定員1人当たり18.32㎡)

施設名称 Sa施設

配置図

内観写真 外観写真

駐車場 有り

車寄せ 有り

事業内容 相談支援、短期入所、日中一時、居宅看護、訪問介護、診療所 活動日 短期入所15時~翌9時半、日中一時支援9時~18時(年中対応)

医師との連携 診療所併設

スタッフ(短期入所,日中一時) 看護主任1名、看護師8名、支援主任1名、支援スタッフ5名  合計15名

短期入所定員 4名

ケア体制(スタッフ:利用者) 1:1.5~2 程度

登録者 148名

うち医療的ケアが必要な方 148名

登録方法 電話→面接→受診,カルテ作成→契約→体験利用

利用費 短期入所1,865~2,674円(2日)、日中一時支援250~666円(時間制)

医療的ケア内容 人工呼吸器、気管切開、経管栄養、酸素、導尿、痰吸引 など

補助金 横浜市からの補助金

送迎サービス 有り

ケア内容 散歩,絵本、各種遊び、入浴 など

0 25 50 100m

図 2-2-3 Sa 施設概要

 Sa 施設の施設概要を図 2-2-3 に示し、以下に項目ごとの特徴を示す。

2-2-2 Sa 施設

 神奈川県の障がい児者制度に関しては、 「神奈川県障害福祉計画(第 4 期平成 27 年度~平成 29 年度) 」

文 32)

に沿って展開されており、障害福祉サービスの供給は、二次保健医療圏を基本として、8 つの圏域に

分類されている。

 神奈川県における短期入所の今後のサービス見込み量として、2015 年度見込みは 3250 人分 / 月に対し、

2017 年度見込みは 3650 人分 / 月と約 112.3% 増加するという推定値から、県は緊急時、介護者のレスパ イトのための短期入所施設充実を図る事業を支援するとしている。

 また、Sa 施設のある横浜市に関しては、横浜圏域に含まれる。横浜は、他の圏域に比べ倍以上サービ ス支給量は多くなっているが、さらに 2015 年度見込みでは 1007 人分 / 月に対し、2017 年度には 1146 人 分 / 月と約 113.8% の増加が予想されるため、今後も短期入所施設の必要性が高まると考えられる。

 Sa 施設は神奈川県横浜市にあり、2012 年 10 月に開設した。施設開設までの経緯として、1972 年 4 月 に横浜市立中村小学校に特殊学級として訪問学級と母親学級を同時開設したところから始まった。その 後、1979 年に障害者地域作業所 Ho を設立、1983 年に障害者地域作業所 To を開所し、1985 年 12 月に社 会福祉法人 Ho の設立認可がおりる。その後は、利用者主体の生活を維持するため横浜市との協議を 30 年以上続けながら、診療所、デイサービス、グループホーム、訪問看護など様々な事業展開を行い、築 40 年の一軒家を借りて医療度の高い方の宿泊を試みるなど、様々な試行錯誤を経て横浜市多機能型拠点 Sa が開設された。

 施設は基本的に、 「医療的ケアを必要とする重症心身障害児者等とその家族が住みなれた地域での暮ら しをサポートしたい」という考えのもと、利用者からの要望があれば 24 時間 365 日活動している。

 現在、短期入所の定員は 4 名となっており、全ての利用者が就寝時は個室対応になっている。

1)  神奈川県の障がい児者制度概要

2)  施設概要

サービス内容 相談支援

Sa施設の総合的な相談窓口(24時間365日相談受付)。

短期入所、日中一時支援利用登録面談と体験利用までのコーディネートや、

その他の資源の利用相談等に対するコーディネートと他機関との連携窓口。

居宅介護 ヘルパー利用相談受付、コーディネート、他居宅介護事業所との連携。

訪問看護 関係機関と連携を図りサポート体制を構築。

診療所 短期入所事業、日中一時支援事業のバックアップ診療所として、登録希望者の

「登録外来」を行い、利用中の健康管理を担う。

短期入所 在宅生活を送る医療的ケアが必要な方へ、家族の「計画的な休養」や「諸用事」、

また「緊急時」に宿泊を伴った一時的な受け止めを行う。

日中一時支援

在宅生活を送る医療的ケアが必要な方へ、家族の「計画的な休養」や「諸用事」、

また「緊急時」に日中時間帯の一時的な受け止めを行う。

短期入所利用に向けた体験的な位置付けとして、また、外部との「つながり」が少ない方 の「居場所」としても機能させたいと考えている。

地域交流 情報発信と地域交流の機会を設ける。

送迎 対象地区の利用者へ、施設を利用する際の送迎を行う。

1回当たり、自宅~施設間の距離×35円。

その他 放課後デイサービス、生活介護等 事業

公 的 サ

ビ ス

自 主 サ

ビ ス

表 2-2-3 Sa 施設サービス概要

 Sa 施設が行うサービス内容を表 2-2-3 に示す。公的サービスで行っている事業は、相談支援事業、居 宅介護事業、訪問看護事業、診療所、短期入所事業、日中一時支援事業、地域交流事業の 7 つであり、

自主サービス事業は送迎を中心に様々なサービスを行っている。この中で送迎に関しては、車イス対応 車が 2 台と訪問看護にも使用する軽自動車 4 台を使用して行っているが、これだけでは台数が不足して いるため、原則対象 3 区内(施設⇔自宅、施設⇔通所・通学先等)を範囲として対応している。また、

医療的ケアが必要で、車内で看護師等の見守りが必要な利用者を優先的に対応し、施設内で対応しきれ ない場合は地域の移送手段(有償移動等)を紹介している。

 また、短期入所に関しては、利用者一人一人の理解度を深めてケアを行うこととし、最初の導入(体 験利用)から引き継ぎ(日中一時支援)まで時間をかけ、その後泊まり(短期入所)へと進めていく。

そのため、利用者を固定曜日で入れるのではなく、依頼を受けてから利用者と相性の良い看護師等のシ フトを組んで泊まりを行う。

3)  運営状況

3-1)  サービス内容

36人以上 26-35人

26 10

19 11

21 15

12 6 3 6

4 2 1 2 栄 戸塚 港南 金沢 泉 磯子 南

青葉区 都筑区

港北区 緑区 鶴見区

旭区 神奈川区

保土ヶ谷区 西区 中区 南区

戸塚区 港南区 泉区

磯子区 瀬谷区

0 5 10 15 20 25 30 35 40

人数

(N=137)

図 2-2-4 Sa 施設年齢別登録者人数(2013 年度末時点)

 2014 年 9 月のヒアリング時点での登録者数は 148 名となっており、そのうち医療的ケアが必要な方の 割合は、 「施設利用の対象者が医療的ケアを必要とする児者」であることから、100% となっている。ま た、登録者の年齢別の割合は、図 2-2-4 より、2013 年度末時点(当時の登録者数 137 名)で、19 歳から 30 歳までの割合が最も高い 26.2% を占めており、7 歳から 30 歳までが 65.6% と登録者数の半数以上を占 めていることがわかった。

 登録者の居住地は、図 2-2-5 より、施設所在地である横浜市栄区を中心として、栄区、港南区、戸塚 区の 3 区が 72.3% を占めている。また、男女比は、男性と女性が約 6 対 4 の割合で登録しており、居住 地における男女比の特別な差はみられない。

3-2)  利用者

①登録者概要

未就学児 学齢 成人

医療的ケア内容 運動機能 超重心・準超重心スコア

準超重心

6%

超重心

5%

非該当

89%

超重心

6%

準超重心

36%

非該当

58%

経管栄養

32%

(N=64) (N=55)

(N=18)

気管切開 吸引

10%

30%

人工呼吸器

3%

酸素

5%

導尿

5%

その他

15%

経管栄養

37%

気管切開

11%

吸引

29%

人工呼吸器

5%

酸素

6%

導尿

1%

その他

11%

経管栄養

37%

気管切開

7%

吸引

27%

人工呼吸器

8%

酸素

10%

導尿

3%

その他

8%

寝たきり

81%

自力座位可

8%

介助歩行・

四つ這い等

5%

独歩

6%

寝たきり 自力座位可

69%

9%

介助歩行・

四つ這い等

7%

独歩

15%

寝たきり

57%

自力座位可

5%

介助歩行・

四つ這い等

19%

独歩

19%

超重心

14%

準超重心

43%

非該当

43%

 図 2-2-6 より、2013 年度末時点での登録者医療的ケアの内訳を年代別でみると、経管栄養、気管切開、

吸引の割合はどの年代も同程度の割合を示しているが、人工呼吸器装着の割合は年代が低くなるほど割 合が高くなることから、近年、障がいが重症化していることがわかる。

 また、運動機能別でみると、動ける登録利用者(独歩、介助歩行・四つ這い等)は、未就学児が 38%

なのに対し、学齢では 22%、成人では 11% であることから、年齢があがるにつれて寝たきり、又は車イス など自力で動けない方が多くなり、介護依存度が高くなることが明らかになった。

 さらに、超重心・準超重心スコアの割合では、未就学児はスコア該当者が 11% なのに対し、学齢にな ると 42%、成人では 57% まで増加することから、必要とするケア内容は年齢が上がるにつれ、数、又はケ ア内容の重いものが増えることがわかる。

②医療的ケア

施設長

1名

相談支援 相談員

2名

支援主任

1名

支援スタッフ

5名

看護主任

1名

看護師

8名

医師

1名

看護師(兼任)

2名

送迎 運転手(非常勤)

1名

事務主任

1名

事務員

2名

短期入所・日中一時支援

診療所・訪問看護

事務

表 2-2-4 Sa 施設スタッフ内訳

 2014 年度のスタッフ内訳は、表 2-2-4 より、各事業に対して 1 名から 9 名までのスタッフが配置され ており、合計で 23 名のスタッフで施設を運営していることがわかる。うち、短期入所・日中一時支援の スタッフは 15 名となっている。スタッフの勤務体制は、 日勤 (8 時半から 17 時半又は、 9 時半から 18 時半) 、 夜勤(15 時から翌 9 時半)に分かれており、夜勤は毎日、看護師と支援スタッフ 1 名ずつがシフトで組 まれている。そのため、短期入所のケア体制に関しては、スタッフ対利用者は 1 対 2 となっており、利 用者の入浴時のみ、日勤のスタッフが補助に入り対応しているとのことであった。

3-3)  スタッフ

Outline

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