第 3 章 重症障がい児者短期入所施設の空間利用実態
共に 3 名ずつが利用していた。
3-2-3 調査日のスタッフ・利用者構成
利用者 a
C1 C2 C3 C4
a b c d e
利用者 b 利用者 c 利用者 d 利用者 e
なし
自立歩行
なし
補助されながら、
自立歩行
補助されながら、
自立歩行
補助されながら、
自立歩行 経口摂取(全介助) なし
体位変換
車イス移動 自立歩行不可
車イス移動 自立歩行不可 車イス移動
這いずり移動 車イスを自分で
操作して移動 自立歩行不可
車イス移動 自立歩行不可
なし
女 女 女 女
女
利用者 f
f g h i
利用者 g 利用者 h 利用者 i その他利用者
人工呼吸器
経口摂取(全介助)
体位変換
人工呼吸器 気管切開 吸引 経管栄養 体位変換
経口摂取(全介助) 経管栄養
体位変換
男 男 男
男
利用者性別医療的ケア歩行自立度歩行自立度ケアスタッフ その他スタッフ
利用者性別医療的ケア
図 3-2-3 Sh 施設観察日当日のスタッフ・利用者構成
表 3-2-1 Sh 施設観察日当日の利用者属性
注 3)、注 4)0m 2.5m 5m 1 階平面図 2 階平面図
A: 入口
B: 事務所 C: リビング 1
D: キッチン
E: 和室 F: 洗濯室
EV EV
G: 利用者 トイレ 1
H: 利用者
トイレ 2 I: 浴室 1 J: 浴室 2
K:
トイレ
L: リビング 2 M: キッチン 2
N: 手洗い場
O: 個室 1
バルコニー
P: 個室 2 Q: 個室 3
R: 個室 4
S: 浴室 3 T: 利用者
トイレ 3
U: 宿直室
Sh 施設において終日観察調査を行うにあたり、空間的特徴を考慮し、部屋ごとにゾーン分けを行う。
以下、図 3-2-4 に Sh 施設のゾーン分け平面図を示す。
3-2-4 滞在場所の経時変化
1) Sh 施設内ゾーン分け平面図
施設入口玄関をゾーン A とする。利用者が車イスのまま入れるようすべてスロープ等でバリアフリー になっており、入口には手洗い場が設置され、衛生面を考慮している(写真 3-1) 。
事務室をゾーン B とする。事務室は玄関、リビング、エレベーター前の 3 つとつながっており、行き 来がしやすい。また、リビングとの間は腰壁になっているため、視線が通り、利用者の様子などを事務 室にいながらみることができる(写真 3-2) 。
リビングをゾーン C とする。リビングは基本的に机がおいてあり、 利用者の食事等で使用される。また、
動くことのできる利用者は、こちらでスタッフとゲームなどをして団欒を楽しむ(写真 3-3) 。
キッチンをゾーン D とする。キッチンはカウンター形式になっており、リビングの様子を確認しなが ら作業ができる。また、カウンターから食事を渡し、リビングに運ぶことができるので、キッチン内が 混まず、動線が整理されている(写真 3-4) 。
和室をゾーン E とする。自力で動けない利用者等は基本的に和室にマットを敷いて過ごす。脱衣、浴 室とつながっているため、汚れ物等がでた場合もすぐに脱衣室でおむつ交換やシャワーを浴びることが できる(写真 3-5) 。
洗濯室をゾーン F とする。洗濯室はリネン室も兼ね、タオル等が置かれている。浴室やトイレなどの
汚れ物がでやすい場所からは若干離れている(写真 3-6) 。
ドキュメント内
重症障がい児者短期入所施設の施設計画に関する研究
(ページ 122-125)