1回500円。
スタッフ対利用者は基本的に 4 対 6(増減有)で対応しているとのことであった。また、基本的に宿泊時 は利用者の性別によってスタッフを分け、男性スタッフの場合、どのようなケアでも行えるメインスタッ
フを月から日曜日までの 1 週間に割り当てており、サブスタッフと 2 名体制(利用者が少ない時はメイ ンスタッフのみ)で対応していることがヒアリングから明らかとなった。
3-2) 利用者
3-3) スタッフ
図 2-2-1 の配置図より、Sh 施設は幹線道路を入った住宅街にある。また、施設北東は駐車場、南東は 空き地になっているので日当たりも良く、周りは静かで落ち着いた雰囲気となっている。
土地柄(神戸)災害対策に関しては綿密な対策を行っているが、雨などの水害対策はあまり進んでい ないとのことであった。
Sh 施設は S 造 2 階建を施設開設時に新築で建てているため、施設計画段階から各諸室や設備に工夫を 凝らしているとのことであった。また、 当初は 3 階建を希望していたが、 コスト面の問題から 2 階建となっ ている。以下、図 2-2-2 の Sh 施設平面図より、各部屋の特徴を写真と共に示す。
4) 施設環境 4-1) 敷地周辺
4-2) 平面・諸室構成
16850
2075 1800 1740 3975 2100 5160
10000
212521003775
16850
2075 1800 1850 4250 1975 1700 1700 1500
12000
6075100029252000
EV
洗濯室キッチン 浴室 1 浴室 2
脱衣室 1 脱衣室 2
利用者居室(畳)
利用者居室
(フローリング)
2 階平面図
事務所
注入・
湯沸室
EV
浴室 3
脱衣室 3 利用者寝室 1
利用者寝室 2
利用者寝室 3 リビング
利用者寝室 4 宿直室
休憩室
バルコニー
Sh 施設の入口スロープ(写真 2-1)と庇は施設開設後に後から取り付けられたものである。利用者が 車イスに乗ったまま施設内へ入れるよう、玄関内もスロープになっており(写真 2-2) 、マットで車イス についた汚れを軽く拭いたのち、写真 2-3 の手洗い場脇にある棚の下段のタオルを使って、車イスの汚 れをしっかり拭き取る。また、衛生面を考慮して、入口脇には手洗い場が設けられており、ここで手を洗っ た後、写真 2-4 にある扉を通ってリビングへ入る。この際、扉は手前にも奥にも開くようになっており、
手を使わず体で押して入ることができるので、荷物を持っていたり、車イスを押していてもスムーズに 入れ、衛生的にも安全である。
事務室は玄関入ってリビングと反対側から直接入れるようになっており、リビングともつながってい るため、事務室からでもリビングでの活動の様子がわかる(写真 2-5) 。また、リビングとつながる事務 室入口の脇には水廻りがあり、手洗いの他、キッチンまでいかずに簡単な調理等は可能になっている(写 真 2-6) 。
1 階の利用者居室は写真 2-7 のリビング(フローリング)と写真 2-8 の和室に分かれ、多くの利用者は 和室で過ごす。1 階の利用者居室は昼間、日中一時支援の場として使われ、夕夜間においては、短期入所 の人数が多い時や、男女両方の方が泊まるとき、また、重症度の比較的軽い方が泊まるときに使用される。
また、1 階リビングは事務室と共に多くのスタッフが集まるところでもあるため、ホワイトボードに連絡
(写真 2-9)が書かれ、情報交換の場ともなっている。さらに、医療的ケアのための措置として、リビン グ天井には経管栄養用の天井レールが設置され、脇には手洗い場も設けられている(写真 2-10、2-11) 。
1 階には浴室が 2 つ設置されており(写真 2-12) 、和室の横にあるため、脱衣室はそのまま延長で畳が 敷かれている(写真 2-13) 。そのため、脱衣室はお風呂場が使われていないとき、おむつ交換室としても 使用される。また、お風呂場は通常よりも大きく設計されているため、利用者 1 名を介助するため介護 者 2 名が一緒に入ることができる。
1 階には利用者トイレが 2 つ設置されており、各個室におむつ交換台が置かれている(写真 2-14) 。し かし、この台は高さが 500mm で固定されており、介護者の腰等への負担が大きいため、あまり使用され ていない。
①入口・玄関
②事務室
③ 1F 利用者居室(リビング・和室)
④ 1F 浴室・脱衣室
⑤利用者トイレ
ドキュメント内
重症障がい児者短期入所施設の施設計画に関する研究
(ページ 45-49)