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1. 7 電話交換機設備概要

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1. 7 電話交換機設備概要

 京都大学主要地区の電話交換機設備(以下 「PBX設備」 とする)は,本部地区,病院地区,宇治地区,桂地区,

熊取地区,犬山地区の6カ所設置されており,このうち情報部においては本部地区,病院地区(院内PHS設備は除く)

のPBX設備及び各地区との接続機器の運用管理を行っている.

 近年,ネットワークが広く普及してきたことにより,PBX設備においてもIP電話,ソフトフォン等のIP対 応機器が広まってきている.また,既存ネットワークを再構築した次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)が今後普及するに従い,電話,インターネット,さらにはテレビ放送網を融合したサービスが展開され ていくと考えられる.このような変化の中,管理者はユーザサービスの向上やランニングコスト等を考慮して新し いサービスの導入を検討していく必要がある.

図1.7.1:京都大学全体の現行音声系ネットワーク図

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1. 7. 1 PBX 設備の運用管理

 運用管理は共同利用支援グループが担当しており,西日本電信電話株式会社と運用監視契約を締結し,業務を委 託している.運用監視業務は,本部地区及び病院地区におけるPBX設備の端末新設・移設対応,設定変更や障害対応,

相談業務等を行っており,平日9時〜17時15分まで自動電話庁舎に2名の作業員が常駐し,これらの対応にあたっ ている.

 吉田地区におけるPBX設備設定変更等対応件数,ランニングコスト等は下記の表または図に示すとおりとなっ ている.これらを見ると,PBX設備設定変更等対応件数において,4月には設定変更,3月には新設と設定変更件 数が高くなっている.これは,事務組織の移転に伴うマルチライン等の各種設定や先端医療機器開発臨床センター の本格稼働により新設件数が高くなったものである.障害対応件数において4,5,6月の件数が高くなっているが,

これは落雷に伴いヒューズ断によるものや,端子盤内のジャンパ線の緩みにより不通となる障害対応内容であった.

平成23年度のランニングコストについて平成22年度と比較すると電話回線基本料金が増加しており,主にDID の追加によるものである.今後については,ランニングコスト削減に向けて現状のマイライン業者の見直しや,本 学が契約しているNTT接続回線のIP回線化などの課題について検討を進める.

1. 7. 2  今後について

 「図1.1.7:京都大学全体の現行音声系ネットワーク図」にあるとおり,メーカー保守サポート期間の10年を経

過して運用しているPBX設備が半数を占めている.また,各通信キャリアが提供している新サービス,今後さら に普及すると考えられるIP電話及びIP携帯端末(デュアルモード端末等)等には平成20年2月に機器更新した 本部地区PBX設備を除いて現行の設備では対応出来ない状況にある.

 従って,今後のIP化普及の状況,新サービスへの対応等を考慮して老朽化している各地区PBX設備を順次更新 していく必要があり,平成24年度末に宇治地区,熊取地区,犬山地区のPBX設備を更新する予定である.また,

NGN,IPセントレックスサービス等の今後の新しいサービスの世の中への普及の状況を考慮し,本学への導入を

検討していく.

図1.7.2:平成23年度PBX設備設定変更等対応件数 図1.7.3:平成23年度PBX設備障害対応件数

設備維持経費(円) 電話回線基本料金(円) 通話料金(円) 合計

平成22年度 45,168,750 6,083,564 32,871,423 84,123,737

平成23年度 44,217,350 6,100,402 31,649,227 81,966,979

表1.7.1:吉田地区におけるランニングコスト(年間)

図1.7.4:平成23年度の吉田地区における通話料金(月毎)

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表1.7.2:京都大学PBX設備更新年次計画表(平成24年3月現在)

図1.7.5:将来の音声系ネットワークイメージ

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