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TenneTに社名変更

注1)

Transpower Stromübertragungs GmbH

① (社名変更)

2010年1月、Vattenfallの子会社 Vattenfall Europe Transmissionは、

50Hertz

注2)に社名変更

② (買収)

2010年5月、Vattenfallの子会社 50Hertzを、ベルギーの送電会社 Elia

注3)とオーストリアのIFM注4)が買 収

注3)

Elia System Operator

注4)

Industry Funds Management、インフラファンド

注2)

50Hertz Transmission GmbH

配電会社 のホームページ

 フランスでは、EDF・RTE・Enedisのそれぞれに対して、広告・宣伝等に関する規制が制定されている。

 ドイツにおける広告・宣伝について、ホームページを例に取ると、発電会社と配電会社は類似のデザインの使用が許 されるが、送電会社は許されていない。

広告・宣伝等の取組み(フランス、ドイツ)

■ フランスにおける規制・各社の状況

1) EDF・RTE・Enedisとの共同でのマーケティング活動や広告宣伝、共同購買は禁止されている*

1

2) RTE・Enedisは、EDFとのコミュニケーション規定に署名を行い、各社の役割を明確にすることが求められている*

1

3) EDF・RTE・Enedisのコーポレートアイデンティティ、企業活動におけるコミュニケーション方法、ブランディング戦略については、ステークホル

ダーに誤認を与えないよう、実施されなくてはならない。具体的には、ブランド・商標・ロゴ・ホームページは、視覚的に異なる必要がある*1。 なお、RTE・Enedisが、EDFの子会社であることを周知する場合は、必ずEDFから独立した企業であることを明記する必要がある。

例)

EDF・RTE・Enedisのホームページのデザインは、異なる配色や構成のものを使用することで、第三者の誤認を防止している。

*1: CRE(フランス)の担当者へのヒアリング

*2: BNetzA、EnBW、Amprionの担当者へのヒアリング

■ ドイツにおける規制・各社の状況(EnBWグループの例)

4) 送電会社のブランド・商標・ロゴ・ホームページは、発電会社と区別する必要がある*

2。(下図参照)

5) 配電会社は、発電会社と類似した、ブランド・商標・ロゴ・ホームページの使用が許可されている*

2。(下図参照)

6) EnBWグループでは、TransnetBW社やNetzeBW社のように社名に「BW」を共通して使用しているが、「BW」は州名称であることより、中立

性・公平性の確保上、問題とならない*2

EnBW

のグループ 会社であると明記 発電会社

のホームページ

デザイン的に類似点が多い 送電会社

のホームページ

発電会社、配電会社 とは異なるデザイン

−ドイツのEnBWグループの事例*2

(ホームページの情報は、2016年11月時点)

■フランスにおける送配電会社と発電会社の建物・ITシステム等の規制内容・共有状況について示す。(下図参照)

■フランスでは、送電会社と配電会社に対して、同等の規制が制定されている。

 フランスでは、送配電会社の中立性を保つため、EDF・RTE・Enedisは、建物・ITシステムを共有することが許されて いない。

建物

IT システム

IT システム

(契約)

 EDFが委託しているIT事業者から、同サービスの提供を

RTE

が受ける際は、守秘義務条項を盛り込んだ契約書 を

CRE

に送付する。

 CREは契約書を確認し、守秘義務が徹底されているか

監視している。

 RTE

EDF

から物理的に分離されている。(駐車場も分 離されている)

規制内容に反し、RTEのITシステム(サーバー)は、EDF と同じ場所に設置されている。

ただし、各社が使用できる

IT

システムの機能が分離され ているため、他社へのアクセスは制限されている。

原則、発電会社と送電会社・配電会社は、同じ場所・建 物を共有してはならない。

同じ建物内に存在する場合、セキュリティ対策(入退室管 理等)により、各社を厳密に分離し、従業員による情報漏 洩を防がなくてはならない。

 ITシステム、ITシステムの設置場所、電子機器等の利用

等の分離により、情報漏洩を防止しなければならない。

委託事業者との契約については、契約内容に応じ、CRE が監視を行い、守秘義務を徹底しなくてはならない。

送電会社 配電会社

建物・ITシステムの共有状況(フランス)* 1

状況(ヒアリング調査より)

規制内容

*1: CRE、RTE(フランス)の担当者へのヒアリング、表はトーマツ作成

状況(現地ヒアリング調査より)

規制内容

建物

 TransnetBWとEnBWの建物は、分離されている。

 Amprion

の従業員は、情報漏洩の防止のため、

RWE

の 従業員との交流を制限している。

 AmprionとRWEは、ケータリングサービスも分離している。

発電会社と同じ建物の使用は、入口が完全に分離され ている場合を除き、禁止されている。

送電 会社

配電 会社

実際、

EnBW

と、

NetzeBW

の中立性・公平性が求められ ていない部署は、同じ建物・同じフロアを使用していた。

ただし、顧客の誤認防止のために、社用車は別となって いる。

中立性・公平性が求められる部署(料金計算や配電網計 画、等)・・・発電会社と同じ建物の使用は、入口が完全 に分離されている場合を除き、禁止されている。

上記以外の部署・・・発電会社と同じ建物・フロアの利用 が許されている。

IT システム

送電 会社

配電 会社

法律による規制はないが、発電会社と同じ

IT

システムを 使用することや、同じ場所にITシステムを設置することを、

原則禁止している。

発電会社と同じITシステムを使用することは可能となって いる。

 TransnetBW

EnBW

は、同じ

IT

システムは使用しておら ず、かつ同じ場所にITシステムを設置していない。

 EnBW

NetzeBW

は同じ

IT

システムを使用している。

ただし、顧客の誤認防止のために、メールアドレスは別と なっている。

建物・ITシステムの共有状況(ドイツ)* 1

■ドイツにおける送配電会社と発電会社の建物・ITシステムの規制内容・共有状況について示す。(下図参照)

■ドイツでは、配電会社に対しては、送電会社程の規制は制定されていない。

 ドイツでは、フランスと同様に、送電会社が発電会社と同じ建物・ITシステムの利用することは許されていない。一方、

配電会社の内、中立性・公平性が求められない部署は、親会社と同じ建物・ITシステムの利用が許されている* 1

*1: BNetzA、EnBW、Amprion(ドイツ)の担当者へのヒアリング、表はトーマツ作成