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9月18日~9月24日(6泊7日)

○日程表

9月18日(金) 9月19日(土) 9月20日(日) 9月21日(月)

7:30 学校集合 6:00 起床・健康観察 6:00 起床・健康観察 6:00 起床・健康観察

出発式 7:00 朝食・片付け 7:00 朝食・片付け 7:00 朝食・片付け

9:00 関越道 9:00 トレッキング 9:00 課題学習(1) 9:30 農業体験(1)

練馬IC 12:00 昼食 1200 昼食 稲刈り

9:20 高坂SA 15:00 民宿到着 1300 課題学習(2) 12:00 昼食

1100 佐久平PA 15:30 周辺散策 16:00 はがき書き 13:00 農業体験(2) 脱穀

12:00 小布施SA 昼食 17:00 入浴 18:00 夕食・片付け 17:00 バーベキュー

13:30 開校式 18:00 夕食 19:00 今日のまとめ 19:00 今日のまとめ

15:00 はしづくり 19:00 今日のまとめ 20:00 星空観察 21:00 消灯

18:00 夕食 20:00 星空観察 21:00 消灯

20:00 今日のまとめ 2100 消灯 21:00 消灯

大野田小学校

○セカンドスクールにおける学習の概要

1 事前の学習内容

・社会科と関連付け、雨温図を活用して長野県飯山市戸狩の気候の特色を調べて適切な服装を 考えたり、長野県飯山市までの経路や人口について学習したりした。「日本のよさを発信し よう」というめあてをもって学習を進め、セカンドスクールでも「日本のよさ」「戸狩のよ さ」を見つけようという見通しをもたせる学習を行った。

・家庭科と関連付け、戸狩で生産されたアスパラガスを使用して調理実習を行い、戸狩の特産 品へ関心を高めた。

・長野県飯山市の伝統や文化、産業について本やインターネットで学習し、疑問やもっと知り たいと思うことを見付け、自らの課題をもってセカンドスクールに取り組むことができるよ うにした。

・班長や生活、入浴等の係ごとに分かれてセカンドスクールに向けての準備を進めた。セカン ドスクール前から協力する場面を設定することができた。

2 事後の学習内容

・セカンドスクールで学んだことを整理し、報告会ができるようにスライドを作成した。

・スライドを用いて、戸狩の民宿の方々と4年生に向けて、報告会を行った。

・小中学校セカンドスクール報告会に向けて、発表者決めやスライドの編集をした。

○特色ある活動内容

<自然体験活動>

1 トレッキング

天候に恵まれ、2日目に民宿の方と共にとん 平トレッキングを行った。子どもたちが日常生 活では経験しない険しく長い道のりだったため、

自然と声を掛け合い助け合う姿が見られた。下 山後には、達成感を味わうだけでなく、仲が深 まったり、新たな人間関係ができたりしていた。

山頂から戸狩全体を見わたすことで自然の美し さ、豊かさを感じることもできた。

6泊7日という長い宿泊行事に取り組むため

に、チームビルディングを目的としたトレッキ

【トレッキングの様子】

ングを2日目に設定したことは効果的であった。このことは、子どもたち自身も感じており、

まとめのプリントにトレッキング前後での人間関係の変容について書いていた。

<社会体験活動>

1 農業体験(稲刈り・脱穀)

秋実施に変更することができたため、稲刈 りと脱穀を行った。稲刈りをしたことがない 子どもも多く、機械を使わずに広い田の稲を 鎌で刈っていく大変さを感じていた。脱穀は、

千歯こきと足踏み脱穀を使用した。脱穀機で 取りきれない米や周りに落ちた米は、一粒も 無駄にしないように手で取ったり、拾ったり した。農家の人が熱い思いをもって米を育て

ていることを学ぶことができた。

【脱穀した米を集めている様子】

2 今日のまとめ

毎晩、「今日のまとめ」の時間を設定した。各自「今日のまとめ」の時間までに活動を振り返 り、「戸狩のよさ」「自分や友達のよさ」「明日の自分、明日のわたしたち」の3つの項目につい て記述した。その日の体験をもとに「戸狩のよさについて」考えることで、雪、川、稲作が深 い関係をもっていることに気付かせることができた。「自分のよさ」を振り返ることで、客観的 に自分の行動を見つめ直すことができるようになったり、明日からの自分の行動を考えたりす ることができるようになったりと成長が見られ、自己肯定感を高めることにつながった。友達 のよさを考える項目では、同じ宿に宿泊する児童同士の結束を高めることができ、人の心を理 解しようとしたり、意識的に協力しようとしたりする姿勢が見られるなどの成長があった。「明 日の自分、明日のわたしたち」では、自分たちの生活をよりよくするためにはどうしたらよい のか真剣に話し合い、日々の自分たちの成長を確かめ合い、さらに次の目標に取り組む姿勢が 身に付いてきた。

<生活・文化体験活動>

1 郷土料理体験

長野県飯山市の郷土料理である笹ずしを作っ た。笹ずしの起源について説明を受けた。宿に よっては笹を取りに行くところから活動を始め た。5年生から学習が始まった家庭科で学んだ 包丁の使い方を活用することができた。自分た ちで作った料理を食べ、より食への興味を高め ることができた。

調理でも協力し合う姿を見ることができた。

6日目ということもあり、チームワークも高ま

っていた。

【郷土料理「笹ずし」を作っている様子】

○児童の感想

戸狩の人たちや自然、そのよさに触れ、そして自分たちの住む武蔵野市と比べることで、「自 分たちの住む武蔵野市でも、武蔵野市にしかないよさを見つけていきたい。」と述べていた。ま た、近代化が進む現代社会と戸狩の自然を対比して考え、「自然環境のことを考えた社会をつく っていくべきだ。」と考えを述べていた。これからの社会や自然、自分たちの在り方を考えるよ うになっていた。

「友達と声をかけ合うこと、相手を認めること、相手の気持ちを考えることが大事だ。」と、

多くの児童が実感していた。これまでもそのような考えはあったものの、大人から教えられて いただけの表面的なものであった。共同生活の中で、互いの意見が衝突したり、それを反省し たり、友達に認められたりする中で、子どもたちがその価値を獲得していった。

○ファーストスクールの教育活動との関連

「日本のよさを発信しよう」という単元目標を確認し、戸狩のよさを学ぶことができた。「戸 狩でもそうだったように」や「セカンドでの体験と比べると」など、日本のよさや特徴を考え るときに、比較対象として学習したことを生かしたり、自分の意見の根拠としたりする場面に 生かすことができた。

友達のよいところを見つける活動を1学期から行い、セカンドスクールでは、その経験が生 かされた。セカンドスクール後は、男女関係なく認め合ったり、より具体的に友達のよいとこ ろ見付けたりすることができるようになった。セカンドスクールで交流の仕方が身に付き、共 同学習を円滑に進める力が高まった。

○今年度の成果と次年度に向けての課題

課題学習では、インストラクターとして宿の方が主となって活動をした。しかし、教師が主 となって活動をする方が時間配分と内容ともに効果的な場面があった。来年度は、さらに連絡 を密にとって細かく分担していく。

指導員の人数によって宿での生活習慣に大きな差がでた。指導員が1名の宿では、

10

名以上 を1人で見なくてはならず、難しいところがあった。各宿に、男女1名ずつ配置できるとよい。

今回のセカンドスクールは天気に恵まれ、活動に問題はなかったが、トレッキング、農業体 験、課題学習は天候に左右される。新たな雨プログラムがあればより安心できると思う。

【宿の方との事後確認より】

・トレッキングや農業体験で、お弁当を持たせずに現地で配ったことで児童の負担が少なく、

またゴミの回収も素早く行うことができた。

・稲の露を乾かすねらいもあり、農業体験の稲刈りの出発時間を遅らせた。子どもも宿側も時 間的にも身体的にもゆとりができ、その後の活動への集中力が増した。

・トレッキングのルートは緊急時に備えてさらにいくつかのルートを確保する。

境南小学校