• 検索結果がありません。

5月26日~5月30日(4泊5日)

第二中学校

○セカンドスクールにおける学習の概要

1 事前の学習内容

・班員でそれぞれ、十日町市の観光、産業、社会問題、食文化、生物、地理、気象の7つのテ ーマを分担し、書籍やインターネット等を用いて調べ学習を行った。(総合的な学習の時間)

・民泊先の受け入れ農家に送る自己紹介を添えた挨拶状を作成した。(国語科との連携)

・中学生としての自覚や自律をめざして、団体行動や班行動、民泊先での宿泊体験の場での目 標やルール作りを行った。(特別活動)

2 事後の学習内容

・個人でテーマを選び、課題解決に向けて事前の学習と現地での学びを通して、画用紙1枚の レポートにまとめた。それを持ち寄り、班の発表を行い学びの共有を図った。その際、相互 評価を行い、一つのテーマにつき各クラス1人の代表者を決め学年全体での発表会を行った。

また、各クラスの代表生徒でテーマに沿ったグループをつくり、課題を再構築してセカンド 報告会での発表を行う予定である。(総合的な学習の時間)

・民泊農家へのお礼状を作成した。(国語科との連携)

・現地でのスケッチを水彩画として完成させた。

(

美術科との連携

)

○特色ある活動内容

<自然体験活動>

1 キョロロの森観察

3つの体験活動を行った。①ブナ林散策は、現地の代表的なブナ林で、そこに住む生き物の 特徴について解説を聞きながら観察することができた。林内の葉を使った伝統的な遊びも学ぶ ことができた。②水辺の生き物観察では、生徒一人一人が網を持ち、ため池で水性動物を採集 した後、インストラクターから採取した生物についての解説を聞いた。③館内展示見学は雪国 の稲作や、雪国での生活における伝統的な生活用具や現在で使用されている用具などを見学し た。

2 自然観察ハイキング(大厳寺高原)

前日のキョロロの森での学習を土台に、自然林でのハイキングを 行った。ヤマウルシやハチなどの危険な動植物の対処法を学び、ハ イキングを行いながら自然観察をした。

【山頂付近での様子】

3 自然観察スケッチ(大厳寺高原)

ハイキングの後、風景画のスケッチを行った。自然豊かな雄大な景色の中、自分が絵として 残したい場所を選んでスケッチした。学校で美術の時間に絵を仕上げ、後に現地に送り、審査 をしていただく。

4 人工林観察(美人林)

松之山の観光名所である美人林の見学を行った。インストラクターの詳しい解説を聞くこと で前日の天然の林と人口林の比較ができ、環境保全について考える機会になった。

<社会体験活動>

1 農業体験(山菜の収穫・田植えなど)

現地の方を指導員として迎え、初日に学年全員で棚田での田植え行った。地形的に機械を用 いて田植えができないため、手で苗を植えることを体験した。また、民泊先の農家では農業体 験を行い、山菜の収穫、家畜の世話、種まきなど各々様々な体験を通して、自然の中で暮らす 知恵を学び、自然に対する畏敬の念を体感した。

<生活・文化体験活動>

1 伝統料理体験

伝統料理体験では、田舎料理・そば打ち・あんぼ・ちまきの4 グループに分かれ、地元の食材で現地の方を講師として招き班内 で協力しながら、実習を行った。

【伝統料理体験での様子】

2 民泊農家のお手伝い

1日目の夕方から2日目まで各農家で農業体験を行った。農家ごとに体験内容は異なってい たが、各家庭での農業体験や生活体験は有意義なものとなった。また、事前に挨拶状を送って いたこともあり、違和感なく積極的に交流することができ、それぞれの家庭での交流は充実し たものとなった。

○生徒の感想

農業を実際に体験して、改めて大変な仕事だと実感しました。農作物はつくるのに苦労して いるのだから、残したりせずに感謝して食べようと思いました。

○ファーストスクールの教育活動との関連

雄大な自然のなかで、現地の人々と触れ合うことで、自然に対する畏敬の念、思いやりや心 の豊かさなど、生徒の情操が育つ心の教育になっている。また、5日間寝食をともにすること で、生徒同士の人間関係も深まり、他と関わることで、協調性や協力することの大切さを学ぶ ことができる。

○今年度の成果と次年度に向けての課題

内容の大幅な変更はなく、今まで積み上げてきた地域の方々との交流は生徒にとって大変意 義のあるものだと考える。課題としては、民泊受け入れ農家の高齢化による受け入れ先の減少 である。また、アレルギー生徒への十分な配慮は今後一層工夫が必要となる。

第三中学校