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「IP 電話対応機器」を設置している場合は、特別な操作をすることなく IP 電話サービスを使ってファクスを送 信したり、電話をかけたりできます。

なお、インターネット網の不調などで IP 電話回線が通信不能になった場合は、次に説明するリルート機能と プレフィクス機能によって、自動的に一般電話回線に切り替えて通信できます。

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リルート機能

リルート機能とは、IP 電話回線が通信不能の場合に、自動的に一般電話回線に切り替えてダイヤルをし直 す機能です。

この機能は、ファンクション設定の[ファクス /E メール機能設定]>[04 キーオペレーター専用]>[01 システムの登録]>[123 リルート機能]が[あり]に設定されている場合に利用できます。

・ 次ページの図の①〜③のいずれかの送信方法で、自動的に通信回線を切り替えてダイヤルをし直し、

ファクス送信されます。

・ ①の方法で送信を開始し、送信できない場合は、②、③と送信方法が順次切り替わります。

・[123 リルート機能]が[あり]に設定されている場合は、アドレス帳に一般の電話番号と IP 電話の番号 を両方登録できます。

・[123  リルート機能]が[あり]に登録されている場合、タッチパネルディスプレイには、「リルート設定 中」が表示されます。

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プレフィクス機能

プレフィクス機能とは、IP 電話回線が通信不能の場合に、プレフィクス番号に続いてダイヤルした一般電 話回線の番号で発信する機能です。

この機能は、ファンクション設定の[ファクス /E メール機能設定]>[04 キーオペレーター専用]>[01 システムの登録]>[124 プレフィクス機能]で、プレフィクス番号を登録し、プレフィクス機能が[あり]

に設定されている場合に利用できます。

・ プレフィクス番号は、0 〜9、#、*、ポーズ記号を組み合わせて、20 桁まで登録できます。

・[124 プレフィクス機能]が[あり]に設定されている場合、信号の流れは次ページの図の③となります。

・[124 プレフィクス機能]が[あり]に登録されている場合、タッチパネルディスプレイには、「プレフィクス設定中」

が表示されます。

(付与できる番号例:NTT の例)

 0000 : 「IP 電話対応機器」を使用しているときに、続けてダイヤルすると、相手先の電話番号 に一般電話回線から発信します。

「0000」は NTT の例です。一般回線への切り替え番号は、ご契約の電話会社へご 確認ください。

IP 電話 IP 電話 相手が IP 電話番号を持っている場合

IP 電話 一般電話 相手が IP 電話番号を持っていない場合

③一般電話 一般電話 一般電話回線を指定する場合

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送信の流れ

1. 送信方法①でファクスが送られます。

z アドレス帳に一般電話の番号だけが登録されている場合は、利用できません。

2. 通信エラーによって送信方法①で送ることができない場合は、自動的に送信方法②でファクス送信され ます。

3. 通信エラーによって送信方法②でも送ることができない場合は、自動的に送信方法③でファクス送信さ れます。

z アドレス帳に IP 電話の番号だけが登録されている場合は、利用できません。

zどの回 線を使 ってファ クス送 信され たかを、通信 結果レ ポート で確認で きます。「通信 結果レポ ート」

(p.250)、および「主なエラーコード」(p.268)を参照してください。

IP 電話対応機 IP 電話対応機

IP 電話網

一般電話 回線網

一般電話対応機

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アドレス帳の登録(リルート機能が設定されている場合)

ファンクション設定の[ファクス/Eメール機能設定]>[04 キーオペレーター専用]>[01 システムの登録]

>[123 リルート機能]が[あり]に設定されている場合は、アドレス帳に、一般の電話番号と IP 電話の番号を 両方登録できます。

このような宛先は、アドレス帳に IP のマークが表示されます。

アドレス帳に、一般の電話番号と IP 電話の番号の両方を登録する場合は、次の手順で操作します。

z登録したアドレス帳を変更する操作については、「アドレス帳を変更する」(p.215)を参照してください。

z登録したアドレス帳を削除する操作については、「アドレス帳を削除する」(p.216)を参照してください。

1.

<ファンクション>を押す

2.

[ファクス /E メール機能設定]を押す

3.

[00 アドレス帳登録]を押す

4.

[01 アドレス帳登録(電話)]を押す

IP 電話のマーク

zプ レ フ ィ ク ス 機 能 が[あ り]に設定されている場合 は、 が表示されます。

5.

電話番号を入力し、 [OK]を押す

z[クリアー]を押すと、 電話番号を 1 文字ず つ消去できます。

z 電話番号の入力については、「電話番号を入 力する」(p.18)を参照してください。

6.

IP 電話番号を入力し、 [OK]を押す

z[クリアー]を押すと、 IP 電話番号を 1 文字 ずつ消去できます。

7.

宛先名を入力し、 [OK]を押す

8.

ボタン名を入力し、 [OK]を押す

z ボタン名は、10 文字まで入力できます。

9.

検索文字を入力して、 [OK]を押す

z 検索文字は、10 文字まで入力できます。

z 検索文字は、アドレス帳で宛先を検索する ときに使う文字です([あ]〜[ら / わ]の仕分 けにも使われます)。宛先名のフリガナなど をカタカナで入力します。

z 英 数 字 を 入 力 す る と、ア ド レ ス 帳 画 面 の

「あ」行に表示されます。

ただし、英数字は検索文字としては使用で きません。

10.

[お好み]に表示するかどうかを選択する

z[お好み]に登録できる宛先は 15 宛先です。

すでに 15 宛先登録されている場合、上の画 面は表示されません。

11.

[OK]を押す

z アドレス帳に特殊機能を設定する場合は、

「通信機能を登録する」(p.206)を参照して ください。

z アドレス帳に次の宛先を登録するときは、

手順 5 の電話番号の入力から操作してくだ さい。

z 操作が終了したら、<リセット>を押して、

設定を解除してください。

[お 好 み]に 宛 先 を 表 示する場合に押しま す。

[お 好 み]に 宛 先 を 表 示したくない場合に 押します。