通常、E メールはメールサーバー(SMTP サーバー)が SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)によって やりとりしています。
企業などのイントラネットでは、ファイアウォールの負担を考慮して、添付ファイルを持たない E メールと ホームページ閲覧だけが許可されていることがあります。
このような場合に、ダイレクトインターネット FAX 送信を使うことで、メールサーバー(SMTP サーバー)へ の負担を軽減できます。
ダイレクトインターネット FAX 機能は、メールサーバー(SMTP サーバー)を通さずに直接インターネット FAX 間で文書を交換する機能です。この機能を使うには、IP アドレスが常に一定に保たれている必要があり ます。本機のドメイン名などの情報が DNS サーバーに適切に登録されていなければなりません。
ダイレクトインターネット FAX 機能を使う場合は、ファンクション設定の[ファクス /E メール機能設定]>
[04 キーオペレーター専用]>[01 システムの登録]>[172 ダイレクト IFax 送信]を[あり]に設定しま す。
zIP アドレスについては、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
インターネット インターネット
FAX
ダイレクト SMTP
メールサーバー
(SMTP サーバー)
LAN
インターネット FAX
Memo
インターネット FAX 使用上のお願い
ネットワーク接続によるインターネット FAX の通信では、電話回線を使う一般のファクス通信とは異なる事 項があります。
ここでは、インターネット FAX 機能を使って通信をする上で、注意が必要なことについて説明します。
インターネット FAX と一般の電話回線用ファクスとの違い
一般の電話回線のファクスでは、データは電話回線を介して送信されます。電話回線の料金は送信者が負 担します。
インターネット FAX では、画像データはパケットに分解され、電話回線を介さずに LAN からインターネッ トまたはイントラネットへ送信されます。電話回線を使わないため、長距離通話の経費を節減できます。
正しく E メールを送信できないときは
z インターネット通信は、ネットワーク経由によるメールサーバー(SMTP サーバー)との通信のため、直 接相手と通信できません。このため、何らかの原因で送信できなかった場合にだけ、メールサーバー
(SMTP サーバー)からエラーメールが返送されます。
z 相手先の場所、インターネットなどの回線の混み具合、ネットワーク構成などによって、エラーメールが 返送されるまで長い時間がかかることがあります(通常は 20 〜 30 分程度)。
z 何らかの原因で、エラーメールが返送されない場合があります。
重要な書類、緊急を要する書類などを送信する場合は、送信後に必ず電話で確認してください。
また、インターネット経由の場合には秘匿性が低いため、重要な書類は、一般の電話回線の利用をお勧め します。
z 受信側のメールシステムがMIMEに対応していない場合は、インターネットFAXのEメールを正しく送 信することができません。また、相手のメールサーバー(SMTP サーバー) によってはエラーメールが返 送されない場合があります。
z 原稿枚数が多い場合やイメージデータ量が多いと、送信できない場合があります。
z ダイレクトインターネット FAX 機能を使う場合、ファンクション設定の[ファクス /E メール機能設定]
>[04 キーオペレーター専用]>[01 システムの登録]>[172 ダイレクト IFAX 送信]が[あり]に設 定されていると、メールサーバー(SMTP サーバー)を経由せず、アドレス帳に登録されているメールア ドレスへ直接送信されます。
z 本機は送達確認通知機能(MDN)に対応しています。受信側にEメールが届いたかどうかを確認したい場 合に設定してください。詳しくは「送達確認を要求する (MDN)[送達確認要求]」(p.154)を参照してく ださい。
ネットワーク経由で電話はできません
z 電話は一般の電話回線で使用できます(外部電話機を使用している場合)。
z ネットワーク経由の通信中も、一般の電話回線を使用してファクス通信できます。
通信機能について
本機には、一般の電話回線の G3 ファクス通信とインターネット FAX 機能の 2 つの通信機能があります が、これらは同時に使うことができます。
原稿読み取り時の解像度設定について
原稿を読み取るときの解像度は、コンピューターへの送信を考慮し、お買い上げ時の初期値が[小さい]に 設定されています。この設定は、使用する原稿に合わせて変更できます。
インターネットメールメッセージの受信
z 本機は、コンピューターからのメールメッセージを受信できます。受信したメールメッセージは、漢字、
カタカナ、ひらがな、英数字を印刷できます。
z 受信したメールメッセージのフォント、文字の大きさは変更できません。
z 受信したメールメッセージは、日本語(全角文字)で59文字、72行分(英数半角文字で108文字、72 行 分)が 1 ページに印刷されます。
インターネット FAX 機能で原稿をコンピューターに送ったときのメッセージ
インターネット FAX から E メールを送信すると、添付ファイル(TIFF-F 形式の画像ファイル)のほかに、以 下のメッセージが受信側に届きます。
z PDF 形式の画像ファイルを添付して送信した場合、「PDF 形式の画像データが添付されています。」という メッセージが受信側に届きます。
LAN 中継通信
LAN 中継局への不正なアクセスを防止するために、ネットワークセキュリティを設定してください。ネッ トワークセキュリティには、LAN 中継パスワード、中継許可ドメイン名を設定します。
また、LAN中継通信すべてを管理するためには、管理者のメールアドレスを登録し、通信管理レポートを受 け取れるように設定してください。
送信ファイルタイプの設定について
[基本]の[ファイルタイプ / ファイル名]では、送信する添付文書のファイル形式として、PDF を選択でき ます。
PDF 形式は、読み取った文書をコンピューターに対して E メール送信する場合の機能です。
インターネット FAX は PDF 形式に対応していません。インターネット FAX に対し、PDF 形式を選択し て送信しても、受信側のインターネット FAX では、添付ファイルを印刷できず、エラーとなります。
TIFF-F 形式の画像データが添付されています。
TIFF-F イメージビュアは以下のサイトから入手できます。
http://panasonic.co.jp/pcc/
インターネット FAX を使うための準備
インターネット FAX 機能を使う場合は、ファンクション設定で、ネットワーク環境に関する項目を設定する 必要があります。詳しくは、ネットワーク管理者にご相談ください。