人 、
43. 部分施肥した放牧草地の生産力
であったことから、水洗いするこ・とで唾液中の粗灰分が除去されるだけでなく牧草に由来する 粗灰分も一部損失すると考えられた。 ESー TとCSでは
1‑‑2%
の差であった。なお草種間 では Tiが低い傾向を示した。粗蛋白質含量は表
2
に示した。夏においてES‑TおよびES‑Wはそれぞれ平均2 2
婦およ び20%
、また秋においては同様に20%
および18%
であった。水洗いによる影響は灰分の場合よ り小さく1‑‑2%
であった。 CSは1 9 ‑ ‑ 2 2
係でES‑Tより約1‑ ‑2
婦低かった。 PSは高い 傾向を示した。細胞壁物質含量は表3に示した。 ES‑WはES‑Tに比べて常に高く平均6.8
%
(3 ‑‑9%)の差があったo さらにCSに対してES‑Tは平均4.7
%
(2 ‑‑6係)、またES‑Wは1
1.4 % ( 8 ‑ ‑ 1 5
婦)それぞれ高かった。この原因については、水分含量の極めて多いフィステル サンプルでは熱風乾燥によって蛋白質の熱変性を生じたこと、さらに水洗いによって牧草中の 水溶性部分が損失したことなどが想定された。in vitroの有機物消化率は表4に示したo E S‑TとES‑Wの聞にはほとんど差がみら れなかった。なお乾物消化率ではESー Tの方が平均1.4婦高かった。このように成分組成で みられた差は有機物消化率にはほとんど反映しなかったと考えられた。またES‑T はCSに 比べて
1‑‑3%
高い傾向を示した。 PSは他に比べてかなり高かった。以上食道フィステルから採集した牧草サンプルは水洗いすることで唾液を除去できるが、同 時に牧草中の養分も損失することが示唆された。また熱風乾燥による影響や乾燥方法について さらに検討が必要である。
3 牧草の成分(図3) :部分施肥
為
区の施肥しない部分の成分は、無施肥 区に比べて、加里だけが高かった。
ふんの排世量を成牛1日 1頭当り D M 3. 2勾とし、尿の排世量を仮に表l に示す飲水量に等しいとするならば、
500 C Dの場合、 1 haの部分施肥草地 では、ふんではN 5岡、尿ではN50岡 崎078同が施肥した部分から施肥しな い部分に移動したことになる。換言す れば家畜により施肥されたことになる。
なお飲水量は時期・天候により大き く変動し、 1頭1日当りの飲水量は18
‑‑48
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で、平均気温との聞に0.76の有 意な相関が認められた。2.0 2.0
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図1 ふんの成分(1979)乾物中係 4 ふん・尿により影響される面積(表2) : 21 : 32婦であり、育成牛の1日1頭が形成す る urinepatchは3.6
m
2で、あった。5 産草量(表3) :部分施肥区の施肥しない部分の産草量は、無施肥区と比べて前年は大 差なかったが、本年は17婦高くなっているO 部分施肥区全体の収量は両年とも全面施肥区と比 べて遜色ないばかりかやや多収であった。
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図3 放牧前の牧草の成分
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表1 放牧牛の飲水量
乙/頭・日 期 日│ 5,/29~ 6/Í 9~ 7パ 4~ 8/1~ 9,/2 2~ 1か合5~
6/3 6
, / 2
4 7/16 8/4 9, / 2
5 1Q / 2
7 天候│
晴 うすぐもり 晴 くもり 晴 晴 くもり 一く時も雨り飲 水 量 │ 25.0 21. 7 29.3 19. 0 40.8 47.9 28. 1 17. 5
表2 ふん・尿跡地の面積割合係
調 査 月 日 6/13 7 /10 7 /30 8/22 9/17 10/24 面 積 割 合 6.0 31. 8 21. 0 30. 3 27. 9 25.9
表3 産草量
DM
同/a
1 9 7 9 5月 6月 7月 8月 9月 10月 合 計 全 面 施 ß~ 16.4 14. 2 10.2 8. 7 4. 8 4.6 58.9
部 分 施 肥 無 施 全施肥 部
26.7 28. 5 24. 5 16.3 14. 8 4; 6 115.4 肥体部 13. 6 9. 1 8. 1 7. 4 5. 4 2.6 46.1 16.9 13. 9 12. 1 9.6 7. 8 3. 1 63. 5 無 施 ß~ 14.9 9噌4 7. 5 5.0 4.5 4.0 45. 3
1 9 8 0 5月 6月 7月 8月 9月 10月 合 計 全 面 施 巴目 15.8 14.6 16.5 10.7 12.0 5.6 75.. 2
分
J
施肥│無施全施肥 部25. 0 24. 5 27. 8 12. 2 17. 8 6. 1 113. 4 部 肥体部 15. 3 11. 7 23. 6 9. 8 10.3 3.9 74. 5 17.7 14.9 24. 7 10. 4 12. 2 4. 5 84. 2
盤 施 巴日 13. 0 11. 7 15. 9 10.4 9. 4 4. 0 64. 3
6 牧養力(表4) 産草量と同様の傾向が認められ、部分施肥区孟全面施肥区〉無施肥区 の順であり、土に部分的に施肥をしても 500C D以上の牧養力が期待できるo
表4 牧養力 C D/ha
‑‑‑‑珪笠里空
2 3 4 5 6 7 合 計全 面 施 肥 70. 1 94. 6 49.3 50.3 31. 3 43.4 339 9
7 部 分 施 肥 71. 6 96.4 49. 1 50. 7 31. 4 43. 5 343 9
無 施
B E
57. 7 98.0 49.8 41. 1 33. 0 35. 3 315全 面 施 肥 87. 1 101. 3 51. 4 70. 1 37.2 78. 2 61. 2 487 9
8 部 分 施 肥 85. 0 97.7 64.2 82..3 52. 7 73.8 57.8 512
。
無 施