人 、
44. 放牧がワラビに及ぼす影響
表4 牧養力 C D/ha
‑‑‑‑珪笠里空
2 3 4 5 6 7 合 計全 面 施 肥 70. 1 94. 6 49.3 50.3 31. 3 43.4 339 9
7 部 分 施 肥 71. 6 96.4 49. 1 50. 7 31. 4 43. 5 343 9
無 施
B E
57. 7 98.0 49.8 41. 1 33. 0 35. 3 315全 面 施 肥 87. 1 101. 3 51. 4 70. 1 37.2 78. 2 61. 2 487 9
8 部 分 施 肥 85. 0 97.7 64.2 82..3 52. 7 73.8 57.8 512
。
無 施
1
巴 76. 6 81. 2 41. 9 50. 2 36.5 57.8 58. 5 403本 XI03
取 /
ψ
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どてと///.?
対 照 区
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6月 7月 8月 9月 図 1 各処理区のワラピの積算発生数(本
; / a )
摘 取 区
図2 摘取区における 1日 当りの発生数〈本;/a)
O~ ① 6 月上旬 ②7月中旬 ③8月 上 旬 ④8月下旬
刊 放 牧 放牧 放 牧 放 牧
100
20
枯 死
損 jFj
健 全
1個体重で約半分であった。
試験E
1 )ダメージの状況を図3に示した。
6月上旬の放牧強度が大きいほどダメ ージが大きかったが、それ以後は両者 に明瞭な対応関係は認められなかった。
ダメージの種類(表3)については、
枯死にいたる軸切損、踏つぶしは6月 上旬の放牧に多く、主軸折は8月下旬 の放牧で多くみられた。煩傷では主軸 折が大部分を占め、 7月中旬、 8月上 旬の放牧で多くみられた。この傾向は 他の区においても同様であった。
2 )積算発生数と生存数の推移(図4)は、各区とも、ほぼ同様のノミターンを示しずこ。
本試験の放牧強度の範囲では、放牧強度によるダメージの差異は、 6月上旬の放牧を除き、
80
60
40
ABCD ABCD ABCD ABCD 図3 健全、損傷、枯死の割合(倒
認められなかったが、処理当年における放牧の効果の指標として、積算発生数に対する枯死総 表3 A区における放牧によるダメージ(現存数に対する割合)
放 調 健全(鈎 枯 死 ( 例 損 傷 ( 骨 ) 現 存 牧 査 幼 そ 軸 踏 主
ヲ │
主 踏 羽数
回 月 の 計 切 つ
軸 言十 軸 傷領片 計
数 日 芽 他 損 ぶし 折 抜 折 倒 移合)
① 6.10 38. 5 45. 9 84. 4 5.8 2.2 1.7 9.6 2.2 3.1 0.7 6,0 416
② 7. 17 1. 2 23. 8 25. 0 5.5
。
7.7 0.2 13.4 42.3 14.4 4.8 61. 5 1841③ 8. 28 1. 2 19. 2 20. 4 0.4
。
28.7 0.4a . 5
43.6 一 7.4 51. 0 1669④ 10. 3
。
12. 1 12. 1 0.4 0 75.6。
76.0 9.3 ‑ 2.7 12.0 1096A p , , , , , , , J亀 ",
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6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 (注)一一一一発生数一一一生存数
図4 発生数と生存数
数の割合をみると、
7 5 ‑ ‑ 9 0
婦となり、各区ともかなり高い放牧効果が期待できると考えられる。しかし、ワラビの生存数が急激に減少したのは8月中旬以降で、あり、それまでに蓄積された同 化産物は来春の再生に利用されると考えられる。また、試験 Iにより、摘取によって翌春の発 生数の増加と同時に蔚芽個体が弱小化することが判ったので施肥、放牧時期との関連で、牧草 による被圧効果についても将来検討したい。
4 5 . 牧草・野草を組合せた草地におけるホルスタイン 去勢牛の放牧行動と増体
手島道明・楢山忠土・高橋俊(北農試) 野草やかん木の利用性を知るために、ホルスタイン 2シーズン放牧去勢牛各4頭を、牧草と 野草を組合せた草地(図
1
)と牧草地に5
月1 9
日‑ ‑ 1 0
月1 5
日の1 4 9
日開放牧し、放牧行動と増 体を検討した。1 野草の利用性:集中的な係食をする朝と夕方に、組合せ草地の牛群がどちらの草地に居 るかを調査した(調 2)。これを半月ごとにまとめ、観察回数に占める野草地に居た回数の割
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放牧牛の居場所 図 2
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1111HL7試
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同月
6 4
図
10月
放牧地および植生の概要
開牧←
禁牧←
開 牧
←
→禁牧 ¥
9月 8月 7月 6月
図 1
5月
% 60 1帯 牧40 割 合20
野草の利用性
合を野草の利用率とすると、 5月中は14%、6月‑‑7月前半は55‑‑63婦、 7月後半‑‑8月前半 は40係前後、それ以降は漸次低下し、 10月前半では僅か8係であった(図3)0 7月20日に採草 地の再生草を解放して放牧に供したため、野草の利用率は急激に低下しているが、それでも野
図3
草を43係利用していることは、良好な牧草が十分あっても野草を積極的に利用することを示し ている。
以上の結果は野草の可食現存量と飼料価値にほぼ符合する動きとみることができ、野草の利 用性を如実に示しているものと思われる。
はススキ、グマイザサであり、かん木類ではサルナシ、ツルウメモドキ、ヤマブドウ、ヤマハ ギなどであった。 7月中旬の調査では、前者が約70係、後者が約30%であった。
放牧牛の増体(図4) : 7月下旬及び9月の増体は余り良くなかったが、それ以外の時 期では両群とも優れた増体を示し、とくに組合せ草地の牛群は DG 1 kg以上を示した。放牧期 採食植物と採食割合:採食した植物は20数種に及んでいたが、その主なものは、野草で 2
3
107同であり、前者の増体が優れていた。
以上のように、牧草と野草を組合せた草地に放牧した牛群は、牧草が十分に存在するにもか かわらず、野草を積極的に利用したが、その程度は野草の飼料価値とほぼ符合するものと考え られた。また放牧牛の増体は、牧草だけに放牧した牛群よりも、牧草と野草を自由に選択採食 させた牛群のほうが優れていた。