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避難所の設置運営

ドキュメント内 三浦市地域防災計画 (ページ 95-102)

第3章 災害時の応急活動計画

第6節 避難所の設置運営

[各部共通]

市は、災害発生後、人命の安全を第一に被災住民等の避難誘導を行うとともに、あらかじめ指定された避 難場所及び避難路や洪水等により浸水が想定される区域、土砂災害危険箇所等の所在、災害の概要、その他 避難に関する情報の提供に努めます。

市民は、あらかじめ指定されている避難場所を日頃から把握するとともに、災害時要援護者は避難準備情 報で、他の市民は避難勧告、指示が出された場合には避難します。また、被災のおそれがあるため避難の必 要がある場合は、安全に十分配慮しながら自主的に避難するものとします。

1 避難準備

気象予報・警報及び市内の状況等を考慮し、災害時要援護者など、避難に時間を要する市民が早めの避 難を行うため、避難準備情報を発表します。

(1) 市長の措置

市長は、気象予報・警報及び市内の状況を考慮して、必要があると認めるとときには、その地域の災害 時要援護者に対して避難を促します。

2 避難の勧告又は指示

災害が発生し、又は発生するおそれがあり、そのために人命の保護その他災害の防止等を図るため特に 必要があると認められるときは、危険地域の居住者等に対し、次に掲げる者が避難実施のための必要な勧 告又は指示を行います。

(1) 市長の措置

市長は、市域内において危険が切迫し、必要があると認めるときには、その地域の居住者等に対し立ち 退きの指示又は勧告を行います。この場合、避難すべき場所を指示することができます。

なお、人命の保護又は危険を防止するため、特に必要があると認めるときは、警戒区域を設定し応急対 策に従事する者以外に対して、当該地区への立ち入りを制限し、若しくは禁止し、又は当該地域からの退 去を命ずることができます。

なお、市長に事故あるとき又は不在のときは、市長に代って副市長がその職務を代行します。

(2) 警察官等の措置

警察官及び海上保安官は、災害現場において市長が避難のため立ち退きを指示することができないと認 められる事態(連絡等のいとまがなくこれを行わなければ時期を失するような場合)、又は市長から要求 があったときは、立ち退きの指示及び警戒区域の設定をすることができます。この場合その旨を市長に速 やかに通知します。

なお、警察官は、人命若しくは身体に危険を及ぼすおそれがある場合、その場に居合わせた者に対して 避難の措置を講ずることができます。この場合、その旨を県公安委員会に報告します。

(3) 自衛官の措置

災害派遣を命じられた部隊等の自衛官は、災害の状況により特に急を要する場合で警察官等がその場に いない場合に限り、避難等の措置を講じます。

また、市長(若しくはその委任を受けた職員)又は市長からの要求により市長の職権を行うことのでき る警察官、海上保安官がいない場合に限り、警戒区域を設定することができます。これら避難措置をとっ たときは、その旨を市長に通知します。

(4) 知事の措置

知事又はその命を受けた職員若しくは水防管理者は、洪水、高潮又は地すべりにより、著しい危険が切 迫していると認められるときは、必要と認める区域の居住者等に対し、避難のため立ち退きを指示するこ とができます。この場合は、三崎警察署長にその旨を通知します。

頁 修 正 後 修 正 前 91 る警察官、海上保安官がいない場合に限り、警戒区域を設定することができます。これらの避難措置を

とったときは、直ちにその旨を市長に通知します。

⑷ 知事の措置

知事又はその命を受けた職員若しくは水防管理者は、著しい危険が切迫していると認められるときは、

必要と認める区域の居住者等に対し、避難のための立ち退きを指示することができます。この場合は、

三崎警察署長にその旨を通知します。

また、市が事務の全部又は大部分の事務を行うことができなくなった時は、避難準備情報の発令、避 難の勧告、指示、警戒区域の設定を市長に代わって行います。

4 避難の勧告又は指示の内容

市長等、避難の勧告・指示を実施する者は、原則として次の内容を明示して行います。

⑴ 避難を要する理由

⑵ 避難勧告又は指示等の対象地域

⑶ 避難先とその場所

⑷ 避難経路

⑸ 注意事項 5 避難措置の周知等

(1) 関係機関への報告

避難の勧告又は指示を行った者は、次により必要な事項を報告(通知・連絡)します。

ア 市長の措置

イ 警察官又は海上保安官の措置 (ア) 災害対策基本法に基づく措置

(イ) 警察官職務執行法に基づく措置

(ウ) 海上保安庁法に基づく措置

3 避難準備の内容

市長が避難準備情報を発令する場合は、原則として次の内容を明示して行います。

(1) 避難準備(災害時要援護者避難)を要する理由 (2) 避難準備(災害時要援護者避難)対象地域 (3) 避難を準備する人、避難を開始する人 (4) 避難先とその場所

(5) 避難経路 (6) 注意事項

4 避難の勧告・指示の内容

市長等、避難の指示・勧告を実施する者は、原則として次の内容を明示して行います。

(1) 避難を要する理由 (2) 避難勧告・指示対象地域 (3) 避難先とその場所 (4) 避難経路

(5) 注意事項

5 避難措置の周知等 (1) 関係機関への報告

避難の勧告又は指示を行った者は、次により必要な事項を報告(通知・連絡)します。

ア 市長の措置

イ 警察官又は海上保安官の措置 (ア) 災害対策基本法に基づく措置

(イ) 警察官職務執行法に基づく措置

(ウ) 海上保安庁法に基づく措置

市 長 県知事(災害対策課)

警察官 又は 海上保安官

警察署長 又は 海上保安部・署長

市 長 県 知 事

(災害対策課)

警察官 警察署長 県警察本部長 県公安委員会

市 長 県知事(災害対策課)

海 上 保安官

海上保安部・

署長

第三管区海上 保安本部長

県 知 事

(災害対策課) 市 長 市 長 県知事(災害対策課)

警察官 又は 海上保安官

警察署長 又は

海上保安部・署長

市 長 県 知 事

(災害対策課)

警察官 警察署長 県警察本部長 県公安委員会

市 長 県知事(災害対策課)

海 上 保安官

海上保安部・

署長

第三管区 海上保安本部長

県 知 事

(災害対策課) 市 長

92 ウ 自衛官の措置(自衛隊法に基づく措置)

(2) 市民への周知

市長は、自ら避難準備情報の発令、避難の勧告若しくは指示を行った場合又は他機関からその旨の通 知を受けた場合は、防災行政無線や広報車、防災情報メール等により市民への周知を実施します。なお、

避難の必要がなくなったときも同様とします。

6 警戒区域の設定

(1) 市長は、市民の生命又は身体に対する危険を防止するため、災害対策基本法第63条の規定に基づく警 戒区域を設定し、応急対策に従事する者以外の者の立入禁止、退去を命じたときは、災害対策本部の広報 のほか、関係各部班を通じ直接地域住民に伝達を行います。

(2) この場合において、市長若しくはその委任を受けて市長の職権を行う市の職員が現場にいないとき、又 はこれらの者から要求があったときは、警察官又は海上保安官は、市長の職権を行うことができます。こ の場合において、市長の職権を行ったときは、警察官又は海上保安官は、直ちに、その旨を市長に通知し なければなりません。

7 避難の準備

避難にあたっては、あらかじめ次の点について措置します。

(1) 火気の安全を確認すること。

(2) 盗難防止措置をすること。

(3) 家屋の補強を行うとともに、浸水が予想される場合は、家財を高所に移動させること。

(4) 3 日分の食糧、飲料水、携帯トイレ、トイレットペーパー、非常持出品(救急箱、常備薬、懐中電灯、

ラジオ、乾電池等)を携帯すること。

(5) 服装はできるだけ軽装とし、素足は避け、帽子、ずきん等を着用するとともに、雨衣、防寒衣を携帯す ること。

(6) 貴重品以外の荷物は持ち出さないこと。

(7) 会社、工場等の事業所はそれぞれの消防計画に基づき、特に発火源の安全確認、電気、ガス等保安措置 を講ずること。

(8) 学校、大規模事業所、特殊建物等の管理者は、あらかじめ定められた避難計画に基づいて、安全に避難 する措置を講ずること。

(9) 病院、福祉施設等で、多数の病人、身動きの不自由な者を収容している施設の管理者は、特に連絡、誘 導、搬出、収容等の責任者を定めた避難計画を策定し、人身の安全確保を図る措置を講ずること。

8 避難方法 (1) 事前の避難

災害の種別、特性等により、過去の被害の発生例、地形、気象条件等から判断し、災害が発生するおそ れがある場合に、危険地域の市民に対し事態の周知徹底を図るとともに、避難行動要支援者には避難準備 情報を発令します。また、その他の市民は避難勧告で避難を開始します。

ア 安全な地域にある親族、知人、友人宅等への避難(この場合、区(町内会、自治会等)の責任者に連 絡すること。)

イ 避難に際しては、市民用避難マニュアル「災害に備えて」や「災害時要援護者支援マニュアル」を参考 に、自主防災組織、区(町内会、自治会等)において、あらかじめ選定した場所(一時避難場所)への 避難を行います。

ウ 自衛官の措置(自衛隊法に基づく措置)

(2) 市民への周知

市長は、自ら避難の勧告又は指示を行った場合、あるいは他機関からその旨の通知を受けた場合は、

防災行政無線や広報車、ホームページ、防災メール等による災害広報により市民への周知を実施します。

なお、避難の必要がなくなったときも同様とします。

6 警戒区域の設定

(1) 市長は、市民の生命又は身体に対する危険を防止するため、災害対策基本法第63条の規定に基づく 警戒区域を設定し、応急対策に従事する者以外の者の立入禁止、退去を命じたときは、災害対策本部の 広報のほか、関係各部班を通じ直接地域住民に伝達を行います。

(2) この場合において、市長若しくはその委任を受けて市長の職権を行う市の職員が現場にいないとき、

又はこれらの者から要求があったときは、警察官又は海上保安官は、市長の職権を行うことができます。

この場合において、市長の職権を行ったときは、警察官又は海上保安官は、直ちに、その旨を市長に通 知しなければなりません。

7 避難の準備

避難にあたっては、あらかじめ次の点について措置します。

(1) 火気の安全を確認すること。

(2) 盗難防止措置をすること。

(3) 家屋の補強を行うとともに、浸水が予想される場合は、家財を高所に移動させること。

(4) 非常食糧、飲料水、手ぬぐい、ちり紙、最小限の着替え、懐中電灯、トランジスタラジオ、救急薬品 等を携帯すること。

(5) 服装はできるだけ軽装とし、素足は避け、帽子、ずきん等を着用するとともに、雨衣、防寒衣を携帯 すること。

(6) 貴重品以外の荷物は持ち出さないこと。

(7) 会社、工場等の事業所はそれぞれの消防計画に基づき、特に発火源の安全確認、電気、ガス等保安措 置を講ずること。

(8) 学校、大規模事業所、特殊建物等の管理者は、あらかじめ定められた避難計画に基づいて、安全に避 難する措置を講ずること。

(9) 病院、福祉施設等で、多数の病人、身動きの不自由な者を収容している施設の管理者は、特に連絡、

誘導、搬出、収容等の責任者を定めた避難計画を策定し、人身の安全確保を図る措置を講ずること。

8 避難方法 (1) 事前の避難

災害の種別、特性等により、過去の被害の発生例、地形、気象条件等から判断し、災害が発生するお それがある場合に、危険地域の市民に対し事態の周知徹底を図るとともに、災害時要援護者には避難準 備情報を発令します。また、その他の市民は避難勧告で避難を開始します。

ア 安全な地域にある親族、知人、友人宅等への避難{この場合、区(町内会、自治会等)の責任者に連 絡すること。)}

イ 避難に際しては、市民用避難マニュア「災害に備えて」や「災害時要援護者支援マニュアル」を参考に、

自主防災組織、区(町内会、自治会等)において、あらかじめ選定した場所(一時避難場所)への避 難

自 衛 官 市 長 県 知 事

(災害対策課)

自 衛 官 市 長 県 知 事

(災害対策課)

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